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港区
創作麺処 つる
★★★☆☆
     
       

創作麺処 つる
感想 ★★★☆☆
住所 大阪市港区築港3-9-7  >>地図
TEL 06-6572-0847
営業時間 12:00〜14:00 18:00〜21:30
定休日 月曜日
メニュー
蘊蓄・貼紙など 当店のスープは天然素材
 二十五種類の材料を三ツに分け煮き込み、出来上がりで三ツを合わせます。味を安定さっすため一日寝かし油を取りのぞき、一番旨味のある油をスープに加えます。 麺はかん水以外調味料(グルテン)を加えず熟成させます。
 塩は伊豆大島の天然塩を使い「心を造り力でさし出す」の精神で調理し最後まで飲めるよう設定致しております。
 スープは残すものだと感ちがいしておられる方が多いですが我料理人の心を最後まで残さず召し上がって戴けましたらうれしく思います。


ビールはおいておりません
店構え

 店員は日本食の板前スタイルで、店内もまるで小料理屋のようだ。厨房の奥には「心」「精」「技」なんて紙が貼られてるし。
 BGMは私たちが行ったときはなぜかジャズだった。
 最近ジャズを流すラーメン屋(だけじゃないけど)多いね。


 ランチ時に行ったので「おこげランチ(\900)」を頼む。
 内容はおこげらーめん・ぎょうざ・白ごはん・漬物。
 「おこげらーめん」は、「つるらーめん」に「おこげ」が載ったもの。

 ラーメンが出来上がったらまずカウンターの上にどんぶりが置かれる。

「おこげを入れますのでこのまま置いておいてください」

 そして間もなく揚げたての「おこげ」が運ばれ、どんぶりの上にあけられる。
 じゅわ〜じゅ〜じゅわ〜と音と水蒸気が立ちこめ、さあ召し上がれ。

おこげをラーメンに載せるの図

 なるほど、演出効果は抜群ね。
 このデモンストレーションは京都のめん馬鹿一代を思い起こさせる(あちらはネギ油を丼に入れるときに炎が上がる)。両方ともとても楽しいが、「そんなことしてたら麺のびるやんけ」という感は拭いきれない。

 この「おこげ」は、鉄板で焼いたごはんを3ヵ月乾燥させたものなんだそうだ。
 食ってる途中にまだスープに浸かってないおこげがスープに落っこちて「じゅ〜っ」っと音をさせるのもよろし。
 バリバリといい歯ごたえがするし、とても香ばしく、うん、ラーメンに「おこげ」というのもたまにはいいもんじゃないか。
 ただ、量はこの半分でいいかも。
 冷めてくると少ししつこく感じられるような気もする。
 「もうちょっとあれば……」というところで抑えるってのも、料理人のテクニックかと。

 さて、おこげの話はこれくらいにして、ラーメンはどうだったのかな。

おこげらーめん

 麺は普通の太さのストレート麺。
 スープは雑誌やサイトによっては「豚骨、牛骨、鶏ガラ、野菜、昆布、しいたけ、カツオ」、「豚骨や鶏がら、かつおだし」「とんこつや牛骨、カツオブシなど25種類の素材を煮込んだ、塩風味のスープ」などと書かれている。黄土色。
 具はキャベツ、ネギ、チャーシュー、ゴマ。
 
 このスープは実は、私にはよくわからない。
 私には「ハム」の味に感じられた。
 そう、あの、ハム。
 ハムの人が持ってきてくれる、あれ。
 もちろんこんな味はこれまで食べたことがないんだけれど、まさか本物のハムじゃないだろうし(金華ハムだったらそれはそれで素晴らしいが)、何なんだろうと考えたが、うーん。
 結局「ハム」だと思ったのは、すりたての粒コショウの味なんだろうと思い至った。あるじゃない、お歳暮にもらうようないいハムで、周りにコショウがくっついてるやつ。
  しかし本当のところどうなのか、やっぱりわからない。
 25種類の材料を使ってるそうだけど、私にはカツオや昆布の味なんて感じられなかった。動物系がメインなのかなあ?
 「スープを残すな」という内容が店内にいくつか書かれていて、かなり自信はあるようだ。この正体が確かに気になるところではあるんだけど……まあいいや。このスープの正体は他のサイトの舌のいい人の見解を参考にしおくれ。

 具にキャベツがあるのは意外だった。
 水っぽいんじゃないかと思ったが、問題なくおいしく食べられた。

 麺は……普通かなあ。これといった特徴は感じられなかった。

 おこげの演出を抜きにして考えたら、それほど大きなインパクトがあるわけではない、ごく普通のラーメンじゃないかと思う(いや、他にはない味というのは間違いないので、「普通」という言葉も少し語弊があるけれど)。丁寧に作っているのはわかるのだが……。
 演出点を加えて4つかな。

 しかしね、この店で特筆すべきなのは、実はぎょうざなのですよ。
 紫蘇(しそ)が入ってるのも面白いんだけど、焼き方といい餡の味の深さといい、ほんとにおいしい。
 この紫蘇のさわやかさが、おこげの油で少ししつこくなった中盤以降を支えてくれるという効果も。
 この店に来たらとにかくぎょうざは必須だと、力説しておこう。 (取り下げ。↓追記参照)
 たとえランチが終わっていようとも、だ。

 ちなみにランチについてくる漬物は大根とキュウリ。キュウリ嫌いは要注意。

 あ、そうそう。「島とうがらしの焼酎漬」ってのがテーブルに載ってて、これが無茶苦茶辛いんですが、一体何に使うんでしょう?

 天保山にある巨大観覧車の根元から100mくらいの距離なので、大阪の街を見下ろしてオレサマ状態になったあとに入るといいのではないかな。

 下に落っことした菜箸を、麺を茹でる湯にさっとつけてゆすいだのを見てしまった。

8.0
2002/12


追記:

 今回は餃子のみ。

 ここは「おこげラーメン」が売りの店。食べる前にラーメンに揚げたてのお焦げを入れてくれる(後のせも可(^O^))。丼からじょわわわ〜〜と湯気が上がるデモンストレーションは、なかなかのインパクトで視覚、聴覚、嗅覚に訴えてくる。京都のめん馬鹿一代の上品版だと考えればいいでしょう。(^O^)
 味もそこそこ個性的。ただしそれほどうまいわけじゃない。
 個性的だけど、うまさは普通。話のネタに食べても損はしないだろう。

 この店で前に食ったのはもう5年前のこと。
 その時に一緒に食べた紫蘇ぎょうざがとてもおいしかったのが印象に残っている。

 それ以来、友人がこの近くに行くと聞くと何度かここの餃子を勧めた記憶がある。

 今回、この近くまで行った(サントリーミュージアムにQ氏とダリ展を見に行ったのだ)時に、久しぶりに寄ってみた。ただしラーメンはその後に別の店で食うつもりだったので、餃子だけ。

 2人とも餃子のみ、しかも1人前ずつというのはちょっと気が引けたので、2人で3人分頼んだ。あんまり変わらんか? まあまあ。



ぎょうざ(7コ)(¥250)@創作麺処つる

 あれ、あれれれれ?
 こんなんやった!?
 なんだこれ。……全然ダメじゃん。_| ̄|○

 5年前より私の舌が肥えちゃったのか、ギョーザの方が変わったのかはよくわからんが、とにかくダメ。
 こんな、一口餃子みたいなのだったかなあ。うーん、そうかもしれんが。

 前に食べたときはシソが結構インパクトがあってさわやかだったんだけども、今のはシソの風味は全然感じられない。
 皮がいい感じに焼けているけども、それを受けるほどの肉の存在感がないし、しかもシソも一緒に存在感を消している。
 なんというか、前に比べると、今は「あればいいやろ」的な気合いのなさを感じるのよ。

 残念至極。

 少なくとも人様にお勧めできるものではなかった。
 私の薦めを真に受けて行っちゃった人、ごめんなさい。m(_ _)m


2007/04



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