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Davide Yoshi TANABE
vous presente
≪週刊フランスのWEB≫
第30号
Tokio, le 19 juin 2000
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Indice(目次)
1.ユーロ2000 サッカー
2.ジョニー・アリデイ フランス・ロック
3.フォア・グラ
4.血税
5.あとがき
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1.Euro2000
http://www.allezfrance.org/
自動車のレ・マンも今日のようですが、、先ずは今年の欧州サッカーの優勝候補フランスを応援するサイトです。しかし、最近はフットボールクラブ毎、国毎の試合が目白押しで、何が何やら訳がわかりませんね。とまれ、サッカーファンには必見のサイトでしょうか。豊富なリンク先が紹介されていますから、広がりがあります。
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2.Jonny Halliday
http://www.hallyday.com/
フランスのロックなんて、ヤッパリもう一つピンと来ないというのが、大多数の方ではないでしょうか。しかし、ロックはその世代の、そして現在では世代を超えた音楽といってよいとおもいます。既に若者達だけの音楽ではなくなっているということです。当然ながらプレスリー前後の世代も60歳代ですから。ジョニー・アリデイは今年57。現役の歌手です。今年の誕生祝のコンサートにはパトリック・ブリュエル始め多くの若い人が参加しています。まだまだ、人気も衰えていません。ジョニーのリズム感は「フランス人離れ」しているのだそうで、若者のファンもたくさんいます。日本でも時々なつかしのメロディーのような形で昔のグループ・サウンズ等をみることができるのですが、これが、「お化け」のようでみっともない。ミックジャガーだっていい歳ですね。とっくに不惑を過ぎています。でも、いまでもエネルギッシュですし、常に新しい世代のファンを
もっている。若い歌手が引退とはなんですか。ダーク・ダックス等長いキャリアをもっている歌手やグループがもっと元気を出さなければいけないのではりませんか。それに若い人たちが、年上の世代をすぐに「オジン」、「オヤジ」と差別するのはゆるせません。ぼくは若い世代があきれるほど自由な思考をもっていないと常々おもっています。したがって、この年齢問題は上下両方に問題があるのですが、とくに若者達は自ら視野を狭くしています。ジョニーも息子ダヴィッドと恋人争いをしています。そうこなくっちゃ。
さて、ジョニーの婦人は云わずと知れたシルビー・ヴァルタン。彼女も現役です。ついこの間もラス・ヴェガスでショーをしています。まだまだ、きれいですよ。シルビーのサイトもご紹介しましょう。
http://www.sirius.com/~alee/v/vartan.htm
続いて彼等の息子ダヴィド・アリデイ。
http://www.davidhallyday.net/
そして、年齢の話しのついでに、恐らくフランスで最も高齢な歌手、シャルル・トレネをあげます。トレネは80を過ぎてなおコンサートを開きました。今年87才です。あの「詩人の魂」を謳った歌手です。1913年のナルボンヌ(スペイン国境に近い地中海都市)生まれ。でも淡谷のり子のような馬鹿なことはいいません。「いまどきの若いもんは」なんていうまえに、それは聞いていて面白いにはちがいないけれども、結局老人の戯言ですから、新しい歌をどしどし作って、トレネのように世代を超えて歌って行くべきだったのです。トレネのコンサートには5歳から95才までのファンがかけつけたそうです。ぼくは加藤周一さんのように流行歌を毛嫌いはしません。流行り歌はその時代の人々の心を反映するものとおもうし、それを只軽蔑するなら、なぜ民主主義なんて、エリート主義から反対のものを擁護できるのでしょうと、考えるからです。それはともかくトレネを紹介しているサイトを二件上げておきます。
http://www.arabesques.com/trenet/
http://www.theatre-chaillot.fr/bioa/trenet.html
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3.Foie-Gras
http://perso.wanadoo.fr/jean-pierre.rosfelder.foie-gras/
フォワ・グラはフランスを代表する珍味です。キャビア(イラン/ロシア)と並び高級品の代名詞でもあるわけですが、そのフォワ・グラの生産地のサイトです。インターネットで直接購入することでも出来ます。料理に多量に使用するものでもないし、量として沢山食べられるものでもありません。このサイトはアクセスがきれいです。実際Javaか鳴きかを使って動いているように見える、漣(小波)立った池のむこうにドメーヌ(農家)があるという設定です。大変にこった仕掛けのサイトで、趣味がいいといえます。ファオワ・グラは勿論鵞鳥の肝臓なのですが、いかにして肝臓を肥大させているか、なかなか今や世界中から非難を浴びています。僕としては立場が微妙(動物愛護のヴォランティアをしている)ですが、伝統を否定する気持ちにはなれません。
上記サイトほど洒落てはいませんが、もう一つのサイトをご紹介しておきま
す。
http://www.epicuria.fr/labarthe/
価格をご覧になりましたか? そう高いものではありませんね。少なくとも日本で言う「神戸牛」、「松坂牛」などというブランドと比べたら安いものです。何々牛というとブランドになってしまう。日本の牛は高すぎる。そして輸入と区別させてわざと高価にしています。ぼくは国産の霜降りがいいとはおもえません。脂が多すぎます。北米、オーストラリアからの輸入肉もいいですね。これももっと安くなるはずです。大体100g単位で値段が書いてあるなんて異常なんですから。
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4.Impots du sang
http://www.finances.gouv.fr/impots_et_taxes/
血税とはフランス語のImpots de sangを明治初期に翻訳したものだそうです。意味は「兵役」。徴兵の勅語に見える言葉だそうです。確かに労務提供場合によっては命も取られる税金として「血税」=「兵役」(service
arme')があるわけです。辞書には用例としてバルザックの小説がのっていました。「血税=兵役を弱い百姓どもには課せよって...」という具合に。現在使われている、国民の「血税」を銀行救済につかうなどけしからん、というのとは用法がちがいます。ここはそこで大蔵省の税務局のHPです。税金計算まで組みこまれています。
次に「兵役」ということで国防省のページ。フランスでは既に1979年より前に生まれた青年に兵役義務が無くなりました。仕官学校の半分は女性でもあります。
http://www.defense.gouv.fr/
また、気になる「外人部隊」。今も存在します。日本の青年も既に何人かその門をくぐったようです。しかし、制服は「かっこいい」かもしれませんが、フランスの場合、本当に戦争に派遣されてしまうかもしれません、NATO軍や国連軍としてだけでなく、フランス軍の勿論指揮下で。よくよく考えて応募してください。ぼくはここで「外人部隊」の宣伝をするものではありません。下記は外人部隊legion
etrangereを含む、軍隊愛好家のページです。別に右翼とは思われませんでした。
http://perso.wanadoo.fr/pierrenoel.duronsoy/
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5.あとがき
先週過去ログのMLの場所を間違いました。下欄に訂正致しましたようにhebdofrancoです。ご迷惑をおかけ致しました。深謝申し上げます。当MMのコピーを掲載しています。ご利用下さい。
外国語を翻訳する作業は母国語を先ず正しく読み書きできることが大切でしょう。いま、高島俊男先生の「お言葉ですが...」(文藝春秋 1998)を読んでいます。週刊文春に連載されていた記事を纏めたものですが、大変面白く、一人苦笑、また発見・反省させられてしまうことしきりです。ワープロ時代、書けない漢字も書いてしまう時代にあって漢字の選択をするとき、むやみと難しい漢字を衒学的に選んでしまう傾向があります。全く意味も知らず。高島先生に手紙を書いたら、ご批判の話題を提供してしまうような小生ですから、多いに心したいと存じます。おかしな日本語がありましたら、どうぞご指摘下さい。「全然」は否定だけをともなうものと誤解していました。漱石、芥川等先達も肯定の強調で用いています。知りませんでした。例としてあげられている本を読んでいるはずなのですが、記憶にない。国語の大先生たちも誤まって使うのですから、致し方ないと言えばそれまでなのですけれども。
先般あるMLで末尾に「田邊拝」と書きましたところ「田邊拝様」と返事が来ました。日本の最高学府それも東京大学の四年生がこうです。受験科目に国語がなかったのかもしれません。国語辞典もPCの中に入れて、いちいちページをめくらなくても瞬時に字を確かめることのできる今日です。これは「超」便利です。「超」なんてつけると怒られそうですね。ところが、高島先生の書かれたものに寄れば、この国語辞典がまた当てにならないのですが、とはいえ、国語辞典をひかなくてもいいということではありません。言葉を大切にしていきたいとおもいます。