7湯目 玉名編
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実は私は1年間ほど熊本に仕事の都合でいたことがあり、その内の2ヶ月間を熊本市内、残りの10ヶ月間を玉名市で過ごした。玉名市は熊本県の北部に位置する、温泉街である。私は玉名を離れてから玉名を訪れたことがなく、今回約4年ぶりに訪れてみることにした。私は玉名にいた当時は玉名の温泉に入ったことがなく(笑)、その温泉に入るのが今回の大きな目的である。
今回はとりあえず高速を使わずに、下を通っていくことに。自宅のすぐ近くを通っている、鳥栖・筑紫野有料道路へ。天候はグッド。いい露天風呂日和だ。
有料道路の料金所を抜けて鳥栖市内へ。ここからは道も広くなり、色々な店舗が道路沿いに並ぶ。そこで前々から気になっているのがこのお店。「田舎風大盛カレー」曲角である。何が田舎風なのか?大盛って、ムチャクチャ大盛のカレーが出てきそうな気がするし・・・。1度は行ってみたい、怪しげな店である。
鳥栖市内を抜けてしばらく進み、また福岡県内に入り筑後市内へ。現在国道209号線を走行中。というか、渋滞中。筑後は全体的にずっと渋滞していた。平日の昼間だったのに・・・。なかなか進みまへんな。
209号線から443号線へ入り、南関方面へ向かう。そして今回のツアーの目的の1つである、南関町へ。その目的の1つというのが、「昼飯に南関素麺を食う」ということである。南関素麺は私の好きなテレビ番組「どっちの料理ショー」で特選素材としても紹介されたほどの素麺で、とにかくコシがあってうまいのである。1本1本が手延べで作られる、今となっては非常に貴重な素麺なのである。そしてその貴重な素麺が食べられるとっても素敵なところがココ。ふるさとセンター(南関町関川・0968−53−0155)。ここの食事どころ「関川」では冷たい素麺の他に、「古里定食」という、温かい素麺(にゅうめん)とこれまた南関名物の南関あげを使ったいなり寿司がセットになった定食が味わえるが、断然そちらの方がオススメ!手作りのだしにこれまた南関あげが入ったにゅうめんは、本当にうまい!この南関素麺を食べると、絶対に他の素麺は食えない!南関あげを使ったいなりも、口の中に入れるとほなかな甘味が口の中に広がり、非常に幸せな気分になれる!とにかく、ここのにゅうめんは一生に一度は絶対に食うべし!場所は、九州道の南関インターから車で5分ほど。
南関素麺と感動(?)の再会を果たし、そして玉名方面へ。そこでようやく到着したのがココ。尚玄(しょうげん)山荘(玉名市河崎町・0968−72−2266)。玉名市内には多くの温泉旅館があるのだが、何故か外来入浴ができる旅館が少ない。ナンデカ?そういうケチな旅館が多い中で、貴重な外来入浴できる温泉旅館がココ。見た目は非常にモダンな建物で、数々のデザイン関係の賞を受賞しているらしい。パッと見た目では温泉旅館とは絶対にわからない。私が玉名にいた当時も、ここは何なんやろか?と不思議に思っていた。
尚玄山荘の名前の由来は、玉名出身の親孝行の医師、徳永尚玄に由来する。へっー!そんな人がおったなんて全然知らんかったー。玉名に住んでいたのにー・・・。まっ、いいか。建物の中も外観と同じく、非常にモダンで清潔感がある。いい旅館だ!こういうところに一度は泊まってみたいなー。
非常にきれいな建物の中を少々緊張しながら浴場へ。ここのお湯は無色透明で、無味無臭。非常にサラサラとしたお湯で、泉質そのものには特に特徴はない。温度は少し熱めか?しかし、浴場がこれまた非常に清潔で、デザイン的にも非常に凝っている。私が浴場に入ったときは私1人しかいなくて貸し切り状態だったのだが、後で人が入ってきたため浴場の写真を撮ることができなかった。残念!ここの露天風呂は規模的には小さめなのだが、非常にきれいに手入れされた庭園(これも少し小さめ)を眺めながら入ることができる。なかなかいい気持ちだ。これで外来入浴は400円なのだから、安すぎる!もちろん、旅館の浴場なのでボディソープやシャンプーも揃っている。ちなみに外来入浴の時間は16時まで。
尚玄山荘でくつろいだ後、玉名市内を散策することに。とりあえず行ってみたかったのが、私が住んでいたアパート。ここは当時はアパート全体が会社の寮になっていたのだが、今では普通のアパートになってしまっているようだ。でも、当時と変わらず建っていたので(当たり前)、少しホッとした。でも、このアパートの周りは新しい道ができており(私がいた当時はまだ計画段階だった)、少し発展していた。ビックリ!しかし、当時よく行っていた居酒屋さんがつぶれていたのは残念だった。私がいなくなってしまったのが原因か?しかし、4年ぶりに訪れたのにけっこう道は覚えているもんだな。
これは玉名市内を流れている菊池川。この川を上流の方に行くと、観光地として有名な菊池渓谷までたどり着く。夏に菊池渓谷に行くと、非常に涼しくていいんだなー、これが。ちなみに、この菊池川の河川敷では毎年夏に花火大会が行われる。非常に近くで花火が見られるので、迫力があってオススメの花火大会である。
玉名市内の散策を終え、玉名市の北部にある三加和町へ。ここにも前々から気になっていた温泉があるのだ。玉名市内から車で約20ほど。着いたのはふるさと交流センター(三加和町大字大田黒・0968−34−2249)。ここには温泉がある本館と、様々な野菜や食材が売られている緑彩館からなる。ここの温泉は非常にヌルヌルしていて、なかなかいい気持ちである。温度もぬるめなのでいつまでも湯船に入っていられる。お湯から上がったら肌がスベスベに(笑)。ここはかなりオススメである。私が行ったときも地元の人たちでにぎわっていた。これで入浴料が300円なのだから、これまた安い!また、ここは「源泉100%」ということや、「ここのお湯は一切循環していません」ということを盛んにアピールしていた。逆に、そうでない温泉が非常に多いのだろうか?
温泉から上がるとこんなものがあったので、イタ気持ちいことが好きな私は早速試すことに(汚い足が写っていてスンマセン)。足をこの機械の中に入れると、下からボコボコしたものが場所ごとに順番に上がってきて、足の裏を刺激するという仕組み。痛くなければ問題はないのだが、痛いところが悪い箇所ということ。で、私の場合は指のすぐ下のあたりが少し痛かった。ここが痛いということは、一体どこが悪いのだ・・・?でも、風呂上りに足の裏を刺激するのは気持ちいいねぇ。この機械は一家に一台必要かも?ちなみに、この交流センターには休憩所や食事処もあるので、風呂上り後もゆっくりくつろぐことができる。
十二分にくつろいだ後に、交流センターを出発。そういえばあることを思い出し、ある地点へ向かう。というのも、熊本は水がきれいなことで有名だが、県内の至るところで水が汲める場所があるのだ(もちろんタダ!)。この交流センターの近くにも水汲みスポットがあったのを思い出し、そこへ向かったのだ。行ってみるといるわいるわ、人がたくさん。地元の人たちはもちろん、久留米ナンバーの車の人もいたので、はるばるここまで水を汲みに来ているのだろう。しかも、皆さん大きなポリタンクを何個も持ってきている!車のトランクはもちろん、室内までポリタンクで一杯にして帰っていった。それだけここの水はうまいんやろうねぇ。私もペットボトル(500ml)を持っていたので、それに水を汲んでみた。飲んでみるとほのかに甘い感じが・・・。おいしい水に囲まれて生活している人たちがうらやましい。
帰りはさすがに疲れたので、南関インターから九州道へ。九州道の楽しみといえば、やっぱり山川PAのラーメンである。PA側でも「山川ラーメン」として、大々的に宣伝しているようだ。前はこんなことなかったのに(笑)。基本的にはとんこつラーメンなのだが、私がいつも頼むのはみそラーメン。とんこつをベースにしたみそラーメンなのだが、濃厚なスープがうまいのだ。ここのラーメンが今のところ全SA・PAの中では1番うまいと思うが、さてどうだろうか?しかし、1人温泉ツアーの最後をラーメンで締めるのが多くなってきたな・・・。
ということで、今回の玉名編はここまで。自分自身、4年ぶりの玉名ということもあって非常に行く前から楽しみにしていたのだが、期待以上に楽しかったツアーとなった。尚玄山荘の非常にきれいな建物、三加和温泉の泉質などは非常に印象深かった。玉名の町並みは私がいた当時からあまり変わっておらず、少しホッとした部分もあった。玉名周辺はまだ温泉地がたくさんあり、また機会を見つけて訪れたいと思う。そのときの昼食は、もちろん南関素麺だ!