●農薬の有効成分の日本語名日本語での農薬の有効成分名は英語名を字訳することにより命名する。その概要を述べる。
【00/09/24作成】
リジン,スレオニンというアミノ酸がある。しかし,栄養剤のラベルなどではリシン,トレオニンと記載されている。日本語の化合物命名では英語名を字訳規則に従って字訳するため,これらが正式の命名となる。lysineはリジンではなく,ly・si・neと区切り,字訳表に従ってリ・シ・ンと訳す。neは末尾のときには「ネ」ではなく「ン」となる。
農薬の有効成分についても同様に英名の字訳により命名する。除虫菊の有効成分であるpyrethrineは,英語的なパイレスリンではなくピレトリンと字訳される。除草剤glyphosateではグリホサートとなる。ateで終わる場合は「(ァ)ート」と字訳する。
しかし,官報に書かれているような正式の命名にも誤りが多い。クロリドと字訳すべき化合物をクロライドとしている例などは特に多い。系統的な命名であるIUPAC名の字訳などは正しいものより誤っているものの方が多いぐらいである。
インデックス 目次 要約 トップ