ここでは、チェスセット、チェスボード、マスの呼び方、ゲーム開始時点での駒の並べ方を説明します。
チェスセットは、チェスボードとチェスピースから構成されます。

チェスボードは、白(明るい色)と黒(暗い色)の正方形のマスがそれぞれ交互に縦8マス、横8マス、合計64マス並んでいる正方形の盤で、木や紙、プラスティックなどでできています。標準の大きさとして、マスの一辺は2.25インチ(約5.72cm)で、盤面が18インチ(約45.72cm)、そして1インチから1.5インチの縁取りがあるものが一般的です。トーナメント戦では少々の大きさの違いは許されます。
チェスピースは、白と黒のものそれぞれ、キング1個、クイーン1個、ルーク2個、ビショップ2個、ナイト2個、ポーン8個、それぞれ16個ずつ、合計32個あります。チェスピースのデザインはいろいろありますが、標準的に使われている、および売られているのはスタントン型です。
標準のチェスピースの大きさは、以下のようになります。
チェスボードの置き方と図面
チェスボードは、対戦者の間に白(薄い色)のマスが右にくるようにおかれます(Light on the Right)と呼ばれます。ここでこのサイト、本や雑誌などでも一般的に適用されるチェスボードの図面について説明します。
Black
White
現在使われている一般的な表記法(Algebraic notationと呼ばれます)では白手からみて左から縦の列をファイル(File)と呼び、アルファベットの小文字でa,b,c,d,e,f,g,h,と割り振られ、それぞれaファイル、bファイル.....hファイルと呼ばれます、下の図面では青色の矢印がファイルの方向を指し示しています。そして横の列をランク(Rank)と呼び、手前から1,2,3,4,5,6,7,8と番号がつけれれます。またななめの列はダイヤゴナル(Diagonal)と呼ばれ、その両端のマスの番地を利用してh1-a8ダイヤゴナルと説明されることが多いです。

これで、チェスボードの64マスのすべてをアルファベットと数字の組み合わせで表示することができます。マスの位置を表示するときはまずアルファベット、次に数字を書きます。たとえば、この図面で右上の隅のマスはh8と表示され、左下の隅のマスはa1と表示されます。
またDescriptive notationという記述方法もあり、白・黒それぞれの立場から見た形でマスの番号が割り振られます。この記述方式は古い本でよく使われております。普通に手に入るチェスの本ではこの二種類の記述方式を理解しておけば事足りると思います。

ここでAlgebraic notationとDescriptive notationの表記方法を下の図を例にして見てみましょう。
Algebraic notationでは 1. e4 Nc6と表記されます。
Descriptive notationでは、 1. P-K4 QN-B3と表記されます。
詳しい表記方法については、記譜法のページで解説します。
(ゲーム開始時の駒の配置)
ゲーム開始時は駒は図のように並べられます。駒の配置で気をつける点は、白手と黒手でそれぞれからみて、キングとクイーンの配置が逆であるということです。この配置の覚え方は「クイーンはドレスと同じ色の靴をはく(Queen on the same color)」とかたちで、白クイーンは、白のマスに、黒クイーンは、黒のマスに配置されていることに注目してください。
