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Davide Yoshi TANABE
vous presente

              ≪週刊フランスのWEB≫
                    第25号
Tokio, le 15 mai 2000

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Indice(目次)
1.カンヌ映画祭
2.ピレネー
3.アマデウス オーケストラ
4.アルツハイマー 恍惚のフランス人は?
5.あとがき

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1.Festifval de Cannes 2000
  http://www.festival-cannes.org/

 カンヌ映画祭が先週から開催されています。ここはそのオフィシャル・サイトです。今年の審査委員長はリュック・ベソンLuc Besson監督です。イタリアのベルトリッチ監督なとと比して、ハリウッドに出ても、針小棒大なところがあって好きにはなれない監督ですが、フランスにとっては成功者の一人なのでしょう。このフェスティヴァルの時期、コート・ダジュールは初夏と重なり、なにかうきうきした華やかな気分に誘われるカンヌになります。ホテルは満員です。確かに小都市にしては映画館の数が多いのですが、これらの普通の映画館が各国の選抜
された映画を上映して、映画祭に直接参加しています。若いひとたちも沢山やってきます。しかし、普段のカンヌはともかく年老いた人達の多いところで、年金暮らしの人々pensionairesの天国でしょうか。かなりのお金持ちの方々が生活しています。町並みはニースより狭く、かといってモナコのようにせせこましく摩天楼があるわけではなく、はるかに高級な印象を受けます。砂浜海岸の大部分がレストランとプライヴェート・プラージュで、スノッブまるだしですが、いやらしさを感じるよりも余裕だとおもいます。日本からの出品は「ご法度」(大島渚)だそうです。
  http://www.ville-cannes.fr/Francais/unefr.html
 このサイトはカンヌの町の観光案内になっています。

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2.Pyrenees
  http://perso.wanadoo.fr/claudine.gigandet/
  http://www.bonovox.com/

 ピレネーというとスペインを思い浮かばれますでしょうか。フランスとスペインの国境の山岳地帯です。サイトを訪れますと、意外と高い山々に驚かれるかもしれません。実際、何回か山越えをいたしましたが、アンドーラに抜ける辺りの根雪に悩まされたことを思い出します。サイトはToyという村とBonovox村ですが、言葉もピレネー語(方言というにはフランス語からかけ離れています>ですから、読み方は私にはわかりません。本当に牧歌的ですね。しかし、どこそこのチベットなどという辺境の感じはないのではないかと思います。勿論、ノルマンジーやブルゴーニュなどにはない厳しさは見て取れますが。
  
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3.Orchestre Amadeus
  http://www.orchestre-amadeus.com/

 楽団が設立されたのが1989年ですから、楽団も設立した指揮者ローラン・イルシュLaurant Hirchも若い室内楽オーケストラです。余談ですが、orchestreはフランス語でもcheをシェとは発音せず、ケといいます。イタリア語語源の所為でしょう。北フランスはパ・ドゥ・カレPas de Calaisに本拠地をおくのですが、欧州各地で活躍し始めているようです。アマデウスとは勿論モザール(こうフランス人はモーツァルトを発音します)ですが、モザール以外にショスタコヴィッチもヴィヴァルディも演奏すると書いてありました。さわりをRealPlayerで聞くこともできます。団員25名ですから、オペラ曲の演奏には丁度いいのではないかとおもいます。活躍を祈り、いつか近いうちに日本にも来れれることを祈りましょう。

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4.Ligue Alzheimer
  http://www.alzheimer.be/belgique/menu1.html
  http://www.maladie-alzheimer.com/

 主題は重いのですが、アルツハイマーのことを考えさせてくれるページです。「おばぁちゃん、こわれちゃった」といTVドラマを一、二回みましたが、アルツハイマーはどの国にでも、本人だけでなく家族、そして社会の問題でもあります。そして、この問題をそういう観点から情報項間また社会運動として活動しているのが、このサイトの運営者、アルツハイマー(アルツェーメル)協会です。講演もしばしば企画しています。薬ではファイザーとなんと日本のエイザイが取り上げられていました。アルツハイマーは宿命の病ではないとおもいます。予防と治療の開発が急がれるわけですが、家庭内で問題を抱えているだけではいけないでしょう。

  http://www.suite101.com/welcome.cfm/alzheimers_disease

 ここはフランスではありません。米国の一看護婦のサイトです。彼女がアルツハイマーの関連サイトを紹介してくれています。よくできています。

  
http://navi.ocn.ne.jp/cgi-bin/ntt-dir-tret?open=http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/boke2.htm
 ここは日本のさいとですが、何と社団法人呆け老人をかかえる家族の会というところ。ボケ老人とはなにごとでしょう! 「世間」ではそういうのでしょうが、いかにサイトが日本一充実(毎日新聞大阪)していようとも、このアルツハイマー病に対する意識がもんだいです。少年だってかかる病ですし、罹患した老齢者に対しボケとは失敬な、「差別」ですね。健康食品でボケ対策などというアホらしいことに耳を傾ける前に、真摯な報道、真剣な社会的対策を考えるべきです。エイスにしてもイタイイタイ病(水俣病)にしても偏見が多すぎます、この国には。いい加減部落思考から、世界に目を開いてもらいたいものです。

  http://perso.wanadoo.fr/sainte.famille/
 
 ここはフランスによくある養老院、老人の家です。しかし、「老」(vieux)の字は通常使われません。Maison de retraiteというか、pensionペンションを用いるでしょう。宗教法人の経営する館ですが、ぜひサイト訪問をしてみてください。わたくしはこんな瀟洒な清閑なところでも、将来あまり行きたいとは思わないのですが、何故なら高齢者は高齢者だけといるのが望ましいとは思わないからです。しかし、素晴らしいところではありませんか。日本の有料の館は高すぎます。ここでは医療に対し追加料金がありません。お金の足りない人には県の補助が出ると書いてありました。介護保険がビジネス・チャンスとばかり猫も杓子も介護、介護と騒ぐ、これが福祉ですか。次の選挙では現職議員全員落選させたいと思うのはわたくしだけでしょうか。

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5.あとがき

 上記4で勝手をいわせていただきました。ご購読ありがとうございます。なお、皆様のご意見を反映できるようPabzineさんが掲示板を用意してくれました。宜しくご利用ください。

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