8日目 ブメ族とカロ族の村訪問
今日はムルレのキャンプサイトに連泊しブメ族の村とカロ族の村を訪問する。
夕食に山羊肉の料理を出すというので若い山羊が1頭殺された。以前豚の首を切って殺すときの写真を撮ったらしばらくして首を傷め痛みがとれるのに3年以上かかったので殺すときは遠くに行き、殺された後の写真を撮る。
山羊の解体
9時にキャンプサイトを出発、曇っているがひどく蒸し暑い。相変わらず細かい土埃が舞い上がる。50分ほどしてオモ川の船着場に到着した。対岸にはカンガテ村の風車や民家が見え、川岸には水を飲みに下りる山羊の群が見える。
オモ川 山羊の群
ボートで対岸に渡る。川底を棒で押して進んでいくが川の中に出ると流れが速いので始めは川岸に沿って上流に進み後は流されながら対岸に渡る。
渡し舟
カンガテ村にはブメ族が暮らしている。ブメ族は人口約9万人でオモ川の西側とケニヤに住んでいる。男女とも14歳になると割礼をし、結婚するときは男が女の家に牛を20頭から30頭プレゼントする。カンガテ村の人たちは以前は町から遠く離れたところに住んでいたが風車でオモ川の水をくみ上げられるようになってから町に近い場所に住むようになった。今では学校に通い英語を話す人もいてケニヤに働きに出かけている。
カンガテ村の広場
1人2ブルずつ払って村の人たちの写真を撮る。未婚の女性は赤いネックレスを、既婚女性は茶色いネックレスをしている。
男は布の腰巻をしている。ペインティングをしている男がいたがほかの男はしていないので写真を撮ってもらうための演出かもしれない。
ブメ族の男(拡大)
この後満月の夜に行われる男女の求愛の踊りを見る。跳び上がったりする動きの速い踊りで、土埃が舞い上がりカメラが白くなってしまうが気にしていられない。
ブメ族のダンス (拡大) (拡大) (拡大)
ブメ族のダンス(拡大) (拡大) (拡大)
11時30分カンガテ村を出発し12時50分キャンプサイトに到着した。昼食をとった後は夕方まで休憩する。
昼食
17時キャンプサイトを出発、10分ほどでカルチョ村に到着した。オモ川を見下ろす高台にある眺めの良い村でここにはカロ族が暮らしている。カロ族はハマル族と同属で共通の文化を持つがハマル族は牛跳びの儀式はしない。女は背中や胸に鞭の傷をつけ男にアピールしている。カロ族の人口は約1万人でオモ川沿いに住み以前は狩猟生活をしていたが今は牛やヤギの放牧をしている。満月の夜に2列になって踊り結婚相手を探す。このとき女が男を選ぶ。未婚者はフリーセックスであるが結婚すると首に輪をはめて溶接してはずれなくし夫以外とは交わらない。
オモ川
早速村の写真を撮る。ここは背景が良く子供たちの襲来もないので写真を撮りやすい。
体に白や黄色のペインティングをする。
牛を放牧していた男が帰ってきた。これも良い被写体だ。
放牧から帰る男(拡大)
キャンプサイトの手前に急傾斜があり車が登れないので降りて写真を撮る。晴れれば乾いた土にタイヤが埋まり、降ればぬかるみにタイヤが沈みどちらにしてもドライバー泣かせの悪路である。
悪路
夕食には山羊の肉が出た。かわいそうだが食べると臭みがなく柔らかくておいしかった。