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【Wizぽん】Ro萌えスレ in LiveRo【騎士子たん】 の分岐A-2 バッドエンド 作者談 BADエンド「残されし者達」
ある日の事。Wizぽんと騎士子たんは野宿をすることに。 寒空の下二人そろって横になっていると、騎士子たんに鳥肌が。 Wizぽんはマントを脱いでそっと騎士子たんにかけてあげるのでした。 そして夜が明けると、騎士子たんはWizぽんのマントがかかってる事に気づきます。 まだ寝てるWizぽんに優しくお礼のキスをする騎士子たん。
別のある日、騎士子たんは自分の感情の事をプリさん(淫徒)に相談しました。 プリさんは淫徒型なので、自分の持っているスキルの一部を騎士子たんに教えてあげました。 その晩の宿で、一緒に御飯を食べて、お風呂に入って、寝る準備も出来た頃… 騎士子たんはこっそり、となりのWizぽんのベッドに移って待っていました。 その身にはバスタオル一枚。騎士子たん、一世一代の大仕事です。 息を潜めて、高鳴る鼓動を抑えながら散歩に行ったWizぽんを待つ騎士子たん… そのころ、Wizぽんは町の中で枝テロにあい、その晩の内は帰ってきませんでしたとさ。
そして騎士子たんは一人寂しくベットの上でまっていると 突然、淫乱プリが部屋にはいってきました そして獣のように騎士子たんに襲い掛かってきました そして、あんなことやこんなことをされてぐったりする騎士子たん… その頃Wizぽんは闇ポタに会いミニョル山脈の花の中。
枝テロにあい、闇ポタで飛ばされ、散々な目にあったWizぽん。 数日かけて宿に戻るとそこには泣き目の騎士子たんが。 Wizぽん「ただいま・・・」 騎士子たん「どこいってたの・・・?」 Wizぽん「ごめんね・・・僕運がなくて・・・」 騎士子たん「怪我してる・・・手当てしようね」 Wizぽんの怪我を丁寧に手当てする騎士子たん。 しかし騎士子たんにはやはり元気がありません。 元気の無さに心配するWizぽん。
いつも凛として元気溌剌な騎士子たんが妙に元気がない事が心配になったWizぽん。 気を利かせるなんて器用なことが出来ないWizぽんは騎士子たんにストレートに訊ねます。 「元気がないみたいだけどどうしたの?」 すると騎士子たんは突然涙を流しだし 「・・・ごめんなさい」 「わたし、汚れちゃった・・・」 といってWizぽんをおいて走り去ってしまったのでした。 何がなんだかさっぱりわからないWizぽん。 その様子を物陰から見ていた淫徒プリの横顔には 笑みがこぼれていました。
淫徒プリは暗い微笑をたたえながら、Wizぽんに囁きます。 「どうしたの?追いかけなきゃ」 Wizぽんはもう何がなんだかヨク分かりません。 「追いかけても、ボク、どうすればいいの?」 蛇が獲物を絡め取るように、 新聞の勧誘員が新しく下宿生活を始めた学生を決してあきらめない様に、 蜘蛛まで捕まえてしまうゴキブリホイホイのように、 淫徒プリはWizぽんの肩を抱きます。 「こうするんだよ・・・・」 「えっ、な、なにを・・・!?ふあぁっ・・・くっ・・・」 Wizぽんは2・3度細かく震えると、急に力を失い、淫徒プリに身を任せてしまいました。
その後Wizぽんはふと目を覚ましました。 Wizぽん「あれは夢だったのかな・・・」 しかし、塗れた下半身を見ると夢ではなさそうです。 騎士子たんが居なくなって早数日。 Wizぽんは毎日早朝から日が暮れるまで探し回りますが、手がかりすらつかめません。 困った時も悲しい時も、何時も支えになってくれた騎士子たん。 騎士子たんの笑顔を思い出すと、一層寂しくなるWizぽん。 ついに騎士子たん失踪から約1週間がたちました。 狩りに行かないと宿屋に泊まるお金も尽きてしまいます。 Wizぽんは仕方なく一人で狩りをしにいく事に・・・。 この日、Wizぽんはベッドの枕を涙で濡らしました。 Wizぽん「戻ってきて・・・」 Wizぽん「寂しいよぉ・・・」
Wizぽんが淫徒プリに弄ばれている頃、騎士子たんはふらふらと町の外に歩いて行きました… 気が付けばそこは砂漠の真ん中、強い日差しで喉もカラカラです。 「…それでも、帰る事なんて出来ないよ…」 周りは全て砂の海でしたが、どうやら日陰になっている穴らしき場所が見えました。 熱い直射日光を避ける為、騎士子たんはふらふらとその穴の中に吸い込まれていきました… その時、騎士子たんはすっかり忘れていました。 騎士団で近づいてはいけない場所にその穴が指定されていた事に… 通称「蟻の穴」 数多くの騎士がこの付近で行方不明になっている。 騎士団はこの事態に対し、緊急処置として該当エリアへの立ち入りを禁じている。
その頃Wizぽんは郷愁にかられ、昔の思い出の場所めぐりを。 プロンテラではノービス時代の、 あの頃から優しかった騎士子たんを思い出して泣いてしまったり マンドラゴラの森では自分をいつも守ってくれた、 今はいないアサシン先輩のことを懐かしく思い出したりしていました。 そして、色々旅をしているうちについに蟻の穴にたどりついてしまったのです。 そこでWizぽんは、心を失いたださまよい歩く騎士子たんを見つけてしまったのです…
反応のない騎士子たんを背負い、手近なアサシンギルドへと必死に運ぶWizぽん。 サンドマンをなんとかあしらいつつ、アサシンギルドに到着。 ひんやりとした床に自分のマントをしき、そこに騎士子たんをそっと寝かせる。 大好きな騎士子たんの変わり果てた姿にWizぽんの目には自然と涙が… Wizぽん「ねえ…」 Wizぽん「どうしてこんなことになっちゃったんだろう」 Wizぽん「僕達、何か悪いことしちゃったのかな?」 Wizぽん「ねぇ、答えてよぅ…」 Wizぽんの声は静けさに飲み込まれ、 ただ、響くのはWizぽんのすすり泣く声と騎士子たんの静かな呼吸だけだった。
泣きつかれて騎士子たんに抱きついたまま寝てしまったWizぽんだが 騎士子たんの動きで眠りの底から現実に引き戻された。 何がしたいのかよくわからないWizぽんだったが しゃがみこんだ時点でやっと気づき、赤面して背を向ける。 事が終わると騎士子たんはふらふらとどこかに歩き出そうとしたため Wizぽんは慌てて騎士子たんに抱きついて押し倒す。 そのときにやっと騎士子たんのひどい匂いにWizぽんは気がつくのであった。 Wizぽん「女の子だし、体洗ったほうがいいのかな…」 Wizぽん「ほっとくのは健康にもよくないよね…」 そう言ってWizぽんは騎士子たんを連れて泉へと歩いていくのであった…
泉についたWizぽんと騎士子たん。 Wizぽん「ごめんね」 Wizぽんは謝りながら騎士子たんの装備を一つずつ脱がしていく。 それにただ従う騎士子たん。 顔が赤くなるのを自覚しつつWizぽんは理性を総動員させて自制をする。 そして騎士子たんのしっかりと鍛えられた体についている、 昆虫の皮や体液、そして汗を丁寧に水で落としていく。 最初こそ冷たい水に驚いたものの、 騎士子たんはWizぽんのされるがままに体を動かす。 全身を洗った後乾いた布で体を拭き、服をきせてあげると 安心したのか再び眠りに落ちていく騎士子たん。 一方Wizぽんはアサシン先輩に連絡を取ることを考えていた…
その日からアサシンギルドの奥に住み着いて暮らすようになった二人。 騎士子たんは放っておくと勝手に移動してしまうため目を離すことができないWizぽん。 騎士子たんと手を繋いで離さないようにしながら ギルド前のサンドマンよりエルニュム原石や石炭を手に入れ、 それを売って食事を調達する生活。 夜にはお互いの禊をし、騎士子たんがいなくならないように抱きついて寝るように。 時々騎士子たんがいなくなった夢を見て真夜中に目を覚まし、 傍に騎士子たんがいる事を確認して冷や汗を拭うこともあった。 だけど、Wizぽんには希望があった。 少しずつだけど騎士子たんが自分を認識しはじめているみたいだからだ。 会話はできないもののこちらからの呼びかけには反応するようになってきたし、 食事の際には柔らかなやさしい笑顔を見せてくれるようになった。 何よりも戦闘で自分をかばってくれるようになったからだ。 それが無意識の反応だったとしてもWizぽんにとってはすがる事のできる希望だった。
アサシンギルドに住み着いてから12日目… Wizぽん「騎士子たん、そろそろご飯にする?」 僕の言葉に騎士子たんはこくっと頷く。 Wizぽん「今日はデザートウルフの肉とサラダの盛り合わせなんだよ」 たとえ返事がなくても会話を続ける。 いつ返事が返ってきてもいいように。 **「よ、元気か?」 いきなりだった。 後ろに振り向くとそこには黒づくめの、懐かしい先輩がいた。 騎士子たんはぽけーっとしたまま自分と先輩を見ていた。 先輩の姿を見て、僕はもう耐えられなかった。 Wizぽん「先輩…先輩、せんぱい〜〜〜」 アサシン「おいおい、いきなり泣く奴がいるかよ。しっかりしろよ」 一人で抱え込むには辛かった。 先輩はいつものように優しく、強く、僕を受け止めてくれた…
アサシン「まったく、お前はいつまで経っても泣き虫のままなんだな」 Wizぽん「だって、だって…」 アサシン「アサシンギルドに住み着いた変な二人組がいるって          アサシンの中で噂になってるぜ?」 Wizぽん「だって、先輩に会う方法なんてさっぱり分からないんだもん」 アサシン「あー、そりゃ悪かったなぁ」 鼻の頭を軽くかく、昔からの先輩の癖。 アサシン「だけど俺の耳に入らなかったら大変な事になってたかもしれないぜ?」 今思うと確かに危ない橋を渡っていたのかもしれない。 アサシン「で、彼女どうしたんだ?」 僕は騎士子たんがいなくなったこと、蟻の穴で見つけたこと、 アサシンギルドで二人で暮らしていたことを順番に先輩に話し、 騎士子たんを元に戻したいことを伝えた…
アサシン「ふむふむ…なるほどね」 Wizぽん「何かわかりました?」 アサシン「おそらくマヤのフェロモンにやられたのだろう」 Wizぽん「フェロモン?」 いまいちピンとこないWizぽん。 アサシン「昆虫や動物が発する一種の信号のようなものだよ         色々種類があって、例えば、集合をかけたり、         攻撃的な興奮状態を引き起こしたり、         性的興奮を促したりする匂いみたいなものさ         昆虫とか群れて襲ってきたりするだろ?         あれがフェロモンによって興奮させられた状態なんだ」 Wizぽん「へぇ〜…」 尊敬の目で見るWizぽんと、それとやや呆れ気味に見る先輩。 アサシン「冒険者なら少しは勉強しておけよ。         命に関わるぞ」 ちょっと凹むWizぽん。 アサシン「で、だ。         マヤのフェロモンは蟻の巣全体を制しているだけあってすごい強い。         普通の人間だと巣に長時間いると頭が痛くなってくるし、         冒険者であっても弱っているときだと精神に影響を受ける。         彼女はおそらく弱ってるときに運悪くマヤに遭ってしまったのだろう…」 Wizぽん「騎士子たん…」 心配そうに騎士子たんを見るWizぽん。 のんきにぼーっと座っている騎士子たん。
Wizぽん「どうすれば治るのですか?」 アサシン「ああ、そんなに難しいことじゃない。         マヤのフェロモンの無いところで         イグドラシルの実や種を薬として飲んでいれば治るよ」 高額な回復アイテムにWizぽんはうなだれる。 アサシン「ま、金が無いならイグドラシルの葉を煎じて飲んでもいいさ」 とたんに元気を取り戻すWizぽん。 相変わらず裏表のないWizぽんをうらやましく思う先輩。 Wizぽん「先輩っ、ありがとうございました。         僕はイグドラシルの葉の原産地、ルティエにいくことにします」 アサシン「おう、彼女を大切にな」 Wizぽん「はい!」 Wizぽんは先輩に精一杯のお礼を渡そうとしたが 先輩はこれからのことを考えWizぽんにそれを押し返した。 Wizぽん「先輩、このご恩は決して忘れません。         ありがとうございました!」 Wizぽんは騎士子たんの手を引っ張ってアサシンギルドを出て行った…
アサシン「さて…そこの淫乱プリ」 静まりかえるアサシンギルド。 アサシン「サイト使ってやらないとでてこないつもりか?」 淫乱プリ「えーと、何のことでしょう?」 クローキングを解いて淫乱プリが壁からあらわれる。 アサシン「相変わらず悪趣味な奴だな。       今回は何をしたんだ?」 淫乱プリ「いやぁ、好き合ってる奥手な二人がもどかしくてもどかしくて…       ちょっと荒療治しただけですよ」 ちゃきっと武器を取り出す先輩。 淫乱プリ「ちょ、ちょっと暴力反対〜。       ちょっと騎士子たんを開発しちゃったりしたけど       ちゃんと処女は残してるんだから安心しなさいよ。       Wizぽんの初めて?       ええ、おいしかったわよ…ってちょっとタンマタンマ」 目が真剣な先輩。 淫乱プリ「何よ、若い男の子くらい食べてもいいじゃないの…       私だって女の子なんだからいいでしょ?」 アサシン「女の子って年かよ。自分と一緒だろ?」 淫乱プリ「まったく、昔から固いんだからぁ…       私だってちょっとは責任感じてたんだからね」 アサシン「ほほう?」 淫乱プリ「ちょっと騎士子たんにやりすぎたかなぁ…って思って       影から見守っていたんだよ?」 アサシン「…ストーキングか?」 淫乱プリ「ひどいこというのね。       ぼーっとしていた騎士子たんの貞操を守ってあげたのには       感謝してくれないの?」 アサシン「感謝も何もお前が原因だろ」 淫乱プリ「ああいえばこういう…まったく」
アサシン「で、どうして彼女がああいう風になったんだ?」 淫乱プリ「あははは…       いや、さすがの私でもね、       一人でマヤは厳し…あたたた耳ひっぱらないでっ」 アサシン「お前という奴は…はぁ」 淫乱プリ「私とあなたの仲でしょ?勘弁してっ」 アサシン「で、あいつと彼女の生活までずーっとクローキングで見てたんだな?」 淫乱プリ「あははは…もしかしてばればれですか?」 アサシン「わからないと思うか?」 淫乱プリ「だってぇ、あの二人って初々しくてさぁ。       見てて楽しいと思わない?       見てるだけで幸せになれるってこともあるんだなぁって思うのよ」 アサシン「お前の口からそのセリフが出てくることが信じられんぞ」 淫乱プリ「で、そろそろ離してくれないとWizぽんを見失っちゃうかなー…なんて。       い、痛いっ、耳離してっ」 アサシン「まったく、相変わらずその性癖直ってないのか」 淫乱プリ「ほら、三つ子の魂百までっていうじゃん?       あきらめましょうよ」 アサシン「はぁ…ほら、もういけ」 淫乱プリ「いきなりどうしたの?」 アサシン「お前なら少なくとも害意はないからな       危なっかしいあいつらを頼むぞ」 淫乱プリ「私にまかしておきなさいっ」 アサシン(…不安だ)
アサシンギルドから雪の街ルティエまで、騎士子たんを連れて旅をしてきたWizぽん 人のいる時間帯を避け、人目を気にしながらの旅 そのせいかエンジェリンに襲われたりハティーにあったりしたけど なんとか逃げ延び、やっとの思いでルティエの前に立つ 「騎士子たん、ここがルティエっていうところらしいよ」 ものめずらしげに周りを見渡すWizぽんと騎士子たん 白銀の景色が目にまぶしい ゆらゆらと舞い落ちる雪が世界を暖かく、そして冷酷に包む 「これからしばらくいることになると思うから宿をとらないとね」 騎士子たんにそう話しかけ、村の中に入る二人
「こんにちは…」 「は、はいっ!?」 いきなり話し掛けられてびっくりしてしまい、思わず騎士子たんに抱きつくWizぽん しかし、まわりを見渡しても誰もいない 「ここだよ」 声のするところを見ると人と同じくらいの大きさの雪だるまが見える 「もしかして…きみ?」 「そう、私はスノウノウという雪だるま」 スノウノウが静かな声で語りかける 「ゆきだるまがしゃべれるんだ…びっくりしたよ」 「私は人工的につくられた雪の人形なんだ  君はどこから来たのかな?」 「ぼ、ぼくはWizぽん  プロンテラって街で生まれたんだ  この子は騎士子たん  ぼくの大切な人だよ」 緊張していて爆弾発言に気づかないWizぽん
「様子が変だけどどうしたんだい?」 「実は騎士子たん、病気になっちゃって  治すのにイグドラシルの葉が必要らしくて  ルティエで療養しようと思ってるんだ」 「へぇ…苦労しているんだね  それなら村の長老であるサンタジジに掛け合えば  空いている家を貸してくれると思うよ」 「色々ありがとう」 ぺこりとおじぎをするWizぽん それをわかっているのかいないのか、真似しておじぎする騎士子たん 「この道をまっすぐいって  橋を越えたところにある大きな建物がそうだよ  転ばないように気をつけてね」 既に何度も転んでいるWizぽんは恥ずかしく照れているようだ 「ありがとう、いってくるね」 スノウノウに二度目のお礼をするWizぽん スノウノウに手を振り、出かけようとするWizぽんに向かってスノウノウが呼びかける 「Wizぽん、また会えるかな?」 「うん、これからよろしくね!」 元気良く返事をしてWizぽんと騎士子たんは歩いていった。 あとには満足げなスノウノウだけが残された 「くちゅんっ!」 …
Wizぽんと騎士子たんがルティエに来てから1ヶ月… 一応冒険者であるWizぽんがダンジョンにてお金を稼ぎ、 そのお金でイグ葉と食料、薪を用意するという生活を過ごしていた その頃には騎士子たんはおとなしくなり、外に出歩くことがなくなっていた そんなある日のこと… 「くしゅんっ!」 寒いのが苦手なような淫乱プリ 実は体調を崩してしまい、しばらく寝込んでいたのでした いつも通り、Wizぽん達を見に行こうとする淫乱プリ ところが、いく途中の道でWizぽんが倒れていたのです 「お〜い、Wizぽん…えーと、かなりやばいような…」 Wizぽんの身体の冷たさにやばいものを感じた淫乱プリは 彼をWizぽんの家へと背負って連れ帰り、 Wizぽんの身体を自分の体温で温めてあげました もちろんそこは淫乱プリ、Wizぽんの身体を味わうことを忘れません 「これは命を救うためなのよ  そう、人工呼吸と一緒よっ」 淫乱プリさん、解説に突っ込むのは反則だと思います
半日ほど時間が過ぎました 目を覚ますと目の前に裸の淫乱プリが、 そして自分が裸であることに驚くWizぽん 淫乱プリが、Wizぽんが雪の中に倒れていたことと 介抱してあげたことを伝えると照れながら感謝するWizぽん そのお礼を身体で要求する淫乱プリ もともと押しに弱いのに加え、命の恩人であるプリの要求に 結局流されてしまうWizぽん 実は隣の部屋では騎士子たんが一部始終を聞いていたのでした
自分がWizぽんにかなりの負担をかけていた事に気づく騎士子たん Wizぽんと淫乱プリが疲れて寝ている隙にここを出ることを決心する 「Wizぽん…迷惑かけてばかりでごめんね  …さようなら」 Wizぽんに最後に別れのキスをした後、 ろくに動かない身体を無理やり動かして部屋から出て行く騎士子たん
そもそも行く当ても無く、生きる目的すらもなくなってしまった騎士子たん ろくに身体も動かない今、死んだほうが楽だと思い、 吹雪の中、森へと入っていきました その頃、家の中ではWizぽんがやっと目を覚ましました まだ寝ている淫乱プリを起こさないように静かにベットから降り 着替えをしていつものように騎士子たんの様子を見に行きました そこで騎士子たんがいないことに気づき、Wizぽんは大慌てで外に飛び出しました 幸いにも騎士子たんの歩いた跡が雪の上に残っていましたが 吹雪のため早くしないと消えてしまいそうです Wizぽんは魔法を駆使しながら必死の思いで騎士子たんを追います
騎士子たんは死を覚悟し、木に寄りかかって座ったままその時を待っていました こんな状況でも思い出すのはWizぽんのことばかり… 自然と涙があふれてきます そのまま座っていると、もそもそと雪をかく音が聞こえてきました それに気づき顔を上げるとそこにはWizぽんが… 「騎士子たん、大丈夫?」 Wizぽんも全身雪だらけです マントの中は魔法で保温されているとはいえ、寒くないはずはありません 「Wizぽん…」 まさか、Wizぽんが来るとは思っていなかった騎士子たん 喜びと悲しみと驚きで心が激しくかき乱されます 「Wizぽん…どうしてきちゃったのよっ  私、死ぬつもりだったのよ?  吹雪で帰り道すら見えなくなってるじゃないっ  まわりも吹雪で真っ白で雪だらけでどうやって帰るのっ  なんでついて来ちゃったのよっ」 素直じゃない騎士子たん
「…そこまで考えてなかったよ」 ちょっと抜けているWizぽん 「騎士子たんが心配で追いかけてきただけだよ」 Wizぽんは雪に苦労しながら騎士子たんに近づきます 「Wizぽんはあのプリと一緒にいればいいじゃないっ」 騎士子たんの脳裏に昼の出来事がフラッシュバックし、 Wizぽんに向かってきついセリフをいってしまいます 二人の間に長い沈黙が落ちてしまいました Wizぽんは騎士子たんのせりふにショックを受けています 騎士子たんも自分の言ったせりふに後悔しつつも謝ることができません その沈黙を破ったのはWizぽんでした 「騎士子たん、ごめんね  ぼくが悪いんだ  ぼくがもっと強ければ騎士子たんもこんなことにならなかったんだね  ごめん、ごめんね…」 思わず泣き出すWizぽん 「ううん、違うの…  ほんとは私が何もかも悪いの…」 Wizぽんに告白できない自分を、仮初めの幸せを壊したくなかった自分を、 弱さを見せられなかった自分を恨めしく思う騎士子たん Wizぽんはそっと騎士子たんの隣に座り、 冷たくなった騎士子たんをマントで包んであげました マントの中は魔法とWizぽんの体温で温かく、 騎士子たんの心まで温まるようでした
「ねえ、騎士子たん、どうしよう…」 吹雪は止みそうには無く、既に日は落ちています 魔法力もいずれは尽きるし、こんな状況では自然回復もできそうにありません たとえ吹雪が止んだとしても広い森の中さまようばかりで いずれ力尽きることは騎士子たんにはわかっていました 「ねえ、Wizぽん死ぬ前にいいたいことがあるんだ…」 「死ぬなんて嫌なこといわないでよ」 「この状況で助かることなんてないのよ」 反論できないWizぽん 「私、Wizぽんのことが好きなんだ…」 「ぼくも好きだよ…」 「こんな状況になる前に勇気を出していえばよかったのにね…」 騎士子たんが哀しそうに笑う 「Wizぽん、身体が寒さで動かなくなる前に…  私を女にしてくれる?」 顔を真っ赤にしつつも頷くWizぽん
事が終わり、嬉しそうな顔で眠りにつく騎士子たん 後は静かな死を待つばかりといった気持ちです 一方Wizぽんは少しでも長く生きようと 魔法によって二人を温めます しかし、魔法力もだいぶ減り、温度も下がりはじめています そこでWizぽんは一つの決断をしました
Wizぽんが起きた時間から数時間、淫乱プリがやっと目を覚ましました 「うー、だるー…」 どうやら淫乱プリは低血圧のようです 着替えをし、水を飲んでしゃきっとした頃、 やっとWizぽんがいないことに気づきました 隣の部屋を覗くとなんと騎士子たんもいません ようやく大変なことが起きていることに気づいた淫乱プリは 防寒服を着込み、外に出かけました 人の後を追うには足跡以外にも周囲の雪の状態や枝が折れているかなど 様々な方法があり、Wizぽんや騎士子たんより経験豊富なプリにとって あちこちに痕跡を残しまくっているWizぽんの後を追うのは それほど困難なことではありませんでした そして淫乱プリは雪の森の中で二人を発見しました
パチッパチッ 火がはぜる音によって騎士子たんは目を覚ましました 「…ここは?」 周囲を見渡すと以前の家のいつものベットの上みたいです 騎士子たんが起きたことに淫乱プリが気づきました 「おはよ〜、身体は大丈夫?」 騎士子たんは身体のチェックをしましたが どこにも凍傷はみあたりません 「大丈夫…みたいです  ところでWizぽんは?」 その質問に悲しそうに首を振る淫乱プリ 「え…」 理解できない騎士子たん 「そんなはずないでしょ?  二人一緒だったんだから自分だけ生き残るわけないじゃない  そういって騙そうとしてもダメなんだから」 「違うの  Wizぽんはあなたにだけ魔法をかけてたの  二人分の魔法力をあなただけにかけることで長持ちさせようとしたのね…」 「嘘っ!  あなたのことは何も信じられないっ」 部屋を飛び出す騎士子たん それを追いかける淫乱プリ 隣の部屋のベットで寝ているWizぽんに気づく騎士子たん おそるおそるその頬に触れてみるが Wizぽんは冷たく、その事実に衝撃を受ける騎士子たん 「そんな…いやあぁぁぁっっっ!!」 泣き崩れる騎士子たん
それ以来、元気がなくなりふさぎこむようになった騎士子たん 騎士復帰のためのリハビリをやりはするものの どこか違和感が感じられます 自殺しないかと心配している淫乱プリ さすがに責任を感じている模様 そんなある日のことです 淫乱プリは騎士子たんが時々食事をもどしているのに気づきました 「騎士子たん、ちょっといい?」 「プリさん、どうしました?」 「あなた、時々もどしてるけど、もしかしてつわりじゃない?」 「え…?」 そっち方面にさっぱり無知な騎士子たん 「あなた、妊娠してるんじゃない?ってことよ」 その言葉の意味に気づき、泣き出す騎士子たん 「子供…Wizぽんの…嬉しい…」 そっと騎士子たんを抱きしめる淫乱プリ 「大切にしないとね…」 「うん…」 この日以来、騎士子たんはすこしずつ元気になっていきました
「ねえ、プリさん」 「ん?」 だいぶおなかも大きくなり、ベットで休むようになった騎士子たん 「あなたもWizぽんとしたことがあるんでしょ?」 「そうですよ〜」 隠さずにストレートにいう淫乱プリ それを普通に受け止める騎士子たん 「どうして子供つくらなかったの?」 純粋に好奇心からの質問 「んー…実はですね、私子供できない体なんですよ」 驚く騎士子たん 「ご、ごめんなさい」 「いえいえ、気にしないでね  こんな性格だから悪いことばかりでもないですし」 しょげかえる騎士子たん 「昔は確かに子供が欲しかったときもあったよ…  まあ、今の年になっちゃうとこの状態が普通になっちゃうけどね〜」 なんでもないかのように笑って話す淫乱プリ 「あ、あの…  もしよければこの子、一緒に育てませんか?」 突然の提案に驚く淫乱プリ 「もし、よければ、ですので…」 「ほんとに…いいの?」 おそるおそる聞く淫乱プリ 「お願いできますか?」 答える騎士子たん 「ありがとう、騎士子たん…」 ガラにもなく泣いてしまった淫乱プリでした
ある日、ルティエで一人の男の子が生まれました その男の子はルティエ中の祝福をうけ、この世に生を受けました 男の子の両脇には優しく綺麗な騎士とちょっぴりエッチなプリーストがいたそうな その男の子のその後についてはご想像におまかせすることにします