[ 演奏記録 2005年7ー8月]


7月2日(土)稲毛 FULL HOUSE
スーパーハープ竹江ショーにガッツ山口(G)、リトルシゲル(B)、中山幸也(D)と。ちょうど1週間前のお茶の水のパブ「スピットフィアー」の時と同じメンバーである。始まりの段階では少々寂しい感もあったものの、時間が経つに連れてお客さんも増えて楽しい夜となる。3ステージ中、わたしは2ステージ目でボーカルをとった。

さて、スーパーハープ竹江は、自分のショーのとき、バックをつとめるメンバーに「錦糸町キッズ」という名前を付けたがる。だから、この夜はわたしもどうやら「錦糸町キッズ」の一員だったらしい。錦糸町に縁のある人はメンバーに一人もいないと思うのだけれど、何なんですかねぇ、このネーミング。ただ、ボスが錦糸町(の歓楽街)が好きということのようデス。

(画像提供:山口三枝子さん)


7月3日(土)稲毛海浜公園野外音楽堂
BLEUS T.A.D.の仲間、カモネギたかひろが主宰を務める「タノシイウツワノカイ」のチャリティー野外コンサートは今回で3回目。第3回の開催はBLEUS T.A.D. のメンバーを主体にしたプログラムで、その名も「ブルースフェスティバル」と相成った。当日のプログラムは以下のとおり。

わたしがボーカルをとるメインのステージはプログラム2番目だったが、この他に「大久保紅葉&初夏」「カモネギたかひろ」のステージでサイドギターを担当した。出演者は約20名。その他、裏方としてステージのセッティングを担当したスタッフや司会者、また募金の受付などを合わせると、総勢約30名の参加であった。

梅雨の最中の開催ということで天候が心配されたものの、雨はホンの少しパラつく程度でプログラムの進行にはまったく影響なし。自転車に乗って来てくださった近隣の方の他、電車に乗って遠路来てくださった方もあった。とはいえ、「もう少し聴衆を集められればよかったなぁ」というのが正直な感想だけれども、今後また同様の企画があったときには、わたしも主催者と協力してフェスティバルを盛り立てていきたいと思う。

(画像提供:左上−いたるさん、右上−千賀喜通さん、下3点−山口花能さん。画像をクリックすると各氏のHPにリンクします。また、中右−沼辺信一さん。こちらはクリックすると大きな画像になります。)


7月8日(金)渋谷 BLUE HEAT
円城寺重之をハモニカ、バットマン小森をドラムに迎えてのアコスティックナイト。演奏終了後、聞きに来てくれていた仲間のYさんを交えて意見交換。 やはりわたしのソロスタイル、まだまだ途上。まず、1時間のショータイムをゆとりをもって終わらせるだけのレパートリーがない。どうしても、エレキスタイルのナンバーを2、3曲使ってしまう。そのせいか、「別にアコギでなくてもいいんじゃないなの?」という印象を与えてしまう。また、今回はドラムも入れたので、とりわけ、「ベースがいない変則バンド編成」という印象が加味されたのかもしれない。いずれにせよ、エレキギターでバンドを従えて演奏する「ファイア−大道」を何度も聞いているお客さんにも、「お、これはファイア−大道の新しいスタイルだ」と感じてもらえるようにしなくては。「ギターを弾こう弾こうとしないで、むしろ音数を減らしてボーカルをもっと聞かせては?」という意見もあり、ううむ、まさに試行錯誤であります。

7月17日(日)高田馬場 THE FIDDLER
 オープニングに「小泉功(V&G)鈴木(Harmonica)増田(G)」組を迎えて。小泉氏はテンポ良く、かつ、落ちついたステ−ジングで気持ちがよく、また、若い増田君には応援団もついて(!?)楽しい盛り上がりだった。ベースは藤野晴信、ドラムが大久保初夏。

 一方、わたしのセットはサイドギターに大久保初夏、ハモニカ&ボーカルに紅葉という編成となり、初夏&紅葉のシスターズが大いにお客さんに受けた。ドラムはタッド三浦が担当した。

 次のタッド三浦のセットは、夫人と連れ立ってふらりと寄ってくれたガッツ山口が飛び入りサイドギター。友人(バットマン小森)宅で、既にかなり飲んで来たということだったが、なかなかの演奏だった。ここのところ、わたしのサイドギターを頼むことが多かったので、客席でじっくり彼のサイドギターのプレイを見ていなかったのだけれど、「ううむ、やっぱり巧みだなぁ」と感心した。

 最後に、わたしとタッドで組んでもう一度ステージ。12時に終了。5月の銀座すずらん通り商店街での演奏で知り合ったM氏、K氏もまた来てくださり、最後まで聞いてくださった。おつかれさま&ありがとうございました。


7月23日(土)阿佐ヶ谷 CHICAGO
関東地方で比較的大きな地震があった夜。午後9時過ぎまでJRの運行ダイヤが乱れ、自転車で散々走りまわった挙げ句、日頃使用しない地下鉄丸ノ内線で南阿佐ヶ谷下車。お店に着いたときは10時近かった。20分程度のソロ演奏。

7月24日(日)渋谷 TERRAPLANE
BLUES T.A.D. ショータイムに15分枠で出演。前夜に引き続きソロ演奏。まだまだ経験不足で不安定だけれど、ここ数週間の練習のかいもあって、なんとか形になりそうな感触を得る。レパートリーも増やして、ソロで45分のステージをまかなえるようにしたいもの。

さて、当夜の出演はこの他、「小泉&山岡」「古水潤」「小澤&玉井」「岩楯&長浜」「タッド三浦」。それぞれの熱演、熱唱を楽しみ、また、エレガット使用の古水君のソロ演奏に聞き惚れたりと、なかなか充実したショータイムでだった。


7月30日(土)福島 なまず亭
何故か「他人」とは思えない「福島なまず亭」と「ブルースクルーザー」。わたしの体の中の1/4に福島県人の血が流れているからだろうか?昨年暮れ以来半年ぶりのだったにもかかわらず、先週も来ていたような気がしていた。

さて、今回もいつもと同様、わたしのサポートを担当してくれたのは、ミッキー扇(H)、早坂洋一(G)、渋谷研一(B)、菱沼久雄(D)のブルースクルーザーの面々。わたしは入手間もないギター(バードランド)を使ってみた。音がズバーンと前面に出るので、自分でちょっと当惑する。あまり指が動かなかったので、いっそう当惑したものの、なまず亭常連のC君からは「フロントらいしい、しっかりした音でよい」と言われる。この輪郭のはっきりした音に負けないような強い心持ちを持たなくては...。

また、当夜はカントリーブルースのランブリン前田もいつもと同様参加してくれた。彼はさらに腕を上げている様子。枯れた感じの小さなアコスティックギターにピックアップをとりつけ、膝の上に寝かせてスライドバーを使いながら演奏された数曲は、音も美しくリズムも的確で、とても印象に残るものであった。さらには、須賀川から聞きに来てくださっていたHさん、郡山のバードランドでブルースボーカリストとして修行中とのこと。ゲストで1曲歌ってもらった。お客さんも大喜びであった。

演奏後、メンバーたちと外で夜食をとってから、わたし一人また店に戻って飲む。店主じょにが20年近く前にシカゴに滞在していた頃に写したという数々のスナップ写真を、店の看板娘のおみつと興味深く眺める。わたしは最近、アリゲーターから出ているジミー・ジョンソン「BAR ROOM PREACHER」を愛聴していて、「声といい、ギターといい、フェントン・ロビンソンのオモムキだなぁ」と思っていたのだが、じょにのアルバムの中に、この二人がクラブで一緒に演奏しているワンショットがあって感動したりもした。4時近くに解散してホテルへ。この夜の自分の演奏に満足できていなかったので、「この次こそは!」と思いながらの就寝であった。

(画像提供:なまず亭)


8月6日(土)御茶ノ水 SPITFIRE
スーパーハープ竹江と。他にギター&ボーカルで長浜太郎とわたしとで、それぞれ1セットづつ歌う。ベースは宮本繁、ドラムは中山幸也。

町内からの騒音(?)苦情を回避するべく午後6時スタートだったので、9時には終了した当夜の演奏。このあと、わたしは荻窪でのグラ小椋主催「第1回ブルースマンの集い」に寄ってみた。30名弱の参加だっただろうか。グラとは久しぶりにお会いした。案外よく知っている顔が多かった。わたしは2曲歌ったが、どうやら1曲だけで終わらせるべきだったらしい。新ギター「バードランド」はこの日のヘビーユースでボリューム、トーンのつまみがぐらぐらになってしまった。アンプの調整も悪くて、充分なボリュームが出なかったのがふがいなかった。せっかくの「集い」だったけれど、遅れて立寄ったうえに、終電が気になって最後もせわしなく、実は参加者と歓談することもままならなかったわたしである。


8月12日(金)高田馬場 THE FIDDLER
お盆休み前の金曜日。夜間になってからの荒天もあり、金曜日とはいえ、やや客足が遠のいた感のあった日。にもかかわらず、数カ月前から応援してくださっている、ご高齢のIさんがまた来場してくださった。また、久しぶりにドラムに小林ダイスケを迎え、個人的に楽しかった夜。出演は、わたしとタッド三浦の他、長浜太郎(G)、藤野晴信(B)、菅谷正史(B)、下部まゆこ(Sax)、小林ダイスケ(D)。

8月14日(日)渋谷 TERRAPLANE
「BLUES T.A.D.」の月例会の後のショータイム。「タッド三浦のスライドギター」「ブルースホッピーズ」「長浜&古水」のセット間に、わたしも萱沼氏(初対面)と組んで短い出演。スペシャルゲストとして登場した林氏は、カントリーブルースの弾き語りでみんなの目を釘付けにした。

8月17日(土)阿佐ヶ谷 CHECKER BOARD
毎週水曜日、9時スタートの同店定例ジャムセッションのホステスを担当。11名の参加で和やかに進行する。看板娘ツッチーも3曲披露。にこやかにステップを踏んで、聴衆にアピールするのでとても楽しいボーカルだった。

8月19日(金)朝霞台 PITHECANTHROPUS ELECTUSTS 
初めての店。朝霞台駅の南口から歩いてすぐの道路沿いにある。10人も入れば満席になるようなこじんまりしたお店だが、ほどよく明るくて落ち着ける。このあたりはドラマ−、バッドマン小森のテリトリー。夜のご近所パトロールの折に「お、新しい店だな、様子をみておこう」と来店して以来のつきあいだそうだ。彼を含め近隣在住の音楽仲間が同店の御意見番も兼ねた常連になっているらしい。

そんな次第で、当夜は、バットマン小森が店とメンバーの調整をしてくれた。ベースは三上壽一、ハモニカはジューシー今野。メンバーが定刻に集れなかったので、スタートが1時間近く遅れたが、2ステージ行なう。途中、地元の情報誌「ニュータイムス」が取材に。また、終演頃にはほどよく店内が埋まっていてホッとする

さて、「投げ銭」ライブだったのだが、終わってみたら、「え?」というくらいの分配金。5千円札を入れてくださったお客さんがいたそうである。感謝!演奏終了後、弾き語りでサイモン&ガーファンクルを2曲披露してくれたマスターのぺんたろうさん。体調がすぐれないとのことだったが、どうぞお大事に。そして、終電を逃したわたしにつきあってくれたバットマン小森、何から何までありがとう!

(画像提供:ニュータイムス社、左上の画像をクリックすると『ニュータイムス9月号』に掲載された当夜の記事にリンクします。


8月20日(土)吉祥寺 GOLDEN BAT
2年ぶりの同店。メンバーは、長浜太郎(G)、円城寺重之(H)、三上壽一(B)、バットマン小森(D)。店のPAがよいこともあり、音のバランスがよく、メンバーの演奏がわたしの耳にもよく届いた。客入りはイマイチだったが、彼らは一時もボルテージを下げることなくわたしについて来てくれた。客が少ないとき、座長としては、メンバーに非常にかたじけない思いがするだけに、メンバーの熱演・好演にわたしはいっそう大満足、大感謝であった。

ところで、またIさんが来てくださる。いつもわたしやメンバーにお酒を奢ってくだるのだが、「わたしは飲めないから、こうしてみなさんにお酒をさしあげて、お店にも少しはお金を落とすことで応援しなければね」とおっしゃる。自分以外に客がいないようなジャズクラブでの経験もあるそうで、「みなさん演奏家も、お店もたいへんよね」との有難い言葉も..。

聞きに来てくれていたKさんも加わって、終電間際に、慌ただしくも楽しい番外編ジャム。バットマンのベースで「アイル・プレイ・ザ・ブルース・フォー・ユー」。太郎がA・キングそっくりに台詞を入れながらギターを弾いた。三上君の美声による噂の(?)「ムスタングサリー」も初めて聴いた夜だった。


8月27日(土)阿佐ヶ谷 CHICAGO
アコスティックギターで5曲演奏。相変わらず、家で練習しているときと、実際の演奏のときのギャップに苦しむ。レパートリーも早急に増やさねば! 故倉ヤスヒロさんも出演日だったので、演奏後、ツアーのこと、各地の店のことなど情報交換。車にギターとアンプ、寝袋を積んで、演奏に出かけるという話を聞いて、端的にうらやましく思う。まさに、キー・トゥ・ザ・ハイウェイだわ。また、バード宮越氏にも久しぶりに会う。この夜もロックウッド風に12弦ギターを弾いていた。

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