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第3章アニメーションバブル

第3章アニメーションバブル

3−1 アニメーションバブルとは
3−2 深夜アニメの増加
3−3 デジタル放送の登場とそれによるアニメ生活の変化
3−4 アニメの増加における作品の位置付け
3−5 アニメ作品の増加に対して
3−6 アニメ多重放送問題

3−1 アニメーションバブルとは

現在日本ではテレビで放送されるアニメの数が100作品近くあるといわれています。これだけ数が増えた理由には、アニメのサイクルが速くなった、深夜にも放送されるようになった、ジャンルが多彩になったといった理由が挙げられます。

アニメのサイクルが速いというのは、1つのアニメ作品が放送される期間が短くなったということで以前は1年近かったのがだいたい半年、少ないと3ヶ月というものもあります。アニメの放送期間を表すのに、「クール」という言葉があります。クールとは1クールを3ヶ月として数える方法です。アニメの放送期間は3ヶ月単位で数えられるために1クールは3ヶ月となっています。ちなみに半年なら2クール、1年なら4クールということになりますが、半年より上ではあまり使われません。

このため4月と10月はアニメの転換期といわれていますが、最近では1月、7月から始まるものも増え、新番組の情報がわかりにくくなっています。そしてさらにややこしい問題は局による放送日、放送時間の違いです。これは深夜アニメやテレビ東京のアニメをネット局がない地域で放送する場合によく見られる現象です。他の局でもあることはありますが、テレビ東京がもっとも多いです。

そして次に出てきるのは放送される局はどこか調べる必要があるということです。これも大変ややこしいものとなっているので気をつけなければいけません。そのためテレビ局について、よく知っておく必要があります。そうしておかないと自分の地域ではどこの局が放映されているか、知らないと探すのが難しく、ビデオを頼むときにも大変苦労します。最近は各テレビ局がホームページを持っているので、どんなアニメが放送されているかが探しやすくなっています。

それでも問題となっているのがアニメーションバブルによるアニメの放送多重化の問題です。これは同じ時間に2、3個のアニメが重なっている現象です。民放同士ではあまり問題視されていませんでしたが、衛星デジタル放送が入ってきたために大きな問題となっています。アニメの多重化は視聴者に大きな問題を起こします。視聴者がどの番組を見るか迷うことになるからです。同じ時間にアニメを2つ見ることは大変なことです。作品が多くなったために同じ時間に集中してしまっていますが、これでは視聴者が分散してテレビ局側にも不利益を被ることの方が多いと思います。どちらにとってもいいことはあまり望めないと思います。できるだけ時間をずらして、多くの作品を見やすくできるようにしてもらいたいものです。

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3−2 深夜アニメの増加

アニメ作品の増加に伴い、多くの深夜アニメが出てきました。昔は深夜にアニメをやるのは再放送が主でした。しかし現在は深夜枠に多くの作品が放送されています。深夜アニメの増大は多くの問題を呼んでいます。まず第一にアニメの特殊化です。これは深夜に放送するということが起こす現象です。深夜のアニメは世間一般に浸透していません。それは小学生と会話すると明らかです。アニメの好きな小学生でも深夜アニメの話はわからない人が多いです。いくらアニメファンが高齢化していると言っても、多くの子供に見てもらうことも重要であるということを考えると、考え物のような気がします。深夜だと起きて見るのも大変だし、ビデオを撮ってみるにしても量が多くなってしまいます。 これではなかなか見てもらえないのは明らかで、アニメが浸透しません。

そして第二にアニメの関東中心化です。深夜アニメというのは関東を中心に放送されることが多くなっています。地方の局はあまり深夜アニメの放送に積極的ではなく関東でしか放送されない作品は山ほど在ります。そして独立局のアニメも深夜放送が主です。この問題は民放全体で考えなければなりません。そしてアニメ制作に積極的なのが関東のテレビ局(特にテレビ東京)だけと言うのも大きな問題です。もっと地方のテレビ局も参加してほしいと思います。そしてお昼の時間帯にもアニメを放送してほしいです。いくらビデオがあるとはいえ、視聴者は大変であることを忘れてはいけません。

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3−3 デジタル放送の登場とそれによるアニメ生活の変化

テレビの大きな変化として昨年からBSデジタル放送がスタートしましたが、しかしテレビの値段が非常に高くなかなか浸透しません。2011年でアナログ放送は終了する予定となっています。あくまで地上波をデジタル放送化してからの変換と言うことですが、たくさんの人がテレビを買い換えなければならなくなるため国が援助金を出すなど、国全体でこの問題に取り組む必要があります。BSデジタル放送は全国どこでも見られるのでアニメ浸透の切り札になると思います。最終的には番組を見たいときに見れるインターネットテレビの開発が今後必要になると思います。これができるとビデオがいらなくなり、すべてのテレビアニメが見られるようになりアニメの地域格差がなくなるという利点があります。今後アニメの発達に大きく貢献すると思います。このことをきっかけにして多くの人にアニメを見てもらいたいです。

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3−4 アニメの増加における作品の位置付け

アニメ作品の増加は、アニメのサイクルを速めたのは明らかです。そのため1年を振り返るとき、何をやっていたか印象に残った作品でないと思い出せないことがよくあります。あまりにもアニメ作品が多すぎていちいち覚えられないのが現状です。昔の作品は年代はあまりわからなくともどんなものをやっていたかはみんな覚えているものです。むかしは作品が少なく、長く放送されていたのではっきりと覚えているのですが、今は数が多く、放送期間が短いためただ見ているだけになってしまうというのが現状です。作品1つ1つに思い入れがしにくくなっているのです。現在でも長くやっているものはありますが、ほんの一部に過ぎません。そのため消化不良に終わってしまったものも出てきています。作品を1つ1つ大事にしていくことを決して忘れず作品を作って、できる限りファンも意識をもってみることが重要だと思います。

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3−5 アニメ作品の増加に対して

アニメ作品がたくさん出てきている中でこれから必要なのは、アニメの地域格差をなくすことであり、メディアがアニメに対してもっと積極的に動いていくことやファンが真剣にアニメ作品を見ることだと思います。これから多くの人にアニメを見てもらうにはファンとメディアの双方が協力していくことが大切であることを忘れてはいけません。そうしなければただメディアが作品を放送しファンは見るだけということだけで終わってしまう危険性があるからです。そうなればアニメは姿を消すことになるでしょう。アニメーションバブルという言葉には景気のバブルのように、いったん割れれば大きく人気が落ち込んでしまうということを決して忘れてはいけません。

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3−6 アニメ多重放送問題

最近問題になっているアニメの多重放送について、また新たな問題となっているのが、深夜アニメの多重放送です。深夜にアニメを何話か重ねて放送したというのが今回の問題点です。昨年Kanonが4週間で9話放送されたということがありました。(2話放送を3回続けた後、最終週は3話放送)藍より青しも2話放送した週が何度かありました。これによって、多くの人がビデオを取り忘れたり、見忘れたりする人も多く出ました。深夜で時間も遅い上に何話も続けて放送されると見るのも大変です。しかも深夜アニメと言うのはあまり大きく取り扱われないという点もあります。アニメの放送時間は知名度にも関わる大きな問題であるので、慎重に選択する必要があると思います。アニメ作品が増加し続けている現代、放送時間というのは重要な要素であることは相違ないと思います。

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