KSR−U!!

 なぜKSR-Uなのか?SR400には悪いがちょっと(?)ドラマチックだ!

発端:1999年8月。

 友人と四国をキャンプツーリング中、ヤツは現れた。
四国カルストへの道、ひょんな事から同じ道を走ることとになった赤いKSR。
(ガス欠だったヤツを助けた我々だがタダで助けるほど甘くはない。
うまいサケとナイスなキャンプ地を供給してもらうべく、
先導してもらってたのだ。)

 ヤツはたかだか10ps。こちらはSR400×2台。
パワー的に負ける訳はない。こちらは免許取ってから5年。
初心者じゃないと思ってた。

・・甘かった。

 ヤツは速い!!私よりはるかに速い友人でさえ抜く事はできない!
いかにこちらがキャンプ道具満載であれ、ヤツも同条件!!
(サイドバッグついて、デイパックしょってた。)
ゼファー1100(まあ2人乗りだからしょうがないよね)を追い上げつつ
視界から消える・・と困るから全力で追い上げる!

やはり、腕の差か・・。(そう、呉市ナンバーのあなたですよ。)

 その後一緒にサケを飲む。
寝袋を持たずに来た友人は凍死しかけたそうだがこの事態の前では
どうでもよい。
 すさまじいインパクトとともにその日は暮れる。

発火:2000年2月

 買い物に行けるバイクが欲しいなあと思う。
SR400はいいバイクであるように思えるようになってきたがあれ一台で
すべてをこなすのは面倒だ。

 ケミカルを買いに某ショップへ行き、併設のバイク屋にふらっと入る。
店員さんに声をかけられ、「ん〜、2台目ほしいなぁ。」
とか言っちゃったのが運の尽き。

 店員さん「ちょっとまっててくださいね・・。さあ、地下にどうぞ。」
秘密基地のような地下へのエレベーターに乗り、地下へ・・。

 そこにいたのは・・。KSR−U!!(それも赤!!)
またがる・・。予想よりもはるかにいい感触のサス、がっちりしたカンジが・・。

・・ハンコ押しちゃった。

ってなわけで、SRのとなりにKSRはたたずむ。
・・まだヤツほどの腕はない。
バイクが同じであれば同じ走りができる訳じゃないことはわかっている。

 それでも、私はコイツが好きだ。


 



林道デビュー・1000km突破。

 2000年 5月13日。

・・・久しぶりにKSR2に乗る。
祖父が先週亡くなったので祖母の家に挨拶へ行き、その後行きつけの床屋へ行く。

SR関連のカスタムショップ(京都のオフィシャル)へ行き
SRのライトステー(ヒビいっちゃってるから交換したい)を物色する。

・・このまま帰るのは芸が無いな・・。あ、カモノセキャビン行こうっと。

(注:京都R161沿いのログハウス喫茶店。なぜかツーリングマップルにも載っている。)

ぶいーん。ぶびびびびびび。ぱいーーーん。ぱぱぱぱぱぱぱ。(こんな風に聞こえる。)
今日も快調である。朝にフロントアクスルシャフトを引っこ抜いてモリブデングリスを塗っといたので
フロントからの「きこきこきこきこ・・」という異音もきれいに消えている。

ああ、やっとついた。GW明けのせいかヒトが少なくのんびり走れたし、店もすいている。

トーストとウィンナーコーヒーなど注文。

勝手に「ご主人」と名づけたイヌをさわる。嬉しそうである。(イヌが。)
以前「無職の」ヨシザキさんから逃げ回った「大ネコ」が表にいるのでさわりに行く。
「にゃいーん。ごろろろろろ。」・・・かなりキョーレツに気に入って頂けた様子。
椅子に座った僕のひざの上にのって(重い。)ぐりぐりジャレついてくる。
「うふふふ。ウイヤツじゃのう。」
10分ほどネコと遊び(「ご主人」はスネてしまった。すまん。)コーヒーをのんでしばしのんびり。

以前「日頃帳。」に書いたアメリカンショートヘアー風味の子猫も元気であった。

全身ネコの毛まみれになってから帰途につく。

・・このまま帰るのは芸が無いな・・。あ、八丁林道行こう。

ひょんなことから林道デビュー。さあてれっつごー。って八丁林道って整備がすすんでて
舗装部分も多いしダート部分もガレ場(石ごろごろの所)もほとんどないフラットダートになってる。

・・走りやすいな・・。(いとふはジェベルでけっこう林道を走り込んでいるので緊張感はあんまりない。)
ぱぱぱぱぱぱ・・。サスがしっかりしてるからむしろ安心して飛ばせるし。

 ・・しかしタイヤがタイヤなのでダートはあんまりグリップしない。かなり横滑りする。
・・視線も低いからスピード感満点。(舗装路でも同じだけど)
 でも半舗装の八丁にこのタイヤはベストチョイスか?

・・・昔は京都方面に行けたのだが工事中との事でゲートしまってたので引き返す。
ん?なんか天気が怪しいな・・なんだか雨の匂いがする・・。

 まあゴアテックスのウェア着てるし小雨ぐらいなら大丈夫でしょ。

ポツポツ・・。「あ、きたきた。駐車場に停まって、と・・。」
(ちなみに「嵐山ミーティング」のあの駐車場です)
ざざざ・・・・ザザザザザザザザアザアザザザザザザッ!!「わーっ!!」

KSRごと公衆トイレの入口に突っ込んで完全に中に入ってしまう。
小さいからできるんだよね・・。SRだったら絶対びしょぬれコース。

100mほど先のカンバンが霞んで見えなくなる。

ごろごろごろ・・ピシャーン!!!  ああ、カミナリが・・。

どざざざざざざ・・。ばこ。「?」
ばこばこばこ。ごががががん!がつんがつん!!!ががががががががが!!
「!??」 なんか白いものが降ってきた。「雹だ・・。」
あの自販機(カップでてくるやつ)から出てくるぐらいの氷(子供は食べる。いとふも食べるやつ。)
が降って来ている・・。走っていた車が続々とハザードをつけて停まっていく。
クルマにキズいくやんな・・。かわいそうに。
などとバイクごと公衆トイレにはいっているいとふは思うのであった。「缶コーヒー買ってこようっと。」

 はあ・・ごきげんよござんす・・。眠くなってきた・・。雹は15分ほどでやみ、雨も弱く・・。

さて、帰るか・・。雹に打たれて落ちた葉っぱが滑る。雹が道端に積もっている。
「なんだか楽しくなってきたな・・」(いとふは台風の後とがが好き)

ざざざ・・「え?」ザザザザザザザザアザアザザザザザザッ!!「わーっ!!」

パンツまで浸水。上半身にも縫い目から浸水中!!もうヤケ。
ああ、京都が見えてきた・・。なんか前方に落雷しまくっている。道が川になりつつある。

R24・京都市 伏見区近辺。

水深10〜15cm。KSRで川渡り(違うって)する羽目になるなんて・・。
どばばばばばば。スクーターとかはエアクリーナーに水を吸ったのだろう、停まっちゃってるのが多い。
KSRは一応オフ車の設計。シート下から吸気するのでまだまだ余裕。
水の抵抗は意外に重い。4stになったのかと思うほどエンジンブレーキ(違うって)が効く。

・・やっと家に到着。林道行ったとは思えないほどキレイになったKSR。・・っていうか初めての水洗い。

「ふう・・。あ、オドメーター1000km超えてる。」

KSRの慣らしは一応メドがついたかな。・・・しかし、1000kmでこんな目にあったということは・・。
「2000km突破!!KSR水没!!」・・とかになっちゃうのでは・・(笑)


かすたまいじんぐ。

 ・・しかし、どこをどうカスタムしろというのだろう?
いじるとこなんてあんまりないよなぁ。
 まあとりあえずお決まりのクラブグリーンサムのオフロードミラーに交換。
(ジェベル・SR・KSRとすべて同じミラーでありんす。)
あとこの先サイドバッグをつけるかもしれないのでマフラーに
ヒートガードを取り付ける。とりあえずこんだけ。
 ああ、あとディスクロックを車体につけておけるように加工しておく。

・・・・まあ僕にとってはスクーターみたいな扱いではある。
110ccにボアアップできるようだがまあ必要あるまい。
 あと、オイルはとりあえずカストロールTTS。
あんまりカストロくさくない(誤解を招く表現)のが残念だが
それは新車時の2stオイルと混ぜて使ってるからだろうか?

 以下、随時更新。



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