26 間違い電話を何度も何度もさっきから切り続け
今吐いた息は目の前のテーブルの上で
テレビから死人のジャズ枯れかけた花を両手で携え
山の向こうで彼女は海を眺めて
囲われた空地のなかで8mmの幅の上で咲き誇る藤棚の下で
26数えるカラカラに乾いたTシャツを着て三日前の人にあいさつをハロー
売出しの店無くなった店
穴を掘り全てを土のせいにする
明日雨が降らなければ大好きな花の種を播こう
かかと踏んづけた靴のままで表通りを
風のない家の庭で注文した料理待ちながら新しい手紙を書き直し
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