993アライメント調整 キネマティックトーイン
993のリアには独特のキネマティックトーインという機構が使われています。コレを調整するに
は、993専用スペシャルツールが必要です。
ところが、わたしが使っているスペシャルツールを使えば簡単に調整することができます。
キネマティックトーインというのは要するにリアに仮想キャスター角が存在していることと同じで
す。993はサスアームがコーナリング中微妙に動くことによって、リアのトーインを維持し、リア
のスタビリティを上げています。
これがどれだけ動くかを規定しているのが仮想キャスターです。その仮想キャスターを計ること
ができればキネマティックトーインを調整するのと同じことになります。
わたしが使っているのはその仮想キャスターを計るツールです。
これがキャスターを測定するツールです。
これをリアキャリパーボルトに引っ掛けて
ゲージのバブルの位置を読み取るだけです。
これは、964用リアキャリパーのキャップボルトで
す。
993は標準のままではリアキャリパーに6角ボルト
が使われていますので、このツールが使えません。
それでこのボルトに変更する必要があります。
ボルトをつけるとこんな感じです。
実際に993のリアキャリパーににつけたと
ころです。
こんな感じになります。このバブルの値を
読み取るだけです。
実際はサスストロークを1Gがかかった
状態にして測定しないといけません。
ちなみに993CUPの標準キャスターは3度
になってます。わたしの993CUPもこれで
3度に調整しました。
参考ですが、パフォーマンスハンドブックによると993RSのサーキット推奨アライメントは
フロント キャンバー -2度10分 トーイントータル 5分±5分 キャスター5度20分+15分
リア -2度10分 左右それぞれ10分+5分 記載なし
993CUPの標準値
フロント キャンバー -4度0分 トーイントータル5分 キャスター4度0分
リア -3度40分 トーイントータル30分 キャスター 3度0分
NEZPIN設定値
フロント キャンバー-3度30分 トーイントータル0分 キャスター4度30分
リア キャンバー-3度0分 トーイントータル25分 キャスター 3度0分
わたしの場合Sタイアで鈴鹿サーキットがメインなので今のところこうしてます。
この値はあくまで参考です。時々変えることがあります。