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「景気が良くなること=人々にとって良いこと、でもこれホント?」  2004年8月11日 (第122号)



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  いいオトコ的「出来事の読み方」
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前号では、
猛暑=景気にプラス=人々にとって良いこと 
冷夏=景気にマイナス=人々にとって良くないこと

でも、本当にそうなのでしょうか?
逆に、猛暑だと過ごしづらいし、エネルギーの消費が増えるし。
一方冷夏だと、過ごし易いし、エネルギーの無駄があまり無い。

と考えると、景気にプラス、好景気てことが、
本当に、人々にとって良いことなのでしょうか?

今号はその続き、「景気と生活」です。


▼景気とリビングスタンダード

連想ゲームをしてみます。

景気が良ければ消費は伸びる、家も家具も服も新調。
使い捨てが増え、ゴミ焼却炉は大繁盛。
その分、環境悪化、資源枯渇への道となるが、それは無視。

つまり、ゴミが増え、資源枯渇となることと、
景気が良くなることは、おおむねイコールなのだ。

一方、不景気ならば、消費を我慢したり、バザーを利用。
お古の子供服などをもらったりあげたり、リサイクルが大繁盛。
その分、環境悪化や資源枯渇のスピードは緩まる。

つまり、環境に良い、地球に優しくなることと、
景気が悪いことは、おおむねイコールなのだ。

しかし景気は栄華盛衰、平家物語ではありませんが、
国家も企業も、永遠に存続する王朝は滅多にありません。

消費の限界=資源の限界を知ること。
地球の資源は有限です。
私達の命も有限です。


▼資本主義と自然主義的生活の調和

資本主義
=アメリカングローバルスタンダードの限界
=自然破壊に繋がる動き
となります。

消費は、電気、ガス、水、紙、天然資源も含みます。
人口の多い中国もインドも、
先進国同様の高エネルギー生活を目指しています。

各国の省エネを、京都の世界会議で決めようとしたわけですが、
アメリカは反対しました。

アメリカの双子の赤字を埋めるべく、
英米を中心にイラクでの戦闘が止みません。

戦争による軍需景気=スクラップ&ビルド=資源の無駄
ってのは、避けたい選択です。
他には方法がないのでしょうか?


▼どっちがシアワセ?

東南アジアのミャンマーには、
「ケンカ」という単語がありませんでした。

しかし、「国家の景気にプラス」とばかりに、
先進国のいろんな文明を導入。

結果、今では、首都ヤンゴンで、ケンカは日常茶飯事とのこと。

同じく東南アジアのタイ、バンコクは交通渋滞で有名。
歩いて10分の距離を自動車だと30分。
空はいつも、スモッグで曇っている。

1998年、東南アジアを不景気が襲い、タイ経済も壊滅。
結果、所得が減った国民の多くは、
自動車の購入や維持の余裕が無くなり
移動をバスや自転車に変えた。

すると、バンコク市内の交通渋滞は急激に緩和され、
青空も見えるようになってきた。

いいオトコとして生きていく皆さん。
自立成長型のビジネス・パーソン。
自分人生の経営者。
どっちがシアワセかは、貴方次第です。

しかし、景気にプラス、こればかりを考えて仕事をすることが、
決して最善ではないこと、頭に入れておきたいですね。


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    今 週 の ブ ス お と こ 君
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▼新札導入

「新札を導入すると、自販機の入れ替えが必要。」
「そうなると、自販機の需要が増し、経済効果がある。」
「だから、新札の導入は良いことだ。」

これって、ブスおとこ的な政治家の短絡的思考ですね。

新札導入の是非は色々と意見はあるでしょうが、
その是非を判断するのは、国民が導入を望んでいるか、
あるいは、より暮らし易い生活に繋がるか否か。

新札導入=自販機需要増大=経済効果有り=良いこと
そんな短絡的な発想なら、別に新札導入しなくたって、
全国の自販機を一斉に壊すことでも、
新たに自販機を揃える需要が生まれる。

ならば、自販機壊すことも経済効果があることとなり、
それが景気には良いことなります。

皆さんも、反面教師的な政治家の発言には、
よーく留意して、耳を傾けましょうね。




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「自分のモノサシで判断する」  2004年8月18日 (第123号)


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  いいオトコ的 「出来事の読み方」
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通貨供給量という経済用語、ご存知ですか?
簡単に言うと、政府(日銀)が日本の国に供給するお金の量。

政府は、経済を良くするために、たくさんの量の通貨(お金)を
国内に供給しています。
にも係らず、それが必要な人々、企業に行き渡らない。

今日は、この現象を、いいオトコ的に読んでみましょう。


▼通貨供給と人間の血液

お金を血液、政府(日銀)を心臓、銀行を血管の「弁」、
カラダ全体を人々や企業だと思ってください。

心臓が血液を送り出し、弁は、受取った血液をカラダ全体に、
どれだけの量をどれだけの速度で送り出すか調整。

つまり、カラダの末端や毛細血管にどれだけ血液が行き渡るかは、
心臓からの血液の量と、弁の調整具合で決まります。

これと同じ役割を果たしているのが、政府(日銀)と銀行。
政府(日銀)が通貨(お金)を国内に送り出し、
銀行は、受取ったお金を人々や企業全般に行き渡らせる。

血液が行き渡らないとカラダは不調を来たし、
場合によっては死を招くこともありますね。
だから、健全な心臓や弁の働きが重要なのは
言うまでもありません。

同じように、お金が行き渡らないと人々や企業は不調となり、
場合によっては破産や倒産を招くこともあります。
だから、健全な政府政策や銀行の働きが重要なのは
言うまでもありません。


▼行き渡らないお金

政府(日銀)は、日本の景気を良くするために、
国民一人一人とか、零細中小企業にまでお金が行き渡るよう、
たくさんの通貨(お金)を国内に供給しています。

ところが、零細中小企業の多くは、「お金が足りない」と嘆いている。
つまり、政府(日銀)から供給された大量のお金が、
末端に行き渡らないで、銀行に滞留しているのです。

銀行に滞留させないで末端にまでお金が行き渡らせるには、
企業や個人向けの融資を拡大させる必要があるのですが、
それが有効に働いていないということですね。


▼なぜか?

その理由はいろいろありますが、最もよく言われているのが
「銀行には、中小企業への融資の審査能力(判断能力)が欠けている」
ということ。

もっと詳しく述べると、未だに「不動産という担保が無いと融資しない」
とか、
「企業の内容ではなく、返済原資となる保有不動産しか銀行は見ていない」
ということです。

以前と異なり銀行の姿勢も随分と変わり、
最近では、不動産が無くても、融資を積極的に進めている銀行もあります。
でもそれはまだまだごく一部。

となると当然ながら、不動産を有していない企業は、融資を受けられない。
不動産を有していても、その価値以上の融資を受けられない。
結果、本当にお金を必要としている中小企業やベンチャー企業に
お金が行き渡らない。

つまり、政府が大量のお金を国内に供給しても、
銀行という弁が正常に働いてなく、そのお金は銀行に滞留する一方で、
末端まで行き届いていないのですね。


▼自己判断しない横並び

この現象は、融資する銀行や銀行マンが、
依然として、「自己判断しない横並び」を続けているからです。

不動産を有している企業に対し、
その不動産価値以下の額を融資することは、誰でも出来ますね。
また、融資の判断もそんなに難しくはありません。
だって、債務者たる企業が倒産しても、融資金は回収できるのだから。

一方、不動産を有していない企業へ、
あるいは不動産の価値以上の額を、融資する。
この判断は非常に難しくなります。

なぜなら、債務者が倒産したら融資金は回収出来ない。
だから、どれだけの確率で倒産するのか?
そもそも今後その企業はどこまで成長するのか?
それを、多面的に分析するのと同時に、
最後は、「だから大丈夫」と、自分で判断する必要があるからです。

前者の不動産担保による融資は、
「不動産」という、自分以外の人でも価値判断できる資産を担保に
融資の判断している。
自己判断せずに、他力本願の行為、
言ってみれば、「他人のモノサシ」での判断ですね。

後者の融資は、
自分で考え自分で分析し自分で判断している。
自己完結型の、「自分のモノサシ」での判断ですね。

血液の流れを調整する弁、
当然ながら、自分のモノサシで血液の量を調整している。

オトコも、自分の判断は、自分のモノサシで出来るようになる。
これが、いいオトコとしての条件である、
自立成長型の人、自分人生の経営者ということですね。



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    今週の ブ ス お と こ 君
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▼新規ビジネス

「これが、面白い新規ビジネスです」
部下が提案してきた。

上司の「他社は既にやっているのか?」という質問に対し
部下は「まだ誰も手をつけていません」と回答。

すると、ブスおとこ型の上司は
「誰もやっていない事業なんて、リスクが高い」
「もう少し他社動向の様子を見るべきだ」
と、部下の新規提案を却下。

これって、他社動向という「他人のモノサシ」に頼った、
他力本願的判断。


▼流行のお店

友人から「このお店、すばらしいよ、行ってみない?」
と誘われたブス君、
行った後の感想を求めれ、「特段なんてことは無いね」と反応。

ところが後日、とある流行雑誌にそのお店が紹介。
それが火付け役となり、そのお店は最先端のスポットとなった。
その後、ブス君いわく「あそこはいい店だよね」ですって。

これって、自分で良し悪し判断しないで、
他人に流行ってるか否かで決めている、他人モノサシの典型例。




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「いいオトコは、成功=他人のおかげ、と考える」  2004年8月25日 (第124号)



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いいオトコ的 「出来事の読み方」
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アテネ・オリンピック。
日本のメダルラッシュ、すごいですね。

そこで今号の”出来事の読み方”は、
アテネ・オリンピックに関してです。

もちろん「我々も、メダリストのように一生懸命努力しよう」
なんていう、誰でも言うような意見ではありません。

メダル獲得後の選手のインタビューから見つけ出した
1つの共通点についてのお話です。


▼「みなさん、ありがとう」

メダル獲得直後の勝利者インタビュー。
「ホント、嬉しいです、気持ちいいー!」
「努力の甲斐がありました」
「これも、皆さんのおかげです」

この3フレーズは、多くのメダリストに共通していますね。
で、1番目と2番目は、メダリスト本人のこと。
そして3番目は、メダリストの周辺の人への感謝の念。


▼言われたからって、言えるものではない

周辺への感謝。
これが小学生なら、授業中に先生から
「常に周りの人々への感謝を忘れないように」
と教えられ、それを忠実に守っているとも思えます。

でも、大人になったメダリストたちが、
他人から「周りへの感謝もコメントで言うように」
なんていう指示は、されていないことでしょう。

また例え、言うように指示さられていたとしても、
メダル獲得直後の興奮状態では、そんなこと覚えていないはず。

だから、「皆さん、ありがとう」というコメントは、
メダリストたちの本音だと思います。


▼周りに支えられている

確かにメダルを獲得するには、
多くの人々の協力があったことは間違いありません。

教えてくれたコーチ。
激励してくれた友人やチームメイト。
心の支えとなった家族。
金銭的支援をしてくれた協会やスポンサー。
そしていつも応援してくれたファンやサポーター。

彼ら彼女らがいたからこそ
メダル獲得に繋がったというのも、事実なんでしょうね。


▼強い人ほど知っている

試合で勝つ。
そのためには、周辺の人たちの多大なる協力が必要である。

試合で勝った。
そこには、周辺の人たちの有形無形の支えがあった。

強い人ほど、これを認識しています。
勝つ人ほど、他人への感謝を忘れません。

だから興奮冷めやらないメダル獲得直後でも、
「皆さんありがとう」
「これで、応援してくれた人々にお礼ができます」
「勝てたのは、私を支えてくれた人たちがいたからです」
というコメントができるのですね。


▼どの世界でも同じ

これは、スポーツだけに限ったことではありません。
ビジネスの世界でも、プライベートでも同じ。

起業して成功した経営者。
1つの仕事を着実に成し遂げるビジネス・パーソン
営業成績がいつも抜群のセールスマン。
彼ら彼女らは、周辺の人々への感謝を忘れていません。

心の友が多い人。
家族とハッピーな生活をしている人。
人脈が広い人。
彼ら彼女らは、自力だけで上手くいっているとは思っていません。

スポーツでもビジネスでもプライベートでも、
デキる人の共通点ですね。
「勝った、上手くいった理由の大半は、
自分の実力ではなく、他人の支えがあったから」と
認識しているということが。



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   今 週 の ブ ス お と こ 君
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営業成績でトップになったブス君。
「どーだ、すごいだろー」と、周りに自慢ばかり。
その陰で、無理な納期の要求に、一生懸命応じてきた、
裏方の人たちへの感謝は無かった。

受験に成功したブス君。
「やっぱ俺って、あったまイイー」ばかり。
親への感謝は忘却の彼方のようだ。

ベンチャー企業経営者のブス君。
「俺の経営センスが起業成功を導いた」が口癖。
同じ夢を追ってがんばった同僚については何も語らない。

ブスおとこ君の共通点は、
成功したのは自分の実力、努力の結晶であって、
周辺の人々の支えや協力のおかげだとは思っていない。

そしてこのようなブス君、
一般的には、その成功は長続きしないでしょう。
だって、人々が離れていくばかりだから。

「成功は他人のおかげ」
「失敗は自分の責任」

これを忘れちゃ、一生、ブス君のままですね。




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「現場、部下、後輩に”まかせる”ことが重要」  2004年9月8日 (第125号)


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いいオトコ的 「出来事の読み方」
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地域住民が直接参画出来る「地域運営学校」。
地方行政の権限を増やす「地方分権」。
地域にお金を回す仕組みの「市民バンク」。

いずれにも共通するのが「地域・地方」への裁量。
そして、その流れが、日本でも加速しています。

このような出来事を、”いいオトコ”的に考えてみましょう。


▼地域運営学校

東京都世田谷区では、保護者や地域住民が
学校運営に直接参画できる「地域運営学校」を開設する。

要は、教育方針、カリキュラム、教員人事などについて、
地域住民が発言権を持つという仕組みです。

今の学校制度は、国や自治体が、その運営を行い、
方針などについても決定権を持っている。

保護者や地域住民は、「意見を言うことは出来る」が、
「その効力は非常に乏しく、声が現場に届かない」
というのが実態です。

それを解消し、地域住民が参画出来るようにしたこの仕組み、
今後も増えていきそうですね。

そもそも学校運営は、その地域地域で異なっていて当たり前。
だって、地域の特性、少子化の進捗状況、産業構造、
県民性、市民性は、地域地域で異なる。

異なるものを、1つの基準、全国共通で運営するのは
無理がありますね。

そして何よりも、「子供を預けている住民」や、
「近くで生活している住民」の声が届くようにするのは、
時代の流れからして当然のこと。


▼地方分権

同じことが、地方分権という流れにも当てはまります。
北海道の道州制とか、財源を地方に委譲するとか。

学校運営ですらそうなのだから、
その他もろもろを含めた「地方の運営」は、
ある程度、その地方に委ねるのは、
当然の流れですね。

霞ヶ関(東京官庁街)の人が、
沖縄という地域の運営について、ある程度の権限を持っている。
果たして、沖縄県民の本当の声を聞くことが出来るのでしょうか?

地方自治の国際モデルであるヨーロッパ自治憲章の流れが、
ようやく、日本にもたどり着いたようですね。


▼市民バンク

一般的な銀行預金は、
「自分は預金する人、運用は銀行の仕事」でした。

ところが、「自分のお金が地域のどこに流れるかを見たい」
「お金が生きている実感が欲しい」
ということから最近増えているのが、この「市民バンク」

欧米やアジアでは、地域にお金を回す会員方式も盛んですが、
その流れが日本でも加速しています。

また、「投資組合」という地域ファンドも増えています。
これは、地域に根付いている元気のいい中小企業やベンチャーに
投資をする組合(ファンド)のこと。

従来のファンドは、大手ファンド会社に資金を預け、
このファンド会社が全国の企業に投資をする仕組みですが、
地域ファンドは、お金を預ける人も、お金を運用する人も、
お金を出してもらう人も、皆、地域の人ってこと。


▼参加者=受益者

以上、地域運営学校、地方分権、地域ファンド(市民バンク)。
共通するのが、
「その場にいる人が、参加し、意見を言い、恩恵を受ける」
ということです。

そして世の中は、この流れが加速していrます。

従来のトップダウン式は限界に来ているのでしょう。
なぜなら、その現場、その地域に居ないで、
遠くの快適な事務所にいる人々が、
決定権を持っていたり、現場や地域に指示をする。

これでは、現場や地域の声が、決定権を持っている人に、
直接伝わりません。
伝わらない=意見が通らないのでは、
現場や地域のモティベーションは低下する一方。

また、決定権を持ち、指示を出す側も、
現場や地域のことがよくわからないでやらされるので、
決してハッピーではないでしょう。

あくまで、参加者が受益者となり、受益者が決定権となる。


▼権限委譲

以上のことは、仕事上でもプライベート上でも重要な、
「権限委譲」にも繋がりますね。

デキるビジネス・パーソンは、部下に権限委譲をします。
いいオトコは、周辺の人々に意志決定権を与えます。

もちろん、単に「全てお任せ」の権限委譲ではダメで、
上手に委譲します。

具体的には、「だいたいの方向性を示す」とか、
「大きな局面で指示を出す」
あるいは「到着点(目標)を明確に示す」こと。

これらに注力し、それ以外の(主に細かい)ことを、
ある程度、現場・部下・周辺の人々の自主性に任せ、
裁量権を与えるってことです。

逆に、部下や周辺の人々に「押し付け」ることが多い人。
全て自分で決めようとする人。
手取り足取り教えようとする人。
ちょっと、考え直したほうがいいかもしれませんね。



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   今 週 の ブ ス お と こ 君
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▼子供に手取り足取り

はしの上げ下げまで手取り足取りのブスお父さん(お母さん)

宿題も全部見てあげている。
というか、最後は自分でやって「あげて」しまう。

お受験も就職も、子供の意思ではなくブス親が決める。
結婚相手だってそうだ。
まさか、お墓まで、親が決めるなんてこと無いでしょうが。


▼部下に指示

仕事の詳細に渡るまで、部下に指示を飛ばすブス上司。

レポートには一字一句チェックを入れ、
持っているカバンや着ているスーツまで、注文を付ける。

客先に同行しても、結局はブス上司が1人でしゃべってしまい、
部下はいつも、単なる同席者。
まさか、トイレにまで着いてきたりはしないでしょうが。


▼ホワイトカラー

現場を無視して注文ばかり申し付ける、ブス・ホワイトカラー君。

クーラーが無い蒸し暑い工場の工員に対し、
「これは理論上、出来るはず」っていうのを口癖に、
現場工員に事細かに注文する。

しかし自分は、クーラーの効いた部屋から出ようとはしない。
まさか、一度も工場に入ったことが無い、ってことはないでしょうが。




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「いいオトコは、”限定商品”になることを目指す」  2004年9月15日 (第126号)


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いいオトコ的 「出来事の読み方」
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ビール、お菓子、タバコ、下着
さて、これらに共通する言葉とは何でしょうか?

答えは「地域限定」。

ここのところ、いろんな商品が「地域限定」で販売されています。
今号は、「地域限定」について、
いいオトコ的、自分人生の経営者的に、読んでみましょう。


▼地域限定商品

大きな駅や空港で目にする地域限定のスナック菓子。
カールとか、コアラのマーチが有名ですね。

これら有名な商品のみならず、
次のような地域限定商品が、売れ行き好調です。

キリンビールは、岡山国体を記念し、
岡山工場生産の限定ビールを、岡山県内で販売。

東ハトは、アンデス山脈岩塩入りの濃厚な味わいの
キャラメルコーンを、山梨県と関東のみで販売。

大阪・ミナミでは、アメリカ村限定となる超地域限定の
フリーペーパーを運営中。

伊豆農協では、伊豆産のアロエを使ったワインを
伊豆地域限定で発売。

トリンプでは、京都限定のショーツを販売。
舞妓や招き猫の刺繍などがあるらしい。

JT(日本たばこ)は、北海道限定のホープライト、
宮城限定のゴールデンバット・メンソールなど、
12種類の地域限定タバコを販売。


▼地域限定が売れる理由(わけ)

まだまだ消費が低迷し、売り上げアップに四苦八苦。
これが日本全体の消費動向でしょう。

その中で、地域限定が元気なのは、なぜでしょうか?
答えは言うまでもありませんね。

ピンポイントで商品が特定できるくらいの特徴を有していて、
それが限定的な売り方をされていて、
尚且つ、中身がすばらしいから。

消費者のニーズ。
我々が生まれる前は、「ビールが欲しい。」
高度成長期は、「あのメーカーのビールが欲しい。」
バブル前後は、「あのメーカーのこのブランドのビールが欲しい。」

そして今後は、「あのメーカーのこのブランドの、
あそこで売っているビールが欲しい。」

そして、売れている地域限定商品は、
このニーズを満たしているのです。


▼「ヒト」という商品

同じことが、人という商品にも当てはまります。
ビールという商品を貴方に置き換え、
消費者を、上司、同僚、顧客とか、
友人、彼女、家族、知人に置き換えてみましょう。

消費者のニーズ。
我々が生まれる前は、「働き手となる若者が必要だ。」
高度成長期は、「あの学校(会社)の若者が必要だ。」
バブル前後は、「あの学校(会社)でこんなことが出来る
若者が必要だ。」

そして今後は、「あの学校(会社)」という言葉を
残すか否かは人それぞれだが、
共通するのは、
「こんなことが出来る、○○君が必要だ。」
となっていくのです。


▼個性だけではなく「個別性」

個性の時代。個性を磨け。
そんな言葉が流行りましたが、
もうそれも過去のこと。

個性だけでは勝てない時代に突入です。
言い換えれば、個性があることは当然であり、
個別性が求められるということ。

個性だけだと、あの人「みたいな」人がいれば、
それで代替がききます。
これが個別性となると、あの人「以外」ではダメ、
代替がききません。

そして、いいオトコ、自分人生の経営者、自立成長型の人は、
個性を磨くよりも、個別性を確立する必要があります。
なぜなら、代替がきかない人となり、
それが最も「商品価値」を高めることになるから。

では、個別性を確立するにはどうすればいいのか?
それは、「特徴」を見つけ出し、それを「特長」にすること。
「特徴を特長」にするのです。

是非とも「限定」商品になりたいですね。
「これは○○さんにしかわからない。」
「あれが出来るのは○○さんのみだ。」
って。



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   今 週 の ブ ス お と こ 君
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もう、こんなブスおとこ君って、いるはずはないですよね。

「俺は○○大学の出身だ。」が自慢で、
ともかく出身大学を全面に出すブス君。

「○○社に勤務しているんだ。」が合コンの口説き文句で、
すぐに名刺を配るブス君。

「中途採用する人は、MBAホルダーに限る。」ってことで
採用に際し、資格ばかりに目が行くブス君。

あ、でも見回したら、いっぱいいますね。




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「いい例を真似ることが、いいオトコへの道」  2004年9月22日(第127号)


ホンモノの【いいオトコ】になるには、
良い会社の事例、優秀な経営者の行動、ステキな社会現象などを、
自分に置き換え、参考にしていく。


  ホンモノの”いいオトコ”を目指す(待っている)皆様へ
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
   ■■■出来事・社会現象の「読み方」■■■
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

世の中の出来事、経済動向、社会現象。
それは全て、「人間」が成すものですね。

だから言うまでも無く、出来事・経済・社会などを観察すれば、
人間ってどうあるべきか、どう進むべきかがわかります。

一方、自分自身を高め、自立成長していく
ホンモノの”いいオトコ”は、
自力だけではその達成が難しいもの。

だから、「いい事例」、「ベスト・プラクティス」を参考にし、
「悪い事例や現象」を反面教師にします。

そこで、いいオトコ君の貴男に、いいオトコを待っている貴女に、
参考になる出来事や経済動向、社会現象と、
それをどう考えたらいいのかを、ここでお送り致します。

良い会社はどんなことをしているのか?
優れた企業経営者が行うこととは?
ステキな出来事が生まれた背景は?

そしてこれらの逆のケース。

会社も経営者も出来事も社会も、
その主人公を「貴方」という自分に置き換えることにより、
ホンモノの”いいオトコ”になる一助になることでしょう。

この春からスタートしたシリーズを、一部変更し、
次週より、以上のお話をお送り致します。

お楽しみに!




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