ベトナム旅行記(中・北部)

2日目(6月18日) ハノイからバックアンへ

 今日はハジャン省の町バックアンまで陸路で移動する。ハジャン省はベトナム最北端の省で面積H7884平方キロメートル、人口は62万人で22の少数民族が暮らしており「少数民族の宝庫」と言われている。
 6時半からホテルのレストランで朝食をとる。ブッフェ式だったので食べ過ぎてしまい、後悔しながら外に出ようとしたらフォーのコーナーがあるのに気づきまた食べてしまった。

 
フォーのコーナー           フォー

 売店のお姉さんがきれいなアオザイを着ていたので写真を撮らせてもらう。アオザイはベトナムの民族衣装として名高いが、純白のアオザイが制服の女子高生は別として、ホテルやレストラン以外ではあまり見られなくなっている。 


アオザイ

 旅行の前半使う4WD車に点検中に故障が見つかり到着が遅れるというので、ホテルの前を通るバイクを眺めながら待つ。通勤の若いOLからお坊さんまでいろいろの人が走っている。なかには1台に4人乗った家族連れのバイクや重いジャックフルーツの実を数十個と小型トラック並みに荷を積んだバイクなども見られる。

 
OL              お坊さん
 
4人乗り            トラック代わり

 8時35分ホテルを出発、今日も晴れていて気温はすでに31度に上がっている。同行するのは昨年の秋の旅で世話になった日本語ガイドのヒューさん、中部を案内してくれる日本語ガイドのテーさん、ハジャン省の現地ガイドスーさんである。
 10分ほどでホン河にかかるチュンユン橋を渡る。この橋は長さが1320mあり、ベトナム人が造った最初の長い橋である。自動車専用で4輪とバイクは別の車線になっている。この橋を越えるとカラオケやミニホテル、ゲストハウスが並んでいる。1泊10ドルで泊れるというので若い男女に利用されている。

 さらに20分ほど走ると田園地帯に入り黄金色に色づいた田んぼが見える。このあたりは3期作ができ、6月と11月に稲刈りをしてその後は野菜やトウモロコシを作っている。田んぼの間に工場などが見える。このあたはまだハノイの市内なので工業団地が造られているのだ。


田園地帯

 出発後1時間ほどで十字路に出て、ここで左折してハジャン省への道に入る。この十字路を直進すると中国との国境の町カオバンに、右折するとランソンに行く。さらに10分ほど走り道端の食堂で休憩をする。気温はすでに35度まで上がっている。アイスクリームを食べたかったが、なかったのでスプライトに氷を入れて飲む。こう暑くては氷は食べるなという注意など守っていられない。

 
ハジャン省への道        食堂 

このあと10分ほど走るとハノイ市を出る。道の両側には田植えの光景が次々見える。


田植え

 11時にロー川にかかる橋を渡る。このあたりには緩やかな棚田が見える。11時20分ソンナム村を通過、さらに10分ほど走ると石灰岩の奇岩の山が見えてきて、山の間の道を走る。このあたりになると高床式の家が見られるようになる。このあとロー川の流れを左に見ながら走り続ける。

  
橋             石灰岩の山           ロー川

 12時20分チンクワイ市に入る。チンクワイ市はチンクワイ省の省都で人口は6万人である。ここの中心部にあるホテル・トゥイエントアのレストランで昼食をとる。

  
             チンクワイ市中心部          ホテル・トゥイエントア

 ホテルのレストランといっても大衆食堂と大差ない。ヒューさんが料理を注文してくれたが初めに出てきた料理だけでも1人で食べきれる量ではないのに、揚げ春巻が出てきて、最後にライチがどっさり出てきた。ヒューさんによればこれがベトナム人の食べる普通の量だというがとても信じられない。

  
料理              揚げ春巻             ライチ 

 13時10分チンクワイ市を出発、道が未舗装になりぬかるみを走る。雨が降ったら走れなくなってしまいそうだ。


未舗装の道

 14時40分タカイ村を訪れる。この村にはザオ・オンチェ族が住んでいる。1人の女性が民族衣装を着ていたので写真を撮らせてもらう。彼女はこの格好で道路工事をしているのだ。

 
民家                民族衣装(拡大)

 農家の庭にたくさんのミツバチの巣箱があった。暑さ除けのためかヤシの葉をかけてある。ミツバチはおとなしくすぐそばまで近づいても攻撃してこなかった。

 
ミツバチの巣箱          巣箱入り口

 20分ほどして村を出発、さらに20分ほど走るとハジャン省に入った。道の周囲には黄金色に色づいた田が続き、稲刈りや脱穀をしている人の姿が見える。

  
黄金色の田               稲刈り               脱穀

 国道から脇道に入り20分ほどでバウラオ村に到着したこの村にはザオ族が住んでいて、田んぼで民族衣装をきた姉妹が脱穀作業をしていた。22歳と30歳だそうだが眉毛を剃りビンロウで口の中が黒くなっているのでとてもそんな年には見えない。

 
脱穀             姉妹

 この村にはヤシの葉で葺いた屋根の高床式の家が並んでいる。


高床式の家

 1軒の家の中を見せていただく。この家は50年前に建てた家で床は竹になっている。材料を集めるのに3年かかり建てるのに1月半かかったという。

 
室内               囲炉裏
 
天井付近              母子

 国道に戻り今度はクラオ族の住んでいるコイファット村を訪れる。村は急な坂道を登った山の中にあるのでバイクタクシーに乗っていく。


山道

 10分ほどでコイファット村に到着、村長の家に行き家の人に民族衣装を着てもらい写真を撮る。


クラオ族(拡大)

 近くに小学校があったが夏休みなので教室には机が積み上げてあった。


小学校

 国道に戻り、途中の食堂で氷ぜんざいを2杯食べて体を冷やし、18時20分今日の目的地バックアンに到着、ビンミンホテルにチェックインした。


ビンミンホテル

 ホテルで水シャワーを浴びて1時間ほど休んだあと近くの食堂に夕食を食べに行く。昼に食べ過ぎたのでフォーにしてもらったが田舎のせいか量が多くてダイエットにはならなかった。

 
食堂             フォー

 夕食後ホテル付属のマッサージに行く。料金は7万ドン(500円)に下がったがちゃんと1時間してくれた。技術もうまかったのでチップに5万ドン渡したら満足そうな顔をしていた。日本人の感覚だと7万ドンの料金に5万ドンのチップは出し過ぎと思えるが、ヒューさんの話ではベトナムではこれくらいのチップが適正で、場合によってjはチップの方が高くなることもあるという。


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