青海省旅行記
13日目 ジェクンド(玉樹)からマドゥオ(瑪多)へ
今日はジャナ・マニやチュジェ・ゴンパを訪ねながら3日前に泊まったマドゥオまで引き返す。
8時30分にジェクンドを出発、ガソリンスタンドで給油した後5分ほどでジャナ・マニに到着した、この寺はサキャ派の寺院で境内にはオン・マニ・ペメ・フームという文字を書いたマニ石が1億枚以上積まれていて世界1の数ということでギネスブックに登録を申請しているという。
寺の脇でおばあさんがマニ石を売っていたので全員が1枚ずつ買ってマニ塚に積み重ねる。大理石の板に5色の絵具で真言が書いてあって1枚1元(13.5円)であるから作る人は奉仕として作っていて売っているおばあさんも無報酬で働いているのだ。
ジャナ・マニ集会堂 マニ石を売るおばあさん
お堂の中央には最初のマニ石や手や足の型、後方の壁の前には千手観音像や名のわからぬ仏像とともにダライ・ラマの写真が飾られていた。ここでもダライラマはチベットの王として扱われているのである。
仏像
本堂の右側の建物には大きなマニ車が収められていた。玉樹州で1番大きいマニ車だという。建物の脇には仏塔の列がありその下にはマニ車の列があってチベット人が回しながら歩いていた。
マニ車 仏塔の列
30分ほど見学し9時半にジャナマニ城を出発、長江の支流に沿って走る。川に子アヒルがいて速い流れに流されないよう群を作って懸命に泳いでいる。道路工事が行われていてしばしば停車させられたがあまり長く待つこともなく通過する。
子アヒル
しばらく走るとヤクを使って畑を耕していた。ヒューヒューと口笛のような音を出してヤクを動かしている。ヤクはこわそうに見えるが実に従順だ。
ヤクを使った耕作
このあと4400mの峠を越し、11時15分にチュジェ・ゴンパ(竹節寺)に到着した。
チュジェ・ゴンパ
ゴンパの前の広場に僧たちが輪を作っていたので傍に行くとこれから昼食をとるところであった。暗い寺の中で食べるより明るい外で食べたほうが気持ち良いのだろう。
食事風景
集会堂の中に入ると非常に多くのタンカ(布に描いた仏画)が懸けられていた。これらのタンカは寄進されたもので寺院にあるタンカの総数は1万枚を超えるという。
堂内(左拡大)
この寺はディクン・カーギュ派で、集会堂の正面には釈迦の像が祀られている。また背後の棚には祖師の像や仏塔が収められている。
釈迦像 背後の棚
見学を終えて外に出ると食事を終えた小坊主たちが集まってきた。デジカメで写真を撮って見せると大騒ぎだ。小坊主たちは僧衣を着てはいるが普通の子供とたいして変わらない。
小坊主
13時にチュジェ・ゴンパを出発、1時間15分ほど走ると清水河村に到着、ここで遅い昼食をとる。高度が4350mあるが食欲は一行に衰えずまたまた食べ過ぎしてしまった。
食堂
1時間ほどして出発、1時間ほど走るとバヤンカラ峠に出た。高度は4560mある。白人のグループがマウンテンバイクに乗って走っていく。外国の山地に行くとサイクリングをしている白人のグループを良く見るが日本人のグループは見たことがない。こういう高地をサイクリングすることは大変気持ち良いと思うが、日本の旅行会社は事故を恐れてサイクリング・ツアーを主催しないのは残念である。
サイクリングの白人
さらに1時間ほど走るとアヨン・ゴンマ・ツォ湖が見えてきた。マドゥオの町はもうすぐだ。町の手前で休憩する。マドゥオの街並みや瑪多黄河橋がすぐ先に見える。
マドゥオの町
18時10分、暗くなる前にマドゥオの招待所に到着した。こんどはお偉方のお付きの部屋になったが2人部屋なので十分な広さである。