2003.02.24 偽・文章講座
「悪文」の典型としてよく使われるものに、こういう一文があります。
美しい貴方の娘
この文が何故悪いのかといえば、「美しい」が「貴方」にかかっているのか「娘」にかかっているのかわからないからです。つまり「美しい」のは「貴方」なのか「娘」なのか、書き手はわかっていても読み手には全くわからないのです。
この一文は正しくはこう書かなくてはいけません。
美しい貴方と、貴方の美しい娘
たとえ書き手にとって「美しい」のが「貴方」と「娘」のどちらかのみであったとしても、それを正直に書いてしまってはいけません。「美しい」と言われなかった方は書き手に対して「私は美しくないって言うの!」と激昂することでしょう。こういう場合は、お世辞であっても「両方とも美しい」と言っておくべきなのです。
「美しい貴方の娘」のような典型的悪文を書くことは、書き手と「貴方」と「娘」の間に余計な火種を投げ入れてしまうこと、ひいては「母娘どんぶり」の夢が遠のいてしまうことを意味します。このような失敗をしないよう、常に読み手の立場に立って文章を書くよう心がけましょう。
※なお余談ですが、この用例にはいくつか例外があります。たとえば筆者の経験ですと、ある女性に「スレンダーな貴方の胸」と言ってしまい平手打ちされたので、「スレンダーな貴方と、貴方のスレンダーな胸」と言い直したらコブシで殴られました。使い方に注意しましょう。
2003.02.23 化粧で骨格は変わらない
見上げた私の目に映ったのは、屋上から降り注ぐ彼女の小水であった。それは落ち行くと共に飛散し、それぞれに光を受け、まるで砕け散った黄金の欠片がこの私目掛けて
駄目だ駄目だ駄目だ。
2003.02.18 アメリカンロックの歌詞を和訳したらこんな感じになりそうな気がする(嘘)
ヘイ・マザー 愛しておくれ
いつものように どしゃ降りのキッスを降らせてくれ
ヘイ・マザー 癒しておくれ
同じベッドで 深く深く眠らせてくれ
昨日親父が言ったのさ 「お前は俺の子供じゃない」って
酒臭い息を吐きながら 俺を殴ってそう言ったんだ
そして親父は俺を縛って 俺のケツに突っ込みやがった
Ah なんてことだ マイ・ゴット
Ah 苦しいんだ 苦しいんだ
ヘイ・マザー 愛しておくれ
いつものように 焼きたてのクッキーを食べさせてくれ
ヘイ・マザー 癒しておくれ
俺が泣いたら ずっとずっと抱きしめてくれ
ヤク中のクソ親父 あいつは本当にどうしようもない
だけど俺は見ちまった マザーが親父とファックするのを
犬みたいに四つん這いで よがり喘ぐマザーの姿を
Ah お前は敵だ マイ・ゴット
Ah つらいんだ つらいんだ
ヘイ・ジョン 愛しておくれ
いつものように 期待に満ちた目で尻尾を振るんだ
ヘイ・ジョン 癒しておくれ
ふさふさの毛を 飽きるまで撫でさせてくれ
LaLaLa LaLaLa ……
※感覚だけで書き進めたらこうなりました。いろんな方々にごめんなさい。
2003.02.17 なんとなく思いついて妙に気に入ったフレーズ
どんなに優れた獣医でも、閑古鳥は治せない。寂れた建物、その看板。「動物病院」、文字や虚しき。
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