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2003

マップTOPコースタイム



2003年 秋


去年は槍の穂先まで至らず、ちょっとくやしいこともあり、今年も槍に挑むことになった。


1日目

午前10時頃、いぬねこ氏が来るのを待っているとメールが入った。

"準備が間に合わないので…"

 え〜 ( ̄ο ̄)

まあ、さすがに昼過ぎには来るだろうと、荷物チェックして時間をつぶした。
昼食をとってしばらく経ったが、まだこない。 (−_−;ウーン

で、やって来たのは3時過ぎだった。 ヾ(- -;)コラコラ
相変わらずマイペースである。


いぬねこ氏と荷物の調整をし、ザックに詰める。

パッキングしてヘルスメーターで計ると約26キロあった。これで水を入れたら28キロを超えてしまう。

アイテムをいくつか軽量化し、去年より多少軽くなったハズなのだが、自分の体重が増えていることを考えると、去年より重いんじゃなかろうか (;^_^A アセアセ

なんやかんやで、家を出たのは18時20分だった。

山に入るとしばらく風呂に入れないので、寄り道して入浴することにする。
目的地は松本市にある "おぶ〜" である。

いぬねこ氏がノートパソコンを持ってきたので、マップソフトを見ながらおぶ〜を探した。
土地勘がないワレワレ。しばらく迷ったが、どうやら着くことができたのだった。
パソコンは便利な道具である。

http://www.orchard.co.jp/obu/index.htm

おぶ〜、なかなかよい感じ。

風呂を出て牛丼弁当を買う。相変わらず安くてよい。


沢渡についてのは、日付かわって午前0時半だった。
満天の星である。しばらくこんな日が続くとありがたいのだが。


2日目

目が覚めた。晴れている。寒い。

朝食の牛丼を胃袋に詰める。
冷えているが、そこそこいける。

何故に牛丼を昼食の弁当にしないかというと、重いからである。
昼食は軽量のハンバーガーなのだ。


7時25分 バスに乗車する。

途中、バスが停留所を通り過ぎると人影が見えた。
バスはあわてて引き返し乗客を乗せた。
危うく乗車拒否をするところであった。
こんなこともあるんだd(^-^)ネ!

7時56分 上高地バスターミナルに着いた。

外のイス、テーブルが凍っている。寒いはずだ。

前回来た時より寒くなっているかもしれない。
紅葉はどうだろうか。

インターネットの情報だと頃合いなのだが。

今回は登山靴を新しくした。
昨年の雨中行軍で、布製の靴はグショグショになってしまい懲りたからだ。

ちっとやそっとの雨などビクともしないヌバックの一枚革、しかもゴアテックス仕様である。

しかし、新品なので果たして足がもつかどうか、( ̄~ ̄;)ウーン・・・それが心配ではあった。

8時25分 歩き出す。

9時10分 明神館に着く。

上高地から明神館は、ザックの具合、靴の状態を見るのに丁度よい距離にある。

ザックのベルトを調整し、靴ひもを締め直す。

去年は体調不良だったが、今年はだいぶ楽である。

登山靴も足になじんで調子がいい。
まだ平地だからよいけれど、登りはどうなるだろうか。まだまだ油断はできない。

9時22分 明神館発

気持ちがよい。ハイキング気分である。

10時10分 徳沢着

静かである。

あまり人がいない。
ってことは、紅葉は望めないということだろうか。

昨年しっかり色づいていたカツラは、緑色である。

去年、一昨年と大当たりだったのだから今年はずれても文句は言えないが、しかし、今年もきれいな紅葉を見たいものだ。


好天が続けば紅葉は無理としても山頂から富士山が拝める。

10時30分 徳沢発

11時25分 横尾着

昼食はマックのハンバーガーとインスタントコーヒー。
なんだか定番になるつつあるな、昼のマックは。
(; ̄ー ̄川 アセアセ

12:35 横尾発

ここで槍ヶ岳と涸沢から穂高への道と分かれる。
槍方面への人は、今年も少ない。

13時18分 槍見河原着

青空に槍ヶ岳が見える。

画像だとほとんどわからないが、真ん中あたりの白い空間に槍の穂先が見える。

遙か遠くても、目的地が見えるのはうれしいものだ。
憂鬱になる場合もあったりするけれど。


13時32分 槍見河原発

13時44分 一ノ俣で小休止

13時54分 一ノ俣発

14時03分 二の俣通過

14時34分 小休止

14時38分 出発発

14時44分 槍沢ロッジ着

 すでにお疲れモードのいぬねこ氏である。

今日はばば平でキャンプをする予定だ。
このペースだとけっこうイイ感じなんじゃないだろうか。

14時07分 槍沢ロッジ発

15時33分 小休止(赤沢)

登りがきつい。足が痛い。・°°・(>_<)・°°・。。

やはり新品の靴は無理があるのだろうか。

15時42分 出発

15時59分 ばば平着

 ほとんど紅葉ナシ!

去年のフォトジェニックな紅葉の風景とは違い、山は緑色である。ちょっと黄色くなってはいるが、見頃は数日後になるだろう。

16時27分 テント設営終了

この日のばば平はテント10張りであった。

16時52分 お湯o(^-^)oワクワク

早い夕食である。
アルファ米(わかめご飯)、インスタントラーメン、味噌汁の具、トウガラシ、乾燥ニンニク

18時00分 とっても早いんだけれど就寝。

疲れているからぐっすり眠れるが、しっかし早いよなあ(^-^;)

夜中に起きるぜ。


3日目

0時30分頃 目覚める。 ‖WC‖ヽ(^^ヽ ちょっとタイム♪ 

  (ノ゜∇゜)ノおぉぉぉぉぉぉ〜  満天の星!

日本でこれほどの星が見えるとは思わなかった。
空全体が天の川のように、星に埋め尽くされている。
しばし、みとれる。

ばば平は四方を山に囲まれているので、星の撮影はしなかった。
撮影するなら、やはり槍ヶ岳を入れたいということもある。

明日こそ、よい天気であってほしいと思った。

テントの中は結露している。

シュラフカバーの中も濡れている。

4時30分 空が赤く焼けている。
5時30分 シュラフから這いだして歯を磨く。

水が自由に使えるのはばば平までである。
ここから上の山小屋は雨水を利用しているため、水は貴重品だ。

5時55分 お湯わかしていると、すでに登山者数名あり。

はやいもんだ。

朝食 アルファ化米(白米)、ピリ辛わかめスープ & 卵スープ、青トウガラシ、味噌汁の具。

8時50分 ばば平発

9時17分 大曲着

9時20分 大曲発

9時49分 小休止

10時06分 発

10時47分 天狗原・南岳、槍ヶ岳分岐着

昼食は今朝つくったアルファ米のおにぎりである。
おにぎりといっても、アルファ化米を袋に入れたままシソを放り込んで外から握っただけだ。

グリーンベルト付近にあるナナカマドも緑色である。
実は多少赤くなっているが、まだまだといったところ。

11時26分出発

12時20分小休止

12時34分出発


淡々黙々とひたすら歩くだけである。
登りがきつい。足が痛い。

13時01分 坊主岩着

富士山見えた。

こんなに遠くまで見通せる日なんて滅多にないんじゃなかろうか。

13時43分 小休止(殺生ヒュッテの横あたり)

だんだん曇ってきた。
まだ富士山は見える。

休んでいると、一人の男が…。
なんでも、今年は4回ほど台風にあって、なかでも8月の時はえらい暴風雨に遭った、とのこと。

山でそんな頻繁に台風にやられるなんてふつうじゃない。
雨男を超えて、嵐を呼ぶ男だ。

( ̄~ ̄;)ウーン・・・ なんか嫌な予感がする。

13時56分 出発

14時00分 殺生ヒュッテ分岐通過

14時15分 小休止

14時30分 出発

14時48分 小休止

14時53分 出発

15時21分 小休止

15時23分 出発

15時15分 槍ヶ岳分岐通過

15時30分 槍ヶ岳山荘着

ずっと足が痛かったので、靴の中がどうなっているか気になっていた。

靴下を脱いでみると、痛みのある部分が少し赤くなっている程度でマメもできていない。
w( ̄△ ̄;)wおおっ! さすが大枚はたいて手に入れただけのことはあった。

やっぱり道具だd(^-^)ネ!

テント泊である。

テント一泊 ふたりで1000円だった。

で、夕食は山小屋でディナー
ヾ(@⌒▽⌒@)ノ


参考までに 夕食2000円(5時から食べられる)
山小屋 一泊二食8500円、三食(晩朝、弁当)9500円、素泊まり5500円

水100円/g 、ミネラルウォータ300円

さて、受付をすませてテント場へ行く。

おっと、凄い強風である。

岩陰の、比較的風の当たらない場所を選んで設営する。

16時50分 テント設営終了


なんとか中判カメラで撮影しておきたい、ということで撮った一枚がこの富士山である。

ばっさりとトリミングしてあるけどね。

富士山はよく見えた。向こうは夕焼けがきれいだったろう。

けっきょく、マミヤRBで撮影したのはこれだけだった。

 " ;-o-)σォィォィ・・・ RBなんてスタジオ用の重たいカメラ持って行くな!" なんて声が聞こえてきそう。
つらい思いをして背負ってきたのだが、しっかり空振りである。

18時00分 夕食(若鶏のから揚げ、大学芋、豆腐でつくったハンバーグ、ポテトサラダ、飛騨で採れたコゴミとゼンマイ、漬け物) ※ご飯、味噌汁、お茶はお代わり自由d(^-^)ネ!
( ̄-  ̄ )ンー リッチ〜♪⌒

18時50分 テントへ

そのまま就寝。

外は曇り。

夜半から雨が降り始める。

雨がテントを叩く。風がテントを揺らす。

バタバタとうるさい、うるさい。

おかげで何度も目が覚めた。


4日目

4時30分 起き出してパッキングする

6時00分 トイレに行く

テント場の近くのトイレに駆け込んで、さて、しゃがんだ。


w( ̄△ ̄;)wおおっ! 風が吹き上げる。

大便器の中から強風がビュービュー!


これでは、多分おしりに張り付いたまま落下していかないゾィ(×_×;)
小便もしぶきになって顔まで飛んでくるゾィ(T^T;)

仕方なく朝顔で小便だけすませた。


強風のためテント場ではとてもテントをたためないので、山小屋の横で突風を警戒しながら急いで片づけた。
この時はまだマシな方で、ちょっと時間が遅かったらそこでもしまうことができなかっただろう。
いぬねこ氏の新品のテントは破けてしまっていた。メスナーだゼ ( ̄□ ̄;)!!

7時10分 朝食、カロリーメイト、山小屋でコーヒー(500円)を注文し、ついでにストーブで体を温める。


山小屋では気象情報を放映している。

ちょうど秋雨前線が北アルプスを通過中である。

よりによってこんな時に。
やはり嵐を呼ぶ男のせいか。

外はものすごい状態になっている。サッシ窓がガクンと揺れる。

8時00分 雨風治まらず、なれど時々登ってくる人あり。

槍ヶ岳に来る人は超人ではないか、と思ってしまう。よく登ってくるモンだ、この暴風雨で。

10時00分 雨風は更に強く、とてもじゃないがくだれない。

南岳方面から逃げてくる人あり。尾根づたいに歩いていたら確実に吹き飛ばされてしまう。
遭難者が出なければよいが。

11時00分 風雨衰えず

今日中に徳沢まで下る予定だった。
このままでは明日家に帰ることができなくなってしまう。

12時過ぎ、なんとか今日中に降りてしまいたい。しびれを切らし出発する。
この時間なら、何とか槍沢ロッジまで行けるのではないか。

 ドーン! 

響くような凄い風である。
30キロ近いザックを背負ってもなお、身体をもって行かれる。
岩につかまりながら、風を読みつつ慎重に下山する。

いきなり煽られ、冷や汗をかく場面が何度もあった。

吹き荒れる風の中にいて、なお、大きな空気の固まりが飛んでくる。

日本海側から吹きつける寒冷前線の風は、北アルプスの山々にぶつかって巻き込むように流れる。
一方向ではなく、様々な方向から乱舞してくる。

その中を、ちょいと背中を押されれば何十メートルも滑落するような急勾配を降りなければならないのだ。

 。。。。゛(/><)/ ヒィ〜〜

時に、ピタッと止むときがある。その瞬間、次の安全な(捕まれる岩のあるところ)場所まで一気に駆け下りる。

数秒間はありがたいのだが、しかし、いつまた吹き出すかもしれない恐怖と背中合わせでもあった。

ザックを背負い、腰を落としてしゃがんだ姿勢で歩を進める。まるで筋力トレーニングだ。
しかも、疲れたからといって簡単に休むことができないのだ。

去年は雨にやられたが、今年は風にやられてしまった。

ただ、精神的にはだいぶ楽だった。去年は初めてのコースでもあり、長時間雨に打たれて体力を消耗し、ガスの中をどこにいるのか見当もつかず、疲労と閉塞感に苛まれていたのだから。

12時50分、無理矢理、本当に無理矢理下山して、殺生ヒュッテに無事たどり着いた。

ジュースを注文する、300円。


去年お世話になった殺生ヒュッテ。
そこのスタッフが11月、小屋を閉め下山途中、雪崩に巻き込まれた。

8月半ば、やっと発見されたそうである。
槍ヶ岳から上高地へ、道を知り尽くしているはずの山男たちであった。

自然はきびしいものである。


13時20分 昼食 インスタントラーメン、ニンニク、トウガラシ、味噌汁の具、ミョウガ、

食事をし、ほっとしてなんとなく痛いなと思って袖をめくると、いつぶつけたのか肘に青タンがあった。

14時20分 風雨やまず

いぬねこ氏がトイレから戻ってきた。

なにやら探している。

何をしているのだろう、と思っていると。

どうやら財布を落としたらしい、と言う。

Σ(- -ノ)ノ エェ!?

って、殺生ヒュッテで飲み物を買ったのだから、ここまでは確かにもっていたのである。

いぬねこ氏が言うには "どうやら… トイレに落としたらしい…"

(^◇^;)ゲッ


殺生ヒュッテのトイレは汲み取り式である。ヘッドライトで照らすと、あった、あった。

見た目には固そうなウ○コの上に乗っている。

3メートルほどある鉄の棒(トイレ掃除用?)で引き上げを試みる。


が、なかなか思うようにいかない。


このままでは槍沢ロッジに泊まれないゾ。

14時35分 財布救出作戦成功

悪戦苦闘の末、どうやら取ることができた。


財布にくっついたウ○コを洗い落とすいぬねこ氏であった。

これでウンがつくだろうか…(やめろオヤジ! {{ (>_<) }} サムイーッ!!


15時00分 日が射してきた。青空が覗くがまだまだ風は強しい。

15時06分 殺生ヒュッテ発。

15時25分 坊主岩通過

15時28分 ヒュッテ大槍分岐 小休止

まだ風がある。

15時38分 発

16時14分 天狗の分岐 小休止

風は穏やかになった。

数は少ないが紅葉したナナカマドがある。

17時00分 大曲通過

足全体が筋肉痛である。午前の筋肉トレーニングが効いたようだ。

17時23分 ばば平着
17時37分 ばば平発 


18時02分 槍沢ロッジ着


靴には戦いの跡が刻まれていた。 
布製の靴ならボロボロになってしまったのではないだろうか。

弁当1300円、一泊二食8500円、素泊まり5500円 個室1万円アップ

いぬねこ氏、お札をも一度洗って宿泊費を払う。

"いやあ、暴風雨でエライ目にあったよ〜" なんて言いながら。

ニオイは残っていないから、多分バレることはないだろう(^-^;

18時50分 夕食 たらこスパゲッティ、トウガラシ、ピリ辛わかめスープ、卵スープ、コーヒー

ここは水がふんだんにあるからいい。


寝床は "岩かがみA3,4" が指定されたが、いぬねこ氏はザックのところで寝袋に潜り込んだ。

σ(o^_^o)はシュラフカバーにくるまってベットの上。

一人分の横幅は50センチぐらいだったんじゃなかろうか。

ただ、いぬねこ氏が寝なかった分チョット広くなってよかった。

いぬねこ氏は廊下を独り占めしていたので "広くてヨカッタ〜^^ " と言っていた。

20時00分 消灯


五日目

5時08分 起床
からだがむくんでいる。いぬねこ氏もσ(o^_^o)も。なんでだ?

5時50分 朝食 お茶、カロリーメイト、プルーン、コーヒー、ブドウ糖。

6時42分 槍沢ロッジ発

5時50分 お茶飲む、カロリーメイト、プルーン、コーヒー、ブドウ糖

6時42分 槍沢ロッジ発

7時04分 二の俣通過
7時11分 一ノ俣通過
7時19分 槍見河原小休止、くもりなれど槍見える
7時33分 発

8時11分 横尾着 晴れてきた、すれ違う人多し。

8時25分 横尾発


9時26分 徳沢着 

青空、気持ちよい風だ。

涸沢へ、涸沢へと登山者が通り過ぎてゆく。
行列ができるくらいだ。

今日は客が多すぎて、涸沢の山小屋はまともに寝られないのではないだろうか。

徳沢のカツラはまだ緑色だった。


9時41分 徳沢発

10時27分 明神館着 
ザックが肩に食い込む。

10時37分 明神館発


11時20分 河童橋着

そばおやきを食べる、野沢菜入り。

いぬねこ氏がバスチケットを日に干して乾かしはじめた。
ニオイはしないが濡れたままはちょっとねえ、渡しづらい。


11時43分 河童橋発

11時50分 乗車、出発(よいタイミング)

12時21分 沢渡大橋へとバスは着いた。

くったくた。クチビルはがさがさ。足はガタガタである。


いやあ〜、よく生きてました。


ところで、明日は朝からブライダル撮影だゾィ(>_<)


マップTOPコースタイム