
朝の出発は8時15分。外はまだ暗い。でもホテルの前の道を車はびゅんびゅんと走っている。今日はほとんど一日中バスの中の移動だ。
長い長い車の旅。走っても走っても荒野ばかり。私は正しい歌は知らないけど、「スペインの荒野に雨が降る」を思い出してしまった。
見渡すかぎり、何にもない。やっと現代的な風車が見えた。
そしてドライブイン。旦那はそこでワインとテイクアウトのお惣菜を買った。 ほんとは皿の上に乗せてそこで食べるらしいが、無理に袋に入れてもらって、バスの中で食べた。カレー味の串刺し肉とカニ爪フライもどき(カニかまみたいな味)。後ろの席の人は揚げピーマンみたいなものを食べた。 これらは本当においしかった。もうすぐお昼でなかったら、もっと買いたかったところだ。 カンポ・デ・クリスプーナの白い風車群を見る。ただ一基中へ入って見れる風車のおじさんが、旦那の口へ羊の胃袋(?)からワインをピュッと飛ばす。20ユーロだが、旦那は喜んで買っていた。昨日グエル公園で買った 私のペンダントには高いと文句をつけるくせにね。 確かに安く見える割には高かったが、それはそこでしか売っていない。 添乗員さんもただ一軒の土産物屋さんに頼んで開けてくれた。お客さんが来ないとなれば、普段は開けないそうな。 私たちが行ったので、結構儲かっただろうな。 ![]() 昼食はプエルト・ラピセにあるセルバンテスが泊まった旅籠。現在はレストラン兼みやげ物店になっている。その店でタイルを買ったが高かった。 道路の向かいの店にはもっと安くて種類も多くあった。 昼食の後は一路グラナダへ。途中シエラ・モレナ山脈越えをし、デスフィラデロ・デ・デスペニャペロス(犬ども逆落とし峠)を越える。 グラナダでは夕食まで一時間ほど時間があったので、全国版のデパートへ行った。ちょうどバーゲンをしていて大変な人出だった。地下の食品売り場へ行く。 そこでは同じツァーの人たちに何人も会った。どれも甘そうなお菓子ばかりだったが、適当にいくつかを買った。 夕食は8時からなので、あわててホテルに戻った。レストランは私たちのほかにも日本人のツァー客でいっぱいだった。 夕食後に添乗員さんのお勧めで洞窟フラメンコに行く。そこでもドリンクが出るということで、夕食では水だけを頼んだ。
洞窟フラメンコは23ユーロ。ガイドブックなどを読んで行きたいと思っていたが、ツァーの正式コースにはないので行けないとあきらめていた。
添乗員さんが薦めてくれて良かった。値段も日本人の感覚としては安いと思う。行く途中にはマイクロバスではとても曲がれないよう所を上手に運転手さんはすいすいと運転して行く。
それの絶叫代(喜び代)もある。
フラメンコでは私はシェリー酒を頼んだ。旦那はサングリアだ。狭いかと思っていたが、次々と観客が入って来て結構な人数のお客さんになった。 何人踊ったかな。ギター、歌手、手を叩くだけの人。手拍子を真似てみるが、とても難しくて出来ない。それも始めから終わりまで彼女は 掛け声をかけながら叩いているのだ。 踊りもすばらしかった。指裁きもね。みんな見事な体つきだった。最後におばあちゃんも出て来て踊った。歌った。
もう声も身振りもたえだえ。今にも倒れるんではないかと心配だった。彼女としてはここで死んでも本望みたいな感じだ。
一番最後に観客に手を伸ばして、一対一で踊ったりした。私も手を差し伸べられたりしたが、うまく踊れなかった。
終わったあとは、洞窟の外でおばあちゃんと観客たちが写真を写していた。私も旦那と写したかったが、彼はすぐにお手洗いに行って、戻ったら写真タイムは終わっていた。
彼によると、おばあちゃんはNHKのテレビに映っていたそうだ。
帰りは行きとは別の道で、由緒ある地区を通った。アルハンブラ宮殿の夜景も見たよ。 帰りは12時になった。 明日もセビリアでフラメンコを見て、ホテルに帰還は12時になるそうだ。連日の12時だ。 ![]() |