ダージリン旅行記

14日目 バグドグラを経てデリーへ

 今日も朝食前にホテルの周りを散歩した。今までと別の方向に歩いていったら大きな木に着生蘭が花を咲かせていたり、枝から黄色い花がぶら下がったりしていた。

 
着生蘭        黄色い花房

 ホテルの前の道で軍服を来た少年が行進の練習をしていた。大きな声で号令をかけて歩いているが、揃ってなくてしまりがない。


行進の練習

 8時ホテルを出発、まずヒマラヤ登山学校に向かう。バスで行くと交通規制があるため時間がかかるので歩いていったら10分少々で動物園の前に着いた。登山学校はこの動物園の中にある。中に入っていくとグレート・バイト・ホーン・ビルというくちばしの非常に大きい鳥がいた。こんなに大きなくちばしでよく飛んだり餌をとったりできるものだと不思議に思うほどである。

 
動物園入り口             グレート・バイト・ホーン・ビル

 5分ほど奥に進んでいくと登山学校の前に出た。この学校は1953年にテンジンとヒラリーが登頂に成功したことを記念してネール首相によって建てられたもので、エベレストに登るにはこの学校の許可を受けなければならない。構内には200人を収容する寮があり、年3回登山講座が開かれている。我々は併設されている登山博物館を見学した。早い時間なのに館内は大勢のインド人であふれていた。

 館内にはエベレストの登頂者や登山用具、登山ルートなどが展示されていて、1924年にマロリーがエヴェレストの頂上近くに達していることが確認されていると書いてあった。マロリーは遭難してしまったが、マロリーが最初のエヴェレスト登頂者らしい。


ヒマラヤ登山学校付属博物館

 9時15分ダージリンを出発、来た道を引き返す。高度が下がるにつれ気温が上がり遂に35度を超える。また電池をカメラから外してスーツケースにしまうように添乗員に言われたが、シャッターチャンスを逃したくないので一眼レフの電池は外さずにおいた。

 13時10分バグドグラ空港に到着した。この空港はインド空軍と共用なので戦闘機が轟音を上げて飛び立っていったり、パラシュートを広げて着陸したりしている。写真を撮りたいが撮影は厳禁である。空港内のレストランで昼食をとる。中華料理でチャーハンや焼きそばが出た。

 手荷物検査のさいビデオカメラを動作させるように言われた。電池がないと断ったが、1眼レフの方はファインダーを覗いてピントが合うか調べていた。もちろん電池は没収されなかった。この検査の状況から、他の空港でもカメラやビデオカメラの電池は外さなくても良さそうだ。搭乗口でもう一度手荷物検査を受けてからジェット・エアウエイの9W601便に乗り込む。タラップまで歩いていったが、ただでさえ暑いのにジェット機の排気ガスが流れてきて息が詰まってしまいそうになった。

 14時52分に離陸、20分ほどして機内食が運ばれてきたが、中華料理を食べたばかりなのでメインの料理は受け取らずヨーグルトとデザートだけで済ませた。

 16時38分デリーの国内線空港に着陸し、17時15分にバスに乗り込む。デリーは快晴で気温が38度もある。しかし昨日は45度あったというからこれでもましだ。25分ほどで初日に泊まったハイアット・リージェンシーに到着、ホテルのレストランで今回の旅行の最後の夕食をとった。


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