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ご質問への回答を適宜アップしております。


Q-17.
インフルエンザの予防接種は2回打たないと効かないのですか?

 新型インフルエンザが出現しない限り、年少児を除くほとんどの人がインフルエンザに対する基礎免疫を獲得しており、1回の接種で追加免疫が得られるため、欧米諸国では9歳以上の接種回数は1回です。

 日本では、65歳以上の高齢者に対しては1回接種が推奨されています。これは、厚生科学研究費による研究「インフルエンザワクチンの効果に関する研究」で、2回接種の効果が不明であり、1回接種で抗体価は十分上昇し、重症化を有意に阻止した、という結果に基づいています。

 13歳以上64歳以下の方でも、近年インフルエンザに罹患していたり、昨年インフルエンザの予防接種を受けている方は、1回接種で追加免疫による十分な効果が得られると考えられます。一方で2回接種をしたほうがより抗体価は上昇するという報告があります。一般論として予防接種には接種毎にアレルギーなど副作用リスクがあり費用もかかります。接種回数を1回にするか2回するかの最終判断は、受ける方の意思と医師の判断によることになります。接種の際に、最近インフルエンザにかかったことがあるかどうか、最近ワクチン接種を受けたことがあるか、そして現在の体調などを担当医師に伝え、特に小児の場合にはインフルエンザにかかった場合の脳症リスクなども含め、よく相談してお決め下さい。


Q-16.
インフルエンザシーズンにSARSや新型インフルエンザが起こったら、どうすればよいのですか?
 SARSはSARSコロナウイルス、インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症で、違う病原体によるものですが、初発症状は、突然の高熱、筋肉痛、全身倦怠感など極めて似ているため、症状で区別はつきません。鳥インフルエンザが変化するであろう新型は人類未経験のウイルスですが、タイプとしてはA型インフルエンザですので、ヒトに感染した場合、症状で区別がつかないのです。

 これらは国立感染症研究所などで、亜型あるいは遺伝子配列などの詳細な解析を行って初めて確定診断できます。

 インフルエンザ様の症状が長引いたり、症状が強いか激しい場合で、かつ、実際に上記症状の患者さんと濃厚な接触をしたか、介護したか、同居したか、あるいはその体液に接触したか、上記ウイルスを含んでいる可能性のある検体を取り扱っているか、新型発生国に渡航後発熱した場合などには、保健所に相談し、指示に従って下さい。→  新型インフルエンザ


Q-15.
Bさんと同じ様な診察を受けているのに、なぜBさんと支払いが違うのですか? また、なぜ日によって支払いが違うのですか? 明細付き領収証の内容では、どうしてなのかよくわかりません。
 日本の医療機関は、自分たちで診療の価格を決められません

 医療費の規則は、国が決めています。そしてその仕組みは、「1ヶ月に2回まで」とか、「初診から1ケ月経過してから」「生活習慣病の場合には」「3ヶ月に1回は」「複数科受診の場合には」「処方日数が・・日の場合には」「健康診断と同日の場合には」など、細かく場合分けされており、とても複雑になっています。例えば高血圧・高脂血症や糖尿病などで通院している場合、1ケ月経過すると「特定疾患療養指導料」が加算となり自己負担が増えたりします。検査・処置の組合せや回数でも複雑に変わってきます。

 医療の価格や場合分けは、医学の進歩とはあまり関係なく、財政状況などで国がどんどん変えています。患者様の自己負担の割合も、国がどんどん変えるでしょう。

 当クリニックは、日本の医療機関として厳正に、決められた規則に従っております。私達は、皆様に健やかに人生を楽しんで頂くために、今後とも末永く専門医による地域医療を継続しうる事を願っております。ご不明な点は、受付または院長にお尋ね下さい。よろしくお願い致します。


Q-14.
妊婦はインフルエンザの予防接種はしない方がいいですね?
 日本ではそうなってますが、海外では予防接種を奨めている国もあります。よく考えて決めましょう。

 日本では、「国内での調査成績がまだ十分に集積されていないので、現時点ではワクチンによって得られる利益が不明の危険性を上回るという認識が得られた場合にワクチンを接種する」となっています。

 出産後にお母さんがインフルエンザにかかっても、母乳内にウイルスはまず出ませんが、お母さんはインフルエンザの症状が出る前から飛沫でウイルスを排出します。お母さんと乳児は日常的に濃厚に接触しますから母子感染の確率は高いとされています。お母さんが抗ウイルス薬を飲んだ場合、母乳に出るので授乳はできません。乳幼児のインフルエンザ重病化率は高い事がわかっています。

 例えば米国では、専門の諮問委員会の提言に基づき、「妊娠期間がインフルエンザシーズンと重なる女性は、シーズン前に予防接種を行うのが望ましい」と明示しています。

 予防接種により胎児に異常が出る確率が高くなるというデータはありません。ただし妊娠「初期」は、いろいろな原因で自然流産することもあるので控えておくのが無難と考えられています。

 いずれにせよ妊婦の方は、インフルエンザシーズンは人混みを避け、外出時はマスクを着用し、外出後には必ず手洗いし、部屋を加湿し感染をできるだけ予防して下さい。


Q-13.
先日、子供がはしかの予防接種を受けました。インフルエンザの予防接種はいつになったら可能ですか?
 はしか接種後は4週間です。(生ワクチン:はしか・風疹・みずぼうそう=帯状疱疹・BCG・ポリオ・おたふくかぜなど)。

 生ワクチンではない予防接種後は1週間です。(ジフテリア・百日咳・破傷風・DPT・肝炎・日本脳炎・肺炎球菌など)詳しくは→感染症情報センター

 かぜひき後もできれば1週間くらい経ってからが良いでしょう。インフルエンザの予防接種は効果が出るのに2週間以上かかりますので、できれば12月中旬までにお受け下さい。


Q-12.
入社試験用の健康診断書は、どれくらいで作成できますか?
 血液検査が不要ならその場で作成します。
 詳しい血液検査が必要な場合は、外注した結果が返ってきてから記入しますので、曜日にもよりますが通常2〜3日後にお渡ししています。

Q-11.
子供の時に心臓手術を受けました。術後10年以降は定期受診していません。今後のため、調子の良いうちに1度受診しておくべきですか?
 私の経験からいえば1度受診しておく事をお奨めします。しかし絶対に受診しなければいけないという事はありません。
 心臓手術の種類その他により一概には言えませんが、何十年も経ってから心臓や肺に負担がかかったり、脈の乱れが出てきたりすることがあります。ずっと大丈夫な方もいます。全く術後に「ふつう」と考えて良いのは動脈管開存症だけという見解もあります。
 調子が良いうちにチェックをしておけば、これから加齢による体調の変化が起きてきた時に、変化の程度やスピードがわかり、その後の注意や治療にいろいろ役立ちます。

Q-10.
家で血圧を測ると、1回目が高く、2回目が低いです。どちらが正しいのですか?
 どちらもあなたの血圧ですが、最近は、高血圧の正しい治療のために、高くても低くても1回目の測定値を血圧手帳にメモする事が推奨されています。
 詳しくは→こちら

Q-09.
最近頭が重い日があるのですが、血圧が上がってるのでしょうか?
 わかりません。頭が重い・頭が痛い・肩こり・めまい・はきけ・耳鳴りなどが高血圧の症状と思われている方が多くいらっしゃいますが、それらの症状は血圧が正常の方々と頻度に差がない事がわかっています
 つまり高血圧に特有の症状はありません。高血圧を放置すると無症状のまま、いきなり脳卒中・心筋梗塞などが起きるため、高血圧はサイレント・キラー(静かなる殺人者)と呼ばれたりします。ですから、定期的な血圧測定や心電図など諸検査がどうしても欠かせないのです。
 家庭での血圧の測り方は→こちら

Q-08.
循環器科とは、 普通の内科とどこがどう違うのですか?
 循環器科を一言でいうと、『心臓と血管』にかかわる不具合をよく診るところです。心臓は皆様の体に1つある特別なポンプで、心臓から送り出された血液は、血管を通って全身に酸素や栄養を運び、要らないものを回収して戻ってきます。このポンプや『全身への血のめぐり』の調子が悪いときに、その原因を調べたり、対処したりすることを得意としています。
 循環器の不具合は赤ちゃんからお年寄りまでいつでも起き、血液循環は全身に関わりますから、循環器科のお医者さんは他の専門科と相談などしながら、実際には全身を総合的に診ています。
 具体的な症状は→こちら

Q-07.
コレステロールが高いと言われてますが、体調も良く忙しいので医者に行けません。
 早めに一度循環器科をご受診される事をお奨めします。理由は→こちら

Q-06.
長いこと塩分をひかえていますが、血圧が下がりません。
 塩分をひかえめにする事は誰にとっても良いことですが、塩分をひかえると血圧が下がる人が4割、あまり下がらない人が6割です。→こちら

Q-05.
心臓が弱いと言われていますが、インフルエンザの予防注射を受けても平気ですか?
 心臓の力をはじめとする体力の落ちた方や、ご高齢の方、そしてお子様が、インフルエンザに罹ると重病化し命にかかわる事が多いので、むしろ積極的に予防接種を受けるべきとされています。接種前の問診表に、心臓の状態についてできるだけ詳しくご記入し提出してください。一般的には心臓病があっても、体調さえ良ければ予防接種は問題なく可能です。
 かぜをひいていない時にご来院下さい。

Q-04.
心臓病があると言われ心配です。どう向き合っていけばいいですか?→こちら

Q-03.
心臓病にならないためには、どんなことに気を付ければいいですか?→こちら

Q-02.
家族が血圧が高く脳卒中になりました。私は大丈夫でしょうか?→こちら

Q-01.
どんな症状があったら病院に行かなければいけないのですか?→こちら


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