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編集長の日記★雑記★備忘録

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2003/12/23


 ちぇッ、しょってやがらぁ!(死語)



 551の蓬莱のサイト

 しかしここからは豚まんの発注はできない。
 フリーダイヤルで電話するのだ。



 朝日新聞のCM(ラジオ)はしつこいくらいに「受験に出る」ってことで押しまくっている。

 曰く、天声人語、社説が入試問題によく出る、だと。

 で、だから何? と。

 昔はもっとあからさまに、「今年の入試で、朝日新聞の記事が数多く出題されました。……ということは、朝日新聞を読んでたら、解ける問題だったんですよ!」などと、詐欺スレスレの脳天気コピーを使ってた時期すらあった。

 読んだことあるだけで解けるんだったら、名作小説の問題なんて出せないぞ。


 いい加減、こういうのを売りにするのはやめてもらいたいね。

 学校の先生が生徒に、「受験でよく出るから、読むんだったら朝日を読んどきなさい」なんてつぶやくレベルでとどめておくべきだろ。

 自分で言うなよ、という感じ。
 はっきり言えば、さもしく見えるのよ。






2003/12/21


 昨日ちょっと雪が舞ったな、と思ってたら今日はいきなり積雪か。

 冬だ。

 いいね。



 トシのせいか、最近けっこう涙腺が緩くなってきている。

 『中東戦争全史』に続いて、これまた借り物の『F1 地上の夢』(海老沢泰久著・ホンダのF1参戦からの歴史をまとめている)を読んでるのだが、F1初戦のシーンだけで3回うるうる来た。(^^;

 良くない傾向だ。



 リビアの大量破壊兵器開発全面廃棄のニュース。

<リビア>大量破壊兵器開発を全面廃棄 米大統領が緊急発表

 【ワシントン和田浩明】ブッシュ米大統領は19日夕(日本時間20日朝)、リビアが核を含む大量破壊兵器の開発・製造計画の全面廃棄と、国際査察団の即時受け入れに、米英と合意したと発表した。ブレア英首相も、同様の内容を緊急テレビ演説で発表した。リビアの動きは、核兵器を持つとされ米国に「ならず者国家」視されている北朝鮮などへの大きな心理的圧力になるとみられる。

 ブッシュ大統領は演説で、リビアの最高指導者カダフィ大佐が同日に計画廃棄の発表を行ったと述べた。リビアの決定について大統領は「実現すれば、世界をより平和にするもの」と歓迎した。

……

 カダフィはいつまで大佐なんだ?

 昇進を決めてやる奴がいないから?



 トラックに貼られてるステッカーで、読んでるこっちが哀しい気分になるものは多い。

最大積載量:積めるだけ

全長15m 死ぬ気で追い越せ!

 などなど。
 しかし不覚にもちょっと感心してしまったものが2つほど。

同乗するならカネをくれ!

注意一秒ブス一生






2003/12/16


 麻原彰晃みたいだぞフセイン。



 フセインみたいだぞ麻原彰晃。



 どっちがうれしいかな?



 フセイン確保の記者会見場(“We got him.”って言った、あれ)で歓声を上げていたのはアメリカ人ジャーナリストだと思っていたが、あれはイラク人だったの?



 最近出回ってる素敵なポン酢。

戎ポンズ

 「完全味付け」ってフレーズが、なんとも素敵。

 ……といっても「旭ポンズ」を知らない人にはこれがどう素敵なのか、全然わからんでしょうが。(^^;



 忘れてたが、真中がサンフレッチェに完全移籍したそうな。

 セレッソでがんばる彼をもっと見たかったが、サンフレッチェでもがんばってほしい。



 で、ヴィッセルは身売りですか。

 カズは前向きにとらえるコメントを出してるそうだけど、しかし彼本人の扱いこそ微妙なのでは……?



 ヴィッセルのニュースで言ってたけど、採算を取るための平均観客動員数は18000人なんだと。
 これがヴィッセル単独でのことなのかJリーグの平均的チームでのことなのかわからんが、なかなかシビアな数字だよなあ。

 ビジネスモデルとして、これではダメでしょ。



 じゃあどうしろといわれても確かに困るけれど。



 最近またメーワクメールが増えてきて辟易してるんだが、同じサイトでバカっぽいのを御紹介。

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 終結するなよ。(^^;



 広末涼子、処女じゃなかったとは……。






2003/12/14


 赤穂浪人テロ事件301周年。



 テロと言えば、現在読んでる本は、友人から借りた『中東戦争全史』。

 第一の印象は、イギリスって国はほんとに信用ならない国だってこと。(^^;

 しかしこれはイギリスに限らない。
 結局、自国の国益を優先して「スジ」が二の次になるのは当然のこと。
 第二次大戦まで世界をリードしてきたのイギリスだったから彼らがこの役回りをより多く演じたというだけ。

 現在ではその役割をアメリカが担っている。

 ほんと、勝手だよなあ、こいつら。



 で、おきゃんぴーは今どこに?



 長谷川京子が出てるCanonのプリンタのCM。あの、バックでつじあやのが歌う「パレード」がかかってて、「来年はもっといい年にしようよ」ってやつ。

 あのCM、どこがいいの? なんかそれっぽくもったいぶってるけど。



 CMといえば、「おけいはん先生」ってのは、どぅだろうなぁ。

 3代目くらいで尻すぼみになりそうな予感。



 カゼか? ノドが痛い。



 Q氏はオフ会で観光客ども(^^)をオモニへ招待。

 ホストは大変だねぇ。

 連れて行ったところがあまり受けが良くないと凹んでしまうからなあ。(^^;



 しかし大阪を案内するのは難しいね。
 いや、どこでもそうなんだろうけど、「外から“大阪らしい”と思われている所」と実際に大阪らしい所ってのは違うから。

 例えば観光客はやっぱりかに道楽と食い倒れの人形を見たがるしね。近くにはひっかけ橋(道頓堀ダイブがあった橋)もあるし。
 勢い余って近くの「大だこたこ焼き」に並んじゃったりまでしてしまう。

 「大阪らしさ」でいえば、天神橋筋商店街(「まんてん」の舞台)とか新世界(名前忘れたがマナカナが出てたドラマの舞台)、あるいは鶴橋あたりの方がより「大阪らしい」のだけれど。



 で、連れてく店の話。

 お好み焼きはいいにしても、たこ焼き屋の選定は非常に難しい。

 先日も複数の友人との間で話題になってたことだが、大阪に住んでいる(住んだことのある)人はみんな自分のお気に入りのたこ焼き屋があり、しかもその店が一番だと思っている。
 しかしその店はほとんどの場合、「近所のおばちゃんがやってる店」なのだ。

:おばちゃ〜ん、このたこ焼き、たこ入ってへんでぇ〜。
:あららそうかいな。おかしいなぁ、でもほら、2個入ってたのもあるやろ。とんとんや。
(あるいは
:メロンパンもメロン入ってへんやろ
という返しもある。おばちゃんはワンパターンなのでみんなこのへんの返しをする)

 などと言って食べる店が、ウマいたこ焼き屋なのだ。
 (きっと東京のもんじゃ焼きもそんな感じなんだろうな)

 つまり、「ウチの近所まで来いよ。そしたら連れてってやる」というのがウマいたこ焼き屋の本来のありようであって、実際に都心に住んでいるヤツでない限り観光客が行けるような場所にあるウマい店など知らないのだ。
 だからミナミくらいしか行くつもりのない観光客にはたこ焼きは食わせない、これが最善の方法ではなかろうか。

 少なくとも、「大だこたこ焼き」なんぞ大阪人は食べません。
 もちろん「たこ昌のたこ焼き」も。



 ……とはいえ、たいていの観光客は「大阪に行ってたこ焼きを食った」という事実が欲しいだけだろうから、味なんてどうでもいいんだろうけどね。
 ん? 言い方にカドがあるか? いや、それが悪いというわけじゃなく、観光客ってのはそういうもん。
 私ももんじゃ焼きにはそういうスタンスだったし。

 しかしま、とりあえずこっち(ホスト)の気持ちとしては、大だこたこ焼き喰って「大阪でたこ焼き食べたけど、イマイチだったよ」とか言わんでほしい、というのは、ある。



 先日書いた辻静雄氏のこと。

 そのときも書いたが、全く偶然に古本で手に入れ、著者の情熱に感動した『ソースの本』(婦人画報社:昭和40(1965)年:絶版)の一部を御紹介。かなり長いが、「本気」度合いを堪能してみて。で、気が向いたら自分で作ってみて。

 もちろん別の所ではちゃんとした(?)フランス料理のソースもたくさん紹介されているが、ここではちょいと身近な「ソース・マヨネーズ」を。
 作り方、そしてそのソースについての説明がある。
 この後、このソースを使った料理をいくつか紹介する(一番下の「若鶏冷製・マヨネーズ・ソース」以降)のだが、それはここでは割愛した。
 オリーブオイルについての言及のあたりなんか、昭和40年という年代を感じさせるなぁ。(^^;

 この本は単なる料理本ではなく、ある意味「思想書」ですね。

a・ソース・マヨネーズ
Sauce mayonaise

材料

卵黄1コ 塩2〜3g 胡椒少々 酢大さじ1杯 洋がらし少々 サラダ・オイル180cc

作り方
  1. せともののスープ皿に卵黄を入れ、塩、胡椒、酢(まず全体の分量の三分の一)芥子を加えて、手早くかきたてます。
     この段階で、卵黄と他の味をつける材料を完全にときあわせてしまうこと。
  2. 次に、この中へ、サラダ・オイルを少しずつ(最初は小さじ一杯ぐらいずつ)たらしながら、全体によくまざりあうように、泡立器を使ってかきたてていきます。
  3. これを10回ぐらいくりかえしたら今度は油をたらす量を大きくしていきます。大さじで少しずつ入れていってもよいし、これをくりかえしていくと、少しかためのマヨネーズができあがってきます。
  4. 今度は、このかたさをゆるめるので、酢を小さじ一杯ぐらいたらしてみてください。
     少しやわらかくなったら、また油を入れはじめます。
     もうここまでくれば、あとは油と酢を交互に入れていってもかまいません。
  5. これで油と酢を全部入れ終ればマヨネーズはできあがりますが、仕上げにレモン汁をたらすと香りもよくなります。
 マヨネーズの材料をごらんになるとすぐおわかりになると思いますが、マヨネーズの味を決定している材料は、油です。この油(サラダ・オイル)がおいしくなければ、どんなに上手につくったマヨネーズでも、土台からして味のよいものとはいえません。
 サラダ・オイルのかわりに、実はオリーヴ油をつかいたいところですが、日本ではとても高価なので、そうザラに使うわけにはいきません。ふつうサラダ・オイルといっても、市販されているものは、棉の実、大豆、トウモロコシ、菜種などを原料としたものですが、このなかでトウモロコシと棉の実などのものがおいしいようです。


 卵黄も大切な材料です。マヨネーズとは、油と酢(水分)を合わせてつくるものなので、本来なら、水と油がまざりっこはありません。それを、まぜてしまうわけですが、このときに卵黄が、水と油をまぜる役目をしているわけです。
 油をよくかきたてますと、小いさな粒子になります。これを小さくすればするほど、よいわけで、このためには、できるだけ力強く泡立てで、かきたてるのです。こんなところから、女の人よりも男の腕の方がマヨネーズづくりには適しているともいえるわけです。
 さて、こうしてつくった極く小さな油の粒子に、卵黄の衣をかぶせるわけです。だから、こまかい油の粒子に卵黄の衣がかぶさり、その上から、酢(水分)がもうひと膜、かぶさっていることになります。
 こうした卵黄の働き、つまりお互いにまざり合わない油と酢(水分)を結ぶ働きを乳化剤の働きをしているといいますが、この卵黄の仕事を考えれば、卵黄は新鮮な方が卵黄中の油の粒子がこまかく早く小いさな粒子になるわけです。
 冷蔵庫から出したての卵を使うのがいけないというのは、卵黄が凍っていると、卵黄をこまかくときほぐすのが、やりにくいからです。
 酢はマヨネーズの材料として大切なものです。私たちほ今日まで日本のマヨネーズ・メーカーのつくり出す味にならされてきていましたので、マヨネーズといえば、すっぱいものという先入観をもっていました。しかし、アメリカのマヨネーズ(例えばダーキー社Durkeyなど)の味を一度知ると、もうあのすっばいマヨネーズはどぎつくて、親める味ではないということがわかるはずです。
 酢の分量は、ここでご紹介したぐらいのところまでなら、できあがったマヨネーズは、それほど、どぎつい酢っぱさということはないと思います。
 ただ、酢といっても、いろいろあります。できることなら、フルーツ・ビネガー(例えばリンゴ酢)をお使いください。
 塩、胡椒、洋がらしも大切な要素です。しかし、塩と胡椒以外は、それぞれ、あとは好きずきの問題ですから、自分の味を出すことをお考えになることでしょう。


 マヨネーズの保存は、できるだけ極端な温度を避けること、例えば夏なら室温で涼しいところ、冬ならちょっと、あたたかいところということにしてください。
 何故かというと、マヨネーズは水と油がくっついたものですから、いくら卵黄が乳化剤の働きをしているからといっても、やはり無理があります。
 三十度以上のところとか、九度以下のつめたいところへおくと、分離しやすいのです。
 ポリエチレン入りのマヨネーズが分離しやすいのは、どうしても、手でさわるからです。ビンなら外側からさわられるようなこともありませんので分離しにくいこともあります。
 しかし、ビンでもよく冷える冷蔵庫に入れておいたりすると(反対に高温のところでも、同じことです)分離します。
 マヨネーズが分離すると、なぜいけないのでしょうか。それは、もちろん、見た目にもつぶのできたような、いり卵のできそこないみたいになり、おいしくないことも勿論ですが、それ以上に、食中毒の原因にもなります。
 マヨネーズの構造は、まず油のこまかい粒子、その上を卵黄、そして一番外側に酢がとりまいているということはすでにおわかりかと思います。もしこの状態、つまり酢が一番外側にあれば、殺菌力が強いものですから、たいていの菌は、酢に殺されてしまいます。だから、ビン入りなら、一年ぐらいもつわけです。
 ただし、味はどんどんおちていきます。もし、マヨネーズが分離すると、油も卵黄も酢も分れてしまうことになりますので、殺菌力は全体に行きわたらなくなり、その上、卵黄のようにくさりやすい材料が入っているものですから、バイ菌がいくらでも増える原因にもなります。
 いずれにしても、あまり長くおくのは禁物で、たべる分量ぐらいずつ、つくるのが最も賢明な方法だと思います。
 もし失敗したら、それはそのまま、置いておいて、別に、最初から新らしい材料で、マヨネーズをつくりはじめます。
 これでいちおう、失敗しないマヨネーズがつくれたら、さきに失敗して分離してしまったマヨネーズをこれに少しずつ加えて、よくかきたてていきます。
 こうすれば、油のこまかい粒子、卵黄、酢といった具合に、また、マヨネーズとして正常な状態になっていくわけです。


若鶏冷製・マヨネーズ・ソース
Poulet de grain sauce mayonaise

……



 いつの間にか Diet Coke Lemon なるものが発売されていたが、結構マズかった。(^^;

 2番煎じでしかもマズい……何のつもりだ?

 私はまだ見てないが、Diet Coke ではなくオリジナルのコカ・コーラでも出ているんだろうか? 出てないんだったらその自信のなさがうかがえるというもんだ。

 哀しくなってくるなあ。



 箕面温泉の高原スケートが今シーズンで終わるらしい。

 実は一度も行ったことがないのですよ。

 スケート自体はそれほど安くないが、温泉もついてるし、駐車料金もサービスされるみたい。(ナイターも素敵(^^) )

 こりゃ行っとかなあかんでしょう。

 ……しかしアイススケートなんて10年ばかりやってないなあ。



 「箕面は大阪の奥座敷」と、知り合いの箕面の市会議員は言っていた。(^^;



 そういや竜王スケートはまだがんばってるんだろうか?



 アイススケートにはビン入りコーラがよく似合う。

 ボウリングにも。


本日のBGM: 出町柳から /中之島ゆき
「京阪乗る人、おけいはん」というベタベタなダジャレのCMが当たってしまった京阪電車。
調子に乗って出したのがこの曲。
名前は知らんが「初代」おけいはんの女の子が歌ってるんだと思う。
「初代」はなかなかいい感じの女の子(と言うにはトシ食ってるか)だったので、今回代替わりしたのはとても残念。
曲の内容は、京阪電車に乗って出町柳を出発して淀屋橋まで行くまでの車内の描写。
これが曲調といい歌い方といい歌詩といい、意外によくできてるのよ。

なかなかの拾いものです。(^^;






2003/12/11


 イラク派兵決定について小泉首相は「日米同盟」を強調し、憲法前文まで持ち出したけれど、あれじゃあ説得力がないわなあ。

 だったらほんとに「アメリカを敵に回したら北朝鮮はどうなる?」とか「復興後のイラクの石油利権を失ったら日本のエネルギーはどうなる?」と言った方がまだ説得力があった。

 結局、現時点での派兵は憲法にも特措法にも違反しているわけで、それを憲法前文を朗読するくらいで説得できると思われたんじゃなぁ。

 どうせ無茶苦茶で、かつ本音が言えないんだったら、「産油国にはずっと世話になっている。その恩義ある友人が今、困っている、それを助けに行かないでどうするんだ」とか言った方が、よほど共感を得られたんじゃないかな。

 「困ってるやつは助けてやれ」というのは、日本人(だけじゃないだろうけど)のかなりネイティブな感情だと思うんだけれど。



 で、このへんの決定を受けて中国は相変わらず日本に対する「懸念」とやらを表明しているわけだが、6カ国協議を中国がちゃんと仕切ってくれてればこういうことにならんかったかもしれんわけで、どのクチが言うとんのや?って感じ。



 初めてナンプラーを使いました。

 クサい。>_<



 「黄金の雪見だいふく」(期間限定)ってのは、どうなんでしょう?
 買わなかったんだけど。



 雪見だいふくと言えば伊藤つかさなわけだが。



 駿台の食堂にあったカレーが、最近やたら食べたい。

 まだあるんだろうか?

 どなたか一緒に行きませんか? (^^;



 あれって、大阪南校でもあったのかな?
 だったら話は早いんだけど。



 都道府県別肉購入量。

順位
牛肉
豚肉
鶏肉
1位
和歌山 静岡 福岡
2位
滋賀 秋田 熊本
3位
奈良 青森 宮崎

 牛肉4位は大阪。へぇ。



 久しぶりに<今号の名言>集を更新してみました。

 『バカの壁』からもいくつか。(^^;


本日のBGM: 素敵なラブリーボーイ /林寛子
素敵なラブリーボーイ /小泉今日子

カバー曲。もちろん林寛子の曲を小泉今日子がカバーしたのだ。
しかし小泉今日子バージョンは殆ど全く、そりゃ何の工夫もないじゃないかひでぇなというくらいオリジナルとアレンジが同じ。
このころの小泉今日子はまだブレイクしておらず(そこそこ売れてはいたけれど)、どちらかと言えば松田聖子のエピゴーネンとして存在していた one of them にすぎなかった。
この投げやりなカバーも、当時彼女が置かれていたポジションを考えればよくわかる。
(ちなみに柏原よしえの「ハロー・グッバイ」はビートルズ……ではなく、アグネス・チャンのカバー)

小泉バージョンの原曲踏襲度は極めて高く、両曲は「殆ど同一曲」なのだが、その小さな差異に注目してみると実は林寛子バージョンにこそ味がある。
時代が少し古いとはいえ林寛子もまた小泉今日子同様、正統派のカワイコちゃん(死語)アイドルだった。この曲でも当然、その路線で歌っている。
しかしその端々にこぼれ落ちてしまっている気の強さ。(^^;
現在の彼女を知る者は、ここでポンと膝を打つのだった。

ポイントは歌い出しとサビ。

歌い出し
♪あなたは特別な男の子 私を自由にできる〜
 →♪おっっこっこ〜〜

サビ
♪Mr.Sweet lovely boy, Hey, hey, kiss kiss me.〜
 →♪みイスタ! スウィーーッらぁぶりィぼイ〜

ポイントはこの2ヶ所。聞き比べて分かるこの違い。
コブシとも言いきれぬ微妙さではあるものの、しかし確実にあふれ出してしまったこの「豪快さ」が、人間・林寛子の真骨頂だったのだ。(^O^)






2003/12/09


♪レノンが流れるロック・カフェ
 ♪アレも濡れもす予感
── KUWATA BAND「Skipped Beat」


♪拝啓ジョン・レノン
 ♪あなたがこの世から去ってずいぶん経ちますが
  ♪世界はまだまだ暴力にあふれ 平和ではありません
── 真心ブラザーズ「拝啓、ジョン・レノン」




--●●-●●●●●●-●●--

夫婦にこにこむつまじく



↑柿。



 ハチカレー万歳。



恒例、無意味なメモ。

雪袴もんぺ

・「寝言を言ってる人に返事をして会話が成立したら、寝言を言った方の人が早死にする」という俗説の浸透具合、バリエーションは?

・サンガリアの「ひやしあめ」(冬期は同製品がホットで「あめゆ」となる)がボトル缶になっている。サンガリアっぽいバカさ加減で非常によい。

・備長炭のIdentity? 製法? 素材? 産地?

・焼肉焼きに行く……うしゃしゃ。

・SF映画、このくらいは押さえとけよ……(sigh) by くわとろ
  スター・ウォーズ
  ブレードランナー
  2001年宇宙の旅
  エイリアン
  未知との遭遇(特別編)
  マトリックス
  AI
  恋の行方


・備長炭電池
  →普通の炭は電気を通さないのでダメ。
http://www.chemistry.or.jp/edu/magic-dvd/chemical_01sumi.html
http://www.sogogakusyu.net/theme/b_ji_4.html
http://www006.upp.so-net.ne.jp/k_noda/h111016.htm
http://kids.gakken.co.jp/kit/otona/line3.html
レモン電池
パイナップル電池
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/1104/omoshiro.htm
NASDAからのリンク
http://spaceboy.nasda.go.jp/gallery/works/battery.html

・ぐんじょういろ → 群青色

・ムカつく歌詩
  けんかをやめて /河合奈保子
  春ラ!ラ!ラ! /石野真子
  ともだちでいようよ /桜井幸子


・毛利の家紋 ── 一文字に三つ星
━━
 ●
●●
三ツ星はオリオンで、「将軍星」と呼ばれたという。

・もみじの天ぷらを考えた奴は偉い。
 でももっと偉いのは、それを商品にしようと思って、しかもそれを実行しちゃった奴。

・軍事衛星で撮る写真の肖像権は?

足台拳道 ←てっこんどう
  ↑
1文字






2003/12/08


♪嵐の夜にレノンは死んだ 愛を残して
 ♪それさえも今は既に忘れて
── 谷村新司「夢の世代」


♪ジョン・レノンのニュースが 街を埋めた日
 ♪川の流れを見てた そんなあの人に出会った
── チャゲ&飛鳥「レノンのミスキャスト」




 数日前の朝、ちらっとTVで見ただけの話なんだけどね。

 NHKで、空き巣の話をやってた。
 そのゲストコメンテーターが、稲川淳二と岡本夏生という何とも唐突なというか何を今更なヒトたち。

 司会がコメンテーターに、これまた唐突なネタを振る。

「お2人は用心していたのに空き巣に入られた……なんて経験、ございますか?」

「実はですねえ……」

 ああなるほどね。「実際に空き巣にあったことのあるタレント」っていうキャスティングだったわけだ。

 なんともはや。
 岡本夏生なんて、ここ何年見てなかったなあ。



 稲川淳二の「痛がり芸」と片岡鶴太郎の「熱がり芸」ってのは評価してるんだが。



 稲川淳二って、本業は工業デザイナーなんだよな、確か。「怖い話する人」ではなくて。

 結構な実力だとか。

 あの人、どういう経緯で芸能界にいるの?



 コンドミニアムとミトコンドリアは似てるね。



 今更といえば、少し前見た『non-no』の車吊り広告

やっぱりジーンズは「リーバイス」じゃなくちゃ!

 何だこの今更感は……。



 友人と話しててなるほど、と思った話。

 現在、イラクに派兵するかどうかというのが議論されてるね。

「じゃあ実際に自衛隊をイラクに派遣して、自衛隊が狙われて死者でも出たらどうするよ?」てな具合。

 これはこれでとても大切な話だけれど、みんな忘れてるか気づいてないか無視しているか目を逸らしている問題があって、こいつは全く話題にされてない。

「じゃあ実際に自衛隊をイラクに派遣して、自衛隊員がイラク人(一般人)を殺しちゃったらどうするよ?」

 実際、相手のやり方が自爆テロである以上、相手(例えばクルマに乗ってたりする)とある程度距離がある段階でこちらから攻撃しなければ確実に殺されてしまう。
「止まれッ! 止まれッ! 止まれーーッ! 止まらないと撃つっ! ……止まれーーーーーッ!!! ドン!」なんてことは非常にありそうな話。
 これを「撃つな」なんて絶対に言えないぞ。

 でもこれ撃っちゃったら、撃った人はどうなる?
 殺しちゃったのが本当にテロリストだったらいろいろ言い訳は立つだろうけど、実際は単に近づいてきただけの(そして警告に従わなかった/従わないように見えた)一般人だったら?
 現行法律じゃ犯罪者じゃないのか?

 撃たずに、しかもテロリストだったら確実に死。但し遺族に1億円。
 撃って一般人だったら犯罪者。刑事罰まであり得る。

 そりゃ酷かろうに。

 しかもそうなったら、自衛隊はどうする? 日本は?

 こゆこと、話し合わないのか?



 「米を研ぐ」っていうコトバ、素敵だよねえ。



 『バカの壁』、読みました。

 最初の情報とは異なり、一部の地域を除いてトンデモ臭は漂ってませんでした。

 しかし……まぁつまらんこと。(^^;

 現時点で200万部突破のこの本のよさがわからんってことは、恐らく私の「バカの壁」ってやつなんでしょう。(^^;

 トンデモ度という点では『脳内革命』よりはマシだけれど、面白さでは同じくらい……いやひょっとしたら負けてるかも。

 全体の印象では、「飲み屋で言いたい放題しゃべってる上司をなだめながら話を聞いてる部下」って気分。
 そりゃまあ「なるほど」ってところもあるけど。これじゃねえ。

 ちなみに「バカの壁」について書かれていたのは最初のほんの少しだけ。

 肝心な「バカ」「賢い」の定義自体があいまいなまま話が進むのもトホホのほ。



 以下、メモってたことを少し。

・ソシュールの「シニフィエ」「シニフィアン」をプラトンのイデア論として納得しているのは、単なる誤解じゃないかね。

・江戸時代は火事が起きるという理由で火葬が禁止されていたんだって。へぇ。

・「日本的な「共同体」の論理」が今でも通用している例として、フジモリ元ペルー大統領が「実は日本人だった」という理屈によって日本に受け入れられたってことを挙げている。しかしこれは本当に日本独特の現象だろうか? 牽強付会の感、なきにしもあらず。

・フロイトの「無意識」も誤解してるんじゃないか。→「もともと無意識というのは、発見されるものではなくて日常存在しているものです。なぜならば、我々は、毎日寝ています。寝ている間は誰もが無意識に近い状態です」だそうだが……

・長嶋茂雄の言語能力が普通の人と違うのは優れた運動能力と関係があるかも……って、オイオイ、長嶋以上の運動能力の人で(以下の人でも)あんな話し方する人はいないぞ。(^^;

・「カトリックというのは中世の間に、いってみれば部族宗教、つまりゲルマンの自然宗教と融合していった宗教ですから……」(^^; げ、ゲルマン?? カトリック文化圏とゲルマン文化圏がどれほど重なってるんでしょうか……。



 ちょっと前のニュース。
三菱自工の株主訴訟が和解 1億6000万追加支払い

 三菱自動車工業(東京)のリコール隠し事件で会社の信用を落とし、売り上げを大幅に減らすなどの損害を与えたとして、愛知県豊橋市の株主四谷勲さんが河添克彦元社長ら当時の経営陣11人に総額約11億7000万円を会社に賠償するよう求めた株主代表訴訟は2日、東京地裁(永野厚郎裁判長)で和解が成立した。
 和解条項によると、和解金は計1億8000万円で、旧経営陣側が役員報酬のカットなどで既に補てん済みの2000万円のほかに今後、1億6000万円を会社に支払う。
 三菱自工は1億6000万円を法令順守(コンプライアンス)態勢を強化するための基金創設に充て、企業倫理委員会に社外の専門家を新たに招いて、法令違反を知った社員がこの専門家に通報できる制度を設ける。
 ここには書いてないが、原告側のコメントとして「再発防止策がとられ、ほぼ満足する和解となった。これからも法律を守れる会社になってほしい……」って感じのコメントが出されている。

 わざわざ株主代表訴訟まで起こしてやったのは大したものだとは思うのだが、このコメントがこの問題への姿勢の限界を示しているのかな、とか思ったり。
 世間が怒ったのは三菱が「法律を守ってなかった」からではなく、「ユーザーの命より金儲けを優先した」からだ。この認識のズレこそが、所詮は三菱の株主ってところか。



 最近の医療過誤問題の多発などを受けて、医師免許を更新制にすることが検討されているという。

 いいことだ。

 しかし。

 そのために日本医師会を強制加入団体にし、医師会が「医師としての適正」を判断するのだそうだ。

 モデルは弁護士会だそうだが、そりゃどうかね。

 日本医師会なんかにそんなこと任せられるのか?
 新たな利権が生まれること必至。

 そりゃ「医師会も賛成する意向」だろうよ。



 武富士社長の教訓:

・台所・便所を掃除しない主婦には金を貸すな

・子供にちゃんと洗濯をした服を着せている主婦には貸して大丈夫


 勉強になるね。



 片山淳子に会いたい〜。



 先日の「ハノイの塔」の話、長すぎると評判悪し。\(^O^)/


本日のBGM: 泥棒 /THE STALIN
この時期のスターリンは、やっぱり素晴らしかったなあ。
ハードさやポップさや“過激さ”が絶妙のバランスだった。

まあ私も後半のスターリンはじぇんじぇんわからんのだけどね。






2003/12/06


 今日のはちと長くて退屈よ。引き返すなら今。
 話題は「ハノイの塔」のみ。

 ラジオをきっかけに、過去に読んだこれについて書かれた本を御紹介。



ハノイの塔

 ちょっと前の話。
 ふと流れていたラジオに耳を傾けると、どうやらNHK第2らしく、高校数学をやっていた。
 どうも聞き覚えのある声だけれど、ひょっとしてこの教師、秋山仁なんだろうか。それっぽいしゃべり方だなぁ。
 (関係ない話だが、先の衆院選で石原慎太郎の三男と同じ選挙区だった松原仁のテーマソング「♪ジン♪ジン♪ジン♪ジン ま〜つばらジン!」って曲が頭から離れないのだ。ある意味「♪しょーこーしょーこーしょこしょこしょーこー あっさっはっらーしょーこー」っぽくもある。誰か何とかしてください)

 聞いていると、どうやら数列をやってるらしい。
 そういや数列は得意なんですぶれんでぃ。

 いえ、大昔の記憶でございます。得意だったような気がする。

ハノイの塔  懐かしいなぁ、と思いつつ聞いていると、「ハノイの塔」について話している。
 
 なるほど、あれは数列でできるのか……。

 と思った途端、ラジオはここまで。

 むっちゃ気になる。
 てなわけで、ちょっと考えたみたが、数列なんて全然記憶にない。

 どういうことだ。
 頭は見事に真っ白だ。

 悔しいので教科書引っ張り出してやってしまった。

ハノイの塔  その前に、「ハノイの塔」って何よ? ってな人のために説明。

 CDのような、真ん中に穴の空いた円盤を想像してもらいたい。
 その円盤が数枚あるのだが、半径はそれぞれ違う。

 地面に立ててある棒に円盤の穴を通し、円盤を半径が大きなものを1番下にしてだんだんと小さいのを積み上げていくと、ピラミッドのような形になる。

 地面にABC3本の棒が立ててあり、現在、Aの棒に円盤がピラミッド状に重ねてある。
 これを円盤を1枚ずつ移動させ、最終的にこのピラミッドをBの棒に移すのが目的。

 しかし円盤の移動には以下のようなルールがある。

(1) 動かせるのは1回につき1枚のみ。
(2) 円盤はABCいずれかの棒に重ねなくてはいけない。
(3) 小さい円盤の上に大きい円盤を置いてはいけない。


 これが「ハノイの塔」です。

 で、円盤 n 枚の時、AからBにピラミッドを移すのに一体何回の移動が必要なんでしょうか?というオハナシになるわけ。

 ちょっと考えてみる。
 円盤 n 枚の時の回数をとすると……。

 円盤1枚(n=1)の時、は当然、1。(=1)

 円盤2枚(n=2)の時、まず1番小さいのをCに移動、2番目をBに。そしてCにあった一番小さいのをBに移動させて完成。つまりは3。(=3)

 円盤3枚の時は上の図参照。は7。(=7)


 結局、円盤 n 枚の時まず考えなくてはいけないことは、1番下の(=n枚目の)大きな円盤をBに移動させることなんですな。
 で、そうするためには一番下以外の円盤(=n−1枚)を全てCに集めないといけないわけだ。ジャマだからね。
 n−1枚の円盤をCに移動させる回数ってのは当然、n−1枚の円盤をBに移動させる回数とまったく同じだから、そのときの回数はn−1回。
 次に1番デカい円盤をBに移動(これで1回)。
 そしてBにあるn−1枚を、今度はCの1番デカい円盤の上に移動させていく(またn−1回)。

 つまり、
=2n−1+1
 だってことだ。
 なるほど。

 ……って、これで納得してちゃいかんのだ。だってこれだけではなぁんもわからんもん。
 これだと、n 枚の時の回数を知ろうと思えば n−1 枚の時の枚数がわからなきゃいけないってことで……じゃあ n−1 枚の時の回数は?ってことになると、今度はn−2 枚の時の回数がわからんことにはねぇ……ということになって、結局1からやらにゃしゃあない状態になっている。

 じゃあどうすればいいんだ?
 ところがここからがさっぱり……であった。(^^;

 泣きたい思いで教科書を引っ張り出してきて紐解く。
 そう、厳重に梱包されているのだ。

 ああなるほど……。

 こいつは階差数列ってやつで、しかもかなり基本形。
 現役の頃は恐らく1〜2分あれば解けてた問題……のはずなんだが。(^^;
 記憶にはないけれど、どうもそうらしい。

 階差数列……あったような気がする。

 哀しいのう。
 哀しい脳。

 ちうわけで、怒濤の如く、終点まで行ってみる。

n−1 +1
−)  n+1 +1

n+1 2(n−1

n+1 とおくと

   = 2n−1

   = 3 − 1 = 2   ←初項を計算

  は初項2 公比2の等比数列。


n ≧ 2 のとき
n−1
Σ
k=1
n−1
= 1 + Σ 2・2k−1
k=1
= 1 + 2(2n−1−1)
2−1
= 2−1


 てなわけで、 = 2−1

 魔法のようだなあ。

 電車の中でこれ考えてて、この答えが出た時は、ちょっと嬉しかったよ。(^^;



柴田望洋監修・著『明解C言語 第1巻入門編 例解 演習』(ソフトバンク)より。

問題8-9
 第1軸に、上が小さく下が大きくなるように重ねられている円盤を第3軸に移す手段を示すプログラムを作成せよ。ただし、円盤を移す際は、より大きい円盤を上に重ねることはできない。なお、作業用に設けられている第2軸は自由に使ってもよい。
※これは『ハノイの塔』として知られている問題である。

/*
実行結果
1を1軸から3軸へ移動
2を1軸から2軸へ移動
1を3軸から2軸へ移動
3を1軸から3軸へ移動
1を2軸から1軸へ移動
2を2軸から3軸へ移動
1を1軸から3軸へ移動

ハノイの塔 */ #include #define N  3  /* 枚数 */ /*--- 円盤をx軸からy軸へ移動 ---*/ void move(int no, int x, int y) { if(no>1) move(no-1,x,6-x-y); printf("%dを%d軸から%d軸へ移動\n",no,x,y); if(no>1) move(no-1,6-x-y,y); } int main(void) { move(N,1,3); return(0); }

 ハノイの塔 ハノイの塔

 最初に重ねられている円盤が3枚の時の移動の手順を右図に示しています。
 なお、枚数を変更するのは、オブジェクト形式マクロNの定義を変えるだけです。



高木茂男『パズル百科』(講談社新書)より。

XII リュカの大予言


 五千年の昔、インドのガンガ河畔ベナレスの大寺院に、世界の中心といわれる御堂がありました。そこに一枚の真鍮板があり、3本のダイヤモンドの釘が立っています。世の始まりに当って神様は、この釘の一本に六十四枚の純金の板を指しておきました。板の大きさは順々に上の方ほど小さくなっています。これが「バラモンの塔」というもので、バラモン僧は、神の掟によって、此の黄金板をすっかり別の釘に移さなくてはなりません。而も、もとの釘から抜いたものは下に置かないで、その儘別の釘にささなくてはならないし、且つどんなことがあっても、大きい板が小さい板の上になることのない様にしなくてはならない、というのです。こうして完全に別の釘に移し終った暁、世界の終末が来て、一切壊滅、凡てが無に帰すだろう、と神様は宣告しているんだそうです。
── 吉岡修一郎『数のユーモア』


ハノイの塔 「ハノイの塔」というパズル・ゲームをご存じだろうか。考案されてからすでに一〇〇年近くたっているが、いまだに世界の各所で用具がつくられて売られている。わが国でも戦後何種類かつくられている。

 図59は標準的なセットの見取り図である。台の上に三本の棒が固定されており、木かプラスチック製の円板が五〜九枚ついている。円板は少しずつ半径が違っており、中心には穴が空いていて棒にはまるようになっている。

 用具は全部でこれだけだから、大きめの紙に棒を立てる代りに棒の位置を示す印を三個所つけ、厚紙で円板を切り抜けば、それでも十分である。本格的につくったにしても、あと板を一枚、棒を三本用意すればよいから、自作してもたいしたことはない。

 ところで遊び方であるが、最初Aにあった円板を、そっくりBに移すのである。その際、

 (1) 一回に一つの円板しか移動できない。
 (2) 移動は必ず棒から棒へ行う。つまり、円板を棒以外の位置へ置くことはできない。
 (3) 小さい円板の上に大きな円板を乗せてはいけない。
 という規則がある。例として、円板が三枚の場合のやり方を図60に示した。

ハノイの塔  このときのコツは、円板の枚数が奇数なら最初の円板をBに移し、偶数なら最初の円板をCに移すことである。もしどっちだかわからなくなったら、一枚の場合を考えてみればよい。一枚なら文句なくBへ移すはずであり、したがって奇数枚のときにBへ移せばよいことがはっきりするだろう。

 もう少し理屈をこねるとこうなる。五枚のセットだとしよう。五枚目をBに移すには、四枚目以下がすべてCにはまっている必要がある。それにはまず四枚目をCに移さなければならないが、そのためには三枚目以下をBに全部はめる必要がある。それには三枚目をBに移すことで、そのためには二枚目と一枚目をCにはめなければならない。ところで、二枚目をCにはめるには、一枚目をBに移せばよい。と、こういうことになるのである。

 そして今述べたことを逆に行っていけば、移し替えが完了する。一般に円板が n 枚ある場合、円板一枚を棒から棒へ移す操作を一手とすれば、移し替えに要する最少手数は2−1である。念のため、円板の枚数と最少手数との関係を表にしてみると、次のようになる。

枚数 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
最少手数
1
3
7
15
31
63
127
255
511
1023
2047
4095
8191
16383
32767
65535
131071
262143

 実際に少し円板を動かしてみると、容易に理屈がのみ込めると思う。

 ゲームの説明はこれくらいにしよう。この章の冒頭に載せた文は、実はこのゲームにまつわるエピソードである。このバラモンの塔の物語は、およそハノイの塔の説明のある文献には必ず載っている話で、時にはその物語だけ一本立ちして数学随筆などの本にも顔を出している。吉岡修一郎の『数のユーモア』(昭和二四年、誠文堂新光社。ただし、引用文は旧仮名遣いを新仮名遣いに改めた)に載っているのはその一例である。

 たいていの本に載っている話は、『数のユーモア』のものと同じであるが、大上茂喬著『世界叢話 数理の奇談』(明治四四年、博文館)所載のものは、若干ニュアンスが違っていて、次のようになっている。
「バラモン教が初めて此世に現はれたるとき、バラモンの神は、是等の円板を、大きさの順に従うて、一本の釘を通して積み重ね、バラモンの高僧達に示して言ふやう、是はバラモンの塔と称するものである。汝等今よりこの三本の釘を適当に用ゐて、この塔を他の釘に移すべし。但円板は一度に一板づゝ動かし、大なるものは決して小なるものの上に置くことを許さぬ。汝等が一瞬にても、怠ることあらば、その時は即ち世界の終であつて寺も、塔も、バラモン宗徒も、一時に粉砕せられ、此世は再び混沌たる灰雲に帰するであらう、怠ることがなければ、汝等が移し終るまで此世は太平無事であると。高僧等、神命を畏み恐れ、之より日夜孜々として円板を移すことを勉め、爾来数千年、今に至るも尚これを止めないといふのである。」
 いったいこうした伝説は、どこから起こったのだろうか。ハノイの塔の創案者はフランス人のE・リュカ(Edouard Lucas)であるが、この伝説の創案者も実は彼なのである。しかも、そのやり方が実に茶目っ気たっぶりであった。

 リュカは、この「ハノイの塔」の説明を自分の本『数学遊戯』(Recreations Mathematiques)でしているが、その書き出しはこうなっている。
「私の友人でリー・スー・スチャン(Li-sou-stian)大学の中国公務員N・クロー(・ド・シャム)教授(N.Claus)は、「ハノイの塔」という一般に知られていない遊戯を、昨年末に発表した。」
 ところで、このリー・スー・スチャン大学のクロー教授であるが、実はサン・ルイ校(Saint-Louis)の教授リュカ(Lucas)のアナグラム(つづり変え)であることが、間もなくバレてしまった。つまり、Saint-Louis をつづり変えると Li-Sou-Stian になり、Lucas をつづり変えると、Claus になるというわけである。
……
 リュカは先ほどの『数学遊戯』の中で、このあと「ハノイの塔」の遊び方を一とおり説明してから、さらに文を続けて、問題の大予言を次のように書いている。
「N・クロー(・ド・シャム)教授が私に語ったところでは、著名なフェル・フェル・タム・タム(Fer-Fer-Tam-Tam)に関する著書を出版するために旅行中、ベナレスの大寺院にある世界の中心を表わすドームの下に、真鍮の板に立てられた三本のダイヤモンド製の針があるのを目撃した。それは高さ一キューピット(約〇・五メートル)で、ミツバチの胴体と同じくらいの太さがあった。

 この世の始めに、神は純金製の六四枚の円板をこれらの針の一本にはめ込んで、もっとも大きい円板を真鍮の上に静置し、その他のものは最上端に至るまで、上に行くほど小きくなるようにした。これがブラフマー(バラモン)の聖なる塔である。

 夜となく昼となく、僧侶たちは相次いで祭壇にやって来て、ブラフマー神から指示され課せられた戒律からはずれないようにして、一番目のダイヤモンドの針にある塔を、三番目の針に移し換えることに専念している。そして移し換えが完了した時、この塔もバラモン僧たちも崩壊して、この世が終るのである。」
 これが伝説の原点である。なお、文中に出てくるフェル・フェル・タム・タムは、クライナック(Maurice Kraitchik)の説明によれば、有名な数学者フェルマー(Pierre de Fermat, 一六〇一〜六五)をもじったものだということである。

 リュカがなぜ変名を用いたり、こんな伝説をデッチあげたりしたのか、そのほんとうの理由はわからないが、この伝説が「ハノイの塔」の遊戯を有名にし、また「ハノイの塔」の遊びが伝説を広めるという、相乗作用を果たしたことは否定できない。もしリュカがそうした効果をねらって書いたのだとしたら、これはたいへんな「仕掛人」だというほかない。しかも仕掛けはまんまと適中した。

 数学遊戯愛好家の多くは、もちまえの稚気からこうした話の身元調べをしようとはせず、しかも喜んでチョウチンもちを務める。……こうしてこの伝説はいまだに生き続け、人から人へと伝えられていっているのである。それにしても、たとえつくり話にもせよ、円板を移し終えたときに「この世が終る」というのは、穏やかな話ではない。ここで念のために、その地球最後の日を計算で求めてみよう。

 バラモン僧たちが、仮に一秒間に一手の割合で操作を続けているものとする。また移し替えの全過程が最少手数で行われたものとしよう。前に述べたように、円板がn枚のときの最少手数は2−1で表きれるので、nが六四では、

 264−1=18,446,744,073,709,551,615(秒)

となる。これは年に換算すると五八〇〇億年になる。地球の誕生から現在までが数十億年と考えられているので、それと比較しても、とてつもない長さであることがわかり、まずまずひと安心である。
……
 ところで、「ハノイの塔」の名称であるが、これは円板を重ねた形が仏塔に似ているところから名づけられたことは間違いないと思う。しかしそれなら、ベトナムの都市でなくても、ビルマの都市やインドネシアの都市でもよいはずである。ことさらにハノイが選ばれたというのは、当時の世界情勢と関係があるだろう。一八八三年、フランスはベトナムを保護国とし、八七年、フランス領インドネシア連邦を成立させて、ハノイに総督府を設置している。このゲームが考案されたのは一八八三年といわれているので、フランス人にとって、ハノイは知名度も高く、関心も大きい都市だったのだろう。



諸星大二郎『孔子暗黒伝』(集英社)より。

ハノイの塔





2003/12/01


 土曜日はQ氏とD氏宅へ。

 途中、Q氏は行きつけのオモチャ屋でザクIIを2機同時購入の大人買い。
 ジョニー・ライデン機と、あと忘れたが、専用機。

 店頭でトレーディングカードに群がる子供をかき分けかき分けなぎ倒し、泣きだす子供を怒鳴りつけつつカウンターで万札をビラッと突き出すQ氏は、漢というより鬼であった。(やや誇張アリ)(完全な捏造)

※うそうそ。Q氏はそんな酷いコトしてません。完全なデッチ上げでございました。お詫びして訂正致します。m(_ _)m
 Q氏は単に、ビートの雨漏りに怒り狂って助手席ドアを壁にガンガンぶつけまくっていただけです。ガクガクブルブル。




 Q氏がザクII2機買ったのはほんとの話。
 Q氏自身の解説によると……ジョニー・ライデン機じゃない方のもう1機は『シン・マツナガ専用機』。『ガンダム・フィックス・フィギュレーションシリーズ(GFF)』から派生した『ジオノグラフィー』第一弾があの2機ってことだそうだ。

 「2機の高機動型ザクが並ぶとたまらんねぇ^^」\(^O^)/




 王将餃子万歳。



 ビートの雨漏りに、Q氏は不満たらたら。

 私もこれが他人のクルマなら許せないと思う。\(^O^)/



 D氏のiMacにMacOS 10.3(パンサ〜)をインストール。

3人中2人がマカー

 左は既にパンサー導入済みのQ氏所有のiBook G4。
 右はパンサー導入前のD氏のiMac。

 インストール作業をはじめるといきなり起動しなくなって目の前真っ暗になったが、ファームウェア(AT互換機で言うBIOSのこと?)のアップデートをするとインストール成功。

 よかったよかった。



 しかしファームウェアアップデートの危険性への意識が薄いのはちょっと危なっかしいなぁ。



 パンサーの「Expose」って機能がとってもうらやましい。

 誰か是非Windowsでも作ってください。フリーで。m(_ _)m



 以前D氏と話していると、辻静雄という人物について、お互い別のルート?から好きになっていることを発見?(変な言い方?)

 この人の素性について私はあまり知らなかったのだが、なんとあの辻調理師専門学校の創立者だった。(名前とかから容易に想像がつきそうなものなのだが……(^^;)

 海老沢泰久が『美味礼讃』という本でこの人の伝記を書いていて、D氏はそれを読んでこの人が好きになった(んだったかな? 単に「スゲェ」というだけなのかもしれないけれど)のだという。

 私の方は、10年程前にたまたま読んだ『ソースの本』(絶版らしく、Amazon.comに登録されていない)という本で、彼を知った。
 この本は辻静雄氏自身の著書で、その名の通りソースの作り方について書かれたもの。

 読んだ当時『ひえたろう』に書いた感想を引っ張り出してくると……。

『ソースの本』辻静雄 婦人画報社
 フランス料理の味はソースで決まると言われるだけあって、ソースは非常に重要な位置を占める。数も多く、300種類以上とも600種類以上とも言われているそうだ。この本の初版発行は昭和40(1965)年だから、ヌーベルキュイジーヌなどの影響を考えると今ではもっと多くなっているだろう。
 しかしながらその多彩なソースも、結局はいくつかの基本ソースのバリエーションといえる。本書はその基本ソースの作り方、その際の注意点、料理の例などを紹介する。
 プロではなく一般向けなので、(時間的にも経済的にも)無茶なことを書いていないのがいい。とはいえやはりソースはそんなに簡単に作れるものではなく、ある程度の手間ヒマが要求され、どれだけ省略しても(例えば白い出し汁の代わりにブイヨンを使うなど)1〜2時間はかかってしまう。著者も再版あとがきの中で「ソースというのは、時間のかかるもの、手間のかかるものなので、読者の皆さんが果して、私の記した通りの作り方をそのままやってみて下さるのか、少し心もとない感じです」と心配している。
 ……
 フランス料理のソースの作り方のテキスト。一般向けながらやたら本気。これはとても凄いことで、職人向けにいくら本気のことを言ってもそれは当たり前だけども、基礎もできてない素人相手によく書く気になったというものだ。
 著者の情熱に脱帽。静かな情熱に心打たれる1冊。
 これであなたが毎日食べる食事の水準が少しは上がる。


 なんか偶然っぽくて、楽しい。

 『美味礼讃』も読みたくなってきたな。
 来るか、辻静雄ブーム。(^^)



 OSXのインストールに予想以上に時間がかかってしまい、神社の話は途中まで。

 補講が必要。(^O^)



 来年1月頃、伊勢神宮に初詣に行こうという話になったが、他に行きたい人がいれば掲示板で手を挙げるように。

 恐らく神宮+猿田彦神社あたりに行くことになるでしょう。

 虎屋のういろうも食べたい。



 2本のDr.Pepperをゲット。

 缶の方は500mlのロング缶。

右はDr.Pepper日本発売25周年記念缶




 D氏宅で電話を受ける。

 T氏、PC組み立てでトラブル。

CD-ROMからWindows2000をインストールしようとするも、何故か途中で止まる。

仕方ないので別のマシンを使ってインストールしたHDDを組み立てマシンに戻す。

立ち上がらず、ウィルス警告が出る。

聞いてみるとウィルス警告はWindowsではなくBIOSが出しているそうで、だったらBIOSのVIRUS CHECKがEnableになってるんだから、それをDisableにしてやればいいだけの話……のはずなのに、どうやらちゃんとDisableになっているという。

 謎だなあ。

 ……と思っていたら、その後掲示板にHDD逝去の報告あり。
 どうなったんだ。

 とりあえずご冥福をお祈りします。m(_ _)m



 D氏宅で電話を受ける。

 K氏、Zaurus SL-C860をゲット。

 さて使えるモノなのか。


本日のBGM: Do It Now! /モーニング娘。
SPEEDは「White Love」という名曲を残して単なるアイドルグループ以上の功績を残した(と私は思っている)が、モーニング娘。もやっとそういう曲が出てきたな、と。







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