さまざまな話題等をトピックの様に書いていきます。まだまだ項目は少ないですが、おいおいってことで(笑)。また、作成途中のものをここで暫定公開することもあります。
トピック第一回に続いて「ゴキブリの名前」関係の話題です。
#Fumihiro ”roach” Matsuzawaさん、ネタありがとうございます。
ゴキブリの漢字表記ですが、JIS第2水準にも無い漢字が入っているのでフォントではなく絵で表してみました。
と
です。後者は「ゴキブリ」の当て字として使われることもあります。
この他にも「滑虫」「茶婆虫」「香娘子」「地鼈」「過街」というのがあるようです。「滑虫」は油で滑りそうな感じが、「茶婆虫」はチャバネ?、「地鼈」は地面這ってる亀と由来が分かりやすいんですが、「過街」ってのは街に溢れてるからでしょうか? 「香娘子」っていうのもなんだか可愛い感じがしてイイです(笑)。
また中国では
がゴキブリのメス、「燈蛾」がオスという俗説があるようですが、この場合のメスは羽が無いヤクヨウゴキブリ、オスが普通の有翅のゴキブリを指しているようです。
<参考文献 世界大博物図鑑1[蟲類] 荒又宏:著/平凡社>
(2001/04/16)
掲示板で話が出たのでネタとして頂き!ってことで(笑)。
主にマダガスカルゴキブリ(Gromphadorrhina portentosa)の成長に伴う色彩の変化について記します。といっても、長く飼育している割には産まれた幼虫を隔離して脱皮回数とその変化を調べた事ないので齢数は間違っているかもしれません。今度幼虫を産んだら観察してみようと思います。
マダガスカルの場合、一齢〜二齢程度の幼虫では体色はつやの無い灰褐色で、胸部の縁に不明瞭な色の薄い部分があります。
三齢以降の幼虫は体につやが出て来て、体色は黒褐色だが体の中央部には明るい赤褐色の模様が入ります。また、胸部の覆縁の色の薄い部分は以前より明瞭になります。
成長に従って中央部の赤褐色の部分も周囲の色と同じように黒味が強くなっていき、胸部の覆縁は消失します。
最終的には腹部の体節を除いてほとんど全身漆黒といっていい色になります。終齢幼虫は成虫とほぼ同じ大きさになりますが、成虫になると腹部が赤〜黄褐色になるので区別は容易です。(↓写真では左が終齢幼虫)
マダガスカル以外では、サツマゴキブリは初齢はつやのない明るい黄褐色から、成長するに従ってつやのない灰褐色になります。また、クロゴキブリではマダガスカルとは逆に初齢では白い斑紋以外は漆黒だが、成長するに従って赤褐色になり、白い斑紋は徐々に消失します。クロゴキブリは初齢幼虫を飼育中なので、記録写真が溜まったら掲載します。
(2000/04/06)
私が飼っているような普通のマダガスカルゴキブリ:マダガスカル・ヒッシング・ローチ(Gromphadorrhina portentosa)以外にも、同タイプのゴキブリいます。代表的なものにドワーフ・ヒッシング・ローチ(Elliptorrhina chopardi)やジャイアント・ヒッシング・ローチ(Princisia vanwaerbaecki)などがいますが、これらは属も異なりますし、よく見れば結構細かい違いが多く見られます。
しかし、最近「爬虫類倶楽部」というショップでマダガスカルに似た別タイプのゴキブリが入荷していました。
片方は「マダガスカルの大きくなる系統」と云われているもので、体色が全体にやや赤みがかっていて、体も通常のマダガスカルより一回り大きいタイプです。(下写真)
(写真協力:爬虫類倶楽部)
もう一方は「角の大きいマダガスカル」というように、オスの角が通常のマダガスカルより明らかに大きく、体色も随分異なります。(下写真)
(写真協力:爬虫類倶楽部)
聞いた話では、前者はマダガスカルの亜種、後者はマダガスカルと同属の別種ということらしいのですが、はっきりしたことは分かりません。
この世界、奥が深いのう(^^;。
(2000/03/19)
ゴキブリの中には“デスヘッド(Death's-Head)”と呼ばれる種類がいます。ブラベルス属(Blaberus)の仲間で、胸部背面の模様が髑髏(しゃれこうべ)の顔の様に見えるところから名づけられました。日本風に言えば“人面魚”ならぬ“人面ゴキブリ”といったところでしょうか。
さて、海外のWebページを探していると“デスヘッド”の示す種が B.craniifer と B.discoidalis の両方を指していたり、どちらか片方だったりで混乱があるようですが、ここのサイトでは The Roaches の意見=「信じられないことに、この種(B.discoidalis)は20年以上もの間“デスヘッド”- Blaberus craniifer と呼ばれていた。誰かがこの種を“デスヘッド”と間違えて同定したに違いない。そのことは売買されるようになってからずっと本種にいかなる髑髏模様を見つけることが出来ないということからも明らかである。」(B.discoidalisの項(部分)の意訳)を採用して、B.craniifer を“デスヘッド”としています。実際の個体を見ても分かるように B.discoidalis の模様は単なる黒いブチで、顔の様には見えませんし。
ちなみに上記2種やマダガスカルゴキブリは、海外ではタランチュラやトカゲなど昆虫食の生物の餌として安価に販売しているところもあるそうです。…いいなぁ…。
(1999/11/12)
デスヘッドの「髑髏模様」の写真を撮りました。顔に見えますか?
(1999/12/05)
昔から「ゴキブリ」は人々の生活の中に入りこんでいました。日本の場合は在来種であるヤマトゴキブリですが、平安時代の文献にも既に記されています。
当時は御器(または五器)と呼ばれる食器にたかっているところから「御器かぶり」と呼ばれていました。実際、この呼び方は明治時代初期まで使われていた様ですが、表記の際に「ごきかぶり」というところに「ごきぶり」と誤植をしてしまい、その文献の引用者もこの誤表記を使ってしまったために広まり、定着してしまったようです。
この他にも、ゴキブリの古い呼び名として「あくたむし(あくた=ゴミに集まるところから)」や「つのむし(長い触角を角に見立てて)」という記録が残っているそうです。
ファイティング・リザードさんから
> 俺の祖母の出身が兵庫県の明石市なのですが昔はゴキブリのことを、
> 「ぼっかぶり」
> と、呼んでいたそうです。
という情報を頂きました。感謝!
各地の方言や古名なども面白そうですね。
(2000/08/28)