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大阪・北区・都島区(中津・梅田・京橋)
洛二神
★★★☆☆
剛力ラーメン
★★☆☆☆
麺家じゃんぷ亭
★★★☆☆
らーめん
弥七

★★★★★
麺や輝
中津たくろう店

★★★★
大吾郎商店
★★★★
塩元帥
★★★★★
こだわり中華そば 一久
大阪天満宮店

★★★★★

(休業)
麺や 輝
★★★☆☆
カドヤ食堂
★★★★★
総大醤
★★☆☆☆
ラーメン専科
力雅

★★★★
ラーメン専科 力雅
感想 ★★★★
住所 大阪市都島区東野田町3-10-4  >>地図
TEL 06-6353-8110
営業時間 11:00〜25:00
定休日 日曜
メニュー
 JR京橋駅東側の商店街の中にある。
 驚いたことにこの列だけで、岡室、力、長城らー麺、花京と、4軒のラーメン屋が軒を連ねている。知らんかったなあ。京橋なんて滅多に行く機会がなかったから。

 この中でも、何度かラーメン本でも採り上げられていて名前を知っている力雅(りきまさ)に行ってみた。


力雅@京橋

 「手打ちラーメン」とある。しかも¥450。
 これはちょっとソソられるじゃない。

 ランチタイムはラーメン+ライス+キムチで¥500でかなりオトクなんだけど、このあと別の用事で食うことになるのはわかっていたので、ラーメンのみにした。


 店の中は10人ほど座れるカウンターのみ。カウンターのテーブルが一定間隔ごとにすり減っているのが年季を感じさせる。

「手打ちラーメンお願いします」
「あっさりとこってり、どちらにしますか?」
「……」
「ふつうあっさりの方をお出ししてるんですけども」
「じゃああっさりで」


手打ちラーメン@力雅

 具はナルト、もやし、ネギ、チャーシュー。
 麺は普通の太さのストレート。
 スープはあっさりトンコツ。


手打ちラーメン@力雅

 スープはオーソドックスな豚骨。「あっさり」というだけあって、そんなにゴテゴテしていない。関西ライト豚骨よりは豚骨臭を残していて、ちょうど真ん中くらいだろうか。

 少し塩からいのは、この時間にランチで食べる人が多いからかな?

 もやしもなるとも、あってもなくても、というところか。
 チャーシューはホロホロして面白いが味付けはそこそこ。何とも微妙。


手打ちラーメン@力雅

 しかし意外だったのは麺。正直、それほど期待していなかったのだが、いけるよ。九州の低加水麺とは違うんだけど、それでこれだけコシを出せれば大したもんです。厨房の奧にはそんなスペースなさそうだから、2階とか、別の場所に製麺所作ってるんだろうか。この麺なら他が凡庸でも充分合格点。しかも安い。


2007/04

総大醤
感想 ★★☆☆☆
住所 大阪市北区浮田2-4-16 >>地図
TEL 06-6375-8260
営業時間 11:00〜15:00 17:00〜24:00
土日祝 11:00〜24:00
定休日 水曜
メニュー
 この日はほんとは弥七に行ったんだけども、弥七はGWの余波で休みだったのだ。知ってたはずなのに。(^^;

 次善の策としてそこそこ近い総大醤へ。


総大醤@大阪市北区

 ここは1年ちょっとぶりくらいかな。
 前回の記憶としては、総大醤(醤油ラーメン)(¥600)が出来がよくて、特に麺が良かったのでさらにつけ麺(¥800)を追加したのだ。
 意外?にもつけ麺よりも総大醤の方がいいな、と思った記憶がある。
 全体的に、とてもいい印象を持った。
 同じWスープで非常に評価の高い洛二神がこの近所にあるけれど、麺の出来やバランスからして総大醤の圧勝、という評価だった。

 なのでまあ弥七ほどではないだろうけど、そこそこ満足はさせてくれるだろうと。
 今回もつけ麺の気分ではなかったので総大醤を頼んでみた。


総大醤(¥600)@総大醤

 具はナルト、メンマ、青ネギ、味海苔、チャーシュー、挽肉。
 麺はやや太めのやや縮れ。
 スープは鶏ガラ豚骨&和風のWスープ。


総大醤(¥600)@総大醤

 何だろう? この残念感は?

 麺は相変わらずなかなかよくできてる。
 しかし残念。

 食べ進むうちに思ったのは、油と醤油がダメなんじゃないかと。

 まず油の風味がなんか変。Wスープのラーメンはたいてい油が多めの傾向があって、この店もそうなっている。その分、油で失敗すると結構厳しい。

 そしてもっと困るのが醤油。店の名前からして醤油はこの店の核心じゃないのかと思うんだけども、どうしたんだろう? なんか処理に失敗したような印象がある。確かに香りはいい。そこそこいい醤油を使ってるんだろうなぁと思わせてくれる。しかしスープを口に入れてみると醤油が原因と思われるエゴ味と苦みが口内に広がる。参った。
(特に顕著だったのが、後で頼んだチャーマヨ丼(¥300)。へたチャーシュー&自家製マヨネーズの丼だけども、このチャーシューが苦い苦い。つまりつけだれ=醤油が苦いと。食べ進むのにここまで苦痛を感じたチャーシュー丼はこれが初めてだ)


チャーマヨ丼(¥300)@総大醤

 醤油のエゴ味の部分は金久右衛門(と一等星)で感じるのと同種のもので、私は苦手。しかし金久右衛門(と一等星)には苦みもないし奥行きがある。

 この店も前はそうだったはずなんだけどなあ。

 食べてると、食感はいいのに、一緒に入ってくる油の変な臭いと後から追いかけてくる醤油の苦み(うま味ではなく)が台なしにしてる。

 だんだん悲しくなってきた。

 この1年でどれだけ変わったんだよ?
 それとも今日だけ? 今日だけ醤油の仕込みに失敗したと考えた方がいいの?

 なんか人間不信に陥りそう。

 店員は礼儀正しくて教育とかはよさそうなのになあ。

 とても悲しい1日だった。


2007/05

カドヤ食堂
感想 ★★★★★
住所 大阪市鶴見区鶴見4-1-18 >>地図
TEL 06-6933-9323
営業時間 11:30〜16:00 18:00〜21:00
定休日 月曜 第3火曜
メニュー
 とても評判のいい店。
 2年ほど前に一度行ったことがあるが、確かにうまい。

 ここは豚にこだわる店で、昔は「三元豚」、今は「白金豚」という豚を使ってるのだそうだ。

 日曜日の夕方の開店(18:00)の20分ほど前に到着すると、既に先客が1人並んでいた。

 駐車場がないので近所のショッピングモールみたいなところにクルマをとめて、ちょっと歩く。モール内のスーパーで買い物すれば駐車料金も取られない。


開店@カドヤ食堂

 4人で入って、私とうめさんが特製つけそば(並盛¥780)、あとの2人がオーソドックスな中華そば(¥700)を頼んだ。

 あら、そういえばいつの間にか値上げしてるのね。
 前は中華そばは¥650だったのに。

 というわけで、来ました、つけそば








特製つけそば(並盛¥780)@カドヤ食堂

 具は、ねぎ、白ねぎ、チャーシュー、メンマ、ナルト。
 麺は太平ストレート麺。全粒粉が混ぜてある。
 つけだれは魚系(煮干ですか)と豚骨と酢と油。

 うまいですね。

 まず、麺がいい。全粒粉を使うのはトレンドなのだろうか? 高槻のきんせいでもやってたし、確か奈良のまりお流らーめんも、こういうことをやってたと思う。香ばしくなるのかな? よくわからないがルックスはなかなか特徴的だ。(横に並べて食べ比べないと、私にゃ違いがわかりません)
 歯ごたえよし、喉ごしよし。
 つるつるっといけちゃうからあっという間だけど、麺は1人前200gあるそうだ。なかなかの量。太麺はこのくらいないと、どうしても少ない印象を与えてしまう。


水を切るために上げ底になっている(^^; しかし量は200gと逆に多め

 つけだれはどうしても大勝軒を想起してしまうかな。
 豚骨の土台しっかりしていて、魚系が前面に出てくる。多めの脂でコクが出て、それを酢がしっかりと占める。
 オリジナリティはさほど感じないものの、これは結局、つけ麺の王道ってことだ。ネガティブに捉える理由はない。
 少し塩っぱい気もするが、まあつけ麺だしね。


チャーシュー@カドヤ食堂

 そしてチャーシューがまたいいんだよね。さすが豚にこだわる店というだけある。バラとロースが1枚ずつ入ってた。特に赤身がこれだけ分厚くてパサパサせず肉らしい歯ごたえと味が出てるのは凄い。うまうま。

 メンマも手作りらしくてそこそこいい。

 何というか、麺がいいと、いいね。(^O^)
 全てがレベルが高くて、食べてて嬉しくなる。

 スープ割りがないのが残念。

 ちなみに一緒に頼んだ豚めし(¥350)は、別に頼まなくてもいいと思う。さほど飛び抜けた味のようには感じなかった。チャーシューがうまいのに、何でだろうな。味つけが単調で、歯ごたえがないからだと思う。

 ちなみにスープ割りがない代わりに、最後にライスを頼んでスープにぶち込んで食べるというワザがあるそうな。

 あと、これは直接にはこの店の話ではないけれど、ちょっと思ったこと。

 ここのチャーシューはとてもおいしい。しかし私は純情屋のチャーシューもこれと同様か、これ以上にうまいと思う。では純情屋のチャーシューをこのつけ麺で食べればどうなるか……なんてことを考えた。きっと純情屋のつけめんで食べるほどにはうまくないと思う。純情屋のつけ麺でここのチャーシューを食べても同様だろう。結局、これもコンビネーションなんだよね。


2007/08

麺や 輝
感想 ★★★☆☆
住所 大阪市東淀川区菅原4-1-32 >>地図
TEL 06-6326-4048
営業時間 11:00〜14:30 18:00〜22:30
定休日 月曜
メニュー
蘊蓄・貼紙など 化学調味料を使用していない魚系とんこつしょう油味のスープ。
それに合わせて作った自家製の麺。
たんと御賞味ください。
 そこそこ有名なこの店に、私はまだ行ったことがなかったんだなあ。
 しかし雑誌でよく見る、店の前に掲げられている「一日一麺」の文字だけはやたら印象に残ってる。

 なかなか機会がなかったが、やっと行くことができましたよ。


麺や 輝@淡路

 ここも無化調を謳う店。最近増えてきたね。
 店主森氏は脱サラしてこの業界に飛び込んだのだとか。

 店内はカウンターのみ。食券制。

 ラーメンではなく、つけ麺(2玉)(¥750)を頼んだ。


つけ麺(2玉)(¥750)@麺や 輝

 具はメンマ、ネギ、チャーシュー、サニーレタス。
 麺は太めストレート。
 スープは魚介系(カツオ、サバ、煮干しだそうだ)と豚骨。


つけ麺(2玉)(¥750)@麺や 輝

 最近は自家製麺の店がほんとに増えてきたね。
 製麺所は商売あがったりなんだろうか。
 ただ、ここの麺は正直、あまり印象がない。すまん。


つけ麺(2玉)(¥750)@麺や 輝

 魚介系のダシはどうやって入れているのかな? 結構粉っぽさを感じる「こってり」さで、少しエゴみを感じる。これは魚粉だろうか、豚骨の髄なんだろうか。

 スープには少し酸っぱさを感じる。酢を使っているのかな?

 メンマは出来合いかなあ?
 自家製麺で無化調だから、メンマも自分のところで味付けしてそうだけど、どうなんだろう?


つけ麺(2玉)(¥750)@麺や 輝

 ……と、ここまでひょっとしたらネガティブな指摘に見えたかもしれないけれど、別にさほど悪い印象はない。ガツンと来るインパクトがないのは事実なんだけど、これもネガティブに捉える必要はなかろう。
 ただ、何というか、「地味な味だなあ」という気がするのと、「『一日一麺』というけれど、油が多すぎて、毎日食べると体を悪くしそう」という感じかな。たまに食べるにはいいと思う。

 ラーメンを食べた同行Y君によると、「なんか、優しい感じのラーメン」であり、「毎日食べられる」とのこと。また彼は店にいた客に高齢者がそこそこ多かった事実も指摘していた。評価は高そう。

P.S.
雑誌やサイトなどを見ると、自家製麺の麺は「その日に使う分だけ毎日打つ」とのことで、これはこの店の「こだわり」として紹介されている。つけ麺はまだいいとして、ラーメンに使う麺も寝かせずにその日のうちに使ってるんだろうか?


2008/05

塩元帥
感想 ★★★★★
住所 大阪市北区大淀中4-15-15 >>地図
TEL 06-6458-5236
営業時間 11:30〜14:30 18:00〜22:30
定休日 日曜(祝日は昼のみ営業)
URL http://shiogensui.com/
メニュー
 何度か行ったので、まとめて書く。

 この店は天六にある総大醤がやってる塩ラーメン専門店。2007/11オープンというから、かなり新しいね。


塩元帥@淀川区木川東

 新店らしく店内はきれいで、若い店員がたくさん元気よく働いている。

 入口入って突き当たりには製麺所が作られていて、客席から製麺作業が見えるようになっている。この部屋は店員の控え室、倉庫も兼ねているらしく、見ているとなかなか面白い。


製麺所

 この店は「完全無化調」を謳っている。
 「完全」とあるのは、恐らく使っている食材(塩だとか醤油だとか)にも化学調味料が入っていないか吟味しているということなんだろう。

 私は総大醤の方には2度行ったことがあり、1度目は非常に印象が良く、2度目に全然ダメになっていて、どちらかが何かの間違いなんじゃないかと思っているものの、まだ確認に行けていない。つまり現在の印象は非常に悪い。

 だからこの店にもさほど期待して行かなかった。

 とりあえずメニューの最初にある天然塩ラーメン(¥650)を頼んだ。


天然塩ラーメン(¥650)@塩元帥

 具はネギ、チャーシュー、メンマ、菊菜、長ネギ、糸唐辛子。
 麺はやや太ストレート(加水率35%)。
 スープは魚介系と豚骨。フライ玉ねぎ、柚。

 こここここれで無化調とは、なかなか凄いなあ。
 塩と油に頼りすぎという感もあるものの、それにしても大したもんだ。
 いい塩を使ってるんだろうなあ。


天然塩ラーメン(¥650)@塩元帥

 まずフライ玉ねぎと油(ネギ油??)の香りの後、魚介系のダシと豚骨のうま味が口に残る。最初のうちは油の膜が厚くてなかなか冷めない。


天然塩ラーメン(¥650)@塩元帥

 麺もおいしい。つるつるっといける。
 ただ、少し柔らかめだったのが残念。

 チャーシュー、メンマも的外れな主張をせずにバランスを保っていて、菊菜もアクセントとしてちゃあんと機能している。

 塩ラーメンのいい方向だと思う。

 しかし逆にいえば、無化調で美味さを出そうとすると、どうしても塩と油は多めにしないといけないのかなあ……という、これは不満ではないんだけど、そんなもんなのかなあ、と。

 うまいよ。

★★★★ (天然塩ラーメン) 2008/05


 次は塩つけ麺(¥800)。


塩つけ麺(¥800)@塩元帥

 具はネギ、チャーシュー、メンマ、長ネギ、菊菜、糸唐辛子、煮玉子。
 麺は太めストレート。
 スープは魚介系と豚骨。フライ玉ねぎ、柚。


塩つけ麺(¥800)@塩元帥

 麺がいい。
 丸断面の少し太めの麺は、つるつるっといけて、食べ応えもある。


塩つけ麺(¥800)@塩元帥

 チャーシューはラーメンに使われているものよりも味が濃いような気がする。
 煮玉子も濃いめの味つけ。
 スープにはやっぱり油が多い。

 塩だれの中で、チャーシュー、ネギの使い方がとてもうまい。アクセントとしてちゃんと存在意義があるんだよね。
 柚もかなりいい感じ。
 酸味の使い方は上品でいいねえ。

★★★★★ (塩つけ麺) 2008/05


 先日、また塩つけ麺(¥800)を頼んだ。

 すると、麺が太平麺に変わっていた。


塩つけ麺(¥800)@塩元帥

 これはこれで塩に合ってうまい。歯応えもいい。でも小麦の味は前の丸麺の方が上かな。


塩つけ麺(¥800)@塩元帥

 両方いいが、私は僅差で丸麺の方が好き。


塩つけ麺(¥800)@塩元帥

 できれば麺を選べるようにしてほしいなあ。

★★★★★ (塩つけ麺) 2008/06


P.S.
細かいことだが、この店でちょっと残念だったのは、レジ横に無料のキムチが置かれていること。
無料のキムチは置かないでほしいなあ。ロードサイド店じゃないんだから。
あれあると、食べちゃうのよ。(^O^)
で、舌が辛さでちょっとしたマヒ状態になって、それからラーメンが運ばれて来ると、ちゃんと味わえないんだ。
いやまあ、自分が食べなければいいことなんだけども。でも食べちゃうよ。(^O^)
いや、店側の、「そういう食べ方はさせません」という意志があってもいいんじゃないかと思うんだよね。ここまでこだわってるんだから。むしろ「ラーメン屋は無料キムチを置くものだ」みたいなかなり昔の固定観念に縛られちゃいないかと思う。

2008/0

大吾郎商店
感想 ★★★★
住所 大阪市北区大淀中4-15-15 >>地図
TEL 06-6458-5236
営業時間 11:30〜14:30 18:00〜22:30
定休日 日曜(祝日は昼のみ営業)
メニュー


大吾郎商店@福島

 つけめんのいい評判を聞いていたので、行ってみたいと思っていた。

 店内を眺めると、おそらく昔は座敷だったと思しきスペースが製麺スペースに改造されている。


製麺機

 なるほど、麺を製麺所から買っていたのを自家製麺に切り替えたってことね。

 メニューの最初にひやあつ(¥800)があるのでこれがデフォかとは思うが、こってりつけめん(¥900)がいいとかいうのを聞いたことがあったので、こちらにした。
 少し前の本を見ると3玉まで同価格だったらしいが、今は2玉まで同価格となっている(追加は+¥100)。


こってりつけめん(¥900)

 具はメモるの忘れたが、ネギとチャーシューは入ってた。
 麺は普通の太さのストレート。
 スープは魚介系と豚骨。かなり脂を使っている。





こってりつけめん(¥900)

 麺がいいね。
 どうやら真空ミキサーを使っているらしい。
 加水率は39〜40%だそうだ。
 普通の麺からすれば高いが、真空ミキサー使っている割にはさほど高くもないかな。どうだろう。
 最近は麺がうまい店が増えて嬉しい限りだ。


こってりつけめん(¥900)

 スープはかなり脂っぽい。それも含めてどこかで食ったことのあるような味。
 しかし味は悪くない。
 ま、この麺で「勝ち」って感じね。

 スープ割りをすると、魚系ダシの効き具合がよくわかる。

 好きですよ私は。


2008/03

麺や輝 中津たくろう店
感想 ★★★★
住所 大阪市北区豊崎3-8-8 >>地図
TEL 06-6375-5770
営業時間 11:00〜15:00 17:30〜23:00
定休日 月曜
メニュー
蘊蓄・貼紙など 小麦本来の味がわかるよう、できるだけ加水をおさえた自家製の麺に、化学調味料を一切使用していないスープ。たんと御賞味ください。

 淡路の麺や 輝の2号店。店主の名前が「拓郎」だからこういう名前なのだそうだ。
 親はきっとつま恋まで行ってたね。

 この日は弥七にフラれた(私が到着するちょっと前にスープが終了した)ので、近くにあるこの店に行ってみた。


麺や輝中津たくろう店@北区

 2007/02/02開店とあって、店内はとてもきれい。U字型のカウンターとなっている。(しかしイスはギーギーとうるさい)

 見回してみると、1人で来てる若い男性客が多い。

 味玉つけ麺(¥850)を頼んだ。


麺や輝中津たくろう店@北区

 具はサニーレタス、味玉子、チャーシュー、ネギ、メンマ。
 メンはやや太めストレート。
 スープは魚介系と豚骨中心のWスープ。

 おいしい。
 おいしいが、このスープ、今となってはかなり「よくある味」だね。
 Wスープで魚介系の香りが前面に出て、奧に豚骨の濃い味のスープ。油、塩が多め。
「どこかで食ったよな、これ」と思わせる。

 まあうまければオリジナリティなんて二の次だと思うのでそれはそれでいいんだけども……。弥七よりはどうしても足を運ぶ頻度は少ないだろうと思う。(とはいえ、どちらがより「飽きられにくい」かと考えれば、ひょっとしたらこっちの方が勝ちかもしれない、とも)







 麺がなかなか面白い。歯応えがよく小麦の味がする。
 チャーシューは中の上というところか。炙ればいいのに、どうしてやらないのかなあ。

 これを「普通」に思えるなんて、大阪のつけ麺はこの数年でレベルが高くなったねえ。
P.S.
 この麺は「低加水率」とのことなので、一体どのくらいなのかと店員に聞いてみると、誰も知らなかった。(^^;
 麺は社長が作っており、3年修業しないと教えてくれないのだそうだ。……てことはそのとき店内にいた3人ほどの店員は全員3年以下の人たちなのね。(^O^)


2008/03

らーめん 弥七
感想 ★★★★★
住所 大阪市北区豊崎3-4-8  >>地図
TEL 06-6373-0035
営業時間 11:00〜16:00 (2008/04/01より営業時間変更)
定休日 日曜日 祝日 土曜日不定休
メニュー
URL http://www.noodle.co.jp/
蘊蓄・貼紙など 当店のスープは、化学調味料を一切使用せず、鳥だけでとったクリーミィな鳥コツスープです。
麺は新鮮な卵の白身を使い、三日間熟成させた自家製麺です。
ちょっと変わった風味ですが、ぜひご賞味ください。
まお、当店は禁煙とさせていただいております。
また、食券制でございますので、入り口左手の券売機にて食券をお買い求め下さい。
皆様方のご協力をお願いいたします。
弥七 店主敬白

つけ麺は、麺を食べ終えたら、「スープ割り」と声をお掛けください。つけ汁をスープで割りますと、麺を食べている時とは違った味わいをお楽しみいただけます。

 東京で行列の出来る店としての地位を築いた後、「大好きなタイガースの近くで」ということで大阪に移転してきたのだという。

 こちらでオープンしたのは2004年。私はオープン当初に一度、友人Q氏と共に来たことがある。その日は中津駅周辺ということで、こことらいよはうすに行った。しかしメモを取ってなかったため、「両方うまかった」という印象以上の記憶が……。(^^;;;
 2、3年前だしそりゃそうだよ、と開き直ってみたり、まあそれで忘れるくらいならそれまでだろうっていう話もあるけど、また行こうという刷り込みだけは忘れ難かった。

 とはいえ中津という場所はなかなか微妙で、なかなか行く機会がない。
 また行きたいという思いを抱えながらも、2年もの間放ったらかしにしていたわけですな。
 人生ってそんなもん。そして失って初めて後悔するのだな。(ToT)

 この日、たまたま地下鉄の一日乗り放題チケットをもらって機嫌がよかったので、ふとこの店を思い出して中津で途中下車したのだ。

 あったよ。よかった。\(^O^)/

 金曜日の夜、20:20頃の風景。


行列@弥七

 うひゃ、この寒空の下行列っすか。

 前来た時はどんな時間帯だったんだろう? その時はあっさり入れたので、正直、予想してなかった。

 20分ほど並んで、やっと店内に入れた。しかし店内でも待つ。(^^; 食券制で、まず自販機で食券を買い、また列ぶ。待ってる間に店員が食券を取りに来てくれる。

 私が前回食べたのは醤油らーめん(¥650)だった(はずな)ので、今回は塩らーめん(¥700)を頼んでみた。東京ではこっちで勝負してたらしい。

 待っている間、私の後ろで待っていた人と話した。この人曰く、

 「個人的にはつけ麺もラーメンも、ここが大阪で一番だと思ってます」

 ほおおおおおお。そこまで。

 「気に入ったのなら、次来る機会があれば……いや、機会を作っていただいて、次は是非つけめんを」

 あらららら。もう塩らーめん頼んじゃったよ。

 「いや、塩らーめんも十分うまいです。私はシソが苦手なので少し……、でも、逆にシソが苦手な私もおいしく食べられるってことですから、すごいです」

 なるほど。
 とにかく今回は塩を味わおう。

 塩ラーメンにありついたのは20:50頃。
 列んでから既に30分だ。公称の閉店時間の10分前でもあるわけだが。(^^;
 まあ座っちゃえばそんなこと関係ない。

 セルフサービスの水はレモン水だ。
 事前に食券を渡していたから、座ってから出てくるまでは早い。


塩らーめん(しそ入り)(¥700)@弥七

 具はしそ、青ねぎ、白髪ねぎ、チャーシュー、煮玉子。
 麺は中太ストレート。
 スープは、鶏ガラ、軟骨、ホンジリ(お尻だって)を煮込んで取った「鶏白湯パイタン」として名を馳せている。これにフシ系魚貝類を合わせるWスープ。

 うまいな、これ。\(^O^)/

 うん。

 最初、シソのインパクトがかなり強く広がる。そして節系の魚貝類の香り。Wスープの魚系ダシを客に出す直前に合わせるのだそうだ。小エビとかも浮いている(エビ臭さは感じなかったけど)。

 しかしこれらは慣れてくるとすぐに気にならなくなる。

 しばらくすると、今度は濃厚な鶏白湯スープが舌に絡んでくる。
 まろやかな、「クリーミー」「ポタージュのような」という感じのスープ。単にとろみがあるのではなく、旨味が出まくっている。シソや魚系の味は、最初ほど前に出てこず、鶏白湯の引き立て役にまわるようになる。

 ……きっとここのを食べた人はここでまずスープを褒めるだろうから、私はここで強くこの麺を褒めておきたい。

 いいよ、この麺。

 弾力があってコシがあって張りがある。色気のある麺だ。

 抜群。茹で具合も良し。

 この強い麺があるから、これだけのスープが作れる。

 「次は是非つけめんを」といった人の気持ちがよくわかるね。

 この店は麺を奥さんが作って、旦那がスープをやってるのだと聞いた。

 奥さん、やるなあ。


塩らーめん(しそ入り)近影

 写真で伝わるかな?

 煮玉子もうまい。チャーシューはホロホロ系で好きな人は大好きなはず。「ホロホロ系」というのは、箸でつまんだだけでホロホロと崩れてしまうほど柔らかく煮込んだチャーシュー。私が勝手に言ってるだけだから、他の人に言っても通じないかも。(^^; きっと通じると思うけど……。で、私はこの濃厚スープの中でこのホロホロ系チャーシューは存在感が薄いのではないかと思う。もうちょっと弾力のあるチャーシューの方がメリハリがあると思う。これはこれでとてもウマいんだけど。

 全体として仕事が丁寧でとてもいいね。

 こりゃ次も是非来なくちゃ。

 もちろん次はつけ麺だ!


 ……結果的にベタ褒めになったが(^^;;、気になった点も書いておこう。まず、塩分が強い。確かに濃厚なスープではあるけれど、ここまで塩が多くなくてもスープの旨味自体で充分に支えられるはず。逆にこれだけ塩分が強いとスープ飲むが辛くなってちょっと残念。
 それと店主の酒井氏。終始機嫌悪そうに作業しているのはいかがなもんか。私が店に入ってから食い終わって出るまで(「ごちそうさん、うまかった」と言った後を含めて)笑顔一切なし。この人がテレビに出てるのを見たけど、決して無愛想な人ではないので、やっぱり機嫌が悪かったんだろう。
 厨房が奧に引っ込んでる店ならいざ知らず、厨房が客席から丸見えの店は店員の顔も内装の一部だぞ。

 にんげんだもの、こういうこともあるよ。

 ということなんだろうと思うけどね。

 それを確かめるためにも、次は是非つけ麺だ。(^O^)


2007/01

麺家じゃんぷ亭
感想 ★★★☆☆
住所 大阪市北区天神橋3-1-4  >>地図
TEL 06-6354-3221
営業時間 11:00〜21:00
定休日 日曜日
メニュー
URL http://www.jumptei.com/

 2005年12月24日の深夜に『ラーメン裁判』という番組が放送された。関西のラーメン屋の店主を集めて討論をさせるという企画。私の好きな純情屋の他にも麺哲天天有などの有名店が出てきて、なかなか興味深い番組だった。で、番組では司会のキッチュ松尾貴史やゲストはその討論に参加せず、オブザーバーのように外から見ている。

 そこで、こういうことがあった。

 この店(じゃんぷ亭)の店主も出ていたのだけども、店の紹介VTRの中で、

「ラーメンの味だけではなく店の内装やBGMまで気を使っている。『五感』で感じるラーメンを目指している」

という部分があった。ここを引っ張り出して、ゲストの「ラーメンマニア」の江田けんじって国会議員がこういうことを言った。

「そんなことやってるヒマがあったらウマいラーメンを作ることに集中してほしいですね」

 何を今さら当たり前のことを。
 お前もラーメン好きなら、この場に及んでそんなガキ臭いコメントするなよ。ちょっと知識つけてイキがってる高校生か。

 内装とかに気を使う = ラーメンに集中してない

 という、このどうしようもない短絡。
 チェーン店になった = 味落ちた くらいの短絡か。

 まあ確かに一般論としてはそういうこともあるかもしれんけども、だ。
 しかしアンタ、ここで食ったことないんだろう。
 その店が味を二の次にしてそれをやってるのか、味はクリアした上でやってるのかなんて全く知らんのだろう。

 私らがそのへんでツレと会話してるのとはちゃうのよ。ローカルとはいえテレビだ。そういう一般論をテレビというメディアで個別の店にぶつけることが、どれだけ無責任で危険なことか。
 国会議員のくせにそういう影響力に気づいていない無神経さが凄い。

 このコメントに対してじゃんぷ亭の主人は緊張のために半泣きになりながら(^O^)「我々、やっぱりラーメンに凄い情熱かけて作ってるんですね。旨いというのはもちろんのことなんです」と反論していた。

 そして意外?なことに、これに助け船を出したのが麺哲の庄司君。

「僕もね、じゃんぷ亭で食べさせてもうた時にあの(野菜を炒めたりする)音がいいと思った。逆にね、音が出てこない味噌ラーメンって何をやってるのかなと思うからね。やっぱりあの音あっての味噌ですよ」

 正直言って、庄司君はここのラーメンそれほど好きじゃないと思うんだ。(勝手な想像)
 このリクツもちょっとアレだし。(^^;

 でもね、それがゆえに、庄司君って結構いい奴やなあ、と思ったよ。(^O^)


 いやまあ、それはいいとして。(^^;

 私は数年に一度くらいしか味噌ラーメンを食べないのだが、庄司君に敬意を表してじゃんぷ亭に行ってみた。

 この店は食券制。
 入口の処に券売機があり、買ってから店内に入る。

 テレビで紹介してたとおり内装はきれいで、BGMにはジャズがかかっている。
 ただ、言わせてもらうと、「ラーメン屋にジャズ」というのも実は本人が思ってるほどには新鮮でも好ましくもなく、ある意味「もう飽きた」といえるほど凡庸な発想だと思う。これは『五感』以前の問題。(^O^)
 オシャレ → ジャズという発想の貧困を、まずなんとかせねばならんのではないか。

 まあしかし、これは別にこの店に限ったことじゃない。
 この店自体は内装もBGMも、まあ普通といえば普通の店。悪い意味じゃなく。

 しかしそれも、味とは別の話ね。

 ここのラーメンは旭川ラーメンなのだそうだ。御主人は東京小金井のまるしゅうという店で修業をした元郵便局員だとか。

 みそらあめん(¥750)を注文。


みそらあめん(¥750)@麺家じゃんぷ亭

 具はもやし、玉ねぎ(これらは事前に炒める)、コーン、メンマ、チャーシュー、青ねぎ。
 麺は普通の太さの縮れ麺。
 スープは合わせ味噌スープ。8種類の味噌をブレンドしているのだそうだ。もちろんバターも入っている。

 雑誌によると、このスープはゲンコツ、鶏ガラ、アジ節、利尻昆布、香味野菜で取っているという。申し訳ないが、私は味噌ラーメンを食べ慣れていないので、これらのダシはみんな味噌に隠れて判断できません。m(_ _)m

 麺はモッチャモッチャしてて、私はあまり好きではない。

 炒めた野菜は結構香ばしくてよい。
 もやしは普通に(湯通しだけで)入れるとかなり無神経な味になるからラーメンに入れるのは嫌いなんだけども、これは合ってるね。もやしは炒めて水分を飛ばすのがいいってことかな。
 んで、炒めて脂っこくなると塩やしょうゆには重すぎるし、トンコツでは油どうしでケンカする。結局味噌しかダメってことなんだね。

 コーンとメンマは出来合い。
 メンマは全体のバランスとして結構ウェイトがありそうで、もうちょっとこだわってもいいかも。
 コーンはまあツキモノですからねえ……。味噌ラーメンのコーンってこんなもんなのかな、という感じ。

 バターとか炒めた野菜とかで、結構熱くて重いラーメン。

 旭川ラーメンだそうだが、北海道の冬、さっきまで白い息を吐いていたのを店の中に入って「おーさむさむ」とか言いながらすすり上げるには抜群にうまいラーメンだろうと思う。

 ただ、大阪の空の下では、どうかなあ。

 食というのは体験でしかないわけで、味だけを抽出して語ろうなんてのはその時点で邪道なんだよね。

 ま、そこそこうまかったです。


2005/12

剛力ラーメン
感想 ★★☆☆☆
住所 大阪市都島区片町2-4-14  >>地図
TEL 06-6354-1998
営業時間 10:45〜23:30
定休日 無休
メニュー
蘊蓄・貼紙など ニンニクは(無料)声をかけて下さい。新しいニンニクを出します。

背脂を入れますと、甘み、こく、が出ます。注文時に背脂と言って下さい(サービス)

 京都に行く途中、京橋駅から京阪電車に乗る前にふと考えた。

「京橋はクルマではほぼ来ないところだから、今日はせっかく電車で来てることだし、ちょっとここで1杯いっときますか」

 というわけで、京橋といえば一度は食べておきたかった剛力ラーメンへ。

 ここで有名なのは「マヨネーズラーメン」。

 この店は別にこれを売りにしてるわけじゃないみたいだけど、インパクトのあるメニューだから雑誌などでは採り上げやすいんだろうね。こういうことってよくある話で、純情屋だって、紹介されるのはいつも担々つけ麺だもの。私は何度もしょうゆつけ麺の方がウマいと言ってるが(^^;、しかし担々つけ麺の方が稀少だから、雑誌記者も記事は書きやすいよね。

 てなわけで「こういうのもありますけど」的なメニューなんだろうと予想しつつ、あまりに有名なのでやっぱり一度は食っとかないかんわな、と。

 京橋の駅を出て、さて、どこにあるのやら……。
 雑誌の地図を見ても、なんかようわからんなあ。

 ……と思っていると。


JRと京阪の京橋駅の間の通路から
  
 あらら、こんなところに看板が。(^^;

 看板にしたがって行ってみると、曲がってすぐに発見。


剛力ラーメン@京橋

  正面から屋号見えへん。なんやのこの、下からの角度。(^^;

 店内にはかなり若い兄ちゃんが2人。
 おそらくは2人とも店を任されているバイトと思われる。
(食ってる最中にもう1人来て、「今日は違うで」とか大声でバイトトーク全開(^^))

 迷わず「マヨネーズラーメン」を注文。


マヨネーズラーメン(¥790)@剛力ラーメン

 なるほど、こういうルックスね。


マヨネーズラーメン近影

  あ、あの言葉だけは言っちゃダメだよ。(^^;

 具はネギ、カイワレ大根、ゆで玉子、チャーシュー。 
 麺はやや細めの半透明縮れ麺。
 スープは鶏ガラ豚骨&マヨネーズ。これに七味唐辛子がふってある。

 まあだいたい予想通りの味。
 マヨネーズの味はしなくて、どちらかといえばマヨネーズの材料である玉子と油がそのまんま入った感じ。乳化しているので口当たりがマイルドになっている。
 ただ、同じマヨネーズの材料であるはずの酢の味は全く感じなかった。
 口に何となく苦みが残るのは豚骨とマヨネーズと七味唐辛子の相性かなあ?

 で、トータルの味は……「まあこんなもん」。
 というか、うん、インパクトは凄いけど味は平凡……といってしまうのは語弊があるか。他にない味だけど、別にとりたてておいしいわけじゃなく、かといってマズいわけでもないという意味での「平凡」ね。
 「マヨネーズ入り」という状況的なインパクトがなければ一瞥で終わりですな。

 駅前でサクッとやるという位置づけの店だろうし、話題作りのイロモノメニューで評価されても困るだろうけどね。それは考慮してあげないといけないとは思う。

 おそらく普通のラーメン(¥600)は普通においしいと思う。
 ただ、わざわざ190円も余分に払ってマヨネーズを入れてもらう必要はないでしょう、というのが結論。


2006/12

洛二神
感想 ★★★★
住所 大阪市北区浪花町4-22 藤ビル1F西 >>地図
TEL 06-6371-1088
営業時間 18:00-25:00(売切れ次第閉店)
定休日 日曜日
メニュー

 2001年の開店以来、絶賛の嵐やまぬ評判店。
 実際、開店時間から30分後には既に10組ほどの行列が出来ていた。

 この店の評判のキモは「ダブルスープ」。
 豚骨・鶏ガラといった、「肉系」のダシと、煮干し、鰹節、昆布、しいたけ、干しエビ……などといった「魚介系」のダシとを別々に取り、盛りつけの段階でブレンドする。
 初めから一緒にしてダシを取るとどうしてもそれぞれの味が小慣れてしまう。このやり方だとそれぞれのスープの輪郭が残る、エッジの立ったインパクトのあるスープになるというわけだ。

 店内は魚介系のダシの匂いが充満しており、まるでうどん屋のようだ。
 内装は普通のラーメン屋で、少し安心。
 最近は妙に「和風」を気取って、内装までうどん屋や割烹料理屋っぽくするところが増えたので。(いや、演出としてそれもアリだと思うけれど、みんながみんなやるとねえ……ってこと)



味付玉子入り中華そば(\700)

 麺は普通やや縮れ。
 具はネギ・海苔・しいたけ・チャーシュー。
 スープは「ダブルスープ」。

 麺は少し匂いのある、かん水麺? 安物っぽい匂いが少しする。
 チャーシュー、玉子は抜群。
 特に玉子は色が薄いのにしっかり味がついていて素晴らしい。
 しいたけも、かなり意外だけれど、このさっぱり感が結構いい。
 スープも、魚介系の旨味の後に肉系のコクが出てくるという、なんとも絶妙なバランスだ。
 このバランスにたどり着くにはかなりの試行錯誤が必要だったと思う。しかも化学調味料を使わずにここまでの味を出すのは、かなり手間がかかってるのは、想像に難くない。

 凄い。
 絶賛されているのもよく解る。

 ……でも。
 でもさ。
 スープのバランスがいいからって、即ウマいんだろうか?

 何なんだろう? この「物足りなさ」は。
 どれを取って説明しても誉めるしかないんだけれど、トータルの「ラーメン」として見たとき、どうしても「こりゃウマいッ!」って思えないんだなあ。

 思うに、これは「麺」じゃなかろか。
 確かに「ダブルスープ」は凄いし気合い入っているけれど、同じだけの気合いが、麺にも入ってるんだろうか?
 いや、入ってたら申し訳ないんだが、どうにもスープの気合いを麺が受け止め切れてないように思える。
 つまり、スープとしてのバランスは大したものだけれど、ラーメン全体のバランスとしては……ということ。

 ラーメンは麺を食べるのであって、そのためにスープがあるんだもんね。
 麺が美味しくないラーメンは、ダメですよ。
(いや、この店の麺も普通に美味しいのだが、スープが抜きん出てる分、目立ってしまうんだ。これがバランスってもの)


 ……この「物足りなさ」が「味の素」の味じゃないんだろうな?と、自らに問うてみたりして(笑)。

※ネットで調べてみると、営業時間はサイトによってバラバラ。
 ここに書いたデータは店の貼紙にあったもので、一応は一次情報(2003/01末現在)。

※隣のたこ焼き屋「うまい屋」も美味しい店なので、待ってる間に食べてみよう(笑)。チト高いが。



8.5
2003/01

追記:

 2年くらいぶりに来たら具が変わってた。
 シイタケがなくなり、干しエビと昆布になっている。

(写真なし)

 この店は魚系と動物系のダシを混ぜる、いわゆる「Wスープ」の店。
 今では関西でもWスープを出す店は珍しくなくなったが、この店は関西におけるWスープのパイオニアとして開店当初から評価が高い。
 しかし前に食った時も書いた通り、どうも私はいいと思わないんだよなあ。

 確かに魚介系のスープとと動物系のスープのバランスは絶妙だと思った。
 しかしそうやって出来るスープと麺との相性は必ずしもよくないんじゃないかと。

 そういうことを前回書いたんだけども、今回もその感想はあまり変わらなかった。

 しかも残念なことに、私はスープの味は前の方がよかったと思う。

 具体的に何が違ったのかよく判らないが、少なくとも油が以前に比べてかなり多くなったと思う。

 油で丸めなきゃいけない味って、このスープにないでしょう。
 ダブルスープはエッジが効いてるからこそいいわけで。
 まあエッジが立ちすぎるからの油ってことなのかもしれないけど。

 にしてもこの油、香りづけされてるわけでもなくウマいとも思えない。

 新しい具も、ウマいのかと問われれば、やっぱり少しためらってしまう。

 まあツー好みなのかもしれませんが。
 私にゃわかりません。

 ただ、麺自体は前回に比べて格段に良くなってるような気がする。

(その後テレビで見たところによると自家製麺に切り替えたのだそうだ。なるほど、そういうことかリリス)

2005/09
★★★★★★★☆☆

こだわり中華そば 一久 大阪天満宮店
感想 ★★★★★
住所 大阪市北区天神橋2-5-17  >>地図
TEL 06-6356-1915
営業時間 11:30-23:00
定休日 日祝
URL http://www.ikkyuu.com/
メニュー
 
 山口県宇部の有名店だそうだ。
 2001/01/22に開店したという、関西(というか県外)1号店。

 「宇部ラーメン」。
 この言葉は聞いたことがあるが、どんなものかは全く無恥。いえ、。いえ、無知。

 この店のラーメンが典型的な「宇部ラーメン」なのか、それとも単なる宇部に本店を持つラーメン屋なのかも、もちろん知らない。
 本店のサイトを見てみると「山口県名産、こってり、とんこつラーメン」だそうだから、うん、宇部ラーメンは、これなのかも。



 店内は中途半端なレイアウトで、ホールが2分割されているような印象を受ける。
 まあそれほど大きな店ではないからこういうこともあるんだろうね。
 2年前の開店だと考えてみると、ちょっと店内のヘタり方が早いようにも思える。
 これは客がたくさん来たからか、それとも?

 注文してから来るまでやたら長い。
 10分以上待って、やっとありつけた。



こだわり中華そば(\600)+味付半熟煮玉子(\100)

 麺はちょっと細めのストレート。
 具はネギ・メンマ・チャーシュー。
 スープは豚骨醤油。

 無茶苦茶濃厚なスープで、ちょっとびっくり。
 天下一品のスープを思い出した。
 そのくらいドロリとしている。
 しかしこちらはトンコツ。

 味は見かけ通りに濃厚。
 「コッテリなのにサッパリ」なんて巷の軟弱なラーメンを見下しているかのように、「コッテリでいてコッテリ」という、どこまでも濃厚なスープ。
 メンマもばっちりウマい。
 麺もチャーシューも、ちゃあんとこのスープに合っている。
 麺は少し柔らかめだが、これもこのどろりとしたスープには、合うのだ。
 そして味付半熟煮玉子。
 この濃厚なスープにこいつは必需品でしょうな。
 そして最後に口に残るネギが後味を落ち着かせる。

 至福よ。


9.0
2003/01


『digitalひえたろう』 HOMEま、ラーメンでも一杯。>大阪・北区

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