貴州省旅行記

3日目  六盤水から六枝へ

 今日はミャオ族の村を訪れながら六枝まで移動した。 


 8時にホテルを出発する。明け方近くまで降っていた雨はあがり雲の隙間から青空が見える。最初に小花ミャオ族の村バカツ村に向かう。舗装路を30分ほど走った後凸凹の泥道を5分ほど走りさらに舗装路を5分ほど走ると馬(口戛)村に到着した。

 
泥道           馬(口戛)村

 1軒の民家の中を見せてもらう。土間のビニールシートで仕切られた寝台の脇に牛の部屋も作られていた。牛は大切な財産なので盗難予防に一緒に暮らしているのだ。 


民家
 
民家の中

 村の人たちが集まってきた。若い人は民族衣装を着ていないが、おばあさんは今も民族衣装を着て過ごしている。

  
おばあさん          おじいさん         幼女

 村の女性に民族衣装を着てもらい写真をとる。民族衣装としては比較的シンプルだ。

 
小花ミャオ族の民族衣装

 若い女性に髪飾りをつけるところを見せてもらう。赤く染めた長い毛糸の束を頭に巻いていく。かなり重そうだ。

 
髪飾りの巻き付け

髪飾り

 次いで蘆笙の演奏を聞かせてもらう。小花ミャオ族は蘆笙で有名だというが身体を飛び跳ねたり回ったり歩いたりしながらの巧みな演奏だった。

 
蘆笙の演奏

 10時まで見物した後来た道を引き返しホテルに戻る。昼食まで少し時間があったのでホテル近くにある市場で下車して見物する。

 
市場へ向かう人        市場内部

 女性が2つの包丁を使って豚肉の細切れを作っていた。重そうな包丁だが機械のようにリズミカルにまな板を叩いていた。奥の方に犬肉の売り場があった。貴州省では犬肉が人気あり、豚肉の5倍くらいの値段で売られている。

 
肉売り場          犬肉

 ホテルに戻ってトイレ休憩をしてから六枝に向かって出発し、途中水城県のレストランで昼食をとる。


レストラン

 水城県で一番高級といわれるレストランだけになかなか味が良い。北京ダックが出たがほかにもおいしい料理がたくさん出たので半分以上残ってしまった。

 
料理          北京ダック

 12時50分にレストランを出発する。このあたりは石炭が地表に出ていて石炭の上に建っている民家もある。トイレ休憩をしたとき近くに墓がたくさんあった。直径4m、高さ2mくらいの大きな墓だが土葬なので1つの墓に1人しか埋入っていない。86%が山で平地の少ない貴州省で大きな墓を次々作っていったら畑がなくなってしまうのでないかと気になる。

 

 13時25分歪梳ミャオ族の村に到着した。丘の上に造られた村で周囲は段々畑に囲まれている。この村には100世帯500人が住んでいる。


歪梳ミャオ族の村

 民家の庭先で2人の老人が煙草を吸っていた。親子だそうで親の方に年を聞くと84歳だというが、そばにいる息子とあまり変わらない年に見える。今も畑を耕していて、煙草は自分で作っているという。

 
村の風景        おじいさん

 村の中に教会があった。この村には1770年にキリスト教が伝わったという。中を見て見たかったが鍵の管理人がいなくて見られなかった。


教会

 村の人に民族衣装を着てもらい写真を撮る。この村の民族衣装はなかなか手が込んでいる。民族衣装は自分で作るが、昼は農作業や家事に忙しく夜に作るので1年かかるという。日常には着ず、正月や祭、葬式、結婚式などに着ている。


 民族衣装

 髪飾りの漬け方を見せてもらった。黒い毛糸の束を頭に巻いていくのであるが、髪を側頭部にまとめるので歪梳と呼ばれるようになった。

 
髪を側頭部にまとめる       毛糸の束をつける
 
毛糸の束を頭に巻く       完成

 14時30分出発、すり鉢型の山の間を走っていく。すり鉢型の山は見た目には美しいが石灰岩の塊で木の生えられない不毛の山である。


  
鍬を引く老人

 16時25分四印ミャオ族の村に到着した。

 

 民族衣装を着た子供たちがやってきた。胸に四角い布をつけている。この布に々デザインの4つの模様が刺繍されているので四印ミャオ族の名が付けられたのだ。背中のほうにも手の込んだ刺繍がしてある。全部手作りだから作るのは大変だ。

 
民族衣装を着た四印ミャオ族の少女
 
四印

 若い娘さんが出てきた。年を聞くと14歳といったがお化粧をしていて20歳近くに見える。紙に美人と書いて見せたら大テレしていた。


娘さん

 帰りがけに村の奥に入っていった。田んぼを持っているせいか先程訪れた村よりは豊かで石造りの家が多い。民家の庭先で石炭の粉を練って饅頭を作り干していた。

 

 17時15分村を出発、再びすり鉢型の山の続く道を走る。


すり鉢型の山

  17時40分六枝特区に入りさらに20分ほど走って金龍大飯店に到着した。2星のホテルで24時間使える風呂がついていたが、エレベーターはなく4階まで歩いて登らなければならなかった。チェックインの際エアコンのリモコンを受け取ったが、エアコンを使わなくても寒くならなかった。

 ホテルのレストランで夕食をとった後、またマッサージに行った。今日も料金は30元(450円)だったが30分で終わってしまい、物足りないので別の店に行って脚洗をしてもらった。薬草の入ったお湯に足をつけている間に肩などを揉んでくれたが、期待した足裏のマッサージはしてもらえなかった。脚洗の料金も30元だったが30分で終わってしまい今日はちょっと期待はずれだった。しかし、1時間で60元(900円)だから日本の料金を考えれば5分の1以下だ。


金龍大酒店

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