
1月から4月分の演奏記録、修復中。
ゲストで呼ばれて急遽参加。TAKE-WOO(G&V)も呼ばれていてゲスト2人に、もともと予定されていた出演者、BLUES'N CURTAIN(下川裕明 G&V)、ジャック原(B)、渡辺聡(D&V)の計5人。「お喋りや進行の仕方が上手」というのではなくて、本当に、楽器の演奏能力が高くなりたいと感じた。「フルテン」にしても音量もサスティンも不十分なアンプは不本意であった。追記:後日、わたしのギターの音量が不十分な理由は、コードにあったことが判明。ブライトブラウンのアンプのせいではありませんでした。訂正&(お店に)お詫びいたします。
5月5日(土)大阪・四ツ橋 19JOINT初めて参加した「高槻ジャズストリート」。一昨年の暮れあたりに、フェイス金岡、コーヒー北村、藤井雅之らからこのフリーフェスティバルの話を聞いており、ここ何年も「仙台定禅寺ストリートジャズフェスティバル」に参加しているわたしとしては、一度行ってみたいなあと思っていたのであった。しかし、昨年は病床の父の容態が悪化したこともあって実現しなかった。今年は上手く事が運び、前述の三人と組んで参加することになった。
初めてのこととはいえ、一緒に組んだ連中は既に当該フェスティバルの常連のようであるし、大阪の他のミュージシャンたちからもある程度情報をもらっていたので気軽に出発した。前日深夜にバスに乗ったわたしは4日の早朝には高槻市内へ。朝食をとったり、道を間違えたりしながら、フェスティバル事務局本陣のあたりに辿り着く。途中、高山右近のカトリック教会などを覗いたりして「摂津戦国時代」を味わいながら。
演奏旅行中の人間にとって、演奏のない時間帯というのは誠に所在ないもので、わたしはそういうときは(雨が降っていない限り)公園で時間をつぶすことにしている。今回は、珍しく旅の道連れE(職場の友人)がいたのだが、夜行バスで到着早々積極的に動き回る気力も沸かず、早速、フェスティバル事務局本陣後部の「城跡公園」へ。ベンチとテーブルをみつけて、躊躇するEを励ましつつ寝かしつけ、わたしもごろんと横になる。公園は自由に(無料で)食べたり、飲んだり、寝転がったり、弾いたりできるのがいいのだ。晴天の下、うつらうつらしながら、2日目のフェスティバルが始まったことを公園内特設ステージから届く音で知る。
そうこうするうちに、バスに乗り込む時間が来た。「高槻ジャズストリート」名物、無料会場巡回ブルースバス「ハピネス号」だ。このバスについてもいろいろな人から断片的に話を聞いていたので、興味津々、事前にサイトから参加申し込みをしていたのだ。バス班のボランティアのみなさんがメールで指示してくれていた集合場所に行くと、バスガイド用の衣装と帽子が用意されており、わたしもその着用を促されたが、適合サイズ無しということで、チョッキと帽子を身に着けただけで勘弁してもらう。
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バス内で一緒に演奏してくれるフェイス君が集合場所に姿を見せると、あっといまに乗り込み&出発。話には聞いていたが、動くバスの中で立って演奏するというのは至難の業。わたしはギターを弾く以外に歌うわけだが、マイクスタンドはない。やむを得ず、友人Eにマイクを持たせて歌ったが、彼女も彼女でバスに揺られてバランスを崩すので、彼女の手中のマイクにわたしの口が届かない。バスがブレーキをかけるたびにあちこちにぶつかりそうになる。停車駅の名前を間違えながらアナウンスをするうちに、30分弱の車内演奏はあっという間に終了。ううむ、楽しかったのだか、バタバタしていただけなのか、わからずじまいであった。さて、「ハピネス号」仮設ターミナルに、三々五々集合していた今回の演奏メンバー全員と連れ立って、次の演奏会場「RUSH」へ向かう。
「RUSH」というのはれっきとした音楽バーで、たいそう洒落た店である。細長い店内は頭部にステージ、胴体部にカウンター、脚部にボックス席といったレイアウトである。普段はジャズなんかを肴に、しっとり飲むところなのかな?さて、わたしたち(フェイス金岡G、コーヒー北村B、藤井雅之D)の演奏が始まると、店内は一気にヒートアップ。わたしたちの前の演奏は女性ボーカルジャズグループだったが、やっぱりお客さんはジャズよりブルースの方が好きなんじゃないかと思う。現行のストリートフェスティバルには「ジャズ」の冠がついたものが多いけれど、実際には、ジャスよりもブルースの方が市民に喜ばれているような気がしてならない。尤も、「ブラスバンド」や「ビッグバンド」を内包する「ジャズ」の方が、学校・市民の課外活動などとも連携しやすく、より社会的に認知されやすいことは確かなのだが、「実際に音が出ている現場では」ジャズよりブルースの方が、大雑把な物言いではあるが、好まれているとわたしには思われる。
45分程度の1ステージはあっという間に終了。フェイス君は後日、「あまりいい出来ではなかった」と自分の演奏を評していたが、どうしてどうして、なかなかの好演であった。いつも少々遠慮がちの北さんも、大いに健闘してくれた。また、雅之君は連絡の行違いにより、シンバルだのタムだの、足りないパーツがあったにもかかわらず、音楽的には遜色なく善戦。わたしはいつもと同様、全力投球、客席からの一定の反応は確信したものの、結局、自分自身としては、「現在の自分の力量ではここまで」という閉塞感をぬぐえないのであった。
「高槻ジャズストリート」の運営はボランティア事業として成り立っているらしい。実際、近畿地方在住の仲間のミュージシャンたちの多くがこのフェスティバルに関わっており、自分たちの演奏以外に会場設営、機材の搬入搬出から、例の無料巡回バス運行まで、実にさまざまなことに貢献しているのであった。東京からやってきたわたしなどは、「お客さん」みたいなスタンスで参加させてもらったのが心苦しい。今年が第9回目の開催ということであったが、この調子で成長し続ければ、わたしが知っているもう一つの無料ストリートフェスティバル、「仙台定禅寺ストリートジャズフェスティバル」規模にまでなるのかもしれない。
演奏後は仲間と飲みながら休憩したり、他の演奏を聴いたり。夜8時からスタートした「パイソンズ」の演奏を聴いてから、塚本ハウリンバーの第一金曜日ブルースジャムセッションへ数人と流れる。「今夜は人が少ないかも」という大方の心配を他所に、出かけてみたらなかなかの盛況。ハウリンYOU娘さん、バーバー中西さんのテキパキした司会進行で気持ちがよい。さっき高槻ですれちがった人、前回の大阪滞在で会った人、初めて会った人、にぎやかな一日であった。
5月6日(日)大阪・塚本 ハウリンバーフェイス金岡がセッティングしてくれたブルースショータイム。わたし、フェイス(G)、ウェッティー・ジョー(Harmonica)の三人でボーカルをとる。ベースは前日のフェスティバルから引き続きコーヒー北村、藤井雅之は東京での演奏に備えて既に大阪を離れているので、ドラムは山崎君が呼ばれていた。
ウェッティー・ジョーさんは、当初、わたしたちの「対バン」のメンバーとして出演の予定であったが、他のバンドメンバーの都合で出演が取りやめになったため、単独でわたしたちに吸収される形で登場してもらった。初めてお会いしたハモニカプレイヤーだったが、既に多くの経験を持ち、方々でハモニカを教えていらっしゃる。驚いたことは、この夜、聞きにきてくれた彼のお弟子の田口ひろこさんは、なんと、2年前にわたしが「シカゴブルースフェスティバル観戦ツアー」に参加したおり、たまたまホテルで同宿した旅の道連れであった。ウェッティーさんのハモニカは力強いブローであった。ときどき、わたしが今まであまり聞いたことのない音色が聞こえた。それがどういう奏法であったのか演奏中にはわからなかったので、今度ご一緒することがあれば、ぜひ、それを解明したい。
ところで、この「19JOINT 」は、その店名からアメリカンなカントリースタイルを想像させるけれども、内に入ってみると、実際には、そこは清潔な和風の小料理屋である。若いマスターは和食と中華の修行をした板前さんだ。料理は本格的で美味。しかも良心的価格。これまた若くて可愛らしい女将さんがてきぱきと愛想良く料理や飲み物を運んでくれる。わたしは自分が演奏でなければもっともっと飲み食いに興じたいところであった。後日、他の人から聞いたが、マスターはハモニカプレイヤーだそうだ。ブルースファンがオーナーのこの店は、ドラムセットを含めて、機材も充実している。
この夜は、「高槻ジャズストリート」の準備から後片付けまで、何かと身体を使って動き回っていた仲間のプレイヤーたちが三々五々集まってくれた。さぞかし疲れているだろうに、わざわざ寄ってくれて有難さ一入。ステージ終盤は皆で歌ったり踊ったりで、「打ち上げ」みたいな感じ。演奏後、ギターのマエストロ、Oセンセに練習法などを少々教示してもらう。「盛り上がってワーワー言って、褒められているだけでは進歩はない」という言葉に深くうなづく。Oセンセといえども、過去には人からケチョンケチョンに批評されたこともあるそうで、何となく励まされる。しかし、わたしが何をやっても全てOセンセには見透かされている気がする。今度会うときには「少しはマシになったじゃない」と思われたいものだなぁ。
ドラムの水野けいこさんがセッティングしてくれたステージ。メンバーは全員女性となる。ベースはみや、ハモニカはマイティ・マリ。後者二人はまだそれほどステージ経験が豊富ではないらしいが、やはり女性は思い切りがいい。決して完成度は高くなかったとは思うけれど、みな積極的なプレーだった。けいこ嬢のドラムはフロントの動きに素早く反応してくれる。そして、後ろから「仕掛け」てもくれる。一つの曲に起承転結をつけてくれる。失敗を恐れない。みやちゃんも「うわっ」などと奇声を発しながらも、鋭く斬り込んで来る。マリちゃんは1ステージ丸々演奏するのは初めてだったそうだが、その音質と力強さは驚くほどだった。彼女は歌も披露してくれた。「ぜんぜん可愛くない、怖い姐さんたちばっかのメンバーですよ」などと、事前にけいこ嬢は言っていたけれど、実際にお会いすると、みんな(わたしから見れば)十分に若くて可愛いらしい。演奏終了後、汗だくのまま「また一緒にやろうね!」と互いに抱擁。拙い演奏にもかかわらす、足を運び耳を傾けてくださった来場のみなさんに感謝。そして、わたしたちをサポートするために「ブルースホイホイ」を編成して演奏してくださった、ハモニカ&ボーカルの木村さん、ギターのよし君、ベースのあやのりん(?)、ドラムの山崎君、そして、マスターの水流さんにも感謝。夜行バスの出発時間が思っていたより早かったため、演奏終了後、バタバタとせわしなく店を辞することになってしまい、申し訳なかった。みなさん、本当にありがとうございました。
(画像提供:Mr.Taniguchi、Ms. Edith Petrucci、高槻市)
下川裕明(V&G)、マーシー伊藤(H)のトリオで。三人とも何となくノリきれない感の残った演奏ではあったが、3ステージ目までじっくり聞いてくださったお客さんもいて有難かった。また、仕切り直してがんばりましょう。
初めての相方、ジャズ高橋(H)とのデュオ。出演時間枠が短く、3曲で終了。最近入手したアコスティックギターの音色を確かめたくて、ピックアップを付けづにマイクで音を拾ってみたが、全然音量が足りなかった。聞こえないぐらい。仕方がないので、途中から爪でジャカジャカコードを鳴らすことになった。アコスティックギターというものは、結局は、ピックアップをつけてアンプから音を出す以外にないのだろうか...。
「『フィドラー』は1月で店を閉めたらしいよ」と聞いたのは3月くらいのことだっただろうか。高田馬場のイングリシュパブ、フィドラーは自宅から近いということもあり、親近感のある店だった。階段を降りて、地下にある重い扉を開けて穴蔵みたいな店に入るのが、「かくれんぼ」みたいでもあり、店の雰囲気もわたしは好きだったのだ。3年くらい「ファイアー&タッド with フレンズ」というタイトルで、わたしとタッド三浦を中心に、そのときに演奏できる人間が集まって演奏してきた。
「残念だなぁ」と思っていたところ、ある深夜、池袋の演奏の帰りだっただろうか、自転車で「フィドラー」の前を通ったので、「どうなってるのかしらん」と自転車を降りて中に入ってみた。そのとき、徹夜で数名のスタッフと内装工事をしていた新オーナー、加藤みささんとお会いした。お話ししていると、「ファイアーさん、知っていますよ。『フィドラー』でお聞きしています。」とのこと。加藤さん自身も「L.A.B.」というバンドでCHATA(チャタ)という愛称でボーカルを担当し、フィドラーにもずっと出演していたそうだ。「フィドラー」閉店を知り、「では、わたしが!」と名乗りを上げたとのこと。新装開店を数日後に控えて、突貫工事の最中であった加藤さんを、30分くらいお邪魔して帰路に戻ったが、「『フィドラー』と同じようにノーチャジーのミュージックパブにします。ビールの仕入れも、料理も充実させますよ。そして、ミュージシャンにも愛される店にしますよ。名前は『ディグライト diglight』です。」という新オーナーの話を嬉しく反芻したのである。
さて、そのおりに決めていた演奏がこの夜。やはり「ファイアー&タッド with フレンズ」という形で、多くの仲間に集まってもらった。出演順に「ガッツ山口(G&V)セット:三浦(G)、伊藤(B)、長嶺(D)」「原本みなえ(G&V)セット:大道(G)、片倉(B)、大西(D)」「K.O.小泉(G&V)セット:増田(G)、小島(H)、伊藤(B)、諸星(D)」「大道(V)セット:下川(G)、山口(G)、片倉、小宮(B)、西岡(D)」「タッド三浦(G&V)セット:鯉沼、山口(G)、片倉、菅谷(B)、長嶺(D)」。この他、曲の途中で小澤、嶋崎にも曲の途中でギターが手渡された。
出演者はみな熱演であった。「ファイアー&タッド with フレンズ」企画ではわたしはマネージャーのようなもの。時間調整、出演者調整、お客さんの反応をチェックする役目。とくにこの夜は出演者も多かったので、あまり演奏しなかった。そんなステージマネージャーとして、それでは、演奏の寸評を。
久しぶりに長時間演奏した「ガッツ山口」、最初のステージは少々固かったように思うが、最後の方では本領発揮、やはりプレーが安定している。見ていて、聞いていて不安がない。「原本みなえ」、彼女は期待の新人。まだステージ経験が浅いけれども、着実にレパートリーを増やしている。ギターは相当に達者なのに、アンプの音量調整がイマイチで、せっかくの音があまりお客に伝わっていないかったのでは?「K.O.小泉」はこのところ精力的に活動中。ワンステージがちょっと長かったかも。お客さんの集中力が切れてしまったような気がする。「長嶺章子」のドラムは素晴らしく、わたしは感動した。シャッフルがとても小気味よい。注文をつければ、「ああ、ありがとう!そこまでやってくれて!」という、彼女の超炸裂ドラムソロ、ぜひ、聞きたいと思ったのであった。そして、久しぶりに聞いた「鯉沼洋介」のギター。サイドでのコードワークは相変わらず巧みで、「ううむ、どうやるんだろう?」などと感心して見入る。タッド三浦にイジられて往生していたけれども、最終的には爆発してくれてみんな大喜びであった。
最後のタッド三浦セットが大盛況で終わり、お客さんが店を出るときに「ブルースってのも面白いな」と興奮気味に話していたのが耳に入る。わたしが二タっとする瞬間である。「ディグライト」はステージが少し広くなり、機材も一新。照明もなかなか凝っており、「投げ銭箱」も用意されている。美味しい外国のビールもタップからサービスされる。これからもお店とプレイヤーは共存共栄、互いにがんばって、末永いおつきあいをしていきたいものである。
(画像提供:Ms. Minae Haramoto、画像をクリックすると彼女のブログにリンクします。)
ソロで。他の出演者は「坂下&渡辺」「ボンバー&西出」「TK」。いずれも知った仲間で、しかも久しぶりに聞いたので楽しかった。以前にわたしの演奏を聞いてくださったというNさんが、「ようやくスケジュールがあって聴きに来れました」と言って来てくださる。小金井でお店をやっているそうだ。今度遊びに行く約束をする。三多摩地区のみなさん、ご一緒しましょう。
わたし(G&V)、タッド三浦(G&V)、伊藤敦(B)、長嶺章子(D)で。金曜の夜、ぎりぎりまで仕事があったので、店に着いてすぐに演奏ということになった。平日の夜の演奏は昼間の仕事の後だから、正直言うと「うわ〜、これから演奏かぁ、トホホ」ということも多い。ぐうたらサラーリマンでも、やっぱり夕方には結構疲れているらしい。しかし、不思議なことに、ハアハア言って店に入り演奏を始めると、いつのまにかスイッチが入って「演奏モード」になる。この夜も、まさにそんな感じ。聞きに来てくれていた仲間数人にステージに上がってもらいつつ、3ステージ演奏した。
神戸の音楽仲間、田中ナコミ来日(?)東京公演。3月末だっただろうか、ナコミ嬢から「6月に東京に行く。何日かの演奏は既に決まっているのだけれど、6月2日が空いているので一緒にできないか」という打診をもらったのは。わたしはサポートメンバー、三上寿一(B)、ブッチ池端(D)、Saxy The 遠藤(Sax)を手配し、彼女は友人であるダディ竹千代さんが最近オープンさせた「新橋 ZZ」をブッキングした。ポスターはblues'n curtain下川氏が作ってくれた。
さて、彼女とジョイントするにあたっては少々心配もあった。大阪で見た彼女のバックは、リハーサルをかっちりやって、キメをつくったりしているバンドだったからだ。今回は構成も簡単で、コード進行も複雑ではないものを選曲してくれたものの、イヤハヤ、リハーサルをしないわたしたちで大丈夫かいな、とヒヤヒヤしていたのである。ところが、フタをあけてみると案外普段着のブルース(?)で対応可能であった。もちろん、サポートメンバーが安定した演奏をしてくれたおかげである。わたしがもう少しマシなギタリストであったら、ナコミレパートリーももう少し錬られた演奏になったのだろうけれど...。
本番は2部構成、ナコミとファイアーで交互に歌うことにした。当初予定した曲ではちょっと少なかったので、途中で何曲か増やして演奏。サウンドチェックのときよりも、やはり、メンバーみな気合いが入っているせいか、音が大きい!わたしも当初のセッティングよりアンプの音量を1.5割増しにする。ギラギラした感じの音になってしまったが、「もう引き返せない」とはこのことだ。客席にはタメさんだの、エスガワさんだのもいるし、汗だくのわたしはさらなる冷や汗でびしょぬれであった。
ところで、余談ながら、東京に土地勘のないナコミ嬢を新橋の店までつれてきてくれたのがLEO。先だっての共演以来でびっくり。ナコミ嬢もそうだけれど、LEO嬢も顔が小さくて髪がフワフワしていて足が細くてカッコいいので、いつも間近で見るとドキドキしちゃう。予定があるのでサウンドチェックの途中でいなくなっちゃったけれど、タバコとミネラルウォーター、おごってくれてありがとう!そして、ナコミ嬢の知人、友人の他、わたしの演奏仲間や友人も顔を出してくれて、満員御礼となったこの夜。みなさん、本当にありがとうございました。ナコミちゃん、お疲れさま!
(画像提供:たにやん)
大阪で活躍中の「フェイント上岡&チェリーボーイズ」を迎えて、オープニングに演奏して彼らの初東京公演を側面より盛り上げる役目を買って出ていたわたし。フェイント上岡氏のステージを始めから終わりまできちんと見聞きしたのは1回だけだけれど、わたしはすっかり彼のファンである。「ギターを弾いて自分で歌う」スタイルは多々あれど、わたしは彼にとても親しみを感じている。おそらく、志向しているものが近いのだろう。レパートリーも共通のものが複数ある。そんな次第で、トミー増田(G)、藤野晴信(B)、バットマン小森(D)のメンバーを揃えて、今回の「対バン」をとても楽しみにしていた。「ギターと歌」で、いざ、勝負、勝負!?ところがフェイント氏、東京行きの新幹線に乗る直前に、身内に急病人が出たために、行き先をご実家のある高知に代えなければならなくなってしまった。彼が上京メンバーの中にいないということを知って、わたしもかなりがっかりしたが、実はリーダーが抜けてしまった「チェリーボーイズ」の面々が一番ギョッとしたことだろう。しかし、この難局にハウリンYOU娘(V&K)、HEKO西川(B)、橋本真司(D)の三人はアコーディオンのクレイジー清水をゲストにフューチャー。ハウリンYOU娘を中心に、鍵盤楽器でブギウギ、楽しいステージを披露してくれた。転勤族のクレイジー氏はこの春から首都圏内に戻ったばかり、東京での演奏活動の再スタートのきっかけにもなったようだ。
看板スター不在とはいえ、満員御礼となったこの夜。ご来場のみなさんに感謝。次回はきっとフェイント上岡と!
(画像提供:たにやん)
タッド三浦(G&V)とのデュオで3ステージ。雨の夜だったが、店内の席も7割方うまっていた。前回、ここでわたしの演奏を聞いてくださった方が、また足を運んでくださった。「People Get Ready」がリクエストなのだが、さて、歌える日は来るのだろうか?
お店のイベント「ブルースシンジケート」に参加。石田律子(Harmonica)、田村奈津子(B)、長嶺章子(D)と組んで出演。全員女性になったので(「だから何だ?」と言われればそれまでながら)、なんとなくウキウキ待っていた演奏。コードが鳴らせる楽器がわたしのギターだけなのが少々気がかりだったのだが、本番前のリハーサルで音を出してみると、ナッちゃんのベースラインは縦横無尽にウォーキング、あきちゃんのドラムも絶好調という感じで、わたしの脆弱なギターをフルサポートしてくれている。ううむ、心強いことこの上なし!後は、本番でわたしとりっちゃんが踏んばるだけである。
というわけで、楽しく演奏した50分間。「Rocket 88」を演奏したかったのだが、ヴォーカルのわたしの準備不足により断念。この女子チーム、好評につき、これからも定期的に演奏していこうと思う。「Rocket 88」は次回のお楽しみということにしよう。このチームでは石田律子のハモニカを全面に出してハモニカの古典・名曲に挑戦してみたい。
演奏終了後は、他のバンドの演奏を楽しむ。「KSDブルースバンド」では、ナッちゃんがまた登場しているので、じっくり聞かせてもらった。よく見たら、このバンドのメンバーは、リーダーの鴨志田さん以外、全員一緒に演奏したことがあるプレイヤーだった。こうして、外からあらためて馴染みのプレイヤーの演奏を聞くのも面白いものである。このセットでは、鴨志田、飯村の両ギターの他、ゲストとして石田陽介も途中からステージに上がったので、大変豪華。ドラムの藤井雅之もノッていたし、マーシー伊藤のハモニカも好調で、聞きどころ満載のブルースであった。
「ブギーボーイ・イクト」も特別出演。右足でビートを刻みながら、大変達者なスライドギター1本でグイグイ演奏。さすがにキャリアが違うなあぁと感心する。ただ、個人的には、ギターの高音がキツすぎるよう思えた。耳が痛くなって、せっかくの演奏なのに、休憩を入れたくなったからだ。
この他、チャーリー君とケンミ君というギタリスト二人が主体のバンドを見る。この二人とは初めてお会いしたが、若いのに上手いなぁと、これまた感心する。複数のバンドが登場するイベントというのは、いろいろなプレイヤーと知り合えて楽しいものである。尤も、この日はオールナイトイベントだったのだが、わたしは午前1時過ぎに石田夫妻の車に便乗して帰路に就いたので、「王手飛車取」「GOOD TIMES」という2つのバンドは見ることができなかった。また次の機会に、是非、聞きたいものである。
「BLUES T.A.D.」ショータイムの30分枠で、ジャズ高橋(Harmonica)、伊藤敦(B)、ウルトラ諸星(D)と組んで出演。他の出演は「ジョーカー小澤(G&V)&原本ミナエ(G)」ペアの他、「リトルシゲル弾き語り」、そして「タッド三浦(G&V)&(再び)リトルシゲル(G)」ペア。何と言っても、リトルシゲルが素晴らしかった。弾き語りは大変丁寧なギターワークで聴きごたえ満点。彼独特のボーカルと絶妙のマッチングである。また、タッド三浦のサイドギターでの登場では、先の弾き語りで既にウォーミングアップ十分ということもあり、バッキング、ソロともに冴えわたり、わたしにはできないことをやりまくっているという感じで、完全に圧倒された。リトルシゲルの好調なギターをタッド三浦も大いに楽しんでいる様子で、「トラディショナル、アグレッシブ、ダイナミック」なギターアンサンブルが二人のギターで十分に発揮された演奏となった。
定例ブルースセッション司会進行役。10数名の参加で狭い店内満員。若い人たちの参加が目立つ。わたしの普段の日常生活の中には登場しない20前後の若者。まだ必ずしもブルースがやりたいというわけではないらしい。否、「3コード進行に乗っかって、自分の弾けるギターを弾きたいように弾きに来た」というところだろう。それでも、昨年知り合ったそんな若者のひとり、K君、久しぶりに会ったら、すっかり「ブルースの音」になっていた。ジャリジャリ弾いていたギターが、すっきりとクリーントーンになり、丁寧にバッキングもしている。ソロフレーズもブルーススケールとメジャースケールを取り混ぜている。素晴らしい。若い人は変化が著しくていいなぁ!
2007年の干支イノシシに託けて、誕生した新しいタイプ(?)のブルース祭り、「ブルース・イノシシ祭り」。2月の第1回東京大会に続き、第2回名古屋大会が開催された。
名古屋の世話人はやはり亥年生まれのチャビー小林さん。奇しくも名古屋の老舗ブルースクラブ「SLOW BLUES」のオーナーがこれまた亥年生まれと言うことで、東京大会の後、すぐに名古屋大会も企画されたのであった。東京からは発起人のわたしと下川"blues'n curtain"裕明(以下シモッチと略称)が、大阪からはフェイス金岡君が参加。もちろん、みな亥年である。
東京からは同じイノシシのJも参加の予定だったのだが、急遽取りやめになったため車移動も諦めてることになった。わたしもシモッチも何となく気落ちして新幹線に乗り込んだのだが、実際にお店に到着してみると、サウンドチェック中の名古屋イノシシ組のウエルカミングなスマイルでそんな停滞ムードも雲散霧消。「お久しぶり」、「はじめまして」などの挨拶をするうちに、東京・大阪合同イノシシ組(わたし、シモッチ、フェイス)の助っ人に現れたベースのストーミー万太郎とドラムのビート前田(メカ前田改め!?)も合流して、わたしもすっかり朗らかな気分。
さて、7時スタートの祭り、まずは名古屋の「いのしし組」がホスト役で出演。干支2巡り目、3巡り目、4巡り目と幅広いイノシシをとりそろえたこのグループ、実はこのお祭りのための臨時バンドというわけではなく、既に何度か演奏を重ねているユニットなのであった。合言葉「ブヒッ、ブヒッ!」でチームワークも抜群。リーダーは(ここでは「組長」というらしいが)、打楽器(スネア)担当の一番若い雌イノシシの「りの」ちゃん。ギターはチャビー小林さんと山本セイジさん。セイジさんはマドモアゼル山本の弟なので、「セニョリータ山本」などという芸名でもあったけれど、聞くところによると、その名前はもう使っていないのだそうだ。いずれにせよ、二人の巧みな技能派が素晴らしいギターワークでベースレスを短所どころか長所にしている。シンプルなスネアと軽妙な(ギターによる)ベースラインが心地好くマッチング。ここに、もう1本のギター武田健一さん、お店のマスター岩田和久さんがハモニカで加わる。メンバー全員がボーカルを取るのも面白く、聴衆を飽きさせない。それに、やはり、何といってもりのちゃんの堂々としたハリのあるボーカルには華があって、「Mama, He Treats Your Daughter Mean」なんていう作品は、曲調も歌詞も若くてピチピチした彼女にぴったりで、わたしも身を乗り出して聞き入った。
この後、わたしたち東京・大阪合同亥プラス名古屋助っ人組の演奏。わたしはギターを弾かずに、最初と最後にMCをかねてステージに上がり、後はシモッチとフェイスにおまかせ。彼らがそれぞれ2曲づつボーカルをとりながら、ギターもそれぞれに存分に披露した。
2組の演奏が終わると、おまちかね(?)セッションタイム。気がつくと店内満員。チャビー小林さんが要領よくプレイヤーを紹介しながらセットを組み、店内どんどん盛り上がる。名古屋に来るたびに、「ああ、また上手になったなぁ!」と感心させられるミキオさん。青々と剃りあげた頭部が印象的(「青ネズミ!」などと声援を受けていたナ)だが、ギターもまた魅力的なニタエイイチ君、2月に共演したハモニカの三角伸哉君、そして、2月に「対バン」として共演したピアノのケンタロウ君も遊びに来てくれて、わたしはとてもハッピーな気分。
そして、驚いたことには、女性ギタリストが3人も登場!クールなレスポール弾きのアキちゃん(亥)。お茶目なストラト弾きのマユコちゃん。そして、ギュイーンとチョーキングするときの表情がフレディ・キングみたいで店内大喝采だったパコちゃん。いやはや、楽しいなぁ!わたしも先の演奏ではギターを弾かなかったし、最年長として負けてはいられないと奮起したけれど、何だか指がもつれる上に、トホホなソロであったなぁ!女性パワーはギタリストばかりではない。名古屋のキーボードといえば、ペコ小林。ペコちゃんも熱のこもった演奏を聞かせてくる。そして、ドラムもいる!カヨちゃん。お店のジャムセッションでよくホスト役をやっているそうだ。他にもご主人のベーシスト森さんと、小学生のお嬢さんと一緒にやってきたボーカルのリョウコさん(亥)。
互いに名乗りあわなかった方もいたので、ここでお名前をご紹介できないけれども、とにかく、楽しいセッションは瞬く間に進行し、音量を控えなければならない11時を回ってさらに深夜まで、どのプレイヤーも好演を続けたのであった。
亥年が過ぎ行く前に、大阪でも「祭ろう」ということになり、最終大会はこの企画がスタートした東京に戻って、イノシシ大結集しようということになる。終電を気にすることもなく、セッション後もゆっくりお店で歓談できたのも、この夜、万太郎&イワ子夫妻にお世話になることをお願いしていたから。シモッチ、フェイス、シンヤ(三角)、わたしの4人はゆっくり「民宿万」にて休ませてもらい、雨の翌日、「じゃ、またね!」と分かれたのであった。
(画像提供:Mr. Blues'n Curtain)
わたし(G&V)、タッド三浦(G&V)、伊藤敦(B)、長嶺章子(D)で。わたしの演奏はまあ脇に置いておくとして、この夜のドラムのアキちゃんはゴキゲンであった。2ビートの作品、「Sloopy Drunk」は本当に腰からウキウキしてくるグルーブ。「ソロのときもっと吹っ切れてくれたらなぁ!」と思っていたのはいつの日のことかと思うほど、アグレッシブにバシバシドラミング!とにもかくにもアキちゃんのドラムに感動しどおしの夜であった。
この夜の出演はわたしの他、バーガーキングスと深川慶。わたしは一人で演奏するつもりで出かけたのだが、バーガーキングスとはピストル四郎のバンドであった!そこで、彼に入ってもらい二人でやることにした。ピストル四郎が低音パートをきちんと弾いてくれたので、2本のギターで重心を低く構えたバランスのとれたものになったと思う。また、バーガーキングスには、ハモニカのめの君もいて、これまた嬉しい驚き。最後に演奏した深川さんのボトルネックギターはとても上手で羨ましかった。やっぱり、トラディショナルなブルースを押さえたプレイヤーが集まっている日は、楽しいな!