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ケイザイQ&A


回答 by K氏。

 5年前に銀行から借りたローンがあって、それが10年で返済になってるのね。
 契約で、最初の5年は固定金利(3.2%)で、それが終わったらあと5年を固定金利にするか変動金利にするかを決め直せる、と。
 次の5年がもうすぐ始まるのだけれど、これから先の見通しとして、固定・変動のどちらをとったらよさげ?


 ずばり変動金利(あるいは絶対金利がもっと低い固定金利)でしょう。

 ポイントは次の4つ

(1)5年以内に日銀利上げがあるか
 現在の日本経済の現状を鑑み、今後5年間で景気が完全に回復して日銀が利上げできるようになる可能性は実際かなり低いと思います。
 現在日銀が行っている超低金利政策、つまりゼロ金利政策の解除の条件は「物価指数が安定的にゼロ以上で推移し、デフレではなくインフレの可能性がでてきた時」ですが、現在の世界中で進行しているグローバルデフレの波はそう簡単には止まらないでしょう。
 君の個人的な感覚としても、5年以内に泉北の土地の値段が急反発し始めるような気配はないと思います。

(2)固定金利を君の変動金利の推移予想の平均と比べよう
 仮に現在の5年固定金利が2.50%、変動金利が2.25%だったとした場合、今後5年間のうち最後の2年間で変動金利が0.25%ずつ上がったとしても、平均してみると、1年目2.25%+2年目2.25%+3年目2.25%+4年目2.50%+5年目2.75%で平均では2.40%となり、それでも5年固定よりも得です。
 また年月が経過するにしたがってローンの残高が減っていくので「最初に低金利」の方が総支払額では得となります。

(3)固定金利借り入れは安心は実は勘違い!?
 一般的な感覚としては固定金利借入れの方が支払スケジュールが初めから固まっているので手堅いイメージがありますが、実際には日本の景気がよくなって金利が上がりだす時には支払い金額も増える反面、借入人の返済能力もアップしているので、返済に困ることは少なく、変動金利の方がリスクヘッジが効いているという考え方があります。
 固定金利で借りた場合は、その後景気が良くなって金利が上がった時に得したように思いますが、逆に景気が悪くなって金利低下が更に進んだ場合は、変動金利対比割高な金利を支払わなければならないのに、減給やらリストラやらでダブルパンチとなります。

(4)でも急激なスタグフレーションはちと怖い
 (1)〜(3)の説明は「金利上昇=景気回復」という前提のもとですが、仮に「景気悪化の下での金利上昇」、つまりスタグフレーションが発生した時には固定金利のほうが得な余地があります。ただこれはかなり日本破滅に近いシナリオです。
P.S.
インターネットで少し調べましたが、変動金利よりも2年固定というのが最も金利が低いね。これが可能であればこれがいいんじゃない?



 銀行が増資したら、どうして株価が下がるの?

 企業というのはそもそも資本を活用してビジネスを行い、そこから生じたプラスαを配当などで株主に還元するもの。
 増資した資本を有効に使って会社の価値を高めてくれたり、今後高配当を継続的に行ってくれるのならば株価は上がるでしょうが、今回の銀行の増資の場合は、残念ながら不良債権の償却資金として使われそうです。したがってプラスαは生まれそうもなく、どちらか言えば将来的な配当負担が今後さらに企業業績を悪化させそう。したがって単なる企業価値の希薄化とみなされ、売り材料となりました。
 あ〜書いてて情けない〜!!





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