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Davide Yoshi TANABE
vous presente
≪週刊フランスのWEB≫
第31号
Tokio, le 26 juin 2000
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Indice(目次)
1.フランス銀行 (中央銀行)
2.ヴィサン村
3.贅沢なパリ見物
4.七面鳥
5.あとがき
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1.Banque de France
http://www.banque-france.fr/
Banque Nationale de Paris(BNP)などという大銀行がフランスにはありますが、Nationaleとついていても、あれは都市銀行です。このサイトのBDFは正真正銘の発券銀行、中央銀行です。日本銀行(日銀)と同じ中央銀行です。驚くことに日本銀行は店頭上場会社ですが、BDPが上場しているとはきいていません。結構面白いサイトで、銀行券(つまりお札)のデザインの説明があって、500/200/100/50/20フラン札の詳しい説明を読むことが出来ます。また、為替や金利の統計は勿論信頼性の高いものです。新しい通貨EUのユーロの登場で、その説明もありました。この欧州共同体Union
Europeenneの共通通貨は欧州生き残りの一大決意なのですが、フランが消えてしまうことの本当の意義はなんなんでしょう。僕にはセルパンSerpentというバスケット通貨が不成功だったのに、無理をしているのではないかと思います。
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2.Village de Wissant
http://www.wissant.com/
ちょうど英国の真向かいにあって、紀元前55年にはジュリアス・シーザーが英国制覇のために出航したところだそうです。閑静な漁村というのが現在のヴィサン村。村興しでできたHPですが、確かに静かですが、風の激しそうなところですね。ウィンド・サーフィン向きのところ。フランスの田舎は本当に田舎。ここでも既に数ヶ村ご紹介しいたしましたが、HPも訪れるたびにその殆ど寂しいくらいの村々のたたずまいに蕭然たるものがあります。しかし、こうしたところでヴァカンスをすごす都会のフランス人もまた羨ましいものです。地方のHPサイトが充実してきています。
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3.Limousine de Paris
http://www.limousines-de-paris.com/bienvenue.htm
贅沢に運転手付きのリムジンでパリ見物を。それが意外と安いのです。車はメルセデスなどの高級車。パリの路はエトワールと呼ばれる辻(交差点)で、右絶対優先priorite'
a droiteの名のもと、車が左のことなど見もしないで突っ込んできます。そこで気おされて筋を間違えてエトワールをでてしまうと、とんでもない方向にいってしまい、ぐるぐるとパリの街を、目的地に近づいたり離れたり、巡ることになります。僕は、車でパリについてからは、駐車場にいれたまま、メトロで移動することにしていました。よほど目的に速く安全につけるからです。しかし、もし運転手付きならば、それにこしたことはありませんね。混雑したリヴォリ通りなどでいらいらすることもありませんし。いかがですか、今度のパリ見物は運転手Chauffeurつきのリムジンで。
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4.Dindon
http://www.cia-it.com/snpd/
Dindon(ダンドン)、七面鳥のことです。普通食卓に出るときはDinde(ダンデゥ)といって雌七面鳥の方の単語をもちいます。七面鳥と言うとクリスマスの特別料理のようですが、欧州では必ずしもクリスマスのときばかりではなく、特に高級な料理でもありません。ここで気軽に食卓と云ってしまったのですが、このサイトは、何と七面鳥を保護する団体のHPなのです。七面鳥が保護されるべき鳥とは、寡聞にしてしりませんでした。でも、良く見ると七面鳥というのは可愛い鳥なんですね。もともとは北アメリカの野鳥だったそうで、コロンブスがアメリカ大陸を発見したお蔭で、とんでもない災難にあってしまったということです。この七面鳥にまつわる小説・詩から、その歴史、米国での七面鳥狩まで詳細な報告が、Javaをつかった動きのある写真とともに掲載されています。こうなると七面鳥を食べるのが罪悪であるような気がしてきてしまいます。欧州ではautruche(ダチョウ)まで飼育して食べてしまう世の中になっているというのに、野生の七面鳥のいない欧州で、飼育していると言う意味では鶏と同じ七面鳥を特に保護するのは、行過ぎのような気がいたします。動物愛護協会のヴォランティアをしている僕としても。七面鳥のおばさんが鴨の子供達を育てると言う童話の翻訳を、これもアフリカの子供達のためのヴォランティアで和仏しているときに、行きあたったサイトでした。
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5.あとがき
衆院選挙と最高裁判事の国民審判でした。投票はされましたか。争点が余り見えない選挙でした。批判票としての白票も考えましたが、一応次善の党、次善も候補に投票しました。スイスの国民投票には何回か行きました。僕は投票権がありませんでしたから(今は外国人でも地方の選挙では投票できるところがあります)、女房についていったのですが、投票の秘密に関して日本よりも厳正です。ここ世田谷の投票所では隣で誰に投票したかがわかってしまいます。また票も封筒にいれません。さらに鉛筆で書くのもおかしいですね。消すことができます。名前を書かなければならないのも変です。文盲率が低いのはいいのですが、筆跡はどうなるのでしょう。投票所で本人確認もしませんね。国民背番号制がないからできないのですか。こうしたことをきっと疑問にもおもわないのでしょう。だから、脆弱な仮想民主主義なのです。
西沢周一の「義民が駈ける」をよみました。庄内の百姓(「お百姓さん」などと馬鹿なことを言うべきではない)のほうが、現代のサラリーマンより余程命を賭けて権力に対抗したのですね。一揆を愚かな左翼的ステレオタイプで描かず、その生からとらえた力作でした。民衆の力が、今日の選挙でも発揮されると好いのですが。