
ゲーム王国という番組をご存じでしょうか?
テレビ東京系で朝、放送していたゲーム番組です
小学校の頃、ゲーム雑誌など存在すら知らなかった私はこの番組だけが
ゲームの情報ソースでした
が
この番組はスポンサーの商品しか取り扱わないという
致命的な欠陥があったため、私は
「そうか、今の流行は飛龍の拳か」と
ねつ造されたトレンドに踊らされていました
たしかこの番組の売り上げランキングにドラクエやFFが登場したことはありません
このように、番組では毎回
現実とはかけ離れたゲーム業界の動向が伝えられていました
しかしつい最近、ゲームウェーブが始まるまでテレ東のゲーム番組は
みんなこんな感じだったと記憶しています
最近はポケモンのおかげで比較的メジャーになったスーパーマリオスタジアムも
前身のスーパーマリオクラブでは、質問コーナーで「スト2の対戦に勝てません」という男の子に対し
ハメ技を伝授してたのを私は忘れてませんよ、カプコンの広報さん?
さて、話がそれましたが今回紹介するスーパーチャイニーズワールドも
当時、私が日本中で大ヒットであるかのように思いこまされていたゲームの一つです。
当時、FFなどをマニアックな作品だと思いこんでいた私は
早くカリスマゲームを買って
世間の流行に取り残されないようにしなければ
と、意気込み、このゲームを定価で買いました
その内容はさすがにカリスマゲームだけあって当時の私を驚愕させる物でした
まずゲームを始めて驚くのは、画面の上部15ミリ程が常にバクっていることです
しかし驚いてはいけません。これは、いつどこでやっても起こる現象なので、
どうやら、バクではなく仕様だと思われます
さすがカリスマゲーム
細かいことにこだわらないおおらかな姿勢に好感が持てます
さらにこのゲームは、データの保存はデータセーブ方式ではなく、
何故かパスワード方式
スーファミはおろか、ファミコンでもデータセーブ方式が主流になっていたにも関わらず
あえて時代の波に逆らっているあたりに
メーカーのカリスマとしての自信が伺えますね
そしてこのゲームは、通常はRPGですが敵との戦闘はアクションになります
しかし、このアクション部分が実はこのゲームの諸悪の根元となっています
普通、RPGというのは戦闘シーンがゲームのもっとも長い時間を占め
各社とも、一番趣向を凝らす部分でもあります。
ところがこのゲームではバクの塊となっています
音が一秒ずれる
敵が空中を歩いている
などの現象もこのゲームではバクの内に入りません
落とし穴の上にいるのに大丈夫
敵の動きが突然止まり、攻撃を受け付けなくなる
炎などのエフェクトが画面に残り続ける
敵によってはキャラパターンが2つしかない
といった現象が頻繁に発生します
さすがカリスマゲーム
細かいことにこだわらないおおらかな姿勢に好感が持てます
しかも、スタッフはバランス調整という言葉を知らないのか
攻撃をされると硬直するくせに無敵時間がないため
序盤では敵に囲まれれば、動くことすら出来ずにこの世を去ることになります
しかし、スタッフも一つの救援策を用意してくれています
敵が連続攻撃してこない
つまり、敵は、パンチで主人公を攻撃しても
追い打ちをかけようとせず,後は他の奴に攻撃を任せる
という他力本願な連係プレーを展開してきます
このため、ゲーム中、
集団でいるときは手を出さず、一人でいるところを襲う
という青少年の育成によくないプレーを心がけなければいけません
これも、すべてすばらしいバランス調整のたまものですが
デバッグの段階で誰もおかしいと思わなかったんでしょうか?
さらに、このゲームでは敵に独特の名前が付けています
まず、下の写真を見て下さい
姿形は全然違っても同じ名前が付いています
しかしこれは別に特殊なことではありません
全編通してこんな感じです
ひとつの地域につき、名前の種類がひとつしかありません
しかもどくどくホラー軍団や仮面ブッシュマン
など絶望的にネーミングセンスのない名前の時もあります
場所によっては、出会う敵の名前がすべてどくどくホラー軍団
とても私には耐えられません
こうして、敵の種類は豊富だが名前が10種類しかない
という愉快な現象が起ります
きっと、他の部分に一生懸命で、手が回らなかったんでしょう
さすがカリスマゲーム
細かいことにこだわらないおおらかな姿勢に好感が持てます
そして、やはりこのゲームがカリスマであることを思い知らされたのが、宝箱です
宝箱というのは中のアイテムを手に入れるためには
宝箱の前で、開ける、調べる、壊すなどのアクションを起こすのが普通で、
これは、ゲームのジャンルを問わず、万国共通の常識だと思われています。
私も当時はそう思っていました
このゲームをやるまでは
当時、このような常識に縛られていた私は
次のような体験をしてしまいました
洞窟を探索中、宝箱を発見
早速アイテムを手に入れようと、宝箱の前に立って「調べる」を実行しました
ところが出てきたメッセージは
|
そのほうこうにはなにもありません |
おもいっきりあるだろうが!
仕方なくもっと近づいて見ようと思い、上に移動すると
ざっざっざっ、と建物に入っていく音が聞こえ、
画面が暗転した後、
|
にくまんを手に入れた |
というメッセージが表示されました
どうやらこの世界では、宝箱は調べる物ではなく
中に入っていく物のようです
カリスマだけあって他のゲームなど眼中になく、
あくまで、独自の方針を打ち出すんですね
さすがカリス(省略)
他にも、事件を解決したのに、一部の町の人のセリフが変わらないままだったり
ストーリーがつっこみどころ満載だったり
色々書きたいことがあるんですが
キリがないのでやめときます