歩兵第六十三聯隊下士官兵写真

九八式軍装の軍曹(右)と昭五式改造軍装の伍長(左)

昭和13〜15年頃の写真と思われる。右側の軍曹は、聯隊番号である「63」の襟部徽章を軍曹襟章の外側に着けている。軍衣は夏衣で釦は茶褐色である。左側の伍長は、昭五式夏衣を着用しているが、緋色の襟章は取り外され、聯隊番号の徽章のみが直接襟に装着されている。このように、九八式採用後も昭五式や改四五式が二装用や三装用として暫く着用されていた。左の写真や下の写真は肩章を付けているが、下から2番目の写真のように座布団型の襟章を付けている例が多い。

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昭五式改造夏衣着用の二等兵

上の写真の伍長と同じく襟章をはずして聯隊番号を直接襟に装着している。

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防寒装備の二等兵

防寒帽・防寒外套・防寒靴に着剣した三八式歩兵銃を持っている。銃剣はまだ白刃であり、黒錆染ではない。

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下士官兵の集合写真

前列中央の2人を除いて二等兵なので、聯隊内の教育関係の同じ班のメンバーで撮影したものと思われる。右端の2人はあとから糊で貼り付けられている。中央の下士官(左:軍曹、右:伍長)は昭五式に肩章という出で立ちだが、他の二等兵は九八式または昭五式でいずれも九八式の襟章を付けている。今日一般には、上級者ほど新型装備を率先して着用していたように思われる向きもあるが、実際は必ずしもそうとばかりは言えず、特に経験がものをいう下士官の場合、自分が古参兵であることを誇示するためにわざわざ旧型の軍服を着用することがあったという。終戦間際の頃でさえ、軍服に古い肩章をつけていて大佐と間違えられて敬礼され得意になっていた曹長がいた、というようなエピソードもある。

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綿製冬衣袴着用の二等兵

表地が木綿の綿入れ服で、「代用」の検定印が押されていることが多いので俗に「代用服」等と呼ばれている。軍装品専門店でもよく見かける物だが、外観上の特徴は、肩・肘・尻・膝に補強用のあて布が付いていることで、一見作業着のような印象も受ける。

ちなみに、「代用」という用語は、正規に支給される軍装以外に別途支給又は貸与して使用する物という意味で、陸上自衛隊でも今も使用されている用語である。一部には「代用」という言葉の印象に引きずられてこの服を差別する向きもあるようだが、これは軍装というものの本質を理解していないものであって、第一線の将兵にしてみれば羅紗地の軍服より実用性の高い「代用」服のほうがはるかに重宝されたのであり、それはすなわちこれが優れた被服だったということを示しているものである。

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九八式夏衣着用の二等兵

写真左右は別々の写真だがまとめて紹介する。

襟章は官給品の”座布団型”襟章で、その両側には、部隊番号である”63”の襟部徽章が縫いつけられている。

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防寒被服着用の将兵

写真左右は別々の写真だがまとめて紹介する。

写真左は、防寒帽を被り防寒外套を着用した兵の写真。

写真右は、防寒帽を被り防寒用作業衣(?)を着用した将校の写真で、拳銃嚢と弾嚢を装着している。

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将兵の集合写真

前列中央は少尉で週番懸章をかけている。その両脇は下士官(軍曹又は伍長)で昭五式を着用している。そのほかは二等兵で九八式を着用している。

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