台湾の切手事情

※NT$とは台湾ドルの略です。1NT$=3.5〜4円です。
 

【切手発行頻度・価格】
台湾や中国では切手を「郵票(ヨーピャオ)」といいます。 
記念切手はほぼ1ヶ月に1件くらいのペースで発行されます。 
1回に発行する形式は4枚1組が多く、他には小型シート、連刷もののシートなどの時もあります。 
一番多い額面が5NT$(ハガキの料金)ですが、39NT$なんて高額な額面のも発行されたりします。 
レートは1NT$=3.6円くらいですが、台湾の物価から金銭感覚的な換算をするとしたら 
1NT$=8円くらいでしょうか。 

日本の切手と比べて特徴を上げるとしたら、耳紙にまできれいな絵が印刷されている事です。 
図柄は個人により好みもあるでしょうが、風景・美術品・食べ物の切手がきれいだと思います。 
各発行枚数は1992年〜93年には1000万枚前後発行していましたが徐々に減少し
ここ1〜2年は250〜350万枚と落ちついてきました。 

台湾は湿気の多い場所ですので、切手の保存には適しません。 
このためか1970年以前の切手で状態の良いものは古いものほど高くなっています。 
さらに、「中国大陸との統一後には絵の切手が人気が出るだろう」 
という予想がどこかでされているようで、国宝絵の図柄で比較的大きな 
切手が高い値をつけています。


 
 
【郵政博物館】
台北駅の南西約2kmのところに郵政博物館があります。 
1階では、日本で言えば東京中央郵便局のようにここ数年の間に発行され 
まだ残っている記念切手を売っています。 
私はいつもここで台湾の切手を買っています。 
日曜も営業している(月曜が休み)のと、切手発行案内のパンフレットを見て 
注文書に枚数を書き込む方式なので中国語があまり出来なくても良い点がメリットです。 
2階以上に行くには、入場料として5NT$(=18円)要ります。 
(この入場券は後でハガキとしてそのまま使えます。) 
6階には台湾切手は勿論、世界中の切手が教室2つ分の部屋に 
縦にズラリと並べた薄い引出しの両面にギッシリ展示されていて 
その引出しを1枚1枚出したりしまったりしながら見物します。 
3〜5階には、台湾の郵便の歴史や仕分機などの紹介があります。 

郵政博物館のサイト


 
 
【台湾の切手店】
台湾の切手店は郵政博物館の周辺と、西門町より東側の台北郵便局周辺に集中して存在しています。 
雰囲気は日本の店とよく似ています。一つの建物に5〜8軒の店が入った ところもあり、
店主が寝てたりする事もよくあります。 
台湾切手は勿論、中国大陸の切手が人気があるらしく、中国切手を扱っているところが多いです。
日本切手はカタログ価(※デパートではその倍!)くらいしますが、 
中国切手はおそらく新切手で額面の1.5倍くらいです。あまりボッてません。 
あと香港・マカオも多いです。 
切手の値段・質は店によってバラツキがあります。 郵政博物館周辺の方が割安です。
台北郵便局周辺は扱う国数が多い切手店が多い事、コイン店が多い事が特徴です。

台北市切手店街マップ


 
【使用済切手・消印】
台湾では日本のように紙付切手のグラム売りがなされていません。
紙付き切手、あるいは水剥し済切手の山から自分で欲しい切手を探します。
価格は紙付き1枚1NT$、水剥し済1枚5NT$です。
売っているのは記念切手がほとんどで、古い普通切手なら100枚束も見かけますが
比較的新しい普通切手の使用済を買うのは困難です。

消印はどれくらいの種類が存在するのかハッキリ確認出来ていませんが、
昔は国内便の消印にわざわざ「台湾」という表記がありました。
これはおそらく「中華民国台湾省」の意味で、台湾からは中華人民共和国の独立を
認めてないためです。
最近はその辺りの主張があやふやになり、「台湾」表記もなくなりました。
消印に歴史ありですね。

台湾の使用済切手・消印


 
 
【その他】
台湾でオススメなのがストックフォルダーです。 
3つ穴バインダーが1冊80〜120NT$、黒ビニール製台紙が5枚入り25NT$です。 
台紙は1段(シート用)〜7段まで色々あります。 
ただし、作りがタイトなのでシートや小型シートを入れるのは大変です。 
このため保存用に買ったシートはビニール袋に入れたまま台紙に入れるか 
普通の方眼紙アルバム用保護シートに入れています。 
日本にあるパラフィン紙のシートブック・小型シートブックは売ってません。 

台湾では日本よりも切手好きな人が多いです。 
日本切手には「きれいで高い」というイメージがあり、プレゼントに大変喜ばれます。 
土産として何度か会社の切手好き小姐に買っていきましたが 
グリーティングシール切手やミッフィーの切手が評判良かったです。 

台湾の切手カタログは、どこかの切手商が作っています。 
A4サイズのオールカラーです。日本領時代のも載っています。 
カタログ価は実売価格よりも高めに設定されています。 
本屋にはなく切手店でしか買えません。


 

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