スペイン 2004年1月10日

 

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スペイン最後の日。添乗員さんには「絶対ホテルから一人では出ないで」と言われたが、朝はいつもよりも時間があったので10歩ほど出てみる。別のツァーのご夫婦がいたので写真を写してもらう。
まず最初にプラド美術館へ行く。昨日”シンデレラプラン”で泊まった人たちを途中でバスに乗せる。昨夜はシンデレラプランのホテルは、私たちのホテルから遠いと思っていたが、遠回りをして走ったからだ。今日は市内を抜けて行くので早く着いた。
マドリードは危ないと言うので、服の上に鞄を斜めにかけ、その上からコートを着ていた。ところが段々美術館の中は暑くなって来た。 うるさい旦那もコートを脱いでいる。でも彼は鞄を持っていないのでいいのだろう。私がコートを脱ぐと怒るだろうなー。
プラド美術館では今日一日添いてくれる現地日本人ガイドさんのほかに、人数の関係でもう一人美術館だけの日本人ガイドさんが添いてくれた。 絵の説明のガイドは初めてなので結構参考になった。だが、他の日本人ガイドさんとか、他の外国人団体に添いているガイドは彼とは違うところでガイドしているみたいだ。 それぞれ好きな絵のところでガイドするのかな。 有名な絵の前で止まらないこともあったしね。やはりもうちょっとゆっくりと見てみたい。
ちなみに彼のガイドしてくれた絵は
○ボシュー ○胸に手を置く騎士(この手の形がいいそうだ) ○サンセバスチャン ○地上界 ○天上界 ○聖三位一体(ミケランジェロに似ている)
○聖アンドレ、聖フランシスコ ○快楽の園 ○カルロスX像 ○フランシスコ ゴエル(18〜19C タペストリーの下絵 日常生活の一部) ○結婚 ○マヤ
○オスーナ公爵の家族 ○飛翔する魔術師 ○カルロス4世の家族 ○黒い絵のシリーズ ○棍棒で殴りあう男たち ○わが子をくらう(今の日本、世界を現しているよう)
○ボルドーのミルク売りの少女 ○マルガリータ10歳 ○女官たち 6歳
この後は「レアルマドリードのプレミアグッズ」を売っている店へ行く。何も買うものがないので暇だー。ツァーのほとんどの人たちはそこの袋をぶら下げていた。買わなかったのは我が家だけか。
そしてスペイン広場、王宮の前で写真を撮る。何事もスリが危ないと言って、写真タイムしかない。
昼食はタパス料理の店。「ヘミングはここに来ない」という名だ。ここは最高にみんなの口に合った。ほんとに日本の味に似ていた。時間制限がなかったら、出されたものをみんな食べていただろうな。

←王宮前の噴水
プラド美術館→
もう入り口では列を作ってます


午後はトレドへ行く。お腹もいっぱいになって眠っていたら、いつの間にか休息場所に着いていた。ここでも結構な時間を取った。もういいかげん出発してくれないかと思った。
トレドではまず最初にタホ川の高台から町の全景を見る。
カテドラルへ行く。ここは現在も使用しているので、写真は厳禁だ。 ここにもコルドバと同じようにパイプオルガンがある。パイプは上向きと横向きだ。 ところどころに上から帽子の下がっているところがある。美術館みたいな部屋もいっぱいあった。
カテドラルを出ると昔のままの市庁舎だ。あとで買ったガイドブックには、 19世紀末から20世紀始めごろの同じ写真が載っていた。
いろいろと狭い路地を歩く。そしてサント・トメ教会へ。ここにはエル・グレコの傑作の一つと言われる「オルガス伯の埋葬」がある。 その下には彼の墓があるそうだ。
また風情のある路地を歩き、たぶんサン・マルティン橋を渡りバスへと行く。橋の門の上には彫刻がある。それを旦那に言うと、彼は上を見上げ、車止めにつまづいてしまった。 その拍子にデジカメが壊れたかと思ったよ。大丈夫だった。
また象嵌を作っている店へ行く。今日はこれで3軒目のお店やさんだよ。仕方がないのでただ見ていると、旦那が少し思い切って一級品を買えと言う。買ってしまった。 マドリードへの帰り道は来るときよりも早いように思った。

昔ながらの市庁舎


夜はやっとの自由行動だ。でも添乗員さんの言うことには、「目的地を決めてタクシーへ移動すること」だった。そして降りるときにもホテルの向かいではなく、まん前で降ろしてもらうことだった。 でもホテルの前ではなかなかタクシーはつかまらない。向かい側へ渡ってやっとソフィア王妃王芸術センターへ行ってくれた。行くときには他のご夫婦と一緒で5.3ユーロ。チップを入れて6ユーロ渡した。 それで我が家は3ユーロ払った。
そこではゲルニカ、ゲルニカと探して回った。せっかく来たのに私はすぐに飽きてしまった。旦那はいつまでも見つめている。そんなに感激したのかと思ったら、意味がわからないから 分かるまで見ているのだとのこと。 それから他の展示物も見た。
外に出ると焼き芋見たいなものを売っていた。旦那は「かまうな」と言う。買いたかったなー。スペインにもあっさりしたものがあるのだ。
またホテルへ帰るまでのタクシーがなかなかつかまらない。つかまえると、なんたらかんたらと言う。いやならいやと「ノー」と言えばいいのに。いくらスペイン語しか話せないと言ってもノーとくらいは知っていると思うのに。 やっとつかまえたら、彼は日本語が少しだけわかった。ホテルの近くまで行くとドライバーは「右?」「左?」と聞く。私はいつメーターが上がるか心配だったので、「右」と言ったのに、 旦那はホテルの前で降ろしてほしくて「左」と言ってしまった。車がUターンする間に6.1ユーロになった。旦那は7ユーロを渡す。私はおつりが返ってくるかと待っていたが「ありがとう」と言われてしまった。 ほんとは5ユーロでいいところを7ユーロも払ってしまった。 無理してホテルの前で降ろしてもらわなくても良かったのに。そんなところで添乗員さんの言うことを聞かなくても良かったのに。タクシーを捕まえるまでにさんざん道をうろうろとしていたのに。 へそが曲がってしまった。旦那はホテルの横のバルに入ると言ったが、入る気がなくなって来た。
でもやはりお腹がすいた。明日の朝までは待てない。 ホテルの中のレストランでサンドイッチを頼んだ。これがまた久しぶりに野菜のたくさんはさまったサンドイッチだ。ナイフでフォークでないと食べられない。
横のテーブルには同じツァーの人たちがいた。旦那は飲んだら部屋に帰ったので、私は彼女たちに合流した。 そのうちに旦那の煙草友達の人も来た。北海道からの新婚夫婦(一昨年結婚した。本当の新婚旅行の夫婦はシンデレラプランのホテルに泊まっている)も現れて、夜の自由時間をどうして過ごしたかを話した。 まるで旅行の打ち上げみたいになった。煙草友達の人は奥さんと一緒に三越まで歩いたんだってさ。そしておいしいパエリャを食べたそうだ。 新婚夫婦の人たちも三越へ行ったそうだ。別のショッピングのグループはタクシー2台でエル・コルテ・イングレスへ行ったら、いくつもそのデパートがあって別々のところで降ろされたそうだ。それでそれぞれを街中を探したそうだ。 一番冒険をしなかったのは私たちみたいな気がした。くやしい。
明日は6時20分に離陸する。朝は4時15分出発だったかな。今夜は早く寝よう。


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