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            しつけ=決まり+賞罰


(1)決まりは具体的にする。

【例】×「部屋をきれいにする。」←抽象的であるために、親と子で、何が「きれいにする」ことかの理解にずれが生じやすい。
○「脱いだものをたたんでしまう。」「掃き掃除をする。」など

(2)
決まりには一貫性を持たせる。
【注意】日によって親の態度が変わると、決まりも守らなくて良いと思うようになる。→規範意識が薄くなる。/数学などの規則性を見分ける学習課題に確実に対処出来なくなる。

(3)賞罰には一貫性を持たせる。=必勝必罰

(4)罰については、あらかじめ予告しておく。
【注意】予告なしの賞罰は、「こうすればこうなる」という因果関係の理解力を育てる可能性を閉ざし、後々、非科学的な行動基準を持つようになる。【例】オウム真理教の信者など。

(5)決まりの重要性に序列をつける。
【注意1】硬直化してもいけない。
【注意2】最も重要なものから実行に移すのが確実。

(6)
賞罰は即時に与える。
【注意】時間がずれると、子供には何故なのかが分からない場合がある。

(7)
賞罰を具体的に言葉で補う。
【注意1】分かっているように思えても、何故叱られるのか、褒められるのかを、言葉で具体的に説明補足することが、本人の「決まりを守ろう。」という意識を強化する。 
【注意2】全人格的な賞罰(「おまえは馬鹿だ。」「いつもお利口さんね。」など)は、子供自身の自己像を歪める。甘やかせば自己を過大に評価するようになるし、辛く当たり過ぎると自己を過小に評価するようになりやすいので、注意が必要だ。
【注意3】心から褒める。冷静に叱る。感情的に叱ると、罰の効果がなくなる。一時的には、決まりに従っても、親や決まりに対して反抗的な態度を採るようになったり、ないしは、親や決まりを無視するようになる。→神戸の酒鬼薔薇になる。
【注意4】親から見て不満足でも、本人が「自分なりにここまで出来た。」という意識でいると分かるときは、脇から、言葉で、具体的に褒めてやる必要がある。←自分で自分をコントロールすること(これが教育の最大目的でもある。)に慣れていない子は、上手く出来たという気持を表情や態度に表すのも上手くない。
【注意5】上手く出来たときにシールを与えたり、表に○、×を書き込むようにして、本人の達成度合いを客観的に表す。→親子共に励みになる。
【注意6】他人や兄弟との比較は禁物。親が自分に愛情を持っているのかを疑問視するようになり、ひいては、親の愛情による子供の矯正が効かなくなる。

(8)子供の注意を引くには、頭や肩に手を載せて、触覚的刺激も併用して相手をする。

(9)子供の悪い行動が、パターン化されているときは、それに名前を付けて、自己の行動を客観的に捉える手掛かりとしてあげる。←名前がないと、それを対象として意識することさえ出来ない。


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