イギリスのお店からバセロン・コンスタンチン』の
ムーブを買いました。
最近では『バシュロン・コンスタンタン』という
可愛らしい表記に統一されているらしいですが、
このサイトの管理人は石頭なので
聞きなれた『バセロン』で行かせてもらいます。



はい、これが今回購入したバセロン君です。
イイ具合に汚れてますね。(^_^;)
試しに香箱にテンションをかけるとテンプが
振れますので、輪列や脱進機は
一応大丈夫のようです。

分解して見ますと、鼓車の中に折れた巻き真の先が
残っており、またゼンマイ外端の、香箱の突起に
引っかかる折り返し部分が折れていました。

で修理ですが、ゼンマイは折り返し部分を新たに作り、
巻き真はサイズの近い他の巻き真を加工して
製作しました。
例によってと言いますか、香箱の巻き止めパーツが
欠損していますが、作動にはそれほど問題ありません。

さて、問題はこの汚れです。
今回は真鍮ブラシでサーッと磨きましたが
ちょっとやり過ぎてツルピカになっちゃいました。
う〜ん,安っぽくなっちゃったなぁ〜〜〜。(^_^;)



OVH&リケーシング後の写真です。
写真では見えにくいですが、角穴車のブリッジ上に
マルタ十字の刻印があります。
あと丸穴車ブリッジの上には
『SPAULDING & Co.』の刻印があります。
”ティファニー”みたいな販売店の名前ですね。
機械は18石のスワンネック緩急針付き。
バセロンとしては並品かな?



足の無いキャップ式のダイアルは
2時の位置に欠けがあります。残念。
ケースは800シルバーのオープンケース。
24時間で5〜6分遅れますので、
調整が必要ですね。