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てらポチの大阪弁講座 LESSON4 語彙
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表の見方の説明です。

大阪弁語彙 語彙共通語訳
備考
大阪弁例文 例文共通語訳
大阪弁
共通語
ア行
あかん 駄目、いけない
丁寧語は「あきません」です。
「そんな事したらあかんてゆーたやん」 「そんな事をしてはいけないと言ったでしょ」
「そっち行ったらあきませんで」 「そっちへ行ってはいけませんよ」
「あの映画、あかんらしいで」 「あの映画、駄作らしいよ」
あかんたれ 弱虫、へたれ
「それくらいで泣くやなんてほんまあかんたれやなぁ」 「それくらいで泣くだなんて本当に弱虫だねぇ」
あったかい あたたかい
「えらい今日はあったかなったなぁ」 「えらく今日は暖かくなったねぇ」
あほ (「馬鹿」使用地域での)馬鹿
大阪含む関西地域での「馬鹿」の使用は、非情な罵倒と捉えられる可能性がありますので、使用を避けられた方が賢明です。
「ほんまあほやなぁ、君は」 「君は本当に馬鹿だねぇ」
あほたれ (「馬鹿」使用地域での)馬鹿者、馬鹿野郎
「このあほたれが」 「この馬鹿野郎が」
あめちゃん(飴ちゃん)
「いっつもポケットに飴ちゃん一個は入れてんねん」 「いつでもポケットに飴をひとつは入れているんだよ」
あんまし (→あんまり)
あんまり あまり
「あんまり興味あれへんなぁ」 「あまり興味ないなぁ」
いいそこまちがい(言い損間違い) 言い誤り
「オーストラリアとオーストリアを言い損間違いしてしもてん」 「オーストラリアとオーストリアを言い誤ってしまったんだ」
いがむ 歪む
「なんかこの絵ぇ、いがんでへん?」 「なんだかこの絵、歪んでいない?」
いけず 意地悪
「いけずせんといてーな」 「意地悪しないでよ」
いける 大丈夫である、上手くいっている、問題の無い状況である
「もう三日も食べてへんけど、いけるか?」 「もう三日も食べていないけれども、大丈夫か(別状無いか)?」
いっぺん 一回、一度
「もういっぺんゆーたってくれませんか?」 「もう一度言ってもらえませんか?」
いてる(居てる) 居る
西日本の大部分は「居る」を表すのに「おる」を使いますが、
京阪地域は「いる(いてる)」を、並行して高頻度で使います。「おる」に比べ品位が高いです。
「あんなとこまで人が居てるわ」 「あんな所にまで人が居るよ」
いやっ あらっ、うわっ、わぁ、わっ
感動詞
「いやっ!もう8時回ってるやん」 「あらっ!もう8時を回っているじゃないの」
いらう いじる、触る、触れる
「絶対いらわんといてや!」 「絶対にいじらないでよね!」
いらち せっかち、短気な人
「あの人いらちやから、気ぃつけた方がええで」 「あの人はせっかちだから、気をつけた方がいいよ」
いらん事 余計な事
「いらんことばっかしゆーてからに、ほんま」 「余計な事ばかり言っているんだから、全く」
いんじゃん (→じゃいけん)
いんじゃんでほい (じゃんけんの掛け声 スローペース・メロディ付き版)
「いーんーじゃーんーでっほーい!」
いんじゃんほい (じゃんけんの掛け声)
「いんじゃんほい!」
うち
女性の一人称。最近はあまり使われません。
「うちをスキーに連れてって」 「私をスキーに連れていって」
うっとい 鬱陶しい
若者言葉
「なんかあいつうっといー」 「なんだかあいつ鬱陶しい」
うっとこ 私(=女性一人称)の家
この場合の家は家庭を指す事が多いように思われます。
「うっとこではそんな習慣あれへんなぁ」 「私の家庭ではそんな習慣はないなぁ」
「うっとこの家はそんな広ないで」 「私の家はそんなに広くないよ」
うまいこと(上手い事) うまく
「うまいことやっといてな」 「上手くやっておいてちょうだいね」
ええ 良い、いい
「ええ仕事しますなぁ」 「いい仕事しますねぇ」
ええかっこしい 外見を矢鱈と格好よく見せようとする人、カッコツケ
「あいつ、ええかっこしぃやろ?せやからなんか苦手やねん」 「あいつ、カッコツケだろ?だからなんとなく苦手なんだよ」
えげつない ≒ひどい、むごい
「えげつない事しよるなぁ」 「ひどい事しやがるねぇ」
えべっさん 恵比寿様、西宮神社、今宮戎神社、十日戎
「えべっさんは商売繁盛の神さんや」 「恵比寿様は商売繁盛の神様だ」
えらい 1、とても、非常に
2、大変だ
3、疲れてだるい、体調が悪い
1、「えらいおっきいスイカやなぁ」 「とても大きなスイカだねぇ」
2、「えらいこっちゃ!」 「大変な事が起きた!」
3、「最近ずーっと休み無しやったから、体えらいねん」 「最近ずっと無休だったので、体が疲れでだるいんだ」
3、「あかん。頭ちゃんと乾かさんと寝たせいで体がえらいわ」 「駄目だ。頭をちゃんと乾かさずに寝たせいで体がだるいよ」
おあげさん(お揚げさん) 油揚げ
「お揚げさん入った味噌汁は美味しいなぁ」 「油揚げの入った味噌汁は美味しいねぇ」
おいもさん(お芋さん) 薩摩芋
「お芋さんのふかしたん要るかぁ?」 「ふかした薩摩芋、要るかい?」
おかいさん(お粥さん) おかゆ
「おかいさん食べたらすぐ元気なるわ」 「おかゆを食べればすぐに元気になるよ」
おしぴん(押しピン) (装飾デザインの施された)画鋲
「そんなとこに押しピン置いといたら危ないで」 「そんな所に画鋲を置いていると危ないよ」
おつい おつゆ、お味噌汁
老年層・壮年層で使用されます。
「おつい、熱いさかい冷ましてから飲みやぁ」 「お味噌汁、熱いから冷ましてから飲みなさいね」
おっきい 大きい
「おっきい事がええ事とは限らん」 「大きい事がいい事とは限らない」
おっちゃん おじさん、おじちゃん
「おっさん」は「おじん」に相当する非常に乱暴な言い方です。使用は避けましょう。
「おっちゃん、そんなとこで何してんの?」 「おっちゃん、そんな所で何しているの?」
おっちん・おっちんする 正座・正座する
幼児語です。親が幼い我が子に使うような言葉です。
「ほら、おっちんしときなさい」 「ほら、正座していなさい」
おとつい おととい
「おとついの事なんかもう忘れてしもたわ」 「おとといの事なんてもう忘れてしまったよ」
おなかおっきい(お腹大きい) おなかが一杯、満腹である
「あんましお腹空いてへんかったから、もうお腹おっきいわ」、 「あまりお腹が空いていなかったから、もうお腹が一杯だよ」
おばちゃん おばさん
「おばはん」は「おばん」に相当する非常に乱暴な言い方です。使用は避けましょう。
「大阪のおばちゃんゆーたかて、
ステレオタイプで見たらあかんでなぁ」
「大阪のおばさんと言ったって、
ステレオタイプで見てはいけないよねぇ」
おはようさん おはよう
親しい間柄での気軽な挨拶です。
「おはようさん今日も元気に一日過ごそな」 「おはよう。今日も元気に一日を過ごそうね」
おひさん 太陽
「おひさんは東から昇って西に沈むもんや」 「太陽は東から昇って西に沈むものだ」
おぼこい 幼げで可愛い
「正直おぼこい子ぉが好きや(爆」 「正直な話、幼げで可愛い子が好きだ(爆」
おまめさん(お豆さん) 煮豆
「今日のおかずはお豆さんだけやで」 「今日のおかずは煮豆だけやで」
おめでとうさん おめでとう
「いやぁ、福引当たったん?おめでとうさん」 「わぁ、福引が当たったの?おめでとう」
おもろい 面白い
否定形「面白くない」は「おもんない」です。
「おもろい事は待っとったかて起これへんわな」 「面白い事は待っていたって起こらないよね」
「おもんない思てるからおもんないねん」 「面白くないと思っているから面白くないんだよ」
おる 居る
「おる」は「いてる」に比べ品位が低いため、目上の人に対しては使えません
「まだおったん?はよ帰らな家の人心配すんで?」 「まだ居たの?早く帰らないと家の人が心配するよ?」
カ行
かいてんやき(回転焼き) 今川焼き、大判焼き[東京での呼称]
「三食回転焼きでもいけるわ…ごめん、流石に嘘や」 「三食今川焼きでも大丈夫だよ…ごめん、流石に嘘だ」
かなぁん、かなわん かなわない、やってられない、困ってしまう
「そんなとこで踊られたらかなぁんわ」 「そんな所で踊られては困ってしまうよ」
蚊ぁにかまれる 蚊に刺される
「痒い思たら蚊ぁにかまれてたわ」 「痒いと思ったら蚊に刺されていたよ」
かえこと(替え事) 交換
「カレーとラーメン、かえことせぇへん?」 「カレーとラーメンを交換しない?」
かしわ 鶏肉
「かしわやったら笹身が好きやわ」 「鶏肉なら笹身が好きだよ」
かめへん 構わない
「え?別にかめへんけど」 「え?別に構わないけれども」
かやくごはん(加薬御飯) 炊き込みご飯
「今日の晩御飯はかやくごはんやで」 「今日の晩御飯は炊き込みご飯だよ」
かんとうだき、かんとだき(関東煮き) おでん
主に老年層で使われます。壮年層・若年層では共通語の「おでん」が主流となっております。
「今日はさぶいし、晩御飯、関東煮きにしょーか」 「今日は寒いから、晩御飯をおでんにしようか」
きしょい 気色悪い
若者言葉
「きっしょー!なんなん?それ」 「気色悪っ!何なの?それ」
きちゃない 汚い
「そんなきちゃないもん早よほかしてまいやぁ」 「そんな汚い物早く捨ててしまいなさいよね」
きれかった 綺麗だった
活用についてはLESSON2 形容詞・形容動詞の形容詞・形容動詞の活用「きれい」「綺麗や(綺麗だ)」をご参照下さい。
「さっき隣座ってた子ぉ、きれかったなぁ」 「さっき隣に座っていた子、綺麗だったなぁ」
ぎょうさん(仰山) 沢山
「そんな仰山こーて来てどないするつもりやねんな」 「そんなに沢山買って来てどうするつもりなんだよ」
けったいな ≒奇妙な
「けったいな動きすんなぁ…」 「奇妙な動きをするねぇ…」
こける 転ぶ
「街中で派手にこけてしもた」 「街中で派手に転んでしまった」
こすい ずるい
「ずっこい」と同義。
「こすい手ぇつこて勝ったかて、そんなんほんまの勝ちちゃうで」 「ずるい手を使って勝ったって、そんなの本当の勝ちじゃないよ」
こそばい (→こちょばい)
こちょばい くすぐったい
「こちょばさんといて!」 「くすぐらないで!」
ごまめ(五万米) 田作り[東京での呼称]
「おせちにごまめ入れんとな」 「おせち料理に田作りを入れないとね」
こら これは
「こらあかんわ」 「これは駄目だ」
サ行
さいなら さようなら
「ほな、さいなら」 「それでは、さようなら」
さくらもち(桜餅) [和菓子]道明寺
「もう店に桜餅の並ぶ季節になってんなぁ」 「もう店に道明寺の並ぶ季節になったんだねぇ」
さし 定規、ものさし
「さし使わんと線引いたら、線ガタガタなるわ」 「定規を使わずに線を引くと、線がガタガタになるよ」
さぶいぼ 鳥肌
「いやっ!ゴキブリや!気色悪ぅ…さぶいぼ出たわ」 「うわっ!ゴキブリだ!気持ち悪ーい…鳥肌が立ったよ」
さら (もの・物体が)新しい
「さらの革袋にお酒入れよか」 「新しい革袋に酒を入れようか」
さらえる たいらげる
「ようあんなけあった焼き飯さらえれたなぁ」 「よくあれだけあった炒飯をたいらげられたねぇ」
さらっぴん 新品
「やっぱし、何にしてもさらっぴんの方がええと思えへん?」
「お好み焼き屋の鉄板だけは別やな」
「やっぱり何であっても新品の方がいいと思わない?」
「お好み焼き屋の鉄板だけは別だね」
さんかくずわり(三角座り) 体育座り
「ブルマ履いた可愛らしい女の子が三角座りしてんで」 「ブルマを履いた可愛らしい女の子が体育座りをしているよ」
さんぱつや(散髪屋) 理髪店、床屋
「今日火曜日やし、散髪屋休みちゃうか?」 「今日は火曜日だから、理髪店は休業日じゃないか?」
じゃいけん じゃんけん
「ほんならじゃいけんで決めるってゆーのはどやろか」 「それならじゃんけんで決めると言うのはどうだろうか」
しゃーない しょうがない
「あれへんようになってしもたもんはしゃーないわな」 「無くなってしまったものはしょうがないよな」
しょう しよう
「ほんならそうしょうか」 「それではそうしようか」
しょうもない くだらない、つまらない
「しょうもない事ばっかしゆーてんと、
もっと気ぃ利いた事ゆいーや」
「くだらない事ばかり言ってないで、
もっと気の利いた事言いなよ」
しろごはん(白御飯) (白い)ご飯
何故かわざわざ「白」をつけて言う事があります。かやくごはんと対照的に使う事が多いと思われます。
「おかず無しのしろごはんだけかいな…」 「おかず無しでごはんだけか…」
しんどい 疲れてだるい、体調が悪い
「三階まで上っただけでもしんどいなぁ」 「三階まで上っただけでも疲れるねぇ」
「ああ、しんど」 「ああ、疲れた」
「熱で体がしんどいねん」 「熱のせいで体がだるいんだ」
すうどん・すそば(素うどん・素そば) かけうどん・かけそば
「あんまりお腹空いてへんし、昼は素うどんにしょうかなぁ」 「あまりお腹が空いていないし、昼食はかけうどんにしようかなぁ」
ずっこい ずるい
「こすい」と同義。
「ずっこい事ばっかりしとったら、友達おらんようなんで」 「ずるい事ばかりしていたら、友達がいなくなるぞ」
すみくた(隅くた)
「隅くたまでちゃんと掃除しな」 「隅まできちんと掃除をしなくては」
すみよっさん(住吉さん) 住吉大社
「すみよっさんは海の神さんや」 「住吉大社は海の神様だ」
せいだい(精出い) 精出して、元気出して
「精出い頑張りやぁ」 「元気出して頑張りなさいね」
せや (→そや)
せやから (→そやから)
せやけど (→そやけど)
せわしない せかせかと忙しい
「月末はみんなせわしないもんや」 「月末は皆、忙しいものだ」
そげ (畳・敷居等の)とげ
「いったぁー!そげ刺さったぁ!」 「痛ーい!とげが刺さったー!」
そや そう、そうだ
「そやそや、ええもんあんねん」 「そうそう、いいものがあるんだよ」
「そや!こうしてみぃひん?」 「そうだ!こうしてみない?」
そやから (文頭)だから
「そやからやめときゆーたやんか」 「だからやめておきなさいって言ったでしょうが」
そやけど (文頭)だけれども
「そやけど、それってどうやねんやろ」 「だけれども、それってどうなんだろ」
そら それは
「そら、別々のもんやろ」 「それは別々のものでしょ」
タ行
たく(煮く) 煮る
「小芋たいたん好きですねん」 「里芋の煮物が好きなんですよ」
たにんどん(他人丼) 牛肉と玉子が具として入った丼、開化丼[東京]
「たまには親子丼やなしに他人丼でも食べよか」 「たまには親子丼ではなくて開化丼でも食べようか」
たぬきそば 油揚げが具としては言った蕎麦、きつねそば[東京]
略称は「たぬき」。同様にきつねうどんの略称は「きつね」。
大阪圏では天かす(=揚げ玉)は七味唐辛子等とともに無料で盛り合わせられるようになっている事が多い。
天かすを乗せたそば・うどんを商品として扱う場合はそれぞれハイカラそば・ハイカラうどんと名付けられる。
「たまにはきつねやなしにたぬきでも食べよか」 「たまにはきつねうどんではなくてきつねそばでも食べようか」
ちいちゃい (→ちっちゃい)
ちっちゃい 小さい
「ちっちゃい子ぉってなんかええやん(爆」 「小さな子ってなんだかいいじゃない(爆」
ちゃう 1、違う
2、〜じゃない
2の意味は文法・文末表現編にも記載しています。
1、「またちゃう方向の電車乗ったんかいな」 「また違う方向の電車に乗ったのかよ」
2、「ダックスフントちゃう?」 「ダックスフントじゃない?」
2、「財布、そのへんにあんのちゃう?」 「財布はこのあたりにあるんじゃない?」
2、「うちらはそんな関係ちゃう」 「私達はそんな関係じゃない」
ちゃっちゃと さっさと、てきぱきと
「ちゃっちゃとしぃや」 「さっさとしなさいよ」
つくり(造り) 刺身
「今日の夜ご飯はおつくりやで」 「今日の夕飯はお刺身だよ」
つぶれる (もの・物体が)壊れる
「テレビつぶれてなんも映れへん」 「テレビが壊れて何も映らない」
てんかす(天かす) 揚げ玉
「天かす入れたら香ばしなって美味しいなぁ 「揚げ玉を入れると香ばしくなって美味しいね」
てんぷら(天ぷら) 薩摩揚げ
海老天等の天ぷらも「天ぷら」です。若年層では、「薩摩揚げ」という言い方の方が主流かもしれません。
「なんや。この関東煮き、天ぷら入ってへんやないか」 「なんだ。このおでん、薩摩揚げが入っていないじゃないか」
どつく 軽く殴る・叩く
「先にどついた方が悪い」 「先に手を出した方が悪い」
「このテレビ、どついたら映りようなんねん」 「このテレビは軽く叩くと映りが良くなるんだよ」
どっちゃ どっち
「どっち」も使います。使いどころが違うのですが、上手く説明できません(汗。
「どっちゃでもええがな」 「どっちでもいいじゃないか、全くもう」
どない どう、どのように
「どないしたらそんなこけかた出来んねん」 「どうすればそんな転び方が出来るんだよ」
どべ (→どんべ)
どんくさい ドジである、動作が鈍い
「どんくさいやっちゃなぁ」 「ドジだなぁ」
どんべ 最下位
「おまえ、足ほんまおっそいなぁ。またどんべかいな!」 「おまえは本当に足が遅いなぁ。また最下位かよ!」
ナ行
ないないする お片付けする
幼児語です。親が幼い我が子に使うような言葉です。
「出したおもちゃはちゃーんとないないしょーなぁ」 「出したおもちゃはちゃんとお片付けしようね」
なおす(直す) 片付ける
「ちゃっちゃと出したある道具直しやぁ」 「さっさと出したままの道具を片付けなさいよ」
ながぼそい(長細い) 細長い
「このながぼそいパン、おいしないねん」 「この細長いパン、おいしくないんだよ」
なんぎ(難儀) 困った状態である
「嗚呼、難儀やわぁ」 「嗚呼、困ったなぁ」
なんきん(南瓜) カボチャ
「なんきんも食べやぁ」 「カボチャも食べなさいね」
なんしか とにかく
「なんしか現場に行ってみぃひん事には始まらんわな」 「とにかく現場に行ってみない事には始まらないよね」
なんで 何故
「なんでそんな事ゆうん?」 「何故そんな事を言うんだ?」
なんべん 何回・何度
「なんべん来てもろても一緒やで」 「何度来てくれても一緒だよ」
なんぼ いくら
「これなんぼしますのん?」 「これ、いくらなんですか?」
「なんぼでも食べれるわ」 「いくらでも食べられるよ」
におう 嗅ぐ
「ちょっとこれ、におてみて」 「ちょっとこれ、嗅いでみて」
ねぶる なめる
「簪ねぶらすか」 「簪を舐めさせようか」
ぬくい(温い) (→あったかい)
ぬくもる(温もる) 温まる
「お風呂でようぬくもりやぁ」 「お風呂でよく温まりなさいよ」
ねる(寝る) 眠る
「最低4時間は寝ぇたいとこやで」 「最低4時間は眠りたいものだよ」
ハ行
ハイカラそば・ハイカラうどん 揚げ玉が具として入ったそば・揚げ玉が具として入ったうどん、
たぬきそば・たぬきうどん[東京]
「おっちゃん!ハイカラうどんひとつ!」 「おじさん!たぬきうどんひとつ!」
はさかる (歯に食べ物等が)挟まる
「昼食べたお好みの鰹節が、
歯ぁにはさかったまま取れへんねん」
「昼に食べたお好み焼きの鰹節が、
歯に挟まったまま取れないんだ」
はしかい 1、すばしっこい
2、痒い
1、「あの子ぉはほんまはしかいなぁ」 「あの子は本当にすばしっこいなぁ」
2、「裏起毛のセーターを直に着たら、
  はしかなるのん当たり前やん」
「裏起毛のセーターを直に着たら、
痒くなるのは当たり前じゃないか」
ばっかし (→ばっかり)
ばっかり ばかり
「渡る世間は鬼ばっかり」 「渡る世間は鬼ばかり」
はやいき (→はやうまれ)
はやうまれ(早生まれ) 1〜3月に生まれた人
「早生まれやから君と生まれた年ちゃうねん」 「次の年に生まれたから君と生まれた年が違うんだ」
ひく (布団や絨毯を)敷く
「お布団ひこなぁ」 「お布団敷こうねぇ」
ひらう 拾う
過去形の「拾った」は「ひらった」になります。
「交差点で百円ひらってんけど、今すぐこれ交番届けとくわな」 「交差点で百円拾ったんだけれども、今すぐこれ交番届けておくね」
ぶたまん(豚まん) 肉まん
「ここの豚まんは美味しいで?」 「ここの肉まんは美味しいよ?」
ほかす 捨てる
「どんどんほかしていかな、すぐゴミ溜まるで」 「どんどん捨てていかないと、すぐにゴミが溜まるよ」
ほたえる ふざけて暴れる
「ほたえなさんな」 「暴れないでちょうだいよ」
ほな (→ほんなら)
ほる(放る) 1、捨てる
2、投げる
1、「ほるもんこんなけぇ?」 「捨てるものこれだけ?」
2、「ボールこっちにほってぇ」 「ボールをこっちに投げて」
ほんで それで
「ほんでどないしてんな」 「それでどうしたんだい」
ほんなら それでは、では、それならば
「ほんならそろそろ帰りましょか」 「それではそろそろ帰りましょうか」
ほんま 本当
「ほんまの事言わな怒んで!」 「本当の事を言わないと怒るよ!」
ほんまもん 本物
「このダイヤモンドはほんまもんですわ」 「このダイヤモンドは本物ですよ」
マ行
みかさ(三笠) どら焼き
「ドラえもんの話してたら、急に三笠食べたなったわ」 「ドラえもんの話をしていたら、急にどら焼きを食べたくなったよ」
ミンチカツ メンチカツ
「帰りしなにミンチカツこーてこか」 「帰りがけにメンチカツを買って行こうか」
むつかしい 難しい
「えらいむつかしい問題やなぁ…ヒントあれへんの?」 「非常に難しい問題だねぇ…ヒントはないの?」
むっちゃ (→めっちゃ)
使用頻度:低
めっちゃ とても、すごく
「めっちゃ美味しいやん!」 「すごく美味しいじゃないの!」
めばちこ ものもらい
「めばちこできてしもた」 「ものもらいが出来てしまった」
もうた もらった
「もろた」の方が優勢ながら、少なくない使用頻度です。
「これ、隣のおばちゃんにもうてん」 「これ、隣のおばさんにもらったの」
もっさい 野暮ったい
「もっさい格好しなや」 「野暮ったい格好するなよ」
ものすごぉ ものすごく
「ものすごぉええ思うで?」 「ものすごくいいと思うよ?」
ヤ行
やつす おめかしする
「朝からやつしてどこ行きやるんやろ」 「朝からおめかししてどちらに行かれるんだろ」
やっぱし (→やっぱり)
やっぱり やはり
「やっぱりそやろ」 「やはりそうでしょ」
ややこしい 複雑で面倒な
「またややこしい話持ち込んでからに」 「また面倒な話を持ち込んだりして、もう」
やらかい 柔らかい
「やらかいほっぺたやなぁ」 「柔らかい頬だなぁ」
やらしい 道徳的に相応しくない
官能的でない場合にも用います(汗。
「割り込みしてくるやなんて、やらしいやっちゃなぁ」 「割り込みをしてくるだなんて、道徳のない奴だなぁ」
ゆう(言う) 言う
活用についてはLESSON1 動詞の動詞の活用「言う」の部分をご参照下さい。
「アホゆう奴がアホやねんで」 「馬鹿と言う奴が馬鹿なんだよ」
ようけ 沢山
「えらいまたようけあんなぁ」 「これはまた随分と沢山あるねぇ」
ようさん 沢山
私は「ようさん」は使わない「ぎょうさん」派です(個人的挿話。
「ようさん持って帰りや」 「沢山持って帰りなさいね」
よして 仲間に入れて
「うちもよしてぇ!」「ええでぇ」 「私も仲間に入れて!」「いいよ」
よろしい 良い、宜しい
品位の高い場面では、「ええ」よりも「よろしい」が好まれます。
「それでよろしぃんちゃいますやろか」 「それで良いのではないでしょうか」
ワ行
わらかす(笑かす) 笑わせる
「笑かさんといてぇな」 「笑わせないでおくれよ」
わりかし(割かし) 割と
「わりかしおもろかったなぁ」 「割と面白かったね」
わや 滅茶苦茶な状態
「もうわやや!」 「もう滅茶苦茶だ!」