14〜16日目 アディスアベバからバンコク経由成田へ
いよいよ帰国の日になった。飛行機の出発が夜なので午前中は自由行動であったが安全上の問題からホテルの構内から出るなと言われているので昼食の時間まで部屋にこもってパソコン相手に過ごす。
ホテルのレストランでブッフェ式の昼食をとったあとバスに乗って市内観光に出かける。ホテルの前にメネリク2世通りがあり、坂を登っていくと突き当たりに今は首相官邸として使われているメネリク2世の宮殿がある。
ここで左折し少し走るとチャーチル通りに出る。市内は建築ラッシュで10階建てくらいのビルが次々建てられている。車の数も増え電気も以前より明るくなったという。
少し走るとハイレ・セラシュ皇帝によって建てられたユダのライオン像がある。台座の4面にはメネリク2世、ハイレ・セラシュ皇帝、メネリク2世の娘、ハイレ・セラシュ皇帝の父親の像のレリーフがある。
ユダのライオン像
ここからに100mほどのところにアディスアベバ中央駅がある。この駅は1880年にメネリク2世の命で造られたフランス様式の駅で、ここからジプシまで700km線路がつながっている。週に1回列車が出ていてジプシまで2日かかるという。駅の屋根の上にはエチオピアとジプシの国旗が掲げられてる。駅の構内には博物館級の車両が並んでいた。
アディスアベバ中央駅 車両
次にマスカル広場を訪れる。大変広い広場で片側には数万人が座ることのできる観覧席が設けられている。キリストが磔になった十字架がここで見つかったという言い伝えがあり毎年9月29日にマスカル祭が行われる。
マスカル広場
このあとはコーヒー店に行き、エチオピアコーヒーを買う。ブルが余っていたのでお土産用に500グラムを45ブルで買う。次に本屋に行く。エチオピアの少数民族の素晴らしい写真集があったが90ドルもしたので持ち帰っても見ないのだからと思ってあきらめる。。次にスーパーに行きチョコレートなどを買い持っていたブルを大体使いきる。最後に土産物屋に行ったが興味がなくなったので眺めるだけで済ます。
コーヒー店
ホテルに戻ってスーツケースをパッキングし、チェックアウトをしようとロビーに出ると飛行機が2時間遅れるとのことでチェックアウトをせずにレストランに行き中華料理を食べる。アフリカなので味は期待していなかったが結構おいしかった。何料理かと聞くと江西南昌料理という聞いたことがない名前が帰ってきた。
テディーさんが近くにある自宅から子供を連れてきた。目が大きくなんとも可愛い子だった。メンバーの1人が折り紙をあげたら頬にチュットキスをした。仕草はヨーロッパの子供と変わらない。
中華料理店 テディーさんと愛娘
ホテルに戻って休み20時55分にホテルを出発、30分ほどで空港に到着した。2時間遅れのはずのエチオピア航空ET-636便の飛行機が出発予定時間になっても飛んでこない。いつも連絡がなくても2時間は遅れるのに今日は連絡があっておかしいという瀬川さんの心配が的中した。予定時刻を2時間近く遅れて飛行機が飛んできてようやく搭乗し当初のスケジュールから4時間半も遅れて3時33分にようやく離陸した。
離陸後40分ほどして眠くなったころ夕食が運ばれた。メニューは白身の魚のフライとライスと豆とニンジン、豆とニンジンのサラダ、クリームケーキ、パン、チーズ、クラッカーであった。ねむかったので食後すぐ目をつぶって休む。6時間ほどすると朝食が運ばれた。到着地の時間だと12時30分だから昼食になるかもしれないがパン2個とフルーツでは朝食と考えた方が良い。
夕食 朝食
ET-636便は9時間弱のフライトで現地時間の16時20分にバンコクのドンムアン空港に着陸した。入国審査を受けて近くのラマガーデンホテルに向かい10分少々で到着した。
客室
ホテルのレストランで今回の旅行最後の夕食をとる。ブッフェ式だったので昼食が抜けた分刺身やタイラーメン、カラスミのパスタなどを腹いっぱい食べ、最後は南国のフルーツとアイスクリームで締めくくった。客室に戻った後タイ式マッサージが1時間14ドルというので試してみたかったがもう時間がない。仕方がないので風呂に入ったあとは眠りこまないようパソコン相手に過ごす。
スープ サラダ カラスミ
タイラーメン 刺身 フルーツ
20時45分にラマガーデンホテルを出発、20分ほどでバンコク空港に到着、ここで関西空港へ向かう7人と別れてタイ航空のTG-642便に乗り込んだ。
TG-142便は23時30分にバンコク空港を離陸、10分ほどして菓子が運ばれた後は機内灯が消され仮眠をとる。2晩続けて機内泊なので眠れたが首が痛くなりなんども目を覚ましてしった。
やがて機内灯が点灯した。もう日本時間で6時になったのだ。ほどなく朝食が運ばれた。メニューはサバの塩焼きおご飯、フルーツ、パン、ヨーグルトであった。食べ過ぎて肥ってしまったので、パンとヨーグルトは食べずに持ち帰る。
朝食
この後すぐに着陸態勢に入り、7時11分、TG-142便は5時間40分のフライトで成田空港に到着し16日間の旅は無事に終わった。今回の旅は添乗員、ガイド、参加者、それに天候にも恵まれ楽しく充実した旅であった。ただ、細かい土埃りのひどさにはまいった。体も服もすぐ埃で汚れてしまう。かといって雨が降れば今度は地面が泥沼のようになって車が動けなくなってしまう。いずれにしても大変なところなのだ。
また、写真を撮ろうとすると2ブル、2ブルと言って手を出してくるのも精神的にこたえた。金額はたいしたことはないが、金を出して写真を撮ることに抵抗を感じるのだ。私は写真を撮らせてもらって会釈すると相手も会釈を返してくるというような心の通う写真を撮りたいのだ。添乗員は援助だと思って出してくださいというが、良くない習慣が定着したものだ。