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■まず断っておきたいのは、洋扇の比較は無意味だと思っています。その立地条件の必然で形成されたフェンウェイ扇、ヤンキー扇、そうかと思えば立地とは無関係に意図的このうえないミニッツメート扇、一筋縄ではいかないそれぞれ個性的ディメイションの扇ども、比較にいったいどれほどの意味があるのかと。
今回そんな思いを乗り越えさせたのは、やはりイチローの一言だ。曰く「この球場なら…云々」この球場とはヤンキー扇、今シーズン(2007)199本の安打を既に放っており、マウンドのクレメンスから狙い打った打球、安打ならば200本目のメモリアル。右翼への飛球を彼は「抜けるかな」と思いながら一塁へ走り出す。で、ここで前述の言葉がもれる、「この球場ならイクかな…」
直線と曲線、対照的なフォルムを見せる扇です。ふくらみがある分、ヤンキー扇が左翼、中堅で広くなっているが問題の右翼は殆どかわらない。少なくとも広さ、距離の問題ではなさそうだ。ではいったい「この球場なら…云々」は勘違いか?
セイフコ扇の場合、右翼後方には客席、その最上段には広告ボード、さらに後方には過動式屋根がそびえ、言わば巨大な壁が形成されている。一方ヤンキー扇は右翼はサブウェイの高架が直下にあり客席を含めこの広さが限界になる。ポール際にはアッパーデッキまでスタンドがそびえるが、そこから中堅バックスクリーンまでは客席以外構造物はない。付け加えれば共にフェンスの高さは変わらない様に思える。このあたりが構造上の特徴と言った所か。
2に続く>>
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