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「脂質異常症と食事」


コレステロール値が下がらなくて心配?
コレステロールは、細胞膜やホルモンの成分として重要な役割があり、身体になくてはならないものです。極端な注意でコレステロールが不足すると、赤血球や血管がもろくなり、ホルモンの力や消化吸収力も弱い状態になり、逆に危険です。
判断する際には医師にご相談下さい。
食事内容にはゆとりをもって、定期的に血液検査などしながら、以下のことにお気をつけ下さい:
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1.
多様な食品で栄養バランスを
主食、主菜、副食をそろえ、目標は1日30食品。色々食べることが、生活習慣病を予防することになります。
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2.
生活に見合ったエネルギーを
食事はいつも腹八分目
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3. 脂肪は量と質を考える
動物性より植物性を
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4. 食塩は取り過ぎないように
食塩1日10g 以下で
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5.
生野菜、緑黄色野菜を毎食取る
がんになりにくいように
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6. 野菜、海藻を多めに
食物繊維で便秘や大腸がんになりにくいように
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7. カルシウムを十分に
牛乳、小魚、海藻を若いうちから欠かさずに強い骨を
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脂質異常症には
細かいタイプがあり
またリスクは刻々変化します。
詳細は医師にご相談下さい。
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「動脈硬化性疾患診療ガイドライン2007年版」は、総コレステロール値を診断基準から除外し、病名としての「高脂血症」を「脂質異常症」に変更しました。
これは「総コレステロール値が高いと体に悪い」は間違った概念で、「悪玉コレステロール=LDLコレステロール値が高いと体に悪い」が「善玉コレステロール=HDLコレステロールは低いと体に悪い」が正しかったという大切な訂正です。
Friedewald「フリードワルド」の式
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総コレステロール = "LDL (悪玉)" +
"HDL (善玉)" + "中性脂肪/5"
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血液中の脂質に異常があると、何故いけないのでしょう? 脂質のバランスが悪いと、血液の品質が劣化し、流れにくくなりつつ、悪い成分が徐々に血管を狭くもしていきます。
その進行中は何も症状がありません。体調は良いと感じたまま。信号機で言えば、実は黄色なのに、私達には青に見える状態。なぜこうなるのでしょう。動脈硬化は、血管の内側が75%ぐらい詰まってからでないと症状が出ないのです。そして、75%以上詰まってから後の進行は速いのです。いわば残念ながら、体の信号機は青から赤に急に変わる仕様なのです。
脂質異常症
高血圧
高血糖
家族歴
喫 煙
男性・加齢
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動脈硬化
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心臓病(心筋梗塞・大動脈瘤など)
脳血管疾患(脳梗塞・脳卒中など)
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呼び方が「高脂血症」から「脂質異常症」へ(2007年)

(詳細は医師にお尋ね下さい)
具体的な治療方針は血圧同様、脂質異常が起こり始めた年齢、男性か女性か、血管の硬さ、生活習慣の改善がしやすいか、心臓が弱ってないか、他の疾患や動脈瘤はないかなど、年齢・性別・体質・病状・ライフスタイルを考え合わせ、同時に他のメタボリックシンドローム因子にどう対処していくかご本人と一緒に考える事になります。→
血
糖?、メタボリックシンドローム?、塩
分
医者に行くと、仕事にさしつかえるような事を言われ困ってしまうので行かない、という方も多くおられます。働かなければ生活できませんし、つきあいもあります。脂質に異常があっても日常生活に支障ありませんし?
仕事や社交界から見れば、その通り。しかし体にとっては、まるで黄色がない信号機の交差点を毎日渡っているようなもの・・ 医学知識を毛嫌いしても仕方ありません。ただただ見据えてあげていただきたいのは、脂質異常症は心筋梗塞や脳卒中など「致命的な」病気の土台であるというあなた自身のお体です。

東京都医師会:医師向け資料:より改変
食事とか、運動とか、薬物とかは、皆様が自ら選ぶ「生活の工夫」であり「医学の活用」です。いろいろな事を知り、上手に選んでいけば良いのです。大きな発作に襲われてしまい、それまで当たり前であったご自分を失ってから「知らなかった」「実行すればよかった」と後悔される悲劇が少しでも減ることを、幾多の経験から、私達は心から願っております。


(詳細は医師にお尋ね下さい)

(詳細は医師にお尋ね下さい)
つまり、脂質異常症の管理や治療の基準値(数字)は、国や立場によっても違うくらいの流動的な目安であり、ご自分に当てはまらない細かい数値に一喜一憂するためのものではありません。ご自身のリスク状態を正しく知っていて、日ごろから血液を劣化させない「上手な工夫を少し」する、これが一番です。特にご高齢の方は、テレビなど見て怖くなり、無用に注意しすぎて低栄養→老化進行となって元も子もありません。
東京都国立市 今村クリニック
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