★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

Davide Yoshi TANABE
vous presente

              ≪週刊フランスのWEB≫
                    第21号
Tokio, le 17 avril 2000

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

Indice(目次)
1.アルジェリア
2.ペイント・ボール
3.19世紀絵画販売
4.ポケモン
5.あとがき

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              
1.Algerie
  http://www.algeriaexpo.com/ 

 アルジェリアが懐かしい方々が、いらっしゃるとおもいます。最近は多少落着きをとりもどし、イスラム原理主義のテロもようやく下火になってきたかにみえます。大統領は元外務大臣のブーテフリカです。軍事革命でスイスに追い出されたベンベラも本国で自由に政治活動をしています。フランスの銀行、ソシエテ・ジェネラルが今月アルジェに支店を開きました。自由化の波が押し寄せつつあるアルゲリアです。わたくしはそこで某商社で仕事をしていたことがあり、新しい自由なアルジェリアに変身しようとすることを大いに歓迎する次第です。その首都、アルジェは「白亜のアルジェ(Alger la blanche)]と呼ばれ、地中海の町の中でも美しい町でした。歌謡曲で有名なカスバでは、パスポートの入ったバッグをとられたりしましたが、入り組んだ丘の一角のアラブ人街は健在でしょうか。このサイトでは現在のアルジェリアをつぶさに見ることができます。一時引き上げた日本の商社やJETROも再び事務所を開設することでしょう。Maison Blanche(ホワイト・ハウスですがアルジェでは空港のことです)も改築されていました。シディフェルーシュやリアドなども民営化されているようでした。地中海性気候と砂漠とを持つ自然豊かなアルジェリア、石油だけに頼らず、逞しくもまた優しく、羽ばたいて欲しいものです。歴史は非同盟(non-aligne')路線の正しかったことを証明してくれたのですから。

====================================
2.Paintball
  http://www.generationpaintball.fr/

  ペイント・ボール、この競技をごぞんじですか。わたくしは今日まで知りませんでした。発生はアメリカです。レンジャー部隊のような服装をして、銃を撃ちながら陣地(旗)の取り合いをする、他愛のないといえば他愛のない、しかし紛れも無く戦争ごっこです。銃は相手を傷つけないように、当ったことが分かる程度の、殆どショックもないものだそうです。フランスでも、全国大会や世界大会があるとサイトには書かれていました。狩猟はヒトの本能だといいます。わたくしはそうは思いません。やはり擬似戦争とはいえ、人殺しの匂いが致します。戦闘が好きなら、スポーツで発散して欲しいとおもいます。ウラガンなんて狂ったサッカーファン集団も困りものですけれども。日本にペイントボールがあるのは、なんでもアメリカさんのお国柄ですから、不思議はないのですが、フランスが物真似するとは思いませんでした。もっともアフリカで活躍する(勿論この表現は皮肉を込めています)傭兵の伝統の国ですし、外人部隊も本当に未だに存在するフランスですから、戦争が好きな連中もかなりいるということですね。
 
====================================
3. tableaux de 19eme siecle
  http://membres.tripod.fr/dbb/

 19世紀、20世紀初頭の画家達の絵を売っているサイトです。有名画家のものではありませんが、油絵、水彩などフランス画壇がもっとも華やかりし頃の作家たちの作品群です。意外な発掘があるかもしれませんね。自分の目で、気に入った作品を選んでご購入下さい。名のあるものだけが、芸術ではないでしょう。ちょっとした画廊に足を運んだ気分です。

====================================
4.Pokemon
  http://www.chez.com/poketom
  http://perso.infonie.fr/pokemonmania

  ポケモンの映画がアメリカで大入りであったとかTVのニュースできてはいましたが、果たしてどんなキャラクターなのか具体的には知りませんでした。どこがいいのか全然わたくしには見当もつきません。フランスでも、個人がポケモンのサイトを開いて、そのオタク振りを見せてくれています。

http://www.citeweb.net/antipokemon/

  と、思うとこちらはアンチ・ポケモンのページです。アンチといっても、アニメ嫌いではありません。その正反対で、結局ポケモンにふりまわされている様子です。しかし、これが日本発の文化というものなのでしょうか。ゲームは立派な産業です。ニンテンドー、コナミは大会社です。ポケモンの会社は若いから、これからですが、わたくしも淡島千影さんのように、ゲームに凝ってみようかしらん。

====================================
5.あとがき

  今回は後書きに代えて、ヒトゲノムの問題を提起してみたいと思います。

  Site Perso respublica.fr - sos.humangenome
  http://www.respublica.fr/sos.humangenome/index1.htm

  persoというのはpersonnelの略で学生用語です。ヒトゲノムの特許を私企業がとっています。今週、ヒトゲノムの全解析が終わったとアナウンスされたようですが、このページではゲノムに関する発明は、発見であって、特許化することは、人類の共通の財産を独占しようとするものとして反対しています。欧州では既に1998年7月バイオ発明に関する保護法が欧州議会(ストラスブール)で採択されています。それに対して仏独英の有志が立ちあがったわけです。アメリカが最先端で、遺伝子解析を、知的所有権の名の下に特許化しようとしています。実際相当数の特許を取得しているようです。わたくしも、フランスのバイオテクのお話で、Gensetを本誌でご紹介しました。しかし先進鉱業国が、または日欧米が、ゲノム解析を独占していいものでしょうか。そうした「発見」は世界の共有な物として欲しいとおもいます。たとえば、糖尿病diabeteの遺伝子を操作して、病気治療に役立てるのは結構です。しかし、それが1社に独占され、価格が決定されるのは、理不尽です。何でも特許の精神は、町の発明家の特許とは訳が違います。日本は、アメリカとバイオで競争するだけでなく、その研究結果を人類に解放すべくアメリカに箴言するときです。

precedente accueil suivante
retour a la table