
それはココリコ! こっちは“彰弘”です。遠藤彰弘、2003年1stステージで15試合すべてに出場(3得点)し、横浜Fマリノスの優勝に貢献した実力派MFです。奥大介とともにゲームを組み立て、那須大亮とともに献身的に相手の攻撃の芽を摘み、佐藤由紀彦を追い越してサイドから果敢に突破を図り、清水範久や久保竜彦の背後から積極的に前線に飛び出しゴールを狙う…そんな彼は運動量豊富でテクニックに優れる、まさに“ユーティリティープレイヤー”ですね。 1996年のアトランタオリンピックの「マイアミの奇跡」、(オレンジボウルの奇跡)みなさんは覚えていますか?ロナウドやジュニーニョなどを擁し、優勝候補筆頭だったブラジルを破ったアレですね。当時、前園真聖、城彰二、中田英寿、川口能活などの目立つスター選手がたくさんいたオリンピック代表のなかで、背番号10番をつけていたのが実はこの“アキ”なんですね。(ちなみに前園と城も鹿実出身です。)もちろん伝説のブラジル戦にもスタメン出場しています。途中で交代してしまいますが… アジア最終予選から代表でレギュラーを射止めた彼は当初は20番を背負い、主に3-5-2の右サイドを任されていましたが、同ポジションでより攻撃的な森岡茂と併用されていた為フル出場は1試合だけでした。しかし、決勝以外は全試合に出場し、絶妙のポジショニングとバランス感覚で日本の中盤を支えていたんですね。 ところで、彼はとにかく地味な選手ですね。とくにマリノスでは奥や久保、さらに松田直樹、中澤佑二といったキャラの強い選手がたくさんいるので、よけい地味に見えてしまいます。実力は申し分ないのに、なかなか注目されないんですね。それでも最近は“奴”のおかげでTV中継なんかで注目される機会が増えてきたようです。 その“奴”とは… もうおわかりですよね?ガンバ大阪のボランチで、“彰弘”の実の弟、“保仁”(ヤスヒト)です。この弟は日本代表で「黄金の中盤」に割って入る勢いを見せていますが、これからは地味な兄貴のほうにも目を向けて注目して見て下さい。 |