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今夜の番組チェック

家庭教師田口の視点(10ページ目)

2004年1月30日 11:04:53
 閑話休題。今年は、仕事以外のところで、ろくでもないことがおこり続けています。そのひとつは、掲示板1あるいはこちらで、mi-kaさんあてに記してありますので、ご参考に、、。この事故、ほんと、ろくでもないでしょ。このホームページを怠り続けていた、罰でしょうか?もっとも、私は、こういうことに縁起かつぎを持ち出して、「新年から、縁起悪いなあ」みたいなことは思わない主義で、これも、「有意義な人生の一こま」位に思うようにしています。
 さて、今日あたりから、受験生の指導が終わっていくので、暇になっていきます。このホームページの記入も、コンスタントにできるのではないかと思っています。これにこりずに、よろしくお付き合いください。

2004年2月3日 13:36:28
 「田口先生の魔法」と形容してくださったお母さんがいらっしゃいました。そこの娘さんが、お母さんが何も言わないのに、勉強し始めたからです。最初は、いつ途切れるのか、お母さんは、気が気ではなかったみたいです。実際、私の魔法は、途切れることがあったみたいで、2,3週間は、私も本人に、どうかかわって行ったらよいか、いろいろ考えました。お母さん同様私も、特に何も、今は言ってません(少しだけ言っているかな?励ましの言葉とアドバイスを、、)。私は、夕方4時くらいから、真夜中まで、ぶっつづけでこの仕事があることが多いので、しょっているリュックに、アメやおせんべいやチーズを持ち歩き、仕事に差し支えない程度に、食べさせていただくことがあります。まあ、彼女の励ましのために、これを、そっとあげることくらいかと思います(そうすると、次のときに彼女から、「おかえし」がくるのですが、、??)。「きちんとしないと、高校からは田口先生に教えてもらえへんよ」とお母さんは、本人におどされた(?)みたいですが、私は、「君がきちんとしようと、しまいと、僕のほうからお断りすることはないよ」と彼女に伝えておきました。そういうおどしで、仮に勉強するようになったとしても、長続きしないような気がするからです。私は、おどしを使いません。だから、魔法に見えるのでしょうか?このお母さん、お近くの方なのですが、メールで、よく、とても楽しいお話をしてくださる方で、本来おこったりされるのを好まれる方ではなく、仕方なくされていたのだということがよくわかります。
 そういえば、「とにかく厳しく言って下さい」といわれていた「たんぽぽ」さんにも、「すべて僕から言いますから、お母さんは、暖かくみまもっていてください」と申し上げたとき、「たんぽぽ」さんから、「本当に大丈夫なのでしょうか?」というメールをいただきました。いま少しずつ、京大に向けた勉強をしています。ぷーたろうくんの友達の多い子なのですが、そして、いまだに彼らと遊んでいるみたいですが、勉強の量(といっても、普通の子では、とてもこなせない量。怠けていそうに見えて、彼は京大レベルに追いつくペースでないものの、かなりの量をこなしているのです)は少しずつ増やしていっています。もちろん教えるのは私だけで、ほかの誰も教えているわけではありません。「予備校や学校よりも私のほうが上」を、今彼はわかってくれていると思います。少しずつ少しずつ増やすというスタイルですが、勉強は根気が大事なので、彼が自分と相談しながら考えたペースでしょうから、それでいいと思っています。お母さんは、今、彼と私を信じて、ただ見守ってくださっています。一度、お母さんが、彼に、「現役で京大に受かりなさい」みたいなことを言われたらしいです。彼が、現役では無理といったのを受けてのことのようですが、京大に現役で受かることの大変さを理解している私としては、少しプレッシャーのかけすぎかな、とは思いました。まあ、彼は受け流してくれたようで、そのくらいの親子の会話は、あってもいいかとも思いますが、、。(今日、先ほど教えた限りでは、やってくれた宿題の量、また増えました)
 たとえば、彼に話したこと、ひとつお話しましょうか?言っておきますが、こういうことはすべて、私が事前にこんな話をしようと身構えて話すわけではありません。話のながれのなかで、話したことです。さて、どんな話をしたかと申しますと、「よきにつけ、あしきにつけ、ぷーたろうくんは、発展途上国型の人間であるのではないか」ということです。私にも、ぷーたろうくんっぽい友達がいたので、彼らの生き方を否定するつもりはありません。ただ彼に自分の人生を冷静に見てもらうヒントにしてもらいたかったのです。で、そこから、先進国型の人間と発展途上国型の人間の比較論をして見ました。彼にわかる言葉で、、。それぞれ、いい面と悪い面があります。私は、公平に論じていったつもりです。
 次の週まで彼は何か悩んでいたようです。お母さんが、メールで送ってこられた話から想像しますと、、。「ずうっと家にいて、引きこもりになりそうで、心配です」と、、。私も心配でしたが、「おそらく、いろいろと考えをめぐらせているときなのです。ほうって置いてください。彼は大物なんです」と申し上げました。案の定(あんのじょう)、それから、性格的にも、勉強に対する姿勢にも、変化が現れたみたいです。
 
 さて、最初のお宅に話を戻します。魔法(?)の秘訣は、自分で言うのも気が引けるのですが、まず、最大のものは、教え方のわかりやすさだと思います。どんな難しい問題も、私は、その子に引き寄せて、おそらくはもっともわかりやすい方法を示します。それをベースにして、ポイントをついた「語りかけ」をします。「語りかけ」という言葉が適切かどうかわかりません。なぜなら、彼女のほうは、私が、必死になって語りかけているとは思っていなかったでしょうから、、。お母さんにもお願いして、彼女には、おこって、こうしろ、ああしろ、というのを言われないようにお願いしました。とても、気持ちのいいお母さんで、お願いしたら、「はい、わかりました」の一言で、お願いどおり行動してくださいました。私が好きなお母さんの、お一人です。私が忙しいとき、気遣ってか、メールを送ってこられませんでした。その気遣いと明るさは、2人の娘さんにもひきつがれている気がします。
 ポイントをついた語りかけというのは結構難しいようで、妻は、私が、その話をすると、「それがむずかしいのよ」と言い出します。仕方ないので、私は、要所要所で、妻が困っているときに、あるいは、妻が、「やりすぎ」ているときに、こうしたら、みたいなことを伝えます。妻は忙しい、眠る時間がない、とこぼします。でも、「やりすぎ」を減らしたら、もっと子育ても楽になるのに、と、「わがまま」に見える娘と、好奇心旺盛な息子に振り回されている妻を見て思ったことがありました。今はだいぶ落ち着いてきたみたいです。
 「今人(こんじん。今の人)多忙を説(と)く。然(しか)るに、その多くは皆雑事(むだなどうでもいいようなこと)なり」みたいなことが、「言志四禄」に書かれていたと思います。厳しい指摘ですね。

2004年2月10日 13:10:24
 さて、上のお二人のお母さんから、このホームページお読みになったとの、メールいただきました。「ここは違う」というご指摘のメールでしたら、修正しなければ、と思ったのですが、どうもそうでないようで、よかったです。私は、ホームページ上で、「私のほうが、学校や予備校よりも上」と書いていますが、別におおみえを切っているわけでもないのですが、自分を売り込もうと思って、と思われる方もいらっしゃいますよね。きっと、、。でも、「たんぽぽ」さんの息子さんは、本当に「私のほうが上」と思ってくれているみたいで、彼はよくお母さんにその話をしてくれるとのこと。彼に感謝です。
 ちなみに私は、授業で、彼と世間話は、実のところは、めったにしません。ぷーたろうくんの話は、その数少ないやり取りのひとつです。普通は、勉強オンリーです。彼のように頭のいい子と勉強するのは、心地よい緊張感があります。見た目(?)やお母さんのお話からは想像つかないくらい、とても丁寧に考える子で、初めておじゃまして(もっともそれが最初で最後の訪問になりそうですが、、。あとは、ずっとパソコンで教えています)、問題を解いてもらったとき、とても粘りづよく考えていたのを今でもよく覚えています。ぷーたろうくんとの付き合いを大事にする彼も、本当の彼であるなら、問題を解くのに集中する彼も本当の彼なのでしょう。なんとなくスケールの大きさを感じさせる子です。そして、本当は、とても神経の細やかな、誠実な子です。
 ところで、お二人のお母さんとも、いつも楽しいメールをくださいます。今回は特にはじけてられたようです。ホント、読んでて楽しいですよ。
 そういえば、最近少し暇になってきたか、というときに、2軒問い合わせがありました。1軒はもう教えさせていただいているのですが、国立の外国語大を目指して、英語、特に英作を教えてほしいとのこと。2月25日の前期試験まであと15日ほどで何とかしなくてはなりません。予備校で学んだ浪人生のようなのですが、英作がどうも不得意のようで、ちょっと教えてみたら、確かに、磨かれていません。一度教えてみたら、私の能力に納得いってくれたみたいで、その場で、「お願いします」と言ってくださいました。お母さんには、「ご納得いかなかったら、その場でお断りしていただいて結構です。だからと言って、そのこと自身に苦情を申し上げることはありません」とは伝えておきました。家庭教師をお断りするって、結構勇気いりますもんね。予備校で、1年間学んできてだめだったのに、15日でうまくいくかって?私は何とかしようと思っています。彼女は、英単語を知らないから、だめと言っていました。が、少なくとも英作に関しては、必ずしもそれはあたりません。むしろ、平易な単語できれいに表現する能力こそが大事だと、私は、思っています。
 そういえば、私にかわって神戸で教えていただいた神戸大医学部の方、初対面のとき、私が、即興で、「、、、、携帯電話の便利さがわからない」を英語にして、とお願いしたところ、「 、、、don't know how useful handy(cellular) phones are」見たいな表現を使われました。普通「便利さ」ときたら、convenience とか、utility とかを思いつくかもしれませんが、迷わず、あのhow useful、、、 を使われたあたりはさすがだなあ、と思いました。このことだけでも、この方の英語のセンスがわかりますよね。これが、英作のコツだと思います。「昔の彼」をwhat he used to be とするのは、結構有名なところですが、これも、そんなに難しい単語ってありませんよね。
 英作とか小論文というのは、一人で対策することのとても難しい科目だと思います。多くの場合、答えが無数にあるからです。で、その表現が間違えているか、適当でないのか、なかなか一人で判断することが難しいのです。だから予備校でがんばっている彼女が伸び悩んだのだと思います。でも、いや、だからこそ、私たち家庭教師の能力の発揮できる余地があるのだと思います。

 今日は、かの「たんぽぽ」さんの息子さん、宿題の量少なかったみたいです。理由は、難しいところにさしかかっていることなどを言っていました。たとえば、三角比の、「積と和の公式」あたり、勉強された方で、悩んだ方も多いのではないでしょうか?
 ところで、うまくいっているお宅ばかり書いては公平性を欠きますね。、一人だけ、私の「魔法」の通じない子がいます。神戸の子です。まったく通じないわけでもないようですが、時間がかかりそうです。今、家で、ほとんど勉強していない状況のようで(本人は学校に居残って勉強しているといっているようですが、、、)、私としても悩ましいです。「首絞めるぞ」とか言っておどすとやるんです(一時、突然やりだしたのは、前に書いたことがあったと思います)が、神戸まで遠いですし、いつでも使える「戦法」でもなさそうです。真面目なのか、不真面目なのか、わからない子で、こちらからメールを送ってもきちんと返事しない、あまりにきつくおこると、自分の殻に閉じこもりがち、など、遠距離でかかわることの難しさを痛感します。同じように、きわめて(おそらく常識では考えられないくらい)おとなしい悠太くん(本人は、名前出してもかまわないとのこと)は、おじゃまできる距離にいるため、結構うまくいっていると思うんです(今クラスで2番)が、神戸の子は難しいです。一言で言うと、自分を表現することのへたな子で、メールを無視(?)しながらも、目上の人に嫌われることを極端に気にしたりするのです。心のうちが、はっきり読み取れません。時にこちらがいらいらすることもあります。でも、だからといって、やめます、と言うのは私の主義ではありません。あきらめずに、私の能力の限りを尽くして、がんばるつもりです。一部、生活面では、変化が現れていることを確認してます。お母さんが、「勉強ほとんどやっていない」とおっしゃる一方、本人は、学校でやっている、とのこと。家でやらない子が、学校で、どのくらいやれるのか、このあたり未知数です。お母さんの不安もよくわかり、ホント悩ましい限りです。週1回日曜日の、パソコンでのかかわりだけでは、心の奥底をわかるのは難しそうです。さてさて、う〜ん。私の能力をさらに引き上げるチャンスかもしれませんね。そう思って取り組み中です。ただ、彼は手ごわい。

2004年2月17日 14:12:14
 (つづき)おととい神戸に行ってきました。「手ごわい」彼のところへ、、。もっとも、私はもっと大変そうにみえる子にもかかわってきたわけで、目の前にいる彼が、どう見てもそれほど大変な子には見えません。例の超無口の悠太君よりコミュニケーションとりやすそうですし、やはり、普段の距離の壁のせいでしょうか、あるいは、私の知恵がまだ足りないのかもしれません。メールを送っても、まったく返事がないか、「はい」くらい、、。私の教え子のSちゃんという女の子とは、ためしにメール紹介したら、にぎやかにやり取りをするらしいのですが、彼女に、勉強の話していってもらったら、途中から、返事なかったとのこと、、。勉強のこととか、やらなければならないこととかになると、急に口を閉ざしてしまいます。まあ、いやなことはやりたくないと言う気持ちわかりますけどね。私のメール、うっとうしいのかもしれませんね。パソコンで教えるとき、彼はしゃべるのがいやなのか、筆談でしてくるんです。で、まったく声を出さない。ほんとですよ。しゃべるのは私だけ。おじゃまするときはまあまあ話す子なんですけどね。で、だからパソコンいやなのかと思いきや、パソコンのほうが、好きみたいなんです。これだけで、やりにくさ、お分かりいただけるでしょ。でも、いいやつなんですよ。お母さんも素敵な方ですしね。これだけ結果がでなければ、苦情のひとつも私に言われて当然なのですが、そんなお言葉もなく、だから、何とかしなくては、と、私のプロ根性が騒ぐんですけど、、。彼に「君の事書くぞー」と言ったら、いいよ、とのことなので、時々書きます。うまくいった話ばかりでなく、私の悪戦苦闘ぶりもご参考になることでしょう。神戸の子なので、Kくんとしました。今後、悠太君とともによろしく、、、。
 メール返してくれないKくん。でも、話さないことには、先に進みそうにもないし、、。ストレスたまりますね。おかげで、忍耐のための、いい訓練になります。彼が、目と鼻の先にいてくれたら、もう少し打つ手もあったかもしれません。先方には申し訳ない気もしています。近くにいたらそんなに難しい子には思えません。それは、悠太君でわかっています。距離の壁ですね。それをどう乗り越えるか?
 
 さてさて、掲示板2でおなじみの、関東の「さくら」さんからの最新メール、一部ご紹介いたしますね。皆さんこんなメールを送ってきてくださるんです(押し付けているわけでもありませんし、メール送ってこられない方のほうが多数であることも申しそえておきます)。この仕事をしていてよかったなあと思える瞬間です。いつもはご紹介していませんでしたが、ご了解いただいたものですから、、。こちらも、パソコンで教えさせていただいているお宅です。こういう、いい方向に向かっている子の方が圧倒的に多いんですけどね。私に対するおほめの言葉はともかく、作文の書かせ方、ご参考になるかもしれませんね。ぜひお読みください。、、、、。ところで、下に出てくるチュービングってなんでしょうね??

何時(いつ)もおせわになります。ご心配お掛けしてすみませんでした。
その後、娘は少しずつですが自分なりにやる気を出してきているようです。
田口先生に教えていただく日も楽しみにしています。
家に来てくれる家庭教師の先生には「数学は大丈夫です。」と言って
その他を教えてもらっているようです。
数学のニューコースに『ここまでやった、もう1度やる、宿題』
等、細かく書いてあります。数学が好きになったようです。
(学期はじめテストの数学は189人中12番、前回より60番アップだったようです。)
 私も娘も、みなさんと同じです。田口先生は本当に凄い人だと思います。数学が苦手だった子を好きにさせてくれて、その上自信を持たせてくれる、「お医者さんのようだ」という感じがします。
最近では主人も「あんな凄い先生にに教えてもらえるなんて良かったね。」とか、「そろそろ、時間だよ。」とか娘を呼びに言ってくれたりします。

 
まだまだのんびりしていてお手数をお掛けしていると思いますが宜しくお願いします。 

先週の木曜日に数学の学力テスト(マークシート)があったようです。
前日は友達に嫌がらせをされたのか、イライラしていて
数学をやらなくてはいけないと言いつつ、勉強が進まない様子でしたが
「これで何もできなくなってしまったら、向こうの思うつぼじゃない?」
なんて私は言ってしまいました。
その後すぐに勉強したようで、翌日「テストは全部できた」と言って上機嫌でした。
 
ホームページの『作文の書かせ方』を参考にさせていただいて、次女(小3)の娘に
冬休みの宿題の作文を書かせてみました。
最初はいつもの事ながらグズグズしていましたが、そのうちスラスラ書き始めました。
半分すぎると止まらなくなるくらいの勢いで書いていました。
書き終えた時に、満足そうな顔をして見せてくれましたが、見て驚きました。
子供の目に映る、子供の感じることが分かる良い作文に仕上がっていました。
 
クラスの新聞に選ばれ、先生もみんなの前で読んでくれたようです。
クラスのみんなは作文を聞いてケラケラ笑い出し「チュービングってそんなに
おもしろいの?やってみたいな!」って言ってくれたそうです。
田口先生ありがとうございます。魔法は本当ですね。
 最後に一言、このお宅、夜中の12時から、1時間だけ教えさせていただいているお宅なんですよ。真夜中でも、もっとも苦手な科目を疲れずに一緒に勉強してもらえる自信が私にはあります。
 そういえば、Kくんにこの時間、つまり真夜中の12時で、約束すると、必ず、寝てしまって、でてこないんです。もちろん、携帯にメール送っても、なしのつぶて、、。お母さんの携帯にメールを送らせていただく時間でもない。私はじ〜っとパソコンの前で、無言、無言、無言、、。「おいおい、Kくん僕の身にもなってくれよ!!」。私の1時間が、ああ!、、、もったいない話で、、。??
 彼は、利己的に、あるいは、自分中心に振舞ってしまいがちな子なんです。で、その結果、彼自身が、一番苦しむということが、まだわかっていないんです。目上の人に好かれたいと思う一方、どうしたら好かれるのか、嫌われるのか、実のところわかっていないんです。自分のいいように行動しているつもりで、自分のもっともいやな方向に進んでいるんですね。それって不幸ですよね。損ですよね。普通の子は、そのあたりのところは無意識に想像して行動するのですが、彼には、それが欠落している。それが不幸の根源です。そこまで、頭の悪い子に見えないのですが、不思議です。
 はじめてのど飴をあげて、お礼を言わなかったのは、今教えている子では、悠太君とKくんだけでしょう。その場で、きちっとすることができたら、彼も変われると思います。

2004年2月18日 14:21:06
 昨日、あるお宅から同志社大と関西大受かったとのお電話をいただきました。これで、私のお役御免。またすこし暇になりました。今のところ、中学受験、高校受験含めほぼ全員順調。京大狙いの女の子は、センターの時点で歯が立たなかったみたいですが、これはやはり、今の彼女には相手が大きすぎたと言えるでしょう。残すは、大物狙いの、姉妹だけ。K君もこの前の日曜日の話が効いたのか、昨日のパソコン(何とか時間をこじ開けて教えました)では、取り組み方に変化を感じました。勉強に対する、「くいつき」のよさを感じました。どちらにしろ、私の「能力の限り、打てる手は、すべて打つ」という姿勢は変わりませんが、、。
 今日先ほど最近教えはじめたお宅から、お兄さんも教えてほしいとの連絡をいただきました。先週妹さんを教えているときに、部屋に入ってきて、教えてくれというので、異様に自信を持っている彼に「超ハイスピードで教えるよ」といって、2つの質問を一気に5分で説明しました。それで、私の能力をわかってくれたよう、、。あとできいたら、ある有名な私立の高校の特待生の誘いをけったほどの子とか、、。確かに頭のよさそうな受け答え。志望の大阪大いけるかも、と思ったりしました。今塾に行っているらしいですが、その塾の1時間が,この私の5分ほどの価値があるか、考えることでしょう。

2004年2月19日 12:16:30
 「さくら」さんから、「チュービングはスキー場ですべるタイヤのようなチューブのソリです」というコメントをいただきました。ご参考まで、、。

2004年2月25日 13:46:02
 私の好きな人。今日は掲示板でおなじみのmi-kaさん(先生)のお話しますね。昔、といっても1年前ですが、つくったばかりの私の掲示板に、はじめにかきこんでくださったのは、mi-kaさんでした。そのとき私はとても不安だったんですよ。誰も書き込んでくださる方がいなかったらどうしようかとか、、。そういう不安わかっていただけますでしょうか?確か、最初の2,3日、私以外はまったく書き込みがなくて、「僕のちっちゃなホームページの掲示板に書き込んでくださるかたなんかいないよな」とか思っていた矢先でした。そんなとき、mi-kaさんの書き込みにとても勇気付けられたのを覚えています。言葉は忘れましたが、私のホームページを熱心に読んでくださったことがうかがえ、その上で、歯切れのよいエールを送っていただいた覚えがあります。
 このページの一番上のところに、「今年は、仕事以外のところで、ろくでもないことがおこり続けています」と書いたら、さっそく心配してくださったのも、mi-kaさんでした。mi-kaさんには「心」を感じませんか?家庭教師は、頭でっかちになりがちですが、で、頭が勝負みたいなところがあるのですが、「心でっかち」でもなくてもいけないと思います。それをあらためて教えられました。
 今おなかが大きくなられて、5月出産らしいですが、どんな子育てをされるのか、今から興味しんしんです。私は、人とは細くとも長い付き合いを大事にしたいと思っています。あちらさえ許して下さったら、mi-kaさんとは一生お付き合いしたいと思っています。よろしくmi-kaさん!!
 そういえば、長いお付き合いのように思っていましたが、まだ1年のお付き合いなのですね。

2004年3月4日 12:14:53
 しばらくADSLが使えなくなりました。1週間ほど、書き込みを控えます。いまISDNで書き込んでいるのですが、その転送の遅いことご想像いただけますね。次の書き込みまで、1週間ほどお待ちください。そのときは、ADSL復旧すると思いますので、、。原因ははっきりしているので、今後このようなことはないと思いますが、パソコンで教えさせているお宅、お問い合わせいただいて、つなぐ約束をさせていただいたお宅(このお宅、なんと私の出身の埼玉県東松山市の方。それを知ってお互い驚きました。しかも私の母校のまん前のお宅。なんという偶然。ものすごい確立。なんという懐かしさ。ここで埼玉の人と話をするとは、、)、ご迷惑をおかけしています。業者には、困る旨、苦情を申し入れたのですが、どうにもならないようで、、、。悔しいですが、こういうときにあわてないことですね。あわてると、さらに傷口を広げるような不幸がまってたりするものです。
 「
災難を逃れる最もよい方法は、災難をそのまま受けいること
とあるお坊さんがおっしゃっていましたが、人間あわてるとろくな目にあいませんからね。それによる「2次災害」のほうが、怖いです。

2004年3月16日 14:27:13
 ADSL開通しました。それと入れ替わるように、妻が、洗面所の下水管を壊してしまいました。しっかりものの妻にしては、めずらしい失敗。今まで、なんとも思っていなかったもの、当たり前と思っていたものが、こういうときに、その存在感をいやおうなしに知らせてきます。私たちとしては、少しくらいの不便は淡々とこなしていくようでなくてはいけないのでしょう。ADSLがつながらなかったとき、ISDN(クリコムという会社の電話代だけの、「無料サービス」。いざというときにおすすめです)でパソコンつなげてみたら、光ファイバとケーブル相手でしたら、つながりました!!さすが、「光」ですね。私たちが不便を生じたとき、それは、新たな発見や知恵への1歩になるとも限らないので、あながち、悪いものとも思うべきでないのかもしれません。ただ、少し電話代の請求が怖いですが、、。
 また書き始めます。
 今回の受験結果は、好調で、あくまで京大を目指すという子以外は、中高大ほぼ第1志望合格でした。とても印象深かったのが、国立の外語大に合格した子です。ご両親とも素敵で、親に対する子供の反抗がほとんどない、というその理由に、「子供の視線で、同じレベルで話をしようとする」というのを取り上げられていました。私も同感です。小1時間ほど、お話する機会があったのですが、「うんうん」とうなずくことばかりでした。私が勉強させていただいた気分です。私が、そのお母さんから初めて、依頼のメールをいただいたのは、前期試験の20日ほど前。まあ、こういうときほど私の能力が発揮できるのだろうと、お電話のあったその日の真夜中12時におじゃましました。私がお教えしたのは、ほとんど、英作と小論文だけで、私は、いわば、最後にちょこっとお手伝いをしただけですが、とても感謝されたのを覚えています。無理しても感謝されないこと(私の努力は目に見えないところが多いですからね)もある一方で、こういうお宅に会うとこの仕事をしていてよかったと思います。
 私の戦略は、基本的にこうです。まず、過去問をやっていきました。いや、彼女の場合、過去問しかやらなかったかもしれません。それだけで、英作の対策が、しかも外語大の難しいのが、、といぶかられる方もおられるかもしれません。でも、それで受かってしまうのです(もちろんセンターで、そこそこの点数をとっておくことが大前提です)。これについては、うえのほうでも取り上げたかと思います。一言付け加えますと、英作(特に自由英作)、小論文は、実は、同じひとつの問題で、いろんな答え方がありうるんです。で、大体3,4問をいろんな角度から書いていくと、大体、外語大は、「外国人とどうかかわるか」みたいなのがテーマになっているとか、わかって、それに対する知識のストック(書き方だけでなく、書く内容も必要があれば、私が伝授します。テキストはありません)ができます。それが、受験に生きるわけです。むしろ、浅い、表面的な知識よりも、彫りの深い知識(それは、難しい言葉をこねくり回す、ということではありません。むしろ、逆です)のほうが、役に立つ、というのが、私の実感です。それと英作は、難しい言葉を、柔らかい言葉に置き換える、というテクニックも大事だと思います。これも、前のどこかで触れましたね。
 私の帰りがけに、深々とお辞儀をするのが、印象的な娘さんでした。

 なお、来年から、私は、合格実績(学校名だけ)を、ホームページ上で掲載していこうと思っています。途中で気が変わらなければ、、。もちろん個人名は載せません(特にご希望がない限り)。ただ、それ(合格学校名)を希望されない方もいらっしゃるかもしれません。その方は遠慮なくおっしゃってください。プライバシーを最優先するつもりでおります。よろしくご理解ください。

2004年3月21日 18:57:55
 閑話休題。初羅先生のホームページ(残念ですが、今はなくなっています)の掲示板にも書き込ませていただいたのですが、Qちゃん(高橋尚子さん)て、偉いですね。ああいうとき人間が現れるんですね。自分が本当に困ったとき、つらい目にあったとき、悲しいけど、悲しいとか、つらいとか、わめき散らしたら、かえって、泥沼にはまるということもあるように思います。不幸なことは、それは、マイナスのはずなんですけど、「人生塞翁(さいおう)が馬」、「禍福(かふく)はあざなえる縄の如し」という言葉にもあるように、不幸はいつ幸福に転化するかもしれないということもよくあることですね。マイナスは、同じエネルギーを持ってプラスになる可能性を持っていると思うんです。私なんかは、個人としては、今年に入って不幸続きなんですけど、それとバランスをとって、おつりがでるほど、受験結果がよかったです。自分の不幸を引きずっていたら、きっと、こんな幸せな状況も生まれなかったと思います。私が車に吹っ飛ばされた、ということを、このページを読んではじめて知ったという方もおられたでしょう。私が淡々と事故の話をするのをいぶかしく(不思議に)思った方もおられたかもしれません。
 「失意淡然(しついたんぜん)」という言葉がありますが、失意のとき、つまり、思い通りにならないとき、淡々としていられるかが、人間の価値を決めるんだと思います。心の中で、悔しい思いをしても、人には、ほほえむことができたら、それだけでも、その人は、偉い人だと思います。だから、Qちゃんはえらいと思います。彼女は、アテネに出るどの選手よりも、好感度をもたれたことでしょう(もちろん、アテネに出られる3人も、皆とても好感を持てる人たちばかりですけどね)。アテネに出られない分、ファンとのふれあいの場としての、さまざまなマラソン大会を大事にしたいそうですが、これも、いい考えですよね。
 ところで、「失意淡然(しついたんぜん)」は勝海舟というおなじみの天才政治家が家に掲げていた言葉の一つです。この人、あるとき、福澤諭吉というひとから、「やせ我慢の説」という文章で、痛烈な批判をされました。海舟は、江戸幕府のトップにいたほどの人だったんですけど、時代が明治になったらまた、明治政府のえらいさんになっちゃったんです。諭吉はそれが許せなかったらしく、「武士は二君(二人の君主、つまり政府)に仕えず」といって、激しく、食い下がったのだそうです。もう一人、同様にして、明治政府のえらいさんにもなった、榎本武揚(えのもとたけあき)という人は、これに対して事細かに弁解をしたそうですが、海舟は、「毀誉褒貶(きよほうへん)は人のもの、行蔵(こうぞう)は我に存す(簡単に言うと、勝手に批判してくれ、俺は俺の信念があってやっているだけだ、くらいの意味でしょうか)」といって沈黙してしまったそうです。つまり、それ以上の弁解をまったくしなかったのです。
 世間は、おおむね勝海舟をほめたたえました。
 勝海舟は、よく、胆力(たんりょく。きもったま、くらいの意味)という言葉を使いましたが、あれだけ頭のいい人が、胆力が大事というあたりが興味深いですね。
 今回の件で、Qちゃんのこと、さらに好きになった方が多かったのではないでしょうか?私も彼女の生き方には、また改めて、好感を持ちました。小出監督が、彼女に、「ファンの前で、絶対いやな顔をするな。ファンはお前の後押しをしてくれる、大事な存在だ」みたいなことを言われたらしいですが、ファンの声援をプレッシャーと感じる人もいる一方で、いつも、「ファンの声援のおかげで気持ちよく走れました」というようなことをいっているのはそのあたりを受けてのことかもしれません。
 きっとアテネに出場するのと同じくらい大事な、あるいはそれ以上に大事なものを、彼女は、私たちに示してくれたように思います。

2004年3月28日 8:23:34
 以前、といってもそんな前ではないんですが、あるお母さんとお話していて、やっぱりこの方も、と思ったことがあったので記させていただきます。
 実は、私は、不謹慎にも、上の子(娘)よりも、下の子(息子)のほうが、かわいいと思ってしまうときがあるんです。理由はいろいろです。で、自分でも、思いもよらない感情だったので、妻に確認したところ、妻もそうだというんです。妻が言うには、娘は、こんなに愛嬌よく笑ってくれなかった、とのこと。確かに、娘には、どこか、身勝手な、あまのじゃくなところを感じていました。でも、子供ってそんなもんだ、と思っていたんです。で、男の子が生まれるということで、息子が生まれる前には、娘以上に腕白な子だろう、と覚悟を決めていました。皆さん、男の子は大変だよう、とおっしゃっていたので、、。
 ところが、息子が生まれてみると、とても素直な子だったんです。注射を打っても泣かないし、妻が言うように、いつもにこやかですし、ちょっとしたことでは泣かないですし、また、抱っこしてあげたら、すぐ泣き止んでくれますし、、、。どれをとり上げても、かわいらしい子なんです。きっと、この性格は妻に似たのでしょうね。どう見ても、娘のあまのじゃくのほうが私に似たと思われるので、、。
 で、この話をしたら、先ほどのお母さんも、「わたしもそう」とおっしゃいました。つまり、下の子がかわいいと、、。で、意を決して、書き込んでいるわけなんですけど、下の子がかわいいなんて感情、上の子には失礼ですし、本当でしたら、隠しておきたいところなんですけど、少し付け足したいことがあって、書き進めてみますね。
 実は、私は、この息子の素直さに、危険性も感じているんです。とても危険なものを、、。かわいがられることの危険!!私が教えてきた子のなかでも、ご家庭のなかで、一番下の子は、行動をゆがめて、育ってしまったのではないかという子が多いです。不思議なことに、ほとんどが、子供のころは、とても素直だったようなんです。まさに、このわが息子のように、、。
 かわいがられて金銭感覚をなくしてしまった子、これがほしいといってすぐに買ってもらえる子が、金銭感覚以外にも、辛抱、とか、時間感覚とかまで、なくしてしまった例を見聞きすると、むかしは素直だったのに、勉強やさまざまな活動に身が入らない、いわゆる無気力状態でいるのは、実は、このかわいらしさ、扱いやすさ、に原因があるのでは、と思うようになりました。
 「小さいころは育てやすかった」とか「ほとんど手のかからない子だった」とかいう子が、少し大きくなって、勉強という、中身を問われることとなると、てんでだめ、となって、親の、その子に対する評価が急降下するときがあったりします。で、その子は、むかしのように、素直に振舞っても、それが、親の歓心をかわないこと、あるいは、かいにくいこと、に気づきます。でも、でも、表面的な素直さを身につけていても、自分の困難を自力で解決すると言うすべ、あるいは、発想さえもない子なので、勉強をしろといっても身が入りませんし、やっても丁寧にやれません。あるお母さんに向かって、お父さんが「お前の育て方が悪い」としかられていたのを見たことがありますが、一番下の子は、素直で、手がかからず、かわいかったものですから、親は、その危険性に気づかず、無防備に、子育てをしてしまったのかもしれません。今の姿を予見できたら、親御さんも子育てに気をつけてられたことでしょう。
 例の超無口な悠太君も実は、上二人が、お姉さんの一番下です。彼が、たとえば、先日、友達と買い物に行って、友達に、「まだ帰るなよ」といわれて、お母さんにメールで、「今日、田口先生を休んでもいい?」と送ってきて、それをお母さんが所用のため、すぐチェックできず、返答されなかったのをいいことに、休もうとして、お母さんが、間際に気づいて、電話して、すぐ帰りなさい、とおっしゃって、急きょ帰ってきたけど、遅刻した、というのは、一番下の子らしい甘さですね。学年末テストの1週間ほど前の話ですよ。あれでよくクラスで、2番とれましたね。素直だから、そのときのムードに流されてしまいがちなんです。がんばるの苦手だから、楽なほうを選択してしまうんです。
 私はこれが怖いから、妻に言っています。
「(息子を)できるだけ、ほうってあげて、、」
と、、。いつまで眺めていてもあきないほどの、息子ではありますが、、。だから、息子の笑顔がこわいです。私たち親に飼いならされて、一見素直な「かごの中の鳥」のようになってほしくないです。

2004年4月1日 13:31:29
 (つづき)でも、よくよく考えてみると、きちんと勉強できないのが、下の子ばかりとは限りませんね。私の教えた子のなかでも、上の子の方がだらしない、ということも、もちろん、ありました。ただ、そういう子でも、よく聞くのが、「この子は、小さいころは、手がかからなかった」みたいなことです。とても健康で、素直で、文句言うことも少なく、いわば、「いい子」だったようです。でも、いい子、というのは、そのときの親からみた、「いい子」で、本人は、言うべきときに言うことを言わず我慢していた、ということかもしれません。親の都合で、子供を振り回しても、何も文句をいわない子、いえない子。これが、手のかからない子の実態かもしれません。こういう子こそ、要注意なんですよね。きっと、、。

2004年4月6日 15:13:22
 Kくんのところ、おやめになりました。ある意味悩みの種が消えた、とも言えるわけですが、心から申し訳なく、悔しい気持ちもいっぱいです。でも、これについては、もう触れるのはやめましょう。終わった後に言い訳がましいですね。
 一方で、さくらさんは、もう一人の家庭教師の方をおやめになって、私に全面的にまかされる決断をされました。決して悪い家庭教師の方ではないようでしたので、もう少しお話し合いの余地もあったかと思いましたが、で、そのようにお話したこともあったのですが、こんなこと申しては不適切かもしれませんが、私ほどの経験量と実績をお持ちの家庭教師の方は、そうはいないと思いますから、私と比べられたことが、不運ともいえるでしょう(私自身、まだまだと思っていますが、、)。勝手に割り込んだみたいで恐縮しています。前にも申し上げましたが、私は、さくらさんとは末永い友達でいようと思っていたので、数学がわからない、とのお話を聞いて、手助けと思って、冬休みだけと思って、空いた時間(冬休みは、むちゃくちゃ忙しかったです。実際、このホームページに手を加えるどころではありませんでした)を探るようにして、教えさせていただいたので、まさか、こんな結果になってしまうとは思っていませんでした。本当、私は、その家庭教師の方の教えられないところをフォローしてあげたい、と思っていただけなんです。

 ある意味、私は、さくらさんの「お気持ち」に応えようと思っただけなんです。
 「お気持ち」ってどういうことかと申しますと、、、、
 はじめの出会いは、こうです。あるとき、さくらさん、私にメールを送ってこられたので、それいい話だから、掲示板2に書き込まれたらいかがでしょう、とおすすめしたところ、「あとで書き込ませていただきます」とのご返答。大体の方は、このあと、なしのつぶて、ということが多いのですが、で、とても勇気のいることだから、当然とも思っていたのですが、この方は、本当に書き込んでくださいました。緊張しつつ、一生懸命に書かれている様子がうかがえる文章です。これが「お気持ち」ということです。私は、この方とは、いい友達でいたい、と思いました。娘さんが困ったら、助けてあげたい、と思いました。それが、この方への私の思いの、原点です。上のさくらさんからのメールでも、お気持ち伝わってきますでしょ。
 
 そして、4月からは、2軒3人(1人は、時間が、固定できずにいるのですが、、。同じ時間帯を希望する子が多くて、困っています)が復帰しました。高校、中学受験を終えて、思いっきりのんびりしていた、3人です。はじめだからか、やる気満々です(私にそう見せているだけか?)。2軒のうち一方のお宅は、お兄さん(今大学生)のときからですから、ずいぶん長いお付き合いになります。私はこういうの、多いんです。
 一方で、私の故郷の方は、パソコンでつなげようとして、いつまでもつながりません。もう、私に教えてもらうものと思われていて、私が、つながるまで待れたほうが、、、と申し上げたのに、タブレットを買われてしまわれたとか、、。パソコンも私のために、買い換えられたのでしたら、恐縮の至りです(後注:パソコンのほうは、そうではなかったようです。私のお手紙の読み間違いみたいです)。で、まだつながらないなんて!!!ADSL、XPでつながらなかったのは、初めての経験で、私も、時々、パソコンの本を読んだりしているのですが、よくわからずじまいです。あちらも、業者の方とかにも来ていただいて、なお解決がつかないようです。う〜ん??

2004年4月11日 23:01:25
  テキストの選定に忙しい季節ですね。私も、書店に入り浸(びた)ることの多い季節です。以前、小中学生の辞書などを例に挙げて、本の選び方を記したかと思いますが、今日は大学入試センター試験のテキストを例に挙げて、私がどういうふうにテキストを選んでいるか、お話いたしましょう。わかりにくいところは適当に、読みとばしてください。それでも、どなたでも、何かをえられるような書き方にしているつもりです。ご興味のあるところで目を留めてくだされば、結構です。
 センター試験のテキストも、ご多分にもれず、よいテキストと悪いテキストの差は、激しいです。特に、ある一人の方が、オリジナルで書かれたような問題集は、注意が必要だと思います。問題の選定に関して、「こんなのセンターに出すか」と思われるような問題を出してくることが多いからです。きっと、他者による厳しい選考の目を経(へ)てないからでしょう。私のセンターの問題集の選考基準は、「私」です。つまり、私が、瞬時に解ける問題かどうか、です。実際のセンターの問題には、私が瞬時に解けない問題は少ないです。特に英語は、その傾向が強く、センターの問題集として、よいかどうかの判断がしやすいです。
 先日も、春休みの宿題プリントを見させていただいて、ある高校のプリントが、「こんなのでるか?」と私が疑問を持つようなものだったのに対して、別のある高校のプリントが、よく選ばれているものだったので、その質の差が、まさに、高校の合格実績の差になって現れているように感じたりしました。もちろん後者が、抜群の合格実績を出している高校であることは言うまでもありません。これは、中学校にも、塾にも、おそらくは、家庭教師にも、当てはまることだと思います。
 私は、今、センター試験について、述べていますが、センターにとどまらず、一般的に言うと、テキストを選ぶとき、過去問なり、中間期末なり、を意識して(頭の中に描いて、描きにくい場合は、その問題を書店なりに持っていって)テキストを選択する必要があるだろうということになります。この作業は、私の場合、ときに、1日がかりだったりします。
 もっとも、私個人は、大学受験まで、一貫して、特定の何かのテストを意識して勉強したことのなかった人間ですが、幸か不幸か、私のようなスタンスで、勉強する人間には、まだ1人しかあっていません。ちなみに、その1人しかいなかったという子に、かつて「明日中間テストだけれど、(テスト科目の1つの)化学の勉強する?」と聞いたところ、「どっちでもいい」と答えてきました。つまり、翌日のテストにまったく関係ない勉強をしても、まったく差し支えない、ということです。もちろんいつも成績が、トップクラスの子で、私は、余裕やなあ、って思っていました。普通の子は、「明日のテストの勉強を絶対教えて!」といってくるでしょう。テストがあるから、勉強する、というのではなくて、習ったことは、すべてきちんと理解し、覚えていき、その通過点として、たまたま、テストがある、という感じになれたら、本来の勉強のあり方に近づいているような気がしています。そういう子は、学年が上がるにつれて、頭角を現してくることでしょう。私自身は、高校のときまで、習ったことはその場で、徹底的に覚えるという習慣を持った人間でした。今に至るまで、その知識は残っており、私のそのときの徹底ぶりのおかげで今があるのかも、とそのときの自分に感謝したりしています。
 センター試験の問題集に話を戻しますね。その、私の選び方でいくと、河合塾の「マーク式総合問題集」(いわゆる「黒本」)は、どの教科も、よくできていると思います。解説も詳しいです。センターだけに絞(しぼ)った解説で、もう少し具体的に言いますと、これだけ覚えれば、センター試験は大丈夫、というような感じで書かれており、丸ごと、センター対策に役に立つといえると思います。丸ごととはどういうことかといいますと、丸ごと、テキストに書いてあることは、すみからすみまで覚える必要があるものを載せているということです。これだけ覚えれば大丈夫というのを、詳しく載せていっていると思います。よく、問題を解けるだけで納得してしまい、解説で、ほかにこんな問題も、出ますよ、と載せてあるのに、まったく目もくれない子がいますが、そういう子は結果がよくないでしょう。いいテキストほど、目の前の問題が解けるだけではだめ、ということを知らしめてくるものです。それを受け止めなくてはいけません。もっとも、この1冊だけで充分とは言えず、過去問集も、もちろんやらなければ、高得点は狙えないと思います。
 過去問集は、大きく分けて、タイプが2種類あります。(つづく)

2004年4月20日 15:08:18
 (つづき)過去問集は大きく分けて2種類あると申しましたが、これは、センターに関してだけ(あるいはセンターに、特に)いえることかもしれません。そのうちの1種類は、過去問をそのまま載せて、解説しているもの。いわゆる「赤本」(教学社)の「過去問研究」と「黒本」(河合塾)の「過去問レビュー」が代表的です。ほぼ全教科をそれぞれカバーしていて、今のところ、数学は赤本、ほかは黒本のほうがいいかな、と思っていますが、好みの問題程度で、そんなに大差はないように思います。もう1種類は、過去問を、単元ごとに、編集し直して、系統的に、解説しているものです。こちらは、文英堂の「勝てる!」と山川出版の「センター試験への道」が代表的だと思います。二つとも優れていますが、山川出版の「センター試験への道」のほうは、社会の科目しかありません。
 ちなみに、山川出版の「センター試験への道」は、特に日本史と世界史が優れていて、私の経験からすると、あれを完璧に、すみからすみまで理解し覚えれば、80%(100点満点で80点)はまず取れると思います。私の教え子のある子は、これを完璧に仕上げ、ほかに、年表と河合塾の「マーク式総合問題集」(いわゆる「黒本」)くらいを仕上げて、本番で、98%(100点満点で98点)とりました。本番5ヶ月くらい前が模擬試験で、60%くらいだったので、私があわてて、予備校のテキストをやめさせ、こちらに転換させた結果です。もちろん、ものすごい暗記力のある子であったことも付記しておきます。私の教え子で、これほど見事に覚えられた子はいません。有名な予備校で、暗記力の優れた、優秀な子だからといって、科目によってはいい点が取れるわけではないというのは、面白いですね。
 私は、その子に関しては、世界史以外にも、基本的な勉強の仕方で、アドバイスをしました。例を挙げましょう。ものすごく頭のいい子なんですけど、数学(TAとUB)で、満点が取れずにいたんです。私は、その子の勉強の仕方にふたつだけ注文をつけました。ひとつは、解けた問題も、解説を必ずみること。彼女の場合、問題を解くのに、器用なものですから、きわめて難しいとき方をするのです。私が、ここはこう解くだろうと思っていたところを、きわめて、回りくどく、解くのです。それ自身彼女の頭のよさを象徴していることではあるのですが、、。でも、時間がかかって、ほかの問題に十分時間をかけられなくて失敗するという感じでした。目の前で彼女の解くのを観察して、しばしば思っていたことなので、これを彼女に示しました。
 もうひとつの注文は、複素数平面が特に苦手、だということなので、この単元に絞って、問題をしてもらう、ということです。これは、私の観察というよりも、本人自身の申告によるものです。
 結局、彼女、数学で、TA、UBとも、本番では満点を取りました。
 現国や古文でも、満点近い点を取っていましたね。これについてのアドバイスは書き出すと長そうなので、もうやめます。また、機会を見て、、。大体、どの科目も満点かそれに近い点を取った子ですけど、、。
 ところで、注意しなくてはいけないことは、こちらがテキストの転換などを図(はか)るようすすめる時、教え子には、かなりの思い切りが必要だということです。ですから、本人の私たちへの信頼というものが欠かせないと思います。で、信頼というのは、どういうところから生まれるかというと、普段アドバイスしていて、こちらの言ったとおりになった、とか、この先生の説明はわかりやすいとかいう、具体的な感覚から、生まれてくるのだと思います。
 子供たちは、肌で感じる感覚で、私たちを判断してきます。本を出しているだの、ホームページにいいことを書いているだのということ(つまり、口先)は、ほとんど関係ありません。当然といえば、当然のことですね。むしろ、学校や予備校の個々の科目の、専門の先生のおっしゃったことを信じて(私には、失敗するように見えて仕方のないことを、本人たちにすすめられる先生もときどき、いらっしゃいます)、僕の言うことを、聞いても、そのとおり、少なくとも最初からは実行してくれない子のほうが多いかもしれません(いや、それでも最近は素直に聞いてくれる子が多くなりましたが、、)。私たちは、彼らを取り巻く多くの教師のうちの一人であるということは、肝に銘じておくべきでしょう。
 私は、テキストの選定その他で、私を無視する子がいてもほうっておきます。いずれ、物事がこちらの言うとおりになって、困って、私の言うことが本当だと思うようになるかもしれないので、本人が気づくまで、じっとしています。で、私の言ったとおりとなったとき、彼らは、私を信じてくるのだと思います。子供によっては、1回くらいでは、信じませんよ。何回も、こちらの提案を無視する子がいたりします。で、そのたびに、私の言うとおりになったというとき、やっぱりこの先生の言っていることは本当だとなって、私の提案に沿って、やる気を持って、具体的に踏み出すのだと思います。ご自分に自信がおありなら、相手の当然抱く心を余裕を持ってながめることも必要かと思います。
 テキストの話から脱線してしまいましたので、元に戻します。私はこれら上記のテキストを組み合わせて、対策していっています。ご興味のない方もいらっしゃるかもしれませんから、深入りするのはやめましょう。
 ただこれだけは申し上げられます。上で、具体的に、テキスト名を挙げている、問題集は、いずれも、良質で、必要なとき、皆さんが目を通される価値はあるかと思います。
 同じことを繰り返すようですが、テキストの選定のよしあしが、受験結果に大きな影響を及ぼす可能性は、十分にあると思います。
 ちょっと堅い話が続いたので、次回からは、少しソフトな話をしますね。



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