湖南省旅行記

13日目 鳳凰から張家界へ

 今日は鳳凰から張家界まで200km移動する。

 雨が降る中、8時にホテルを出発する。1時間半ほどで吉首市を通過する。大きな都市でタクシーは軽自動車ながら車体が新し
い。自転車はほとんど見られない。坂が多いので自転車は人気ないのだ。

 2時間近く走ったとき左手に大きな酒工場が見えた。湘泉工場という湖南省で一番大きい酒工場で、38度から54度の蒸留酒が造られている。酒鬼という酒が有名で500mlで300元(4500円)もしてマオタイ酒より高いという。「酒鬼」は煙草の「芙蓉王」、茶の「君山金針」とともに湖南三絶と言われている。

 トンネルをいくつも通り抜けて11時30分王村鎮に到着した。この村は「芙蓉鎮」という映画のロケで有名になり、今では芙蓉鎮で通用している。ここのホテルで昼食をとった後、町の中を散歩する。石畳の細い通りが2.5kmも続いていて時代劇の雰囲気だ。

 
ロケが行われた通り

映画に出た家

 町の観光を終えて近くを流れる猛洞河の岸に出ると水面まで長い階段が続いている。増水期になると水位が10m以上も上昇するので町は高いところに造られており、減水期には水面が低くなるので階段が造られているのだ。 


河岸の階段

 13時30分王村鎮を出発し、ぬかるんだ泥道を通り抜けると石堤鎮に出た。T字路に出ると右手でトラックがバスとすれ違いできなくて停まっている。道路脇にたくさんの3輪タクシーが駐車していて道幅が狭くなってしまったのだ。ようやくバスとトラックがすれ違うと後からバスやトラックが次々走ってきて対向車が全部通り過ぎるまで20分も待たされてしまった。


渋滞

 石堤鎮を出てガソリンスタンドでトイレ休憩をしたとき近くに立派な墓があった。中国では土葬は禁止されているというが、農村地帯では守られていないようだ。


 山の中の凸凹した道を通り抜け17時10分張家界市に到着した。張家界市は観光で発展した都市で人口は150万人、60%が土家族である。今夜泊まる祥龍国際酒店は4星ホテルで外観は立派だが、暖房は効かず風呂の水はぬるくて入れず客室のサービスは2星ホテル並みだ。


祥龍国際酒店

 夕食の時間までホテルの周りを散歩する。近くに大きな市場があり、お茶や煙草の草も売られていた。高級緑茶が200グラム25元(350円)で買えた。ホテルの客室にSARSの注意書きが置かれマスクをしている従業員も居たが街にはマスクをしている人は見られなかった。

 
お茶        煙草

サトウキビ売り

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