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そもそも欠陥住宅の定義はなんであろうか? 私たち設計者側からの意見では,「設計図および設計仕様書」道りに施工しない建築物をいう.又は建築基準法を守っていない仕様のまたは施工されているものを欠陥住宅といっていいと思う. 阪神大震災などでも教訓となったが,普段の生活で何も問題が無くても,台風,地震の時に問題が発生するのはあきらかに欠陥住宅である. |
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個人的には「秋田の家」のような施工をする悪質な業者と仕事をしたことがないが,世の中には本当に多いらしい.建築の施工は1人2人の手によるわけではないので,常識的には誰かが声を掛ければ防げるような気がするのだが,現場監督も関わった職人もみんな見て見ぬふりをしたのだろう. そのような「物づくりの魂」を持っていない人たちがグループになっているのだろうか.工務店や大工さんの中には,設計仕様に対して無頓着な人が多いのも事実.「オレのやり方で行く」方法はあまりにも時代遅れであり,無知なこと.以前,私の担当した工事現場の配筋が間違っていたので全てやり直してもらったことがある.無茶を言った話しではなく,教科書にも出ているし,学生でもわかる問題点だった.これは「意図した手抜き」ではなく「知らなかった」ことによる欠陥だ.しかも現場監督までがそれに気づいていなかったのだ.現場を見ているとそんな箇所がよくある.鉄筋の配筋などはコンクリートを打ってしまったら,もう終わりである. 千葉の秋田の家のような素人同然の施工をしてメシを食べている人たちがけっこう世の中にいることは知っていないといけない事実!もしかしたらあなたの家を施工しにくるかもしれないのだから.いくら設計者に頼んでも,現場で一方的に手抜きをされたら元も子もない.施工業者の建てた家を何件か見に行くくらいは最低限したいもの. |
| 下請けたたきによるコストダウンがここしばらく続いてきたが,最近になり限界に達したという記事をよく目につく.さらに,下請けたたき以外の方法によるコストダウンを計る試みも始まっている.基本は1次下請け,2次下請け会社のそれぞれの諸経費をいかに削減するかという話しになる.注目されるやり方の一つが「コンストラクション・マネジメント(CM)」方式.今まで総合建設業と言われるいわゆる「ゼネコン」に発注していたのを,個別に工事発注する方式.これらのシステム等についても考えていかないといけない時代に入った. |