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お父さんのためのフィギュア作り方講座

presented by 石田二成

第1講・心構え
(月経エンタ第1号)

フィギュアとはなんぞや。
フィギュアとはアニメや特撮のキャラクターを立体化したものである。材料はたいていウレタンレジンであるが、ソフトビニール製のものもある。
だが、フィギュアは単なる樹脂のカタマリではない。フィギュアには、心がこもっているのだ。作り手の汗と涙の結晶こそが、フィギュアに他ならないのである。ゆえに、ここではまず、フィギュアを作るにあたっての心構えについて述べることにする。

茶道、華道などというように、フィギュアにも「道」があると私は信じている。人は、フィギュアを作ることを通して己の心を見つめるのである。

フィギュア作りでまず最初にぶつかる面倒くさい作業といえば、パーツについている離型剤を丁寧に落とす作業である。また、バリのついている表面を紙ヤスリでなめらかにする作業もそうである。
これらの作業を行うにあたって心がけることは、決して単調に手を動かすことではなく、つねにそのキャラクターに対する愛情をこめて手を動かすということである。たとえば、ふともものパーツの離型剤を落としたりヤスリでなめらかにする際には、本物の女性のふとももを愛でるがごとく優しく作業しなければならぬのである。

フィギュアとは、もはやオブジェなのである。芸術なのである。ゆえに、製作者の信念、情熱が表現されていなくてはならぬ。それだけに妥協は許されないのだ。精神の極限状態におけるぶつかり合い、それこそが「フィギュア道」である。このことを肝に銘じておかねば、決して良い作品など作ることはできないのだ。


第2講・道具の確認
(月経エンタ第1号)

ニッパーと塗料と接着剤があればなんとかなるプラモデルなんかと違い、フィギュア作りにはいろいろと道具が必要である。まず最初に離型剤を落とす作業が必要であることからもおわかりいただけるであろう。とりあえず、必要である物とあった方が良い物を列挙してみよう。
    ・研磨剤入り洗剤                            ・歯ブラシ
    ・紙ヤスリ(粗さが違うものを3種類ほど)    ・デザインカッター
    ・パテ(ポリエステルパテ)                  ・グリス
    ・台所用中性洗剤                            ・塗料
    ・筆(太さが違うものを3種類ほど)          ・エアブラシ
    ・シンナー(2瓶ある方が良い)              ・マスキングテープ
    ・古新聞                                    ・サーフェイサー
    ・瞬間接着剤                                ・ゴム手袋
    ・ドライヤー  
ざっとこんなところであろうか。研磨剤入りの洗剤は本格的なクリーナーがあれば必要ないが、入手しやすいことが魅力だ。私は「ジフ」を愛用している。歯ブラシは使い古したものでよい。紙ヤスリはタミヤのセットで発売されているものがわかりやすい。デザインカッターは鉛筆の先にカッターの刃がついているようなものだ。けっこう切れ味が鋭く、他の用途にも使える。塗料は油性のものを使用したい。大まかなところはエアブラシを使用するのがベストであるが、値段が高いという難点がある。シンナーは筆の洗浄用と塗料薄めの2つの用途があるため、2瓶あるのが理想である。サーフェイサーは1度使うとやめられなくなる。これを使うと塗料のノリが大きく違うのである。

より良い作品を作るためには、これだけの道具を用意する必要がある。キット本体だけでも高いのに、道具代でさらにお金がかかることに茫然とする人がいるかもしれないが、良い道具を揃えてこそ一流なのである。良い道具があって初めて、実力を遺憾なく発揮できるというものなのである。


第3講・作品を作るための基礎T
(月経エンタ第2号)



第4講・作品を作るための基礎U
(月経エンタ第3号)



第5講・サーフェイサーを吹き付ける
(月経エンタ第4号)



第6講・塗装
(未発表)



第7講・接着〜完成
(未発表)