貴州省旅行記
6日目 姉妹飯観光
今日は台江を経由して施洞に行き、ミャオ族の祭「姉妹飯」を観光した。
今朝も朝食前に町の中を散歩する。モニュメントのあるロータリーの近くに路地があり、重そうな荷物を担いだ人たちが歩いていく。登校途中のの小学生もたくさん歩いていて道端に露店の食堂に立ち寄って食べている小学生も見られる。
荷を運ぶ人 小学生
道端の家から眉尾鳥のさえずり声が聞こえる。中国では眉尾鳥を飼うことがはやっていて、よくさえずるようにするため毎朝集まって鳴き比べをさせることが行われている。このときも鳥かごを持った人が丘の上のほうに歩いていく姿が見られた。
眉尾鳥を運ぶ人
8時半からホテルの近くにある博物館を見学する。赤字のため1階は家具屋に貸してあるが、展示物はなかなか見ごたえがある。民族衣装をつけたマネキンががたくさん展示されていてじっくり見たかったが時間がなくて引きあげなければならなかった。
9時40分にホテルを出発、田んぼの広がる美しい田園地帯を走って姉妹飯の会場がある施洞鎮へ向かう。
車窓の風景
会場に近づく荷台にいっぱい人が乗った軽トラックが走っていた。祭を見に行く人たちを乗せているのだ。
会場へ向かう人たち
11時40分施洞鎮に到着、姉妹飯は14時頃から始まるので先に村の食堂で昼食をとることになったが、客が多くて部屋が間に合わず路地に食卓を並べて食べているグループもある。SARSの影響で客の50%がキャンセルしてしまったというが、それでもこんなに混むのだからSARS騒ぎがなかったら大変なことになっていたろう。
路地で食べる人たち
食事の用意が整うまで村の中を散歩する。食堂の側の広場でミャオ族の人たちが民族衣装などの土産物を広げて売っている。裏皮の上に全面手の込んだ刺繍がしてある見事な民族衣装があったので参考に値段を聞くと2000元と言われた。買うつもりはなかったが、遊び半分500元と言ったら少し下げ結局1000元(15000円)まで下がったので買ってしまった。良い記念になったが手持ちの元が残り少なくなり、もっと両替しておけばよかったと後悔した。
土産物 民族衣装背面
広場の前には田んぼが広がっている。刈り取られた稲が塔のように積み上げられていて昔の日本の農村の風景が思い出されて懐かしい。
田んぼ
畦道に野ばらが咲いていた。野生とはいえ直径8cmもある見事な花だ。この花はこの後あちこちで見られた。
野ばら
昼食はミャオ族の料理だったが、これまで食べてきた料理とあまり変わらなかった。
ミャオ族の料理
食後、そばの河に行くと2艘の竜船が浮いていた。竜船競争は毎年5月5日に行われるので今日は観光用に浮かべたようだ。舳に座った人が太鼓を叩いてそれに合わせて立った漕ぎ手が一斉に櫂を漕ぐ。波しぶきが上がってなかなか勇壮だった。
竜船
舳
13時30分発、5分ほどバスに乗り、さらに田んぼの中を10分ほど歩くと河原に出た。
会場に向かう人
河原では大勢のミャオ族の女性が集まっている。やがて民族衣装を着たミャオ族の娘が太鼓を叩き始め、それに合わせて大勢の女性が集まって何重もの輪になって踊り始めた。若い人よりも中年の女性が多い。いろいろの村からやってくるので民族衣装もさまざまで、銀の冠をつけた娘さんはあまり居ない。
太鼓を叩く娘さん 踊る女性
踊りの輪
30分ほどすると踊りが終わったので河原を歩き回る。遅れて来た人たちが銀の飾りをつけている。なかには小学生くらいの女の子もいて、結婚相手を探す場という姉妹飯の役割はすっかり変わってしまっている。
気温が30度を越え、ひどく暑いのでアイスキャンデーを買ったら1本5角(7円)だった。喉が渇いてしょうがないので帰るまでに4本も買ってしまった。
銀飾りをつける少女
年頃の娘さんもいたが全体から見ると少数だ。
銀飾りをつけた娘さん
集合時間が近づいた頃、年頃の娘さんたちが続々とやってきた。心残りだったが引き揚げ、18時30分に凱里飯店に到着した。あと30分は会場に居たかった。
今日の夕食にはソーメンが出た。田村さんが日本から持ってきて作ってくれたのだ。たっぷり量があったので、ホテルの料理はあまり食べられなかった。