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2002年2月11〜14日北海道へ念願の撮影ツーリングに行ってきました。真冬の北海道は初めてです。 今年購入した新型ワゴン車・バモスに乗って3泊7日の自称「超過密、暇人お楽しみツーリング」です。たった3日で富良野市「太陽の里」の冬景色と釧路湿原・鶴居村と阿寒で丹頂の撮影。さらに帰路、小樽でのイベント「小樽雪あかりの路4」の撮影と過密スケジュール。しかしフェリーで2泊ですからその間はやることもなくうねる波と格闘という暇人旅です。フェリーでは全くもって時間をもてあますあまり、読書の旅となってしまいました。 北海道といえば美味しいものばかり、、何か一つくらいは食べてみたいと思って行ったのですが、移動時間に思いの他かかって遂に海老、蟹、イクラ、ウニ類にはありつけず宿で出されたキンメ鯛のから揚げと昼食で食べたタイトウ自家製ソーセージカレーが一番のご馳走となりました。 今日帰ってきて、蟹の即席味噌汁をすすりながら記憶の失せぬ内に気の向くまま書いてみようと思います。
新潟からは新日本海フェリーで小樽まで、小樽着は低気圧の接近でうねりが6メートルと高く朝5時少し前に遅くれて到着となりました。フェリーは長距離トラック便で満載となっているのですが、自家用車は私の軽四を入れて僅か6台。この厳冬期にわざわざ北海道まで行くという人はやはり少ないです。ルーフキャリアにスキーを積んだ車も1台という寂しさです。札幌雪まつりも終わって、丁度観光イベントが一段落したことも影響しているのかも知れません。 早朝真っ黒な中を札樽道を走ります。小樽の気温は−8.5℃です。圧雪と凍結路ですがほとんど車が走ってないこともあり、愛車バモスは快調に回転を上げていきます。砂川PAで少し休んで、点検後旭川まで走ります。砂川では既に−11℃まで下がっています。細かい雪がフロントガラスの上を通り過ぎて行きます。ワイパーの必要は全くありません。実に不思議な経験です。霧よりも細かい雪の粒という感じです。旭川までの間はやはり軽四自動車の力不足を感じつつ、大型バイクよりも小さい排気量で1トン以上も引っ張っている事を思えば少々いたわりつつの走行となります。この時点で気温は−14℃。ヒーターをウインドと室内に交互に切り替えながらなんとか視界を確保しつつ走行します。スピードを上げるとヒーターの効きが落ちてきます。既にリアガラス・サイドガラスとも凍結しています。旭川で高速を降りて美瑛経由で富良野を目指します。 道中はスキー客を乗せた観光バスが多く走っていて、バスとバスの間に挟まれながら走行しました。これだけ大きいのについて行けば崖から落っこちるという心配もなさそうです。 あらためてスタッドレスタイヤのグリップ力には感心させられます。これだけ気温が低いとスリップはほとんどしません。仮に少し滑ってもバモスの四駆は実にコントローラブルであわてる事などありません。エンジンの位置が真中なことでバランスが良いためなのでしょう。それと前輪が車体一杯に張り出していて強風に振られる事もなく以前の軽四に比べれば雲泥の差です。 美瑛の雪景色を見ながら走行、上富良野では以前泊めていただいたミスターヌーを尋ねてみました。玄関にたどり着くまでには急坂の砂利道を登らなくてはなりません。はたして雪の急坂は登れるものでしょうか、、、 行ってみると丁度飛脚の貨物車がゆっくりと下ってくるところです。よくよく見ると普通のスタッドレス。これなら四駆のバモスに行けない筈はありません。急坂の砂利道は凍結して平らなアイスバーンとなっていました。何という事も無くすいすいと登って行ってしまいました。 雪原の高台に建つ二軒の宿は実にいい感じです。遠くから眺めても絵になっています。 富良野市・山部「太陽の里」
次ぎに今回の撮影地である富良野市・山部にある自然公園「太陽の里」へ行きました。積雪は1m20位でしょうか。着いた時、雲が切れて日が差してきました。急いでカメラと三脚を出して撮影の準備です。 道路の両側は2m近い雪の壁となっています。これをどうやって登るかが問題。スコップで小さな階段を付けて上ることにしました。先ずはデジカメをもって撮影したのがこの写真です。毎年夏の終わりに開かれる「北海道ミーティング」の雪で埋まった太陽の道「アウトストラーダ」です。夏には石畳の(わずか2m余りの細い道なのですが)この道を旧車に乗ったライダーが走ります。綺麗に磨かれ手入れされたバイクとこの日のために遠くからやって来たライダー達です。 デジカメでの偵察が終わると今度はビデオ撮影です。三脚を運んでカメラをセットしました。それから公園内の撮影に入ります。このために準備してきたのがカンジキです。深雪用の長靴にアルミ製のカンジキの組み合わせは快適でした。実はどんなカンジキが良いかイシイスポーツでいろいろ聞いてみてこの形がもっとも適しているだろうということになったのです。店の人の話では重量物を運搬する時にも使用するという一番沈み込みが少ないタイプだそうです。 ただ難点は横滑りをするので斜面での歩行には注意です。底には滑り止の軽合金製金具が付いています。平坦路はすいすいと歩くことが出来ます。
太陽の里にて 2/11 撮影 なにしろモノトーンの世界ですから少し動くものがあると面白くなります。ビデオの良いところはそんな小さな動きを撮ることで一層静寂な世界を表現できるということです。 太陽の道に通じる道路は除雪がしてあってまるで雪のアスファルトという状態でした。隣では河川工事の最中でそれできれいに除雪がしてあるのでしょう。隣接するホテルや売店は閉鎖されていて道もなく行くことは出来ません。この厳冬季に来れたのは幸運だったと思います。 この続きは明日。(丹頂) サッチャン作製のFlash映像はこちらからどうぞ。
小樽雪あかりの路4 2/14夜 撮影 ![]() Copyright (C) 2002 Masaaki Hada All rights reserved. ![]() |