★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
Davide Yoshi TANABE
vous presente
≪週刊フランスのWEB≫
第27号
Tokio, le 29 mai 2000
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
Indice(目次)
1.ミュゼ学
2.119番 救急車
3.リセ・バリエ シャンソン
4.ヨット
5.あとがき
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.Architecture des Muses
http://www.parfums-m-micallef.com/index.html
muse'ミュゼとは博物館なのですが、絵画館であることもあるでしょうし、記念館のこともあるでしょう。翻訳としてはその展示されている内容によって変えなければいけない面倒な言葉です。このサイトではとくにルーブル博物館を例として、格物館学とでもいうべき考察をその建築、展示方法、照明などについて説明しています。ミュゼはギリシャローマ時代から神に捧げる芸術の殿堂として、また、キリスト教会堂として存在していたわけですが、18世紀の古代史ブームから近代のミュセがはじまったと書いてありました。そしてと同時に博物館学がスタ−トしたようです。だた、先の大戦までアングロサクソンの世界の方がフランスよりも、博物館学は発達していたのだそうですが、日本ではどうなのでしょうか。デザイナーの仕事になってしまっているのではないかと推察します。ここ15年くらいの間に、東京などの都会ばかりでなく、日本中至る所に何々美術館、XX記念館ができましたが、建築家の趣味で建てられたようなミュセが多いと思います。訪れる人達、また作品群のことを考慮に入れていないようすです。ミュジコロジーとして特に私大に講座がもうけられています。ネットでは國學院、明治大学などの講座を検索でみつけることができました。それらの講座はいわゆる博物館の学芸員の養成をめざすものでした。僕の家の近くでは、世田谷美術館、世田谷文学館などがありますが、何れも展示に対して、単に光を遮断してあれば、グレーの壁ならばといった安易さに安住しているように思えました。建物はいずれもともかくモダンで良くぞ税金をしこたま使ってくれたというような立派なものです。皆様のお近くのミュゼはいかがでしょうか。
====================================
2.SAMU de Paris
http://www.invivo.net/samu75/
短縮ダイアル15番がパリでは救急車です。火事はPompier消防は扱いません。救急患者対策はフランス全土にSAMUサミュのネットワークがほどこされています。ここはそのSAMUでもパリ市。サイトはとても好く出来ています。救急車の歴史のところでは、19世紀の馬車の時代の救急車も数台写真をみることができます。写真と言えば、しっかりと救急車が背景に映っているのですが、エッフェル搭、シテ島など、パリの主要名所も紹介されています。ヘリコプター、小型飛行機ももっています。救急活動には、沢山のヴォランティアの人達も参加しています。
参考までに、東京消防庁有志のページを紹介致します。
http://tfpc.com/
また、日本の救急医療の実態は
http://ghd.uic.net/jp/ でみることができますが、今回ご紹介したSAMUのよ
うな組織は消防の影に隠れて殆どみえません。そんなHPもみあたりませんでし
た。
====================================
3.Ricet Barrier
http://ricet.barrier.free.fr/index.html
シャンソン歌手リセ・バリエといってもあまり有名ではありませんが、サイトは彼の40年のキャリアを語るなかなか充溢したサイトになっています。フランス、スイス、ベルギー及びカナダで活躍している1932年生まれの現役の歌手です。元気な人で、フレール・ジャックやフェレとした仕事の思いで、彼の家族、音楽、詩などさらけ出しています。今や、冗談好きの好々爺といった風情をただよわせるリセさんです。リンクも充実しています。殆ど伝説のシャンソン歌手達との共演は興味がつきません。
====================================
4.federation farancaise de voile
http://www.ffv.fr/
voileとは帆船のことなのですが、今ではヨットにしか使わないことばでしょう。青い海に白帆はやはり美しい。ここはフランスヨット協会の公式ページです。格式がありますね。世界の主要レガッタでフランスは活躍しています。子供達のヨット教育にも熱心です。ヨットクラブは、国内の至る所にあります。内陸でも湖や川、運河でヨットをみかけますし、クラブもあります。以下のCNとはClub
Nautiqueの略。1箇所だけクラブを覗いてみましょう。ぼくの好きなアンティーヴ市(地中海)にあるクラブです。
http://perso.wanadoo.fr/cn.antibes/
1896年来の歴史と伝統に輝くクラブです。
====================================
5.あとがき
乱れた日本語とは沢山の人が書いています。正しい日本語を話そう、というタイプの本が去年は流行しました。僕が先週読みましたのは、それより以前に書かれたものですが、大変興味深いものでした。高島俊男作、「お言葉ですが、、、」(文藝春秋社 1996)。普段気付かずに使ってしまっている言葉、TVで聞き流している言葉に随分と誤りがあるのですね。特に漢語(漢字熟語)を間違えるのは、英語やフランス語のカタカナ引用で誤まるよりも、伝統のものだけに恥ずかしいことで、心したいと存じました。