平井さんと浜岡住民との対話(12)

この対話について

「不利になるような事は絶対隠いておったんだね」

長老  まず浜岡原発の一号機のね、トラブルの時に循環ポ ンプが止まったというね。我々地元でそういうトラブルが あった時に、中電から話があって、いろいろ説明を聞いた わけですがね。

 さっきのお話の中では、二ついっぺんに止まったという ことなんですがね。その説明の中では「一つ止まったで、 もう一つ予備があるで、別に異常はなかった」と、「それ をまた修理する」って、そういう話の中で「トラブルがあ る」っていうことばかり電力会社は言っているもんで、我 々地元の衆も、それなりに、「そうか、そうか」っていう ような気持ちで、今日に来ているわけですがね。

 この間もボヤの問題がね、新聞に出た訳だけれど。あれ も幾日も経ってですか、黙ってごまかしていようと思った のが、自然とばれて……。

平井  一九八七年八月二八日、午後七時一〇分。時間まで 出ているからね、二台とも止まったって。 長老  うーん。そのことはね。地元の衆に、中電と佐対協 との我々の説明の中では、不利になるような事は絶対隠い ておったんだね。
  

原子力発電がなくても暮らせる社会をつくる国民会議
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