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Davide Yoshi TANABE
vous presente
≪週刊フランスのWEB≫
第29号
Tokio, le 12 juin 2000
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Indice(目次)
1.ツール・デゥ・フランス
2.タバコ 紫煙
3.ローラー・スケート
4.ニミド・モミール 個人のHP
5.あとがき
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1.Tour de France (TDF 2000)
http://www.letour.com/
よくイヴェントが続きますね、カンヌ、ロラン・ガロスそしてこの自転車。フランス国内だけでなく、スイスの一部やベルギーも走り抜けるようになりました。連続的にフランス国内を一周するものと昔は思っていたのですが、最終日にシャンゼリゼを上るところは一緒でも毎年コースがちがうようです。また全く選手個人の競技というよりも、各チームが作戦をたててできるチームワークの世界であることも、近年やっとわかってきました。このサイトはTour
de Franceのオフィシャル・サイトです。ケイリンという言葉はいまやフランス語にもなっていて日本の選手も大活躍で、日本人のVedette(スター)もいますが、このTour
deFranceには出場チームがないのは何故でしょう。多分お金にならないからと思うのですが、思い違いかもしれません。去年はアメリカの選手が優勝しています。スペイン、イタリアも似たようなTourがあり、強い選手を輩出しています。ぼくはそうした競技よりも、とくにフランス各地にあるサイクリング専用道路は大したものだと何時も感心してしまいます。一般道路でやはり自転車に乗るのは危険ですから。以前VTT(マウンテン・バイク)のことをご紹介しましたが、あれは道なき道を行くため、農地が荒らされる問題がありました。いまはVTT用のサイトなどもあります。それは別として、アジアでもTour
de Japon、Tour de Chine(中国)などという国際競技ができるといいですね。
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2.SEITA
http://www.seita.fr/seita/seita.nsf/(htmlhome)/home
皆さん禁煙、嫌煙家ですか。ぼくは時々禁煙します。一番長い禁煙は約10年。今はまた始めましたが、タバコがないと手が震えるほどではありません。フランス煙草というとジタン(Gitane)とかゴロワーズ(Gauloise)ですね。あの「恐ろしい」香の黒タバコです。よほど特殊な味と匂いなのですが、あれがフランスと言うことで好まれる方もいらっしゃいます。ひとつのスタイルなのでしょう。ゴロワーズとはde
Gauleドゴールということでゴール、つまりフランスのオリジン、フランスそのものですから、いいかえればフランス人ということです。このサイトはジタン、ゴロワーズを作っているタバコの会社、SEITAです。最後のAはAllumetteですからマッチのこと。マッチも国が統制していたということですが、1810年に始まったナポレオンによる国家統制もやっと1995年のSEITA民営化で終わりを告げました。マッチはそれこそアンティークになっていましたから、影響は少ないのでしょうが、タバコはアメリカのブロンド・シガレットにおされています。ロワイヤルというブロンド・シガレットもSEITAが出していますが、余り人気はありません。アメリカでは発癌物質であるタバコを発売し、宣伝しているとして訴訟をおこされ次々とタバコ会社が敗訴していますが、フランスでは喫煙した個人が責任をとるべきだということ、タバコが危険であるということを知っていて喫っているのだから、アメリカ的主張は流行し
ません。ぼくはそれはそうだとおもいます。それでも、法律ができて、レストランなどでは嫌煙席と喫煙席を設けなければいけないことになっています。食事中の喫煙はマナー違反です。でも、デザートのあとのコーヒーのとき、葉巻をすうのはいまでも高級イメージ。女性でも太巻きの葉巻を所望しているのを見かけます。ぼくは葉巻やパイプも「かっこいい」とは思うのですが、似合いそうもないので、また火が直ぐ消えてしまうのでやりません。そういえば、SEITAは世界一の葉巻(Cigar)の製造会社だそうです。アメリカに子会社ももっています。これはアメリカがキューバの葉巻を、ケネディー以来続く愚かな経済封鎖の所為で輸入できないという特殊事情が貢献しているでしょう。スイスのダヴィドフも同じ理由で漁夫の利をえたところです。タバコから発する密輸業者のはなしは、戦後だけでなく現在もある面白い話がいっぱいあるのですが、それは別の機会と致しましょう。
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3.Les sites par Megapol Roller !
http://perso.libertysurf.fr/megapolroller/megapol.htm
パタン・ア・ルレットPatin a roulettesというフランス語があるのですが、今やロレルと英語からきたRollerが一般的なようです。スケート事体はパティナージュPatinageといます。子供達の遊びが若者たちのスポーツになって久しいですね。その間にまさに技術革新で様々なローラースケートがつくられています。最近は、日本でスクーターといわれたものが、これも幼稚園の子供達のものであったものが、学生の間で流行っています。これはまだフランス語化していませんので、先日、フランス語に訳す時に若いフランス人に尋いてみましたら、こともなげに、Kick
Boardじゃん、ということでした。ま、スノーボードもPlanche
deneigeとはいいませんからいいでしょう。Surfはサーフですし。でもインターネットでサーフまたはナヴィゲートするひとをフランス語Internauteアンテルノートという新語をつくりました。これはAstronauteとかCosmonaute(宇宙飛行士)
からの連想です。しかし、Kick Boardとは舵がついているのですから正確ではなく、Kick
Scooterキック・スクーテルかなとおもっています。
このサイトは写真いっぱいの楽しいサイトです。若い人たちだけではありません。中年もその上の人達も快適にスイスイ走り回っています。
次のサイトはKathy嬢の個人HP。嬉しそうに駆け巡っています。パリの石畳は走り難いとおもうのはぼくだけでしょうか。名前もウェブ・ローラー。
http://www.multimania.com/webroller/
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4.Knimido MOMIR
http://www.chez.com/kmomir/index.html
ようこそ、私のサイトへ、貴方が間違って偶々寄ったサイトなら、その機会を充分生かしてください、という文言から始まるこのモミールさんのHPに、その言葉通りぼくもたまたま立ち寄りました。何をしているひとか、何処の人かよくわかりませんでした。作曲をしているらしく、彼の教会音楽のような荘厳なパイプオルガンの曲をききました。また歴史の、といっても偉人の歴史ではなく、庶民の歴史の発掘と再生をしているのか、18世紀初頭の「ジャン・バティストの告白」なんていう短編小説もあってこれも読みました。名前はコンゴかどこかアフリカ的なのですが、文章にその気配がなく、不明でした。「たまたま寄りましたよ」とメイルを書いたので、返事が来るかもしれません。次回の楽しみとしましょう。
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5.あとがき
少年犯罪でマスコミは騒いでいます。少年といっても例の神戸のサカキバラ少年とは趣きがちがうようです。戦国の時代では15才で初陣、光源氏は幾つで成人したのでしょう。17、8は大人です。しかし、だからと言って彼等を刑法で罰っすれば良いとはかぎりません。少年法の目的は更正にあるはずです。それは刑法とて同じで懲罰主義であってはなりません。法的未成年者にたいして、立法の趣旨を顧みるべきです。安易に被害者が可哀想だとか、「この恨みはらさでおくべきや」というのは、因果応報の作られた感傷です。義務責任を要求するなら、権利も付与せねばなりません。選挙権・被選挙権の年令も下げねばならないでしょう。フランスはその選挙年令を下げたお蔭でシラックが同じ保守でも優勢を伝えられたバラデュールに競い勝ったのだとおもわれます。欧州議会選挙権も18才です。これは、少年犯罪の議論のすりかえではありません。強権的、国民煽動的法改正がおそろしいから主張していることです。ぼくは、今度のバスジャック犯の、報道されるところでは、極めて確信的言動に興味があります。「ふざけている、反省の色がない」などの反応は意味がありません。「もうしわけない」と謝ることがどうしてそんなに大事なことなのでしょう。それよりも、こうした事件が起こらないようにする、しかも、それを法的解決ではなく、社会的に解決することが第一でしょう。そしてそれは、現在の日本の根本を覆す精神的革命だろうから、誰もそこまで自己を追い詰めたくないであろう、だから徒にメディアは犯人攻撃、法改正を迫るのであろうと推察いたします。