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外国為替市場で取引される場合、「米ドル」の表記は「$」も使われるが、「USD」の方が、外国為替ディーラーや外国為替相場の市場参加者にとっては一般的である。
「USD」は「United State Dollar」「U.S. Dollar」の省略である。
「USD」の読み方だが、そのまま「ユー・エス・ディー」でも良いし、「ユー・エス・ダラー」と読むことも多い。
同じように、「日本円」の表記には「¥」も使われるが、「JPY」の方が一般的である。
「JPY」の「JP」は「Japanese」の省略であり、「JPY」の「Y」は「Yen」の省略である。
「JPY」の読み方はそのまま「ジェイ・ピー・ワイ」も使われるし、「ジャパニーズ・イェン」でも通用する。
「YEN」も使われるが、最近の外国為替市場での慣行では「JPY」の表記の方が使用頻度が高いようだ。
ついでに、「YEN」の読み方だが、日本人は「エン」と発音している。
日本人にとって、「YEN=円」のイメージがすでに定着していると思う。
有名な消費者金融会社のテレビのコマーシャルでも、「YEN SHOP」を「エン・ショップ」と発音している。
しかし、日本人以外は、大概が「YEN」を「イェン」と発音する。
「英国ポンド」は「GBP」と表示される。
「Great Britain Pound」を省略している。
「ポンド」の「ニック・ネーム」は「ケーブル」という。
「ケーブル」は「cable」のことで、「海底電話回線」のことだと聞いたことがある。
イギリスとアメリカ間で直接の電話回線がつながる前の時代では、ロンドン市場の午後とニューヨーク市場の午前の時間帯は、オーバーラップしているにもかかわらず、別々の市場として、それぞれの異なるプライスで「ポンド/ドル」(GBP/USD)が取引されていた。
大西洋を横断する「海底電話回線(ケーブル)」がつながった際に、一般の市場参加者がそこに「利鞘」があることに気が付かないうちに、ロンドン市場とニューヨーク市場間での「価格差」を利用して、「ポンド/ドル取引(GBP/USD Deal)」で、アービトラージ(裁定取引)を行い、大儲けをした投資家がいたそうだ。
それ以来、「ポンド」の「ニックネーム」が「ケーブル」になった、と聞いている。
「本当かなぁ・・・・・?」
その真偽は、知らない・・・・・。
「英国ポンド」は「STG」とも表記する。
「STG」は「Sterling」の省略形だ。
「ポンド」を「スターリング」と呼ぶ人も多い。
「米ドル」「日本円」とそのほかの通貨についても一覧で表示しておこう。
通貨の「ニックネーム」も紹介しておきます。
これ以外にも、ここに書ききれなかった通貨が、それぞれの国々で流通している。
概して言うならば、世界中には、国の数だけ通貨があるわけだ。
「ドイツ・マルク(DEM)」や「フレンチ・フラン(FFR)」、「イタリア・リラ(ITL)などのヨーロッパ通貨は「ユーロ(EUR)」に統合されるので、いずれ流通しなくなる予定である。
今のところは、そういう予定になっているが、歴史のある通貨が、本当になくなってしまうのか、私はいまだに懐疑的に見ている。
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